2021年10月28日 21:45
◆ 最終回:新時代を切り拓いたニューアイコン “SHO TIME”の第二幕が始まった。 現地26日(日本時間27日)、大谷翔平はMLBのマンフレッド・コミッショナーから特別表彰を受けた。 1998年に創設された同賞は、歴史的な偉業を達成した選手、チームに贈られるもので、定期的な受賞ではなく、特筆すべき活躍が認められる時だけに選出される。大谷の受賞は2014年のデレク・ジーター(ヤンキース)ら以来7年ぶりのこと。日本人としては、2005年のイチロー(マリナーズ)以来となる。 「最高のレベルで、投打でプレー出来る選手を見つけるというのは凄いこと。2021年に、そういう人間がやってきた」。 「ショウヘイのような国際的なスターの誕生は、野球の世界的普及を目指す我々にとってパーフェクトなタイミングだった」。 コミッショナーの言葉に偉業のすべてが込められている。 ワールドシリーズ終了後には更なる受賞ラッシュが控えている。「ハンク・アーロン賞」に「シルバースラッガー賞」そして、シーズンのMVP。 すでに米野球専門誌「ベースボールダイジェスト」が選出する野手部門の最優秀選手に選ばれた。同賞受賞者は14年連続シーズンMVPに選ばれるなど信頼性が高く、大谷にも当確ランプが灯った格好だ。◆ 異例の挑戦を支えた出会い 国内では26日、今季限りで勇退する日本ハム・栗山英樹監督の退団セレモニーが札幌ドームで行われ、大谷からもビデオメッセージが寄せられた。 「今、こうして周りの人に(二刀流を)少しずつ受け入れてもらえているのも、栗山監督がいてくれたからです。(中略)暇が出来たらアメリカにでも遊びに来て欲しいなと思います」。恩師には何よりの言葉となった。 2012年のドラフト1位指名。大谷の本格的な二刀流はここからスタートした。このドラフトでは、メジャー志向の強い大谷を各球団は指名回避する中で唯一、手を上げたのが日本ハムだった。入団交渉は難航が予想されたが、球団の用意した二刀流の育成計画が決め手となったと言われる。 当時のチームメイトである田中賢介氏(現評論家)らも「どこかで投手か野手に絞るのだろうと思っていた」と二刀流に半信半疑だったが、栗山監督の育成にブレはなかった。 NHKの特集番組に登場した大谷の父・徹氏は自ら少年時代に野球を指導したが、「一生懸命、声を出す事、投げる事、走る事」だけを口酸っぱく言い続けたと言う。花巻東高の佐々木洋監督も、選手に限界を決めず、大きく育てることに腐心している。そして日本ハムは栗山監督を中心に二刀流へ道をつけた。 仮に19歳からメジャーの門を叩き、二刀流に挑戦していても現在の大谷の姿は想像しにくい。激しい競争社会の中で埋没したかもしれない。類まれな才能はもちろんだが、進む先々で素晴らしい指導者に巡り合い、何より本人が少年のように夢を追いながら、不断の努力を続けたから現在の怪物がいるのだろう。◆ 目標であり基準となった『SHO TIME 2021』 大谷の出現は、今や全世界の野球界の常識すら打ち破ろうとしている。 メジャーではレッドソックスのアレックス・バードゥーゴ選手が来季以降の二刀流挑戦を明らかにしている。レッズのマイケル・ロレンゼン選手やインディアンスのアンソニー・ゴース選手らも同様だ。レイズのブレンダン・マッケイ選手はこう語っている。 「野球をやる少年たちは、もう投手か打者かを絞る必要はなくなった。大谷のおかげだ」。 今連載のタイトルは「100年に1人の男」とした。もちろんベーブ・ルース以来の二刀流を前提にしたものだが、もはや専門家の中には、大谷はルースを超えたとしたうえで「これからの二刀流は大谷が物差しになる」と指摘する。 日本中、いや世界中を虜にした男は、それでもシーズンを振り返って「今年の数字は最低ライン」と語る。そのうえで「相手の攻め方も変わって来る中で、(今年の)いい経験をつなげられれば、来年はもっと働けると思う」とさらに高みを見つめている。 日本人メジャーリーガーのパイオニアであり、レジェンドでもあるイチロー氏は今季の大谷の快挙を祝しながら「無理は出来る間にしか出来ない。21年のシーズンを機に、出来る限り無理をしながら翔平にしか描けない時代を築いていってほしい」と激励した。まさに達人の境地である。 世紀の怪物は、この先どんな真価を遂げるのか?比較対象がないのだから想像もつかない。ただひとつ言えるなら「大谷ワールド」のスケールはまだまだ大きく、人々を魅了し続けるだろう。文=荒川和夫(あらかわ・かずお)【動画】打って投げて走って躍動!大谷翔平の2021シーズン
2024年04月26日 23:52
DeNA・関根大気外野手が26日、自身のXで誹謗中傷の被害を明かした。
同日の巨人戦、八回の打席での死球判定を巡りネットが反応。関根がこれに対し、「嫌な思いをさせている方がいるので言葉を」と切り出した。
関根の左足をかするような死球だったが、当たっていないのではないかという声に「嘘は付きません。今の時代はリクエストがあります」と強調。過去には逆に、死球ではないことを審判に自己申告したこともあり、「今後も際どいプレイなどがあると思いますが、嘘偽りなくその時自身が感じた、思った事実に対してアピールプレーをしていきます。もちろん、今後誤解を生まないために改善できるところはしていきます」とつづった。
続けて、「事故死で死んでほしい」などと自身に届いた誹謗中傷のメッセージも公開。「ちょっと言葉としては強めで載せるのかどうかとは思いましたが、、、」としながら、「どんなのが来ているか、少し理解してもらえたら」と思いを記した。
この日の関根のプレーについては元NPB審判員の坂井遼太郎氏が解説。関根の死球は「足がバッターボックスから出ているのでは?」という疑問の声に対し、「今回のようにバッターボックスのライン上を踏んでいれば問題ありません」と反則打球ではないことを説明している。
NPBでは選手や審判などへの誹謗中傷が深刻化している。今季開幕前、日本プロ野球選手会は昨年、複数のケースで法的措置を講じたことを発表。損害賠償の支払いを含めて、示談が成立したことも明らかとなっている。
2024年04月26日 22:45
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
高津ヤクルトが、相手のミスにつけ込むなど12安打8得点で快勝。上半身のコンディション不良から復帰したエース・小川が、今季初先発で初勝利を挙げた。
試合後の高津監督は小川の力投を、「もうちょっとバタバタするかと思ったんですけど、さすがのマイペースぶりでね」と笑みを交えて評価。勝利に導いた要因について、「1、2番を一度も出さなかったというところは、非常によくできたピッチングだったと思いますね」と振り返った。
1番・近本&2番・中野の俊足コンビには、これまでも幾度となくやられてきたヤクルト投手陣。だが、この日の小川は四球などで塁に出すことなく、完璧に封じ込めたことが阪神打線を最少失点に抑え込んだ要因になった。
またこの日は勝利の方程式を担ってきた清水が再調整で抹消となった。昨季守護神を務めた田口と合わせて、八&九回の男が不在の中で戦うことを余儀なくされている中で、小川が見せた7回までの力投。高津監督は「彼もそれなりに責任は感じているでしょうしね。これから200イニング目指して頑張ると思います」と饒舌だった。
2024年04月26日 22:25
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
巨人がDeNAに逆転負けを喫した。
1点リードの八回、ドラフト1位の西舘(中大)が、1イニング持たずプロ初黒星。ここまで開幕から10試合連続無失点で、新人タイ記録となる10試合連続ホールド中だったが、記録も途切れる形になった。
先発の戸郷は7回1失点と粘投。1点のリードを守って降板したが、八回に逆転を許し2勝目がスルりと消えた。尻上がりに状態を上げた投球内容に「先に点は取られたけど、そこだけの反省点かなと思います」と納得の表情。左足の甲に打球を受けたが「いい所に当たってたので、次への影響はないと思う」と前を向いた。
その上で、失点した西舘について「もう、あれだけいいピッチングをしていたので。本当にそこは100点満点だと思います」と称賛。その上で「プロ対プロですし、いつかは打たれることもあります。これまで僕も助けられてきたところもたくさんありましたし、まだまだ腐らずにやってくれると思います」と投手キャプテンらしく、優しく後輩の背中を押した。
阿部監督も「もう、責められないな、ピッチャー陣は。スッキリした負け方だった。よく粘ったけど」と語り、西舘については「いつかは点を取られるから。失投だったもんね。プロは甘くないと分かっただろうし。明日以降また頑張ってくれればいい」とうなずいた。
2024年04月26日 22:24
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
阪神は守備陣が崩れて4失策。
2024年04月26日 22:03
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
首位の阪神は今季初の4失策が響き、2分けを挟んだ連勝が7でストップした。木浪の3失策、大山の1失策が全て失点につながった。先発・青柳は味方のミスに耐えきれず四回途中5失点で2敗目となった。岡田監督の一問一答は以下。
−青柳はブルペンの報告もよくなかった
「いやいや、きょうは聞いてない」
−制球に苦しんだ
「初回、スッといったからなあ」
−直球を捉えられていたが、球は走ってなかった
「走ってないんやろなあ。それは。まあ、やっぱアレや。左で、ちょこちょこ当ててくるようなな。いうたけど、あんなもう、インコース、ストレートいきすぎよ。はっきりいうて」
−守りも珍しく
「えぇ、ホンマ、出たら一気に出るなあ。あんななあ、武岡とかあの打球でゲッツー取れへんよ、はっきり言うて。そんなん慌てる必要ないねん、一つでええねん。そら相手の足とか考えたらなあ。慌てる必要あれへん、次ピッチャーやのに」
−木浪は精神的に追い込まれたのか。
「知らん、それは本人に聞いてくれよ。分かれへんやんか、それは」
−五回のバントが決まってたら違う流れになったか。
「だから、あんなんも高めのクソボールやろ。ランナースタートきれんて。自分だけのバントじゃないんやからなあ。それやったら完璧のバントせなあかんわ。ボール球するんやったら。バントいうたらストライクバントやからな。セカンドなんかやったらなあ、そらお前、だってあんな高いボールやったらやれへんと思うやんか、普通は。野手の感性から行くとなあ。見送ると思うよなあ。やっぱりスタート遅れるよな、そら。ストライクバントやバントはお前。スクイズちゃうんやからさ。なあ、バントエンドランでもないし、バントやから」
−糸原の代打
「いやはよ点欲しかったからなあ、もう1点、2点とって、3点差、2点差やったら全然分からへんから」
−漆原もビハインドの展開でしっかり抑えている
「いやいや、そら抑えてるよ、なあ」
−漆原の評価は上がっている
「評価上がるって、評価もくそも、1軍のブルペンにおるんやから。そら、ああいう使い方多いけどな。でも、そこでもやっぱり、あれやんか。追加点をやらんければいけるという、そういうあれやからさ。あの場面で投げるとしたらな。そら全員が全員2回から準備できへんのやから、そら順番があるやんか。8人もブルペン入ってるんやから」
2024年04月26日 21:57
DeNA7―2巨人(セ・リーグ=26日)――DeNAは八回、佐野、牧の連続適時打で逆転し、度会隆輝(ENEOS)の満塁本塁打で突き放した。
森唯が移籍後初勝利。巨人の西舘勇陽(中大)はプロ初黒星。
◇
ヤクルト8―2阪神(セ・リーグ=26日)――打線がつながったヤクルトが快勝した。二回、3連打で先制し、四回は丸山和の適時打などで加点。小川が今季初勝利。阪神は4失策と乱れ、連勝は7で止まった。
2024年04月26日 21:32
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
ヤクルトが2戦続けての猛打爆発で連勝。上半身のコンディション不良から帰ってきたエース・小川が7回2失点の力投で今季1勝を挙げた。
序盤から阪神の先発・青柳を攻めた。二回に連打で先制機を作ると、中村が適時二塁打を放った。さらに武岡の犠飛で1点を追加すると、四回だ。連打と相手の守備のミスで無死満塁とし、小川がストレートの四球を選んで押し出し。西川の犠飛、丸山和の適時打などで3得点を奪い、青柳をマウンドから引きずり下ろした。
さらに六回にも西川が適時打を放つなど2点を加え、七回には投手・小川が1死一、三塁からセーフティースクイズに成功。打線がつながり、鉄壁の阪神投手陣を打ち崩していった。
また投げては、エース・小川が今季初先発で力投。開幕前に離脱した分、「飛ばしていきたい」とエンジン全開で挑む覚悟を話していたが、有言実行の攻めた投球で阪神打線に真っ向勝負を挑んだ。ストライク先行の投球で相手打者を手玉に取り、見せたエースの貫禄。7回5安打2失点と役目を果たすだけでなく、2打点と「9番打者」としても輝いて今季初白星をつかんだ。
2024年04月26日 21:30
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
首位の阪神は2分けを挟んだ連勝が7でストップ。
2024年04月26日 21:05
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNAが八回に逆転勝ち。興奮そのまま、試合後には「FIELD OF VIEW」のブルーライトライブが開催された。
試合前には「FIELD OF VIEW」の浅岡雄也がセレモニアルピッチ。国歌独唱も務めた。
この夜の一戦は『BLUE☆LIGHT SERIES 2024 Supported by nojima』として開催された。前カードの阪神戦では試合が午後9時半を超える熱戦となり、試合後に予定されていた米米CLUB、LINDBERGのライブは中止となった。
この日は1点を追う八回、度会の満塁弾などで一挙6得点の猛攻。本拠地のボルテージも最高潮に。試合後のライブにも多くのファンが残り、ペンライトで盛りあげた。
浅岡は「(米米CLUBの)石井さん、リンドバーグの分まで是非、楽しんでくださーい!」と呼びかけ、大ヒット曲「突然」などを熱唱した。
2024年04月26日 21:00
オリックスは26日、「Bsオリ姫デー2024 supported by DHC」でのオリメンのメインビジュアルを発表した。
19年から行っているオリ姫による推しメン企画投票「オリメン投票」。今回のコンセプトは「ミュージシャン」で、昨年の2・6倍の投票があり、山崎が2年連続で1位に輝いた。
オリメン投票で10位までにランクインした選手たちで、今回2組のバンドを“結成”。山崎がギター&ボーカルを務める「#B_ROCK」は、3位の山岡がギター、4位の広岡がコントラバス、5位の中川がドラム、6位の宗がトランペット担当で撮影が行われた。
もう一組のバンドは2位の宮城がボーカル兼キーボードを務める「#B_POP」。7位の石川がギター、8位の福田がDJ、9位の紅林がドラム、10位の山下がベースの担当だ。
宮城は「キーボードは弾けないです」と苦笑いを浮かべる。仲の良い紅林のドラム姿を見たかと問われると「見てないですね、あんまり興味がなかったので」と報道陣の笑いを誘った。紅林は「撮影してこれがオリメンかって感じでした。機材とかも凝っていました。でもドラムやったことはないです」と明かした。
オリ姫デーは6月21〜23日の西武戦、6月25〜27日のソフトバンク戦でともに京セラドームで開催予定。宮城は「野球だけじゃないよというところで、新しいファンも増やしていけたらなと思います」と話していた。
2024年04月26日 20:54
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
DeNAが八回に逆転し勝利。借金1とした。
ドラフト1位・度会は1番から8番に降格した一戦で3安打4打点の大暴れ。八回にプロ初の満塁弾を放った。度会は九回守備につくと、ファンの歓声に涙があふれた。 お立ち台では、「みなさんのお陰で打てた一本」とファンに感謝。「打てなかったので、皆さんに申し訳なかった。今日はこうやって、ちょっとですけど打てたので、良かった」と語った。
打順に関する質問には瞳が再び潤む様子も。「やることは変わらないので、全力で必死こいてやりました」と語り、「明日も明後日も試合が続く、全力プレーで頑張りたいと思います」と誓った。
2024年04月26日 20:52
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が、巨人の4番・岡本和真について言及した。
2024年04月26日 20:50
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
巨人がDeNAに逆転負けを喫した。
1点リードの八回、ドラフト1位の西舘(中大)が、1イニング持たずプロ初黒星。ここまで開幕から10試合連続無失点で、新人タイ記録となる10試合連続ホールド中だったが、記録も途切れる形になった。
阿部監督は「もう、責められないな、ピッチャー陣は。スッキリした負け方だった。よく粘ったけど」と語り、西舘については「いつかは点を取られるから。失投だったもんね。プロは甘くないと分かっただろうし。明日以降また頑張ってくれればいい」とうなずいた。
2024年04月26日 20:42
○ DeNA 7 − 2 巨人 ●
<4回戦・横浜スタジアム>
26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた大矢明彦氏が、プロ初失点を喫した巨人のドラフト1位・西舘勇陽について言及した。
西舘は試合前までプロ初登板から10試合連続無失点、10試合連続ホールドをマークし、この日は2−1の8回に登板。西舘は先頭の桑原将志にセンター前に弾き返されると、続く石上泰輝に送られ、佐野恵太に同点の適時二塁打を浴びた。
大矢氏は「西舘はすごくダメージの大きい失点ですね。高めにボールが抜けましたけど、ものの見事に弾き返されて1点を失って、切り替えられるかどうかですね」と指摘。直後に西舘は続く中央大の先輩・牧秀悟にレフトへ勝ち越しの適時二塁打を浴びた。
大矢氏は「ちょっと高かったんですけど、3番、4番がしっかり仕事しましたね。決して悪いコースではなかったんだけど」と振り返った。後を受けて登板した高梨雄平が度会隆輝に満塁弾を浴びた。大矢氏は「西舘が打たれるのは想定外でしたけど、いずれ戦いが進んでいくとこう言う形で防げなければいけないケースが出てくる。後からいく人がどれくらい役割を果たすかですよね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 20:41
「阪神−ヤクルト」(26日、甲子園球場)
阪神が七回までに今季初の1試合4失策を犯した。
四回無死一、二塁は武岡のゴロを木浪がファンブル。一塁へ送球したが間に合わず、今季初失策となった。
さらに無死満塁では西川の中犠飛で近本の送球のカットに入った木浪が、本塁へ送球しようとしてやめた際にボールが手から離れてしまう。ボールが一塁線へと転がる間に一塁走者と二塁走者の進塁を許して、木浪にこのイニング2つ目の失策が記録された。
六回2死一、二塁は村上のゴロを大山がトンネル。スタンドから悲鳴がわき起こり、打球が右翼線を転がる間に二塁走者の生還を許した。
さらに七回無死では木浪がまたしても長岡のゴロをはじいて1試合3失策。8点目につながった。
木浪の送球が不安定となり、守備機会が訪れるたびに甲子園がざわつく異様な雰囲気となった。