2022年08月18日 22:44
(セ・リーグ、ヤクルト2ー10阪神、19回戦、ヤクルト11勝8敗、18日、神宮)阪神が13ー0で快勝した7月13日の巨人戦(甲子園)以来の2桁得点で連敗を「8」で止めた。三回にメル・ロハス・ジュニア外野手(32)の8月4本目の8号3ランで先制し、四回には原口文仁内野手(30)の2020年10月22日の広島戦(甲子園)以来のソロ本塁打で加点。さらに七回にはコロナ陽性から「1番・遊撃」に復帰した中野拓夢内野手(26)の安打を起点に島田海吏外野手(26)の適時打で4点目を追加し、3試合ぶりに4番に復帰した佐藤輝明内野手(23)の2点打がダメ押しとなった。5回2失点の西純矢投手(20)は6月1日の西武戦(甲子園)以来の白星で4勝目(2敗)。巨人と同率4位に浮上した矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績53勝57敗2分、観衆2万2428人)。 ーー三回、七回は2死からしぶとく得点「ジュンヤが頑張ってくれて先制できたのが大きい。1点じゃなく、ジュニアのホームランで3点も大きかったと思う。2アウトからの得点も最近、点をなかなか取れていなかったので、島田のタイムリーもすごいよかった。いい攻撃ができたなと思います」ーー中野が復帰して機能した「本当は明日からかなと思っていたんだけど、タクムの場合は無症状で7日間の隔離期間だったんで、急きょになったけどね。守備でもいいプレーしてくれたし、タクムらしいバッティングでヒットも出たので、よかったなという部分かな」ーー19日から大山も戻ってくる「うん、ユウスケも呼びます」ーー中野は体が問題ないという判断「問題ないというか、そりゃあ、準備をもうちょっとさせてやりたいけど、残り試合とかチーム状況を考えたら、そういうわけにもいかない。ユウスケだって、もうちょっと日にちをあけたり、シートだけじゃなくて試合も経験させてやりたいけど。総合的な判断というかチーム状況が厳しいんで。来ながら、状況を見ながら、体がしんどいなら途中で代えることもあるやろうし。そこは臨機応変にやろうかなと思います」ーー5番の原口が本塁打「フミらしい。こちらに上がってくる前のファームの時からすごく状態が上がっていた。ロドリゲスが(普通に)やっていたらフミのチャンスはなかったかもしれないけど。チャンスをものしてくれたんで。明日はユウスケがスタメンで行くので、フミはあとからになっちゃうけど、ここぞっていう時にまた行ってもらうと思う。今日の試合の中でも大きかったなと思います」ーー長打が期待できる打者「長打っていうかね、結果的に長打はプラスアルファ。しぶといバッティングがフミのバッティング。いい感じになってきてるかなと思います」ーー佐藤輝は4番に戻って適時打「う〜ん、まあねえ、すごくいいから、4番に戻したわけでもない。兆しはこの3連戦の中で、前の状態よりちょっと良くなっている感じはあった。今日もいい打席はどっちかというと少なかったけど、1本出たし。きっかけにしてくれたらなと思うんだけど」。ーー再び4番を託すということは期待している「まあ、それはそうなんだけど、まあ、う〜ん。2年目だからとかじゃないけど、テルしかいないでしょうという状態になってくれることがチームにとってふさわしいし、そこにユウスケも譲らんよっていうことになればいいんだけど、現状そういう状態で4番になってるわけじゃないので、将来性も含めて、あそこで使って成長してくれたらなと思います」ーー西純は「落ちる前はバランスが良くないなというところからすると、いい感じのボールが多かったと思う。あの回(五回)も2点で何とか粘ってくれたんで、大きかった。またコロナで先発ピッチャーも苦しいんで、ジュンヤに頑張ってもらえたらなっていうような投球をしてくれたのでよかったなと、ひとまず安心しています」ーー五回は守備の嫌なミスから(右前への飛球に対し、二塁山本と右翼佐藤輝の連係が悪く、ヒットに)「結果的にヒットだけど、あれはテルが絶対に捕らないといけないプレー。さっき言ったように2点で止めてくれたところが、自分にも勝ちがつくしね。今日の1個の俺の中での大きなポイントだったかなと思います」ーー岩貞も力強い球(青木に四球、村上から見逃し三振)「2人ともアウト取ってくれということはそうだし。村上を三振取ったからいいよじゃないところもあるけど。でもやっぱり村上って、ピッチャーにとって大きなプレッシャーのかかるバッター。サダの最低限の仕事はやってくれたし、加治屋もしっかり投げてくれた。あのイニングも動きそうなイニングなので。ピッチャー陣が粘ってくれたかなと思います」ーー久しぶりスタメンの坂本も村上の意表をつくリードなどもあったが「そうなん?(笑)持ち味というか、丁寧にというか、いろんな配慮しながらというのはできるキャッチャー。セイシロウらしさは出た試合だったと思います」ーー連敗が止まった。19日から一戦一戦「うーんまあね。ちょっとね。『これで』ってところまでまだ来れてないかもしれないけど、自分らで引き寄せるしかないんでね。今日のこの1勝から良いヒットがでた選手も多いんで。ウチはまずピッチャーが頑張って、というチームだけど、タイガースらしい野球を。残りの試合、まだまだ上を目指せる位置にいるので。頑張っていきます」
2024年04月26日 12:13
カジュアルコーデにファン大注目「私服に少年らしさが出てしまう」
ドジャース大谷翔平投手の私服姿に注目が集まっている。25日(日本時間26日)の敵地ナショナルズ戦を終えた後のカジュアルなスタイルにファンは歓喜。「可愛いが隠せない大谷翔平」「コーディネート完璧」「私服に少年らしさが出てしまう翔平君」と声を寄せている。
大谷はこの日「2番・指名打者」で出場し、4打数ノーヒット。10試合ぶりの無安打だったが、チームは4連勝を飾った。試合後、大谷はカジュアルなスタイルで球場を後にした。キャップを前後逆に被り、ブランドアンバサダーを務める「HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)」のジャンパーを着こなしている。ジャンパーの中にはパーカーを着こんでいる。上品さが漂うカジュアルコーディネートだ。
ドジャースは公式X(旧ツイッター)に2枚の写真を投稿。1枚はなぜか顔を右手で覆い、もう1枚は視線を前方に向けている。ファンは「照れ谷さん」「隠す御茶目さ可愛いない」「指先ピーン」「なんで顔隠してるの」「メチャ厚着してる」「かわい谷さん」「オシャレになったよね」とSNSにコメントを寄せている。
26日(日本時間27日)からはブルージェイズと敵地で3連戦。ドジャース入団が決まる前日に起きた“トロント騒動”は記憶に新しい。因縁の相手にどんな打撃を見せてくれるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 11:40
ハムの育成・柳川大晟が筒香を空振り三振、一飛に仕留める
日本ハムの育成・柳川大晟投手が衝撃投球を見せて話題を呼んでいる。25日のイースタン・リーグDeNA戦(鎌ケ谷)に先発し、日本球界に復帰した筒香嘉智外野手に対して155キロで空振り三振を奪った。ファンもその投球に衝撃を受けたようで「とんでもない投手になる」「すごい球投げるね」と声をあげている。
20歳右腕は4回を投げて1安打6奪三振1失点の好投。注目の筒香に対しては第1打席は速球で押し、最後は155キロで空振り三振を奪った。第2打席は148キロで一飛。日米通算223本塁打を誇るスラッガーを抑え込んだ。
九州国際大付高から2021年育成ドラフト3位で入団した20歳。191センチ、92キロの恵まれた体格から角度ある速球を投げ込む。昨年は2軍で13登板、1勝1セーブ、防御率1.72。今季は6登板で2勝1敗、防御率4.30の成績を残している。
近年、日本ハムは若手投手の台頭が目立つ。柳川と同期で育成1位入団の福島蓮投手は3月に支配下契約を勝ち取り、4月17日のソフトバンク戦で5回を2失点。インパクトを残した。
SNSには「キレッキレのストレート」「力感ないのに球の伸びえぐすぎ」「ストレートエグすぎ」「将来の守護神候補」「期待しかない」「どんだけ下から凄い投手出てくるねん」「ハムの未来明るいな」「ハム投手陣がエグすぎる」「投手のプロスペクト多すぎ」とコメントが並ぶ。20歳が今後どんな成長曲線を描くか注目だ。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 11:12
日本ハムは26日、加藤貴之投手が認定NPO法人「人と動物の共生センター」へ寄付することが決まったと発表した。
加藤は球団公式ホームページを通じて「今シーズンから、認定NPO法人『人と動物の共生センター』への寄付を通じて、動物保護の支援活動をすることになりました。僕自身もペットを飼っていますが、殺処分や災害時の迷子犬などの問題があると知って、どうしたら人も動物も幸せになれるのか?と考えることがありました。そんな中で、この団体の『人も動物も共に幸せになれる社会を目指す』という理念に深く共感し、また、代表の方が獣医さんであることにも飼い主として親近感を抱いたため、寄付先とさせていただきました。これから毎シーズン継続して支援できるよう、しっかり結果を残していきたいと思います」とコメントした。
加藤は今季ここまで4試合・24回1/3を投げ、1勝3敗、防御率2.96。前回登板のロッテ戦では完封勝利で今季初勝利を挙げている。
2024年04月26日 11:10
ド軍は「日本管材センター」と複数年のパートナーシップ契約を結んだ
ドジャースは25日(日本時間26日)、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」(本社・東京都)と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。
2024年04月26日 10:52
ガーディアンズ傘下3Aコロンバス戦に登板
メッツ傘下3Aシラキュースの藤浪晋太郎投手は25日(日本時間26日)、ガーディアンズ傘下3Aコロンバス戦に登板。1回持たず6失点(自責3)でノックアウトされた。
7試合に登板して防御率13.50となっている。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 10:00
○ 巨人 3 − 2 中日 ●
<6回戦・東京ドーム>
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏が、巨人・萩尾匡也について言及した。
『6番・中堅』でスタメン出場した萩尾は0−0の2回二死走者なしの第1打席、柳裕也が3ボール2ストライクから投じた6球目のスライダーを見極め、四球を選ぶ。
この四球に山本昌氏は「萩尾選手は初球からガンガン振ってくる選手なんですけど、カウントが進んでいってボール球を選べるので、こういうところが今使ってもらっている理由ですよね」と語った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 10:00
チーム1の快足と評された元DeNA投手の田村丈氏(31)は、野球普及活動のため多くの元プロ野球選手らとタッグを組む。一般社団法人「アスリートプロ」を設立し、プロ野球選手のセカンドキャリアをサポート。同チームに所属していた山本武白志氏(26)や元阪神の松田遼馬氏(30)、竹安大知氏(29)らが所属する。野球で切り開いた人生。次は野球で恩返ししていく。
選手生活を終えて次の人生を考えた時、頭に浮かんだのは野球への恩返しだった。元DeNAの田村さんは一般社団法人「アスリートプロ」の代表として野球普及、プロ野球選手のセカンドキャリアサポートに励む。
田村さんは2015年にDeNAの入団テストを受け、同年ドラフトの育成3位で入団。150キロ前後の直球を武器に2軍で結果を残すと、18年7月26日に支配下登録を果たした。同日に1軍登録され、8月1日の巨人戦(横浜)でデビューを果たしたが、1回を2失点。チャンスで結果を残せず、2軍で再調整することになった。
育成からはい上がり、期待されていたが制球面が課題となった。投手として苦悩した中、50メートル走5秒6と当時チームトップといわれた脚力に、遠投110メートル超の強肩など身体能力の高さもあり、チームから野手転向を示唆された。だが、転向することなく19年に引退を決断。1軍での登板はデビュー戦の1試合のみとなったが「後悔はなかったです」と4年間のプロ野球人生に幕を閉じた。
引退後はDeNAのジュニアスクールのコーチに就任も、身体能力の高さを知る社会人アメリカンフットボールリーグのイコールワン福岡SUNS(現PLEIADES福岡)から声がかかり、22年に選手として加入。「転向した時からアメフトは長くはできないと思っていました」と23年の8月に現在、代表を務める「アスリートプロ」を立ち上げ、同年12月にアメフト選手を引退した。
「プロ野球選手としての経験は多くの人に伝えないといけない。若くして引退した選手は僕の他にもたくさんいる。その選手らに再び野球の熱を持ってもらいたいのと、子どもたちに伝える場所を提供したいという思いがあった」
野球普及へ。アメフト時代に拠点としていた九州を中心に、元選手らに声をかけた。ほとんどの人が本業との兼任だ。プロゴルファーを目指す元DeNAの山本武白志氏や元ソフトバンクで同球団の野球振興部スタッフを務める高橋純平氏、元阪神の竹安氏は熊本ゴールデンラークスのコーチを務める。
野球教室だけでなく、走り方教室なども開催。6月には野球を始めるきっかけになればと、Tボール教室も行う予定。「全国でやりたいなというのはあります」と田村氏。次世代育成へ、奮闘していく。(デイリースポーツ・井上慎也)
◇田村 丈(たむら・じょう)1992年11月20日生まれ、31歳。兵庫県出身。現役時代は右投げ右打ちの投手。関大北陽、関学大を経て2015年度育成ドラフト3位でDeNA入団。18年7月に支配下登録。19年10月に戦力外通告を受け現役引退。NPB通算1試合で勝敗なし、防御率18・00。
2024年04月26日 09:59
韓国メディア「スポーツ京郷」は、ベーブ・ルースと比較して絶賛した
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
バットが止まらないドジャースの大谷翔平に、韓国でも衝撃が走っている。
2024年04月26日 09:50
顔面付近のライナーに「カオ、ダイジョウブ?」
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャース・山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦で6回無失点の好投を見せ、メジャー2勝目を挙げた。試合中には顔面付近へライナーが飛ぶヒヤリとした場面も。心配した地元メディア「オレンジカウンティ・レジスター」のベテラン、ビル・プランケット記者が日本語質問をぶつけた。
「カオ、ダイジョウブ?」。山本の米メディアの囲み取材が終わると、プランケット記者が問いかけた。一瞬、山本は「顔?」と聞き返したが、プランケット記者が再度問うと、笑顔で山本も応えていた。
試合終了後、山本を待つクラブハウスのドアの前で、プランケット記者は“日本語質問”を用意していた。松井秀喜氏がエンゼルスに在籍していた際に、エンゼルス番を務めたベテラン。松井氏から様々な日本語を教わったため、日本メディアには「オッス」と挨拶してくれる。
ただ、当初用意していたのは「アタマ、ダイジョウブ?」だった。違う意味にも捉えられかねないため、日本人記者の一人が慌ててストップ。「face=カオ」と説明して、今回の質問をぶつけた。
大谷翔平投手にも「ワンチャン、ゲンキ?」と挨拶するプランケット記者。ドジャースは大谷、山本の加入で日本企業やメディアが多数集結。ドジャースの地元メディアたちが日本語を覚えるのもそう遠くないかもしれない。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月26日 09:50
◆ 勝ち試合の9回に登板
「今のところはしっかりいい感じなんじゃないかなと思います」。
ロッテの鈴木昭汰は開幕から10試合・10回を投げ、イニング数を大きく上回る15奪三振、3ホールド、1セーブ、防御率0.00と抜群の安定感を誇る。
「2対0で登板したその前にも同点で投げたりしていたので、そんなに気持ちの変化はなかったです。ただ、クローザーという部分においては昂る気持ちもありました」と、4月17日の西武戦では2−0の9回、クローザーの役割を託された。
「8回、9回っぽい感じはあったんですけど、“今日はクローザーで行くから”とは言われていなかった。ただ、自分の中では準備ができていましたね」。
ブルペンの電話が鳴り、勝ち試合の9回を投げるとなったときにスイッチのようなものは入ったのだろうかーー。
「スイッチも入りますし、自主トレで松井さんとやらせてもらって、あの人もクローザーですし、いつかこういうところで投げたいと思っていたので、すごい自分的に昂るものはありましたね。そのせいで球が高めに浮いたんですけどね(笑)」。
先頭の外崎修汰にセンター前に運ばれたが、アギラーを三塁ゴロ、中村剛也を遊ゴロ、最後は山村崇嘉のライトフェンス際の打球を愛斗がフェンスにぶつかりながらキャッチし試合を締め、プロ初セーブをマークした。
◆ ストレート
鈴木は昨年「ストレートの強さとインコースをテーマ」に投げ、夏場以降は「最後の方、形ができたというのは来季(2024年)に向けては良かった」と一軍で結果を出し、自主トレでは松井裕樹と行い「野球に対する考え方、栄養面、野球に関わる全てのことを教わってきた」と充実の時間を過ごした。
今季はストレートの強さをかなり感じるが、本人の中では納得のいくボールを開幕してからも投げられているのだろうかーー。
「投げられているんですけど、投げミスとかはゼロではないので、それを減らしたりとか、日々成長しないといけないと思うし、これを続けていかないとダメだと思う」。
取り組んできたことを“継続”している中で、自信は深めているのだろうかーー。
「そうですね、自信になってるかと言ったらわからないですけど、やってきたことが間違っていなかったなというのは思えたので、それがピッチングにも現れているんじゃないかなと思います」。
では自身の中で去年と今年で何が一番変わったと考えているのだろうかーー。
「真っ直ぐの制球力じゃないですね」とキッパリ。「真っ直ぐの強さも結構上がりましたね」と続けた。ストレートの強さに関しては昨年の夏場以降から継続して強さを感じるが本人は「自分の中ではかかりがいい感じ」と、昨年からもう1段階上がったとのこと。
開幕直後の取材で「本当にチームで一番投げたいです」と話した中で、ここまでチームトップの10試合に登板。「(連投も)全然いけますね。投げさせてくれって感じです(笑)」とアピール。「やることは変わらず、しっかり目の前の試合を1試合1試合全力で投げたいと思います」。自信を深める背番号47は、マリーンズのブルペンに欠かせない存在になりつつある。
取材・文=岩下雄太
2024年04月26日 09:33
○ カブス 3−1 アストロズ ●
<現地時間4月25日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが逆転勝利でアストロズをスイープ。2年目の有望株ピート・クロー・アームストロング外野手(22)が決勝2ランを放った。
1点先制を許したカブスは初回、無死満塁の絶好機を作るも、4番マイケル・ブッシュ、5番ダンズビー・スワンソンが連続三振。さらに6番ニック・マドリガルが中直に倒れ、チャンスを逃すと、以降も得点を挙げることが出来ず、5回を終えた。
しかし6回裏、同点に追いつき、なおも一死一塁という状況で8番クロー・アームストロングが右翼スタンドへMLB初安打となる決勝2ラン。デビューイヤーの昨季を14打数無安打で終わっていた有望株の“7か月越し”のキャリア初安打がチームに勝利をもたらした。
カブスは現在、鈴木誠也とコディ・ベリンジャーという主力打者2人が負傷者リストに入っている状況。クロー・アームストロングはベリンジャーと入れ替わりで昇格し、この試合が今季初のスタメン出場。起用に応える大仕事を果たした。
カブスは3連勝で地区首位ブリュワーズまで0.5ゲーム差。次カードは敵地で吉田正尚擁するレッドソックスとの日本人対決となり、日本時間4月27日の初戦には今永昇太が先発登板する。
2024年04月26日 09:25
バッテリーを組んだバーンズ「速球が一番重要な球種だと思う」
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャース・山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦に先発し、今季2勝目を挙げた。
2024年04月26日 09:15
ウィル・スミスも目を見張る打棒「ボールに触れれば、ロケットのように飛ぶ」
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャースのウィル・スミス捕手が大谷翔平投手を絶賛した。25日(日本時間26日)の敵地・ナショナルズ戦開始前に取材に応じ、大谷に言及。「彼の練習態度から学ぶことができる」などと語った。
ドジャースの扇の要を務めながら、4番として打率.352をマークしているスミスの目から見ても、大谷の打棒は異次元のようだ。「彼の強打ぶりはクレイジーだよ。ボールに触れれば、ロケットのように飛ぶ」と語る。
24日(同25日)の同カードで大谷は打球速度115.6マイル(約186キロ)の二塁打を放ったが、「125マイル(約201キロ)のように感じたよ。でも、よくよく考えたら前日に打った打球は(115マイルより)速かったんだよね。彼の仕事ぶりは信じられないよ」と感嘆した。23日(同24日)の同カードで、大谷は本塁打としては自己最速の118.7マイル(約191キロ)を記録していた。
異次元の打棒を続ける大谷から学べることはあるという。「練習態度から学ぶことができる。試合への挑み方、準備などは学ぶことができる。私たちは125マイルの打球を打つことはできないけど、ケージでは彼のように(練習)できる」と語る。真摯に野球に取り組む姿は“模範”になっているようだ。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 09:00
○ 巨人 3 − 2 中日 ●
<6回戦・東京ドーム>
中日の岡林勇希が25日の巨人戦で適時二塁打を放った。
岡林は22年に最多安打を獲得し、22年と23年にはベストナインを獲得した若きヒットメーカーだが、今季は故障によりファームスタート。昇格してからも試合前まで打率.111と苦しんでいた。この日は『1番・右翼』で先発出場し、0−0の5回一死二塁の第3打席、菅野智之が2ボール2ストライクから投じた5球目のストレートをライトフェンス直撃の二塁打を放った。
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏は、「素晴らしいバッティング。インコース真っ直ぐ振りまけなかった。ひたちなかで山粼伊織選手に対して岡林選手が振り遅れていたので、調子が上がらないなと感じだったんですけど、菅野投手のインコースのストレートをあれだけ叩けるというのはキッカケを作れるのではないですかね」と今後に期待を寄せた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 08:48
○ ロッキーズ 10−9 パドレス ●
<現地時間4月25日 クアーズ・フィールド>
サンディエゴ・パドレスが5点リードをひっくり返され逆転負け。松井裕樹投手(28)は4番手として登板し、2失点を喫した。
序盤は3回までに両チーム4点ずつを取り合う展開となったが、パドレスは4回表、ザンダー・ボガーツの適時二塁打とジェーク・クロネンワースの犠飛で2点を勝ち越し。7回表にはジュリクソン・プロファーが2号2ランを放つなど、最大5点のリードを奪った。
7回裏、一死走者無しから松井裕樹がリリーフ登板。僅か6球で3番マクマーンを三振、4番ディアスを遊ゴロに仕留め、回跨ぎで8回裏も続投。先頭打者を遊ゴロに打ち取ったものの、そこから二塁打と四球を許し、走者を溜めたところで5番手ワンディ・ペラルタへ交代。しかし、ペラルタが誤算となった。本塁打含む3安打、1四球で同点に追いつかれ、さらに逆転の走者を三塁に置いて降板。6番手ステファン・コレックがディアスに適時二塁打を浴び、この回一挙6失点で決勝点を献上した。
パドレスは痛恨の逆転負けを喫し、同地区最下位ロッキーズとの4連戦を2勝2敗。地区首位ドジャースとの差が2.5ゲームに広がった一方で、同率3位のダイヤモンドバックス、ジャイアンツとの差は1ゲームとなっている。次カードから本拠地へ戻り、東地区2位のフィリーズと3連戦を行う。
この試合の松井裕樹は1回0/3を投げて1安打、1四球、1奪三振、2失点という内容。今季ここまで14試合に登板し、防御率2.77をマークしている。