2024年03月28日 06:42
北朝鮮戦に1−0で勝利した日本代表メンバーの中に、冨安健洋の姿はなかった。 現在プレミアリーグで首位に立つアーセナルのDFはアジアカップからクラブに帰還後、ふくらはぎの問題で1試合も出場していない。練習には復帰したものの、コンディションを考慮されて、代表招集は見送りとなった。 この判断を称えたのがアーセナルの専門サイト『THE gooner』だ。今週末に控えた3位マンチェスター・シティとの大一番を前に、冨安らの怪我人が起用できる目途が立ったと伝えている。 「いま、我々はほぼ完璧なチームで試合に戻りつつある。継続的な欠場者はユリエン・ティンベルだけになる可能性が高く、トミヤスとトーマス・パーテイは中断期間中のQPRとの無観客の練習試合を経て、両者とも試合に出場できるフィットネスに少しずつ近づいている」 【動画】「僕の将来を捧げる」契約延長をした冨安健洋のスペシャルメッセージ 記事は「久しぶりに(ミケル・)アルテタ監督には選択肢が与えられた。アーセナルのファンはこのローテーションの考え方に慣れる必要があるだろう」と綴り、こう続けている。 「守備面では、アーセナルはシーズンの大部分で欠いていた戦力を確保している。トミヤスは最終ラインを越えてプレーできる一方、オレクサンドル・ジンチェンコは特定の相手に対して左サイドバックで中心的な選手となりうる」 果たして、シティとの大一番で冨安はクラブでは約3か月ぶりの出場なるか。期待は高まっている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 19:52
チェルシーは29日、チアゴ・シウヴァが2023-24シーズン限りでクラブを離れることになったと、クラブ公式サイトで発表した。
1984年9月22日生まれでT・シウヴァは、ミランやパリ・サンジェルマンなどで活躍した後、2020年夏にフリー移籍でチェルシーに加入した。2020−21シーズンには念願だった自身初のチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げ、FIFAクラブワールドカップ、UEFAスーパーカップの優勝にも貢献。ここまで同クラブで公式戦151試合に出場してきた。
チェルシーはT・シウヴァの退団に際し、サポーターに向けたメッセージ動画を投稿。そのなかでT・シウヴァは、「私にとってチェルシーは大切な存在になった。ここには1年プレーするだけのつもりで来たが、結局4年も過ごした。私だけでなく、家族にとっても大切な存在だ」と語りかけ、「4年間ここでやってきたすべてのことにおいて、常に全力を尽くしてきたと思う。しかし、残念なことにすべてのものには始まり、中間、そして終わりがある。これが最終的な終わりであるという意味ではない。 近い将来、たとえ別の役割でここに戻ってこられるよう、ドアを開けたままにしておきたいと思う。でも…。言葉では言い表せない愛がある。ありがとうとしか言うことができない」と感謝のメッセージを送った。
そして、「クラブのサポートを受けて、新人としてではなく、リーダーとしてクラブに加わった。溶け込むのはいつも難しいけど、少しずつ私はグループの一員になっていった。そのなかで(フランク)ランパード監督は、その中で大きな役割を果たしてくれた。そのことについて私は彼に感謝している」と、かつてチェルシーで指揮を執ったランパード氏への感謝を語り、最後にサポーターへ次のようにメッセージを送った。
「それは夢だった。間違いなく夢。世界最大のクラブの一つで、これほど素晴らしいことを成し遂げ、最高のタイトルの一つであるチャンピオンズリーグを勝ち得ることができるとは、夢にも思っていなかった。『さようなら』は去って戻ってこない人たちに言うもの。私はいつかまた戻ってくるつもりだ」
【動画】チアゴ・シウヴァの退団メッセージ
Four years, countless memories.
A message from Thiago Silva… pic.twitter.com/f2YbB4GMXY— Chelsea FC (@ChelseaFC) April 29, 2024
2024年04月29日 19:17
元日本代表の10番が、魅せた。
浦和は4月28日、J1第10節で名古屋とホームで対戦。2−1で勝利した。
3試合ぶりの白星を挙げた一戦で、リーグ戦では加入後初のフル出場を果たした中島翔哉。4日前のルヴァンカップ2回戦・鳥取戦(5−2)では2得点をマークし、この試合でも最後までピッチに立っていた浦和のナンバーテンは、中3日で迎えた名古屋戦でも溌剌とピッチを駆け回った。
終了間際には敵陣左サイドで相手に囲まれながらも、2回連続で股抜きを狙うなど、自慢のテクニックで懸命にキープ。クラブの公式Xが、中島の“らしさ”満載のプレーを公開すると、以下のような声があがった。
【動画】中島翔哉が試合終了間際のボールキープで魅せる!
「やっぱり中島翔哉は上手い」
「ほんとサッカー小僧」
「凄い以外に表現出来ないです」
「時代は鹿島るから中島るへ」
「中島翔哉がイキイキしすぎてる」
「楽しそうにサッカーしてる姿が本当に似合う」
「目の前で見てて翔哉楽しそうって思った」
「Crazyなほどボールを愛してるw」
「いくらなんでもボールは友達すぎる」
「時間稼ぎをエンタメにできる選手はなかなかいないw」
「どんなに狭いスペースでもボールと敵がいたらファンタジスタになれる男」
「改めて、ようこそ浦和へ」
「復活の予感!(日本代表復帰しないかなぁ〜)
かつて森保ジャパンでも主軸を担ったファンタジスタが、スペシャルな技巧でファン・サポーターを魅了した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 19:02
移籍マーケットにおける今夏最大の注目プレーヤーは、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペだ。確実視されているレアル・マドリーへの移籍は、いつ正式に発表されるのか。一方で、移籍市場の裏側で影響力、存在感を強めているスカウトやスポーツディレクター、クラブ幹部も存在する。
今回紹介するのは、移籍マーケットの専門記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオがピックアップしたローマのギリシャ人CEOだ。母国のオリンピアコスで頭角を現わし、イタリアの名門にやってきた辣腕のなにがどう優れているのか。ディ・マルツィオ記者が解説する。【ワールドサッカーダイジェスト4月4日号より転載】
■リナ・スルーク(ローマCEO)
生年月日/1983年10月11日(40歳)
国籍/ギリシャ プロ選手経験/なし
2023年4月にローマのCEOに就任したギリシャ人で、それからの1年でダン・フリードキン会長の信頼を勝ち取り、クラブ内で実権を確立したやり手のギリシャ人。女性のエグゼクティブが欧州のトップクラブでこれだけ重要な地位と権限を手にしたのは、ロマン・アブラモビッチ時代のチェルシーにおけるマリーナ・グラノフスカヤ以来のことであり、その点だけでも十分注目に値する。
【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介
CEO就任当初はそれほどの権限を持っていなかったが、徐々にクラブ内に影響力を広げ、ゼネラルディレクターだったティアゴ・ピント、フリードキン会長が全幅の信頼を寄せていた英国人秘書のダニエレ・シルベスターの2名を追い出す形で、クラブの全権を掌握した。両者と近かったスタッフも次々に離職している。
元々は法務畑の出身で、母国ギリシャのオリンピアコスで法務部門責任者からゼネラルマネジャーに昇格した18年から4年間にわたって経営の実権を握り、同時にECA(欧州クラブ連合)でも要職に就いて、欧州サッカー界のVIPたちとの人脈を構築した。
現時点で空席となっているローマの強化責任者に誰を招聘するか、そして監督人事(現監督であるダニエレ・デ・ロッシとの契約は今夏まで)を含めて、ローマのこれからをどのように舵取りするか、移籍マーケットの中でローマがどのような影響力を持つかに注目している(編集部・注/その後、ローマはデ・ロッシ監督の来シーズン続投を発表した)。
文●ジャンルカ・ディ・マルツィオ(スカイ・イタリア)
翻訳●片野道郎
2024年04月29日 19:00
KONAMIは25日、家庭用・PC・モバイルで配信中の基本プレー無料ゲーム『eFootball™ 2024』において、世界累計7.5億ダウンロード突破を記念したキャンペーンを開始したことを発表した。
2024年04月29日 18:30
アーセナルはプレミアリーグ第35節でトッテナムと対戦し、ライバルを3-2と破った。これにより、アーセナルは暫定首位を継続。いちはやく勝点を「80」の大台に乗せた。
先制点は15分にコーナーキックから生まれたピエール・エミール・ホイビュルクのオウンゴールだが、その直前のDFベン・ホワイトの行動が話題になっている。サカがコーナーを蹴る前、トッテナムGKグリエルモ・ヴィカーリオの背後に立っていたホワイトは、ヴィカーリオのキーパーグローブのストラップを外そうとちょっかいを出していた。
これがヴィカーリオの集中力をかき乱し、オウンゴールにつながったのではないかと見るメディアもある。英『football.london』は、「ヴィカーリオはグローブをいじってくるホワイトに気を取られていた。ストラップを緩めようという試みは失敗に終わったが、このシュートストッパーの精神がコーナーにしっかりとかかっていなかったことを考えると、これはトッテナムにとって高くついた可能性がある」と、ホワイトのちょっかいが気を散らすのに有効だったと報じた。
アーセナルのコーナーキック時におけるホワイトの役割は注目されており、彼が相手GKを塞ぐように立つことで自由を与えず、その結果ゴールにつながったシーンが今季はいくつかある。以前はキーパーチャージはファウルという明確なルールがあったためこのようなプレイはできなかったが、キーパーチャージのルールは撤廃されたため、GKを囲むようにブロックすることもルールの範疇となったのだ。このように狡猾な動きをするセットプレイは、セットプレイコーチであるニコラ・ジョバーの指示であると思われ、意図的にデザインされたものだ。
今回のちょっかいによる心理戦がどこまでルールの範疇なのかは難しいが、グレーなプレイもいとわないホワイトがコーナーキック時の要注意人物であることは間違いなく、トッテナムはもう少し注意して対応すべきだったか。
2024年04月29日 18:28
大岩剛監督が率いるU-23日本代表はU-23アジアカップでベスト4に進み、パリ五輪出場まであと1勝とした。
準々決勝のカタール戦の最終スコアは4−2だったが、試合内容から見れば延長戦を含む120分を戦った末の辛勝だった。
ベストメンバーが出た時の日本は、ワイドエリアとハーフスぺースでの連係が気持ちいいほど優れている。相手が分厚い2ラインを敷いても、2〜3人の連係でボックスへ入ってチャンスを作り出せる。
だが、カタール戦ではそういうスタイルだけでなく、バリエーションが必要だという教訓を残した。日本の選手が必ずボックス内へ突破してくることを分かってるカタールは可能な限り後ろに下がってブロックを作ったまま待ち受けていた。日本がもう少しペナルティエリアの外からミドルシュートを打っていたら、カタールの守備を引き出せたのではないか。
結果として、日本はこうした細かい攻撃からの得点はゼロだった。セットプレーからゴールを奪えているのはいい傾向とはいえ、アジアのチームは、日本に対してリトリートして分厚い守備で固めてくる。5バックで日本を完封して勝利した韓国もそうだった。準決勝のイラク戦では、もう少し直線的でシンプルな攻撃があってもいいのではないか。
【PHOTO】華やかコスチュームでエールを送る韓国女子サポを特集!
一方、守備に目を向けると、カタールに許した2ゴールは、共にボックス内で相手の選手をフリーにしたミスから生じた。ヘッドを競り合う場面で、自分がクリアを出来なくても必ずジャンプをして相手がヘッドをしづらくするのが鉄則だが、日本の4番(関根大輝)と9番(藤尾翔太)は相手を妨害するプレーをしてなかった。
イラクはセットプレーが上手いチームだ。大岩(剛)監督は、選手にもっとはっきり指示しておくべきだろう。
FWの細谷(真大)は希望と絶望の間を彷徨った。37分に松木(玖生)が送ったクロスを無人のゴール前で外した。トーナメントでは上に勝ち上がるほどチャンスが少なくなる。エースがこんなチャンスを無駄にしてはいけない。
それでも、延長戦に入ってようやく記録した大会初ゴールが貴重な勝ち越しゴールとなった。それがストライカーに与えられた使命だろう。最後の最後までこの19番を信じてピッチから外さなかった大岩監督の忍耐力には拍手を送りたい。
日本が順当に勝ち進んだ一方で、韓国は準々決勝のインドネシア戦でレッドカードのトラブルを克服できずに敗退した。10回連続のオリンピック出場を果たせなかった。
日本もレッドカードのような決定的なミスを避けなければならない。(西尾隆矢が退場した)初戦の教訓もある。無理なプレーやタックルなどレッドの危険があるプレーに注意すべきだ。
文●ホン・ジェミン(フリーランス)
【著者プロフィール】
英サッカー専門誌『Four Four Two』韓国版の編集長など経てフリーに。2024年のアジアカップでは日本戦も全試合取材。韓国代表ファン・ヒチャンの自宅で独占インタビューを行なうなど選手の信頼も得ている。
2024年04月29日 18:24
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップがカタールで開催。現地4月29日に行なわれる準決勝で日本と対戦するイラクのラディ・シェナイシル監督が、パリ行きの切符が懸かる大一番に向け、意気込みを語った。AFC(アジアサッカー連盟)の公式サイトが伝えている。
イラクはグループステージ初戦でタイに0−2で敗れるも、続くタジキスタン戦は4−2で勝利し、最終節はサウジアラビアを2−1でくだし、グループ首位通過。準々決勝ではベトナムに1−0で競り勝ち、ベスト4に駒を進めた。
シェナイシル監督は「タイに負けた時は、選手たちに大きなプレッシャーがかかっていたので、パフォーマンスよりもポジティブなことを考えようとした」と振り返る。
内容よりも結果を重視し、勝ち進んできた。
「我々は勝つことに取り組んできた。美しいゲームをするわけではない。選手たちは求めたことをやってくれた。彼らは守備と攻撃のプランをたくさん持っていたし、パフォーマンスよりも結果を求めていた」
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
日本戦でも、戦い方は変わらないようだ。
「美しいパフォーマンスを見せるのは良いことだが、勝たなければならない」
なお、ベトナム戦で主将のムンタヘル・モハメッドが今大会で二度目の警告を受け、日本戦は出場停止に。精神的支柱を欠くことになるが、指揮官は「選手全員を信頼している。彼の代わりを見つけるのは難しいが、誰が彼の代わりになっても最善を尽くしてくれると確信している」と言葉に力をこめた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 18:00
27日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第31節でフランクフルトと対戦し、FWハリー・ケインが2ゴールを決める活躍を見せて2-1で勝利した。
2024年04月29日 18:00
15日のブレーメン戦に勝利し、クラブ史上初のブンデスリーガ優勝を成し遂げたレヴァークーゼン。無敗記録もいまだ継続中だ。
そのブレーメン戦後にシャビ・アロンソ監督や選手たちが着ていた、黒と赤のTシャツが気になっていたという人も多いのではないだろうか。
このTシャツも含めた「2023-24ブンデスリーガ優勝記念グッズ」が、クラブの公式オンラインストアで販売を開始している。
かつては2位や準優勝の多さから“シルバーコレクター”と揶揄されたレヴァークーゼンが、クラブ創設120周年という節目に無敗でリーグ制覇を達成。
歴史的な優勝を祝う記念グッズだけに、レヴァークーゼンのファンのみならずブンデスファンも入手可能なうちに手に入れておきたいアイテムだ。 bayer Leverkusen 2023-24 Deutscher Meister
レヴァークーゼン 2023-24 ブンデスリーガ優勝記念 Tシャツ
サイズ:XS、S、M、L、XL、2XL、3XL、4XL、5XL
価格:25ユーロ(約4,270円)
ユニフォームと同じようにブラックを基調としたTシャツ。前面に十字を配し、その中にMesiter(マイスター ※チャンピオンの意味)をデザインするスタイルは、エンブレムの“バイヤー十字”と同じ。
選手着用アイテムとは異なり、スポンサーロゴマークは入らない。
レヴァークーゼン 2023-24 ブンデスリーガ優勝記念 マグカップ
価格:9,90ユーロ(約1,676円)
優勝記念グッズの定番であるマグカップも登場!
Tシャツと同じ黒地の十字デザインで、使うたびに優勝の感動が甦る。マグカップは食器としてだけではなく、デスクの上に置くペン立てや、シンプルにインテリアグッズとしても使えるのも魅力。
レヴァークーゼン 2023-24 ブンデスリーガ優勝記念 マフラー
価格:20ユーロ(約3,366円)
こちらも優勝記念グッズでは定番中の定番。栄光の歴史を刻んだマフラーも発売となった。
素材はアクリルがメインの両面織り。片面にはDeutscher Meister(ドイツチャンピオン)、もう片面にはUnser Traum Wurde Wahr(夢は叶った)をデザイン。
レヴァークーゼンも!サッカー界最強の「赤黒ストライプ」ユニフォームを着る5チーム
レヴァークーゼンのブンデスリーガ優勝記念グッズはクラブ公式オンラインストアで販売中。ある程度期間と数量を限定しての販売になると思われるので、購入を希望するであれば早めの注文がおすすめだ。
2024年04月29日 17:55
アーセナルの冨安健洋は4月28日、プレミアリーグ第35節のトッテナム戦で先発フル出場した。スタメンに名を連ね、試合終了までピッチに残っていたのは、11月25日の第13節ブレントフォード戦以来、約5か月ぶりのことだ。
敵地で宿敵とのノースロンドンダービーに臨んだミケル・アルテタ監督のチームは、15分に均衡を破った。CKの場面で冨安をマークしていたピエール=エミル・ホイビェアのオウンゴールにより先制する。
【動画】冨安がダービーで先制のオウンゴールを誘発
さらにブカヨ・サカ、カイ・ハバーツの追加点でハーフタイムまでにリードを3点としたアーセナルは、後半に2失点したものの逃げ切り。3連勝を飾り、消化は1試合多いものの、2位マンチェスター・シティとの1ポイント差を保った。
左SBでプレーした冨安について、『The Independent』は採点記事で7点と評価。「典型的な力強いSBのパフォーマンスを見せた」と賛辞を寄せている。
また、『GiveMeSport』は6点をつけ、「(GKダビド・)ラジャ同様、トミヤスもあまりやるべきことがなかった。だが、彼も必要とされたときに落ち着いたアプローチ」と報じた。
一方、米『NBC Sports』は「終始(デヤン・)クルセフスキに動じさせられた。いくつかずさんなパスもあった」と5点の辛口評価。『Squawka』は同じく5点をつけたが、「再び不慣れなサイドでプレーしたが、それで日本代表が阻まれることはなかった」と伝えている。
ふくらはぎのケガで離脱を余儀なくされ、復帰後も終盤からの出場が続いた冨安だが、ここ2試合は先発出場。激しいタイトルレースが繰り広げられている終盤戦で、さらに存在感を高められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 17:07
監督交代で事態が好転しただけではない。鎌田大地はラツィオで中心的な存在となりつつある。
イゴール・トゥドール監督の就任後、鎌田はセリエAの5試合すべてでスタメンに名を連ねた。4試合連続でフル出場している。黒星を喫したローマダービーは2列目でスタートしたが、それ以外はダブルボランチの一角として起用された。
最終ラインに下がってビルドアップに貢献し、深い位置まで攻め上がって好機を演出するなど、ピッチの広い範囲をカバーし、攻守両面でインパクトを残している鎌田のパフォーマンスには、指揮官やメディアから大きな賛辞が寄せられている。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では、チームと合わずに「謎」「異物」とも評された。ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は4月28日、「おそらく、ダイチ・カマダの謎は解決された。トゥドールの『治療』のおかげで、わずか1か月強でラツィオの中心に戻ったのだ」と報じた。
「クロアチア人マエストロになってまったく別物となっている。日本人選手は決してピッチから出ることがなく、試合中に複数の役割を担う。監督は就任してすぐに『私のサッカーにより適している』と説明した。今の彼は本当に不可欠な存在のようだ。30日前には考えられなかった状況だが、今はそれが現実となっている」
【動画】復活した鎌田が7か月ぶりに絶妙のアシスト
さらに、同メディアは「出場時間、走り、ユーティリティ性だけではない。ドイツ時代のように決定的にもなった」と続けている。
「ラツィオでの得点はシーズン序盤のナポリ戦の1ゴールだけで変わらない。だが、ジェノア戦ではルイス・アルベルトの決勝点をアシストした。オリンピコでのヴェローナ戦でもペドロの決定機を演出している。チームにおける日本人選手の役割は完全に変わった。プロジェクト外からほとんど技術的なリーダーとなっている。今、彼の未来は再び論じられるようになった」
試合後に指揮官が絶賛したこともあり、一時は退団確実とも言われた去就を巡る噂も後を絶たない鎌田。トゥドールの下で輝く彼が、来季どこでプレーするのか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 16:58
マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、白熱する優勝争いについて自身の見解を示した。
2024年04月29日 16:14
28日に予定されていたサッカー、アフリカ・コンフェデレーションズカップ(2023-24 CAF Confederation Cup)で、モロッコとアルジェリアのクラブがユニホームに描かれた地図をめぐって対立し、前週に続いて2戦連続で試合が中止となった。
連続で中止になったのは、USMアルジェ(USM Alger、アルジェリア)とRSベルカンヌ(RS Berkane、モロッコ)による準決勝で、アルジェのホームでの第1戦は、ベルカンヌが試合のピッチに姿を現さなかったにもかかわらず、アフリカサッカー連盟(CAF)が3-0でベルカンヌの勝利扱いとしていた。
問題の発端は初戦を前に、紛争地域である西サハラ(Western Sahara)が含まれたモロッコの地図が描かれたベルカンヌのユニホームを、アルジェリアの税関職員が没収したことだった。その後の第1戦直前、アルジェのスポーティングディレクターが国内ラジオで、ベルカンヌが別のユニホームでプレーすることを拒否したため試合は行われないと明かし、実際にベルカンヌの選手はピッチに現れなかった。
この日のモロッコでの第2戦ではホームのベルカンヌの選手のみが姿を現し、選手たちがファンにあいさつする中でスタジアムアナウンサーから試合の中止が発表された。国内テレビ局の報道では、アルジェの選手はキックオフ直前にスタジアムを離れたという。
かつてスペインの植民地だった西サハラは、大部分をモロッコが実効支配しているが、アルジェリアが支援する武装組織「ポリサリオ戦線(Polisario Front)」は地域の独立を目指して領有権を主張している。アルジェリアとモロッコは2021年に国交を断絶したが、この問題も原因の一つだった。
一方、ベルカンヌの公式ショップではユニホームの売れ行きが好調で、販売業者の代表は「大きな需要がある」とコメント。「地図は3年前から公式デザインの一部だ」と続けた。
アルジェリアサッカー連盟(FAF)はCAFの裁定を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てている。FAFは、CAFが「政治的メッセージを含んだユニホームを着用したいというモロッコのクラブRSベルカンヌの要請を受け入れた」と主張している。
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2024年04月29日 16:13
古巣復帰は完全になくなったと見ているようだ。 レアル・ソシエダの久保建英は、0−1で敗れた4月26日のレアル・マドリー戦後、次のようにコメントし、物議を醸した。「残念だよ。勝ちに値したと思う。こんな雨の中、日程変更もあって、クソみたいなことしかないファンのことを思うとね」 マドリーのチャンピオンズリーグを考慮した金曜夜へのスケジュール変更をチクリと刺した後、同僚アンデル・バレネチェアがオーレリアン・チュアメニからボールを奪った流れから、自身が決めた同点ゴールがファウルで取り消しになった点にも言及。不満を露わにした。「バレネがボールを奪おうとした。僕がコメントできる唯一のことは、ボールを失った選手(チュアメニ)が眠っていたということだ。何があったかは分からないけど、チャンピオンズリーグでは(ファウルの)笛は鳴らないと思う」【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
こうした発言は、久保の再獲得が取り沙汰されてきた、マドリー側でも話題となったようだ。レアル・マドリーの専門メディア『Planeta Realmadrid』は、フロレンティーノ・ペレスが憤慨していると伝えている。「フロレンティーノ・ペレスは、クボがレアル・マドリーに戻ることは決してないと明言している。会長はそれについて明確であり、真実は、彼がこれらの発言をまったく期待していなかったということだ。彼は憤りから発言した」 同メディアは「カルロ・アンチェロッティ監督のチームは世界最高のチームの一つだ。明らかに、タケはマドリーのチームのロードマップには載っていない。なぜなら、彼は現時点で最も有名なサッカー選手たちの中に居場所がないからだ。それなのに、白いシャツを着た人間にそんなことを言われるのは、あまりセンスのいい料理ではない」と続けている。「したがって、彼の将来はすでにチャマルティンから決定的に離れている。彼はまだレアル・ソシエダで成長を続けなければならないが、明らかに彼の夢であったサンティアゴ・ベルナベウへの着陸は決してできないだろう」 元々、すぐに戻るのは難しかったが、今回の発言で復帰の目は完全になくなったと見ているようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月29日 16:02
パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長が、リーグ・アン3連覇が確定したことを受け、喜びのコメントを発表した。28日、クラブ公式サイトが伝えている。
リーグ・アン第31節が26日から28日にかけて開催。首位に立つPSGは27日にル・アーヴルと対戦して3−3のドローに終わったが、28日に行われたリヨンとモナコの一戦で2位モナコが2−3で敗れたため、3試合を残して勝ち点差が「12」に広がったことで、PSGの3連覇が確定した。
12度目のリーグ優勝が決定したことを受け、アル・ケライフィ会長はクラブ公式サイトで以下のように喜びのコメントを発表している。
「リーグ優勝をすることは素晴らしいことだが、リーグ・アンで12回目の優勝を飾ったことはパリ・サンジェルマンに関わるすべての人にとってさらに特別なものになった。すべての選手、ルイス・エンリケ監督や彼のスタッフたち、ルイス・カンポスと彼のスポーツ部門、そしてクラブにいる全員におめでとうと言いたい」
「シーズンの初めからチームはとても団結していた。また、結果に関係なく素晴らしかったファンたちのことも決して忘れてはいない。私たちは家族としてこの瞬間を一緒に大切にしていく。そして、シーズンの最後の瞬間まで1試合1試合ハードワークを続けていく」