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2024年03月28日 21:18
かつてバイエルンやヴォルフスブルクを率いて3度のブンデスリーガ制覇を達成したフェリックス・マガト氏が“母国”ドイツ代表がフランス代表、オランダ代表ら強豪に対し2連勝を飾ったことを受け、称賛のコメントを送っている。27日、ドイツメディア『スカイ』が伝えている。 ドイツ代表は、FIFAワールドカップカタール2022で、2大会連続のグループステージ敗退。その後も成績が低迷し、昨年9月には日本代表に1−4で敗れるなど大不振に陥ったことで前監督のハンジ・フリック氏を解任した。後任のユリアン・ナーゲルスマン監督の下でも、最初の4試合で僅か1勝しか挙げることができなったものの、ここにきて強豪国相手に連勝。自国開催のEURO2024を前に復調の兆しを見せている。 マガト氏は、ドイツ代表の再建を託されているナーゲルスマン監督の手腕について「彼はまだ若いが既に多くの経験をしている。チームを率いるのは初めてではないため、正しい分析を行っている」と、冷静に評価。さらに、「彼はチームに新たなスピリットをもたらした。このようなスピリットは、EURO2024で戦うために必要なものだ。我々全員が何カ月もこれを待ち望んでいた」と、コメント。熱血指導で知られる“鬼軍曹”は一致団結して戦うメンタリティを求めていたことを強調した。 最後に同氏は、「今、彼(ナーゲルスマン監督)はEURO2024の最終段階で完璧なスタートを切っている」と自国開催のEURO2024での若き指揮官が率いる母国代表に期待感を寄せた。
2024年04月28日 05:58
遠藤航が所属するリバプールは現地時間4月27日、プレミアリーグの第35節でウェストハムと敵地で激突した。
リバプールは序盤から押し込む時間が続くも、なかなか得点を奪えず、43分にジャロッド・ボーウェンのゴールで先制を許して前半を終える。
後半に入って48分にアンドリュー・ロバートソンが同点弾を奪取。さらに65分に相手のオウンゴールで勝ち越しに成功したが、77分にミカイル・アントニオに同点ゴールを決められて2−2のドローに終わった。
この一戦で2試合ぶりの先発出場を果たした遠藤は79分までプレー。要所要所で球際の強さや気の利いた守備を見せていたが、チームの勝利には繋がらなかった。
【動画】ロバートソンが決めたリバプールの同点弾!
現地の評価も手厳しい。リバプールの専門メディア『Liverpool.com』は採点記事で、遠藤にチーム最低の「5点」をつけ、「少し自信がなく、躊躇しているように見え、彼からのボールの配球は限られた。ややスピードが不足している」と指摘した。
『THIS IS ANFIELD』もチーム最低の「4点」で、「パスを出すのが遅く、プレーに進歩がない。後半には少し良くなったが、2、3か月前が絶好調だっただけに、今ひとつだ」と評している。
リバプールは逆転優勝に向けて勝点3が必要ななか、手痛いドローとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 05:38
遠藤航が所属するリバプールは、4月27日に開催されたプレミアリーグの第35節で、ウェストハムと敵地で対戦。2−2のドローに終わった。
この一戦で小さくない物議を醸しているのが、先発を外れたエースのモハメド・サラーとユルゲン・クロップ監督の衝突だ。
レッズは2−1と1点リードで迎えた76分あたりから、サラー、ダルウィン・ヌニェス、ジョー・ゴメスの三枚替えを準備している間に同点ゴールを献上。失点の前から、クロップ監督に向かって両手を広げて何事かを言い放っていたエジプト代表FWは、被弾でヒートアップしたのか、また悪態をつく。
ヌニェスが2人の間に入って、エースをなだめる事態となった。
【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
英メディア『SPORT BIBLE』によれば、試合後のフラッシュインタビューで、この件について質問を受けたクロップ監督は、「私たちはドレッシングルームですでに話しをした。私にとっては終わったことだ」とコメント。大きな問題ではないと強調した。
ただ、サラーのほうは、「今日、僕が話したら火事になるだろう」と言い残して、取材エリアを足早に立ち去っている。
大事な最終盤で、エースと指揮官はわだかまりなく残り試合を戦えるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 05:37
セリエA第34節が27日に行われ、ラツィオとヴェローナが対戦した。
ここまでセリエAでは16勝4分13敗の成績で、勝ち点「52」を積み上げて7位につけているラツィオ。現在はイゴール・トゥドール新監督の下でセリエAでは2連勝を飾っている。一方で、23日に行われたコッパ・イタリア準決勝セカンドレグではユヴェントスを2−1で下したものの、2戦合計スコアで2−3と敗れ、コッパ・イタリアでは準決勝敗退が決定。残るコンペティションはセリエAのみとなり、残る5試合では来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位以内を目指して戦う。
現在は5位のローマと勝ち点が「6」離れているなか、今節はホームにヴェローナを迎える。7勝10分16敗の成績、勝ち点「31」の獲得で現在は15位と残留争いに巻き込まれているヴェローナとの一戦に向け、ラツィオ所属の鎌田大地は先発出場。前記のコッパ・イタリアはふくらはぎの違和感で欠場していたものの、セリエAでは5試合連続のスタメンに名を連ね、マテオ・ゲンドゥージと中盤でコンビを形成した。
試合は序盤からラツィオが主導権を握り、ボールを保持しながら前で出るシーンを作る。18分にはペナルティエリア左のスペースへ飛び出した鎌田がコーナーキックを獲得すると、ルイス・アルベルトのキックがファーサイドへ流れ、グスタフ・イサクセンが左足で狙う。先制のチャンスだったが、ここはGKロレンツォ・モンティポが立ちはだかった。
その後もラツィオの時間が続いたものの、35分にはヴェローナにチャンスが到来する。背後からのロングフィードに対してラツィオのGKクリストス・マンダスが飛び出したものの、タイアニ・ノスリンが競り勝つと、落としたボールにカロル・シフィデルスキが反応。左足で狙ったが、シュートはジャストミートせずに枠を外れた。
このまま前半はスコアレスで終了。後半に入ると立ち上がりの47分、左サイドへ流れたバレンティン・カステジャーノスのスルーパスから、ボックス左へ飛び出した鎌田が中央への折り返しを狙ったものの、ここは相手の寄せに阻まれて通らない。だが、このプレーで左コーナーキックを獲得すると、ショートの位置で受けたフェリペ・アンデルソンがカットインから右足一閃。強烈なミドルシュートはクロスバーに嫌われた。
圧倒的にボールを握りながらもなかなか先制点を奪えないラツィオは60分、ペドロ、そして足首のケガにより離脱が続いていたマッティア・ザッカーニをピッチへ送り出す。猛攻を続けるラツィオは63分、ロングフィード1本で抜け出したL・アルベルトがループシュートを狙うも、枠の外へ。66分には敵陣左サイドで相手のスローインをインターセプトした鎌田が中央へ折り返し、最後はペドロがダイレクトで合わせたものの、ここもゴールの右へ外れる。69分はゲンドゥージのアーリークロスからカステジャーノスが左足を振るも、GKモンティポに弾き出される。
ラツィオは決定機の数を増やしながら仕留めきれなかったが、72分には負傷から戻ってきたウインガーが遂にスコアを動かす。ピッチ中央付近で鎌田がボールを奪ったところから、ザッカーニが引き取ってドリブルを開始。左を走っていたL・アルベルトとのパス交換からボックス左のスペースまで走り込むと、左足でニアサイドを射抜いた。
終盤にはラツィオがセットプレーでピンチを迎えたものの、GKマンダスの好セーブでゴールを許さない。試合はこのままタイムアップ。ラツィオがコッパ・イタリア敗退のショックを払しょくし、セリエAで3連勝を飾った。鎌田はフル出場を果たし、いくつかのチャンスに絡むなどインパクト残している。敗れたヴェローナは3試合ぶりの黒星となった。
次節、ラツィオは5月4日に敵地でモンツァと、ヴェローナは5日にホームでフィオレンティーナと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ラツィオ 1−0 ヴェローナ
【得点者】
1−0 72分 マッティア・ザッカーニ(ラツィオ)
2024年04月28日 05:33
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は4月27日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。
2024年04月28日 05:32
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地4月27日、カタール・ドーハでトレーニングを実施した。
日本は25日に準々決勝で開催国カタールと対戦し、延長戦の末に4−2で勝利。その翌日にオフを挟み、行なわれたトレーニング前には、現地の日本人学校の子どもたちと交流。その後にホテルでコンディション調整となった山本理仁以外の22人が参加し、チーム練習が行なわれた。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
全員で軽くランニングをし、ゴムチューブを使った体幹のトレーニング、鳥かごを実施。その後は、カタール戦に出場したメンバーは疲労を考慮して早めに切り上げ、残った西尾隆矢、鈴木海音、田中聡、内野貴史、半田陸、内野航太郎らのフィールドプレーヤー、プラスGKで2対2や3対3を行なった。
ボールが外に出るか、ゴールが入るまで攻守が入れ替わる激しめのメニューをこなし、練習は1時間程度で終了した。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月28日 05:18
レアル・ソシエダのMF久保建英の発言が物議を醸しているようだ。 4月26日に開催されたラ・リーガの第33節で、6位のソシエダは首位のレアル・マドリーとホームで対戦。0−1で敗れた。 この一戦の32分、久保はアンデル・バレネチェアが相手MFオーレリアン・チュアメニからボールを奪った流れから、右足でネットを揺らす。しかし、VAR介入→オンフィールドレビューを経て、バレネチェアにファウルがあったとして、ゴールは認められなかった。 スペインのラジオ局『CADENA SER』によると、久保は試合後、『Movistar』のフラッシュインタビューで、こう発言した。「バレネがボールを奪おうとした。僕がコメントできる唯一のことは、ボールを失った選手が眠っていたということだ。何があったかは分からないけど、チャンピオンズリーグでは(ファウルの)笛は鳴らないと思う」【動画】久保が「眠っていた」と揶揄したマドリーMFのボールロスト→不満を露わにしたゴール取り消し
すると、「眠っていた」と指摘されたチュアメニがこれに反応。日本代表MFのコメントを伝えた『Movistar』の公式Xの投稿に、「眉が上がった顔」の絵文字でリアクションした。『CADENA SER』は「クボの言葉に対するチュアメニの不信感」と報道。マドリーの専門メディア『BERNABEU DIGITAL』は「彼は信じられないという気持ちと驚きで眉を上げた絵文字を残した」と伝えている。 チュアメニにも思うところがあったのだろう。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 03:50
ブンデスリーガ第31節が27日に行われ、レヴァークーゼンとシュトゥットガルトが対戦した。
前々節のブレーメン戦を5−0で制し、クラブ創設120年目にして初のマイスターシャーレを掲げたレヴァークーゼン。前節のドルトムント戦では、0−1で迎えた後半アディショナルタイム、今季幾度となく見せてきた試合終了間際のゴールで同点に追いつき、ブンデスリーガ開幕から30戦、公式戦45試合無敗を継続した。ブンデスリーガは残り4試合。史上初の無敗優勝が達成できるか否かにも注目が集まる。
対するシュトゥットガルトはここまで20勝7分3敗の成績で勝ち点「63」を積み上げ、現在3位につけている。2009−10シーズン以来のチャンピオンズリーグ出場が現実味を帯びてきたなか、前節はブレーメンに1−2で敗北。今節は王者とのアウェイゲームだが、3位の座を死守すべく、2試合ぶりの白星を狙う。
レヴァークーゼンはヨナタン・ター、アレハンドロ・グリマルド、ロベルト・アンドリッヒといった主力がスターティングメンバーに並んだ一方で、翌週ミッドウィークに控えたヨーロッパリーグ(EL)も考慮してか、フロリアン・ヴィルツはベンチからのスタートに。一方、シュトゥットガルトは伊藤洋輝が3バックの左で先発に名を連ね、原口元気はベンチに入った。
試合は両チームともに落ち着いた入りを見せ、チャンスの数は限られたなかで時計の針が進む。レヴァークーゼンは攻守の“心臓”であったグラニト・ジャカが出場停止となった影響も相まってか、なかなか攻撃時にうまく時間をコントロールできず、わかりやすい攻撃に終始。一方のシュトゥットガルトも、アンジェロ・シュティーラーが出場停止のため、中盤でリズムを作る選手が不在となったが、セール・ギラシを中心にシュートまで持ち込む場面は見せる。
前半最初のビッグチャンスは29分、レヴァークーゼンはピッチ中央で前を向いたアンドリッヒがスルーパスを送ると、抜け出したグリマルドが自ら左足を振り抜く。GKアレクサンダー・ニューベルに弾かれたこぼれ球にパトリック・シックが詰めたが、ダイレクトで狙ったシュートは枠を捉えきれなかった。
前半はこのままスコアレスで終了したが、後半に入ると立ち上がりの47分に試合が動く。シュトゥットガルトは自陣でボールを繋ぎ、コンパクトな陣形を保って寄せてくるレヴァークーゼンに対してスイッチを入れるタイミングを探ると、ヴァルデマール・アントンがロングフィードで局面を打開。ボックス右へ飛び出してボールを受けたジェイミー・レヴェリングが右足で狙うと、シュートはGKルーカス・フラデツキーのセーブの末にポストに直撃したが、セカンドボールをクリス・ヒューリッヒがダイレクトで押し込む。後半立ち上がりの“奇襲”でシュトゥットガルトが先制した。
先手を取ったシュトゥットガルトは続く57分、敵陣でGKフラデツキーからの縦パスを引っ掛けると、ここからショートカウンターへ。うまくボールは繋がらなかったものの、ルーズボールに対してうまく体を入れてアンドリッヒと入れ替わったデニズ・ウンダヴが右足一閃。狙い澄ました一撃を沈め、シュトゥットガルトがリードを広げた。
ホームで負けるわけにいかないレヴァークーゼンもここから反撃へ。61分、最終ラインからボールを持ち出したピエロ・インカピエが左サイドを破り、マイナス方向へ繋ぐと、待っていたグリマルドは横へ流す。ボックス内でフリーで前を向いたアミン・アドリは相手の股下を射抜くシュートを流し込み、これでレヴァークーゼンが1点差に。反撃の狼煙を上げた。
勢いに乗るレヴァークーゼンは続く65分、右サイドから仕掛けたジェレミー・フリンポンは突破できなかったものの、阻まれた後のボールを自ら奪い返し、マイナスへのパスを受けたオディロン・コスヌが横へ繋ぐと、ボックス手前中央からアドリが左足でミドルシュート。枠を捉えたグラウンダーの一撃はGKニューベルに阻まれ、こぼれ球にヨナス・ホフマンが詰めたが、またもGKニューベルが立ちはだかった。
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2024年04月28日 02:54
セリエA第34節が27日に行われ、ユヴェントスとミランが対戦した。
2024年04月28日 01:06
プレミアリーグ第35節が27日に行われ、ルートン・タウンは敵地でウルヴァーハンプトン(ウルブス)と対戦した。
ここまで6勝7分21敗で勝ち点「25」の積み上げにとどまり、現在は18位に甘んじているルートン・タウン。プレミアリーグ昇格初年度の今シーズンは残留争いに巻き込まれており、残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストとは勝ち点が「1」離れている。3試合ぶりの白星を目指す今節は、現在プレミアリーグで6試合未勝利(2分4敗)のウルブスと敵地で激突。ルートン・タウンに所属する橋岡大樹は右ウイングバックのポジションで先発に名を連ねた。
試合の立ち上がり直後はルートン・タウンがフィニッシュまで持ち込むシーンを作る。6分、ロス・バークリーがペナルティエリア手前から放った強烈なミドルシュートはGKジョゼ・サがビッグセーブ。13分には右サイド高い位置を取った橋岡のクロスボールから、ボックス中央でカールトン・モリスがヘディングで合わせるも、シュートは威力がなくGKジョゼ・サに処理された。
序盤はルートン・タウンの時間が続いたものの、時間の経過とともにウルブスが試合を優位に進める。21分にはマリオ・レミナからのスルーパスで背後のスペースへ飛び出したファン・ヒチャンが、ボックス右から右足で狙ったものの、今度はGKトーマス・カミンスキがゴールを許さなかった。
このままスコアレスで前半も終盤に突入したが、39分にスコアが動いた。ウルブスはGKジョゼ・サの放ったパントキックから、マテウス・クーニャが抜け出そうとするも、ここはリース・バークが体を張って突破を許さない。それでも、粘りを見せたクーニャがボールを残し、敵陣中央から左へ繋ぐと、フリーで前を向いたファン・ヒチャンがボックス左へ侵入。縦突破を匂わせてからの切り返しでテデン・メンギをかわすと、右足で橋岡の股下を通すシュートを沈めた。韓国代表FWの一撃で、ウルブスが1点をリードでしてハーフタイムに突入している。
後半に入ると立ち上がりの50分、ウルブスは右コーナーキックを獲得。ショートで繋ぎ、タイミングをずらしてからレミナが右足でクロスボールを放り込むと、フリーでファーサイドへ飛び込んだトチがダイビングヘッドを叩き込む。ウルブスが後半の早い時間帯に、セットプレーからリードを広げる一発を決めた。
ルートン・タウンは残留のためには最低でも勝ち点が欲しい状況だったが、2点ビハインドとなってからもなかなか決定機を作ることはできない。それでも、終盤に差し掛かった80分、左サイド高い位置で味方のミスキックを拾ったアルフィ・ダウティーが中央へ持ち運んでからクロスボールを送ると、バークが頭で落とし、最後はモリスがボレーシュートを叩き込む。モリスは今季プレミアリーグでの得点数を「10」に乗せた。
“エース”の一撃でルートン・タウンが1点を返したものの、反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、ルートン・タウンはこれで3連敗を喫した。橋岡は66分にルーク・ベリーとの交代でピッチを後にしている。一方、ウルブスはプレミアリーグ7試合ぶりの白星を飾った。
次節、ルートン・タウンは5月3日にホームでエヴァートンと、ウルブスは4日に敵地でマンチェスター・シティと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ウルヴァーハンプトン 2−1 ルートン・タウン
【得点者】
1−0 39分 ファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン)
2−0 50分 トチ(ウルヴァーハンプトン)
2−1 80分 カールトン・モリス(ルートン・タウン)
【ハイライト動画】橋岡先発のルートンは今節も勝利ならず
2024年04月28日 01:04
プレミアリーグ第35節が27日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとバーンリーが対戦した。
マンチェスター・ユナイテッドは24日、第29節延期分でシェフィールド・ユナイテッドとの撃ち合いを4−2で制しており、プレミアリーグでの未勝利試合数は「4」で止まった。その直前、21日にはFAカップ準決勝で2部のコヴェントリーとPK戦までもつれ込む激闘を戦いながら、勝利して2シーズン連続の決勝進出が決定。今節はプレミアリーグ2連勝、公式戦3連勝を懸けて『オールド・トラフォード』にバーンリーを迎える。
バーンリーはここまで5勝8分21敗の成績で勝ち点「23」の積み上げにとどまり、降格圏の19位に沈んでいる。残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストとは勝ち点「3」差。この試合も含めた残り4試合では可能な限り多くの勝ち点を掴みたい。
マンチェスター・ユナイテッドはブルーノ・フェルナンデス、コビー・メイヌー、ラスムス・ホイルンドらがスターティングメンバー入り。一方、バーンリーはダラ・オシェイ、ヤコブ・ブルーン・ラーセン、ウィルソン・オドベールらが先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりからマンチェスター・ユナイテッドが敵陣へ押し込む時間が続き、アントニー、クリスティアン・エリクセン、アレハンドロ・ガルナチョらが際どいシーンを作る。19分にはボックス左深い位置へ入ったエリクセンの折り返しから、ホイルンドがボールを落とし、最後は走り込んできたB・フェルナンデスが左足を振り抜く。シュートは左ポストに嫌われた。
バーンリーとしては敵地で難しい試合展開を強いられたが、序盤の時間帯を無失点で凌ぎ切ると、時間の経過とともに徐々にチャンスの数を増やす。27分にはボックス手前左寄りの位置からオドベールが放ったミドルシュートが枠を捉えるも、ここはGKアンドレ・オナナに弾き出される。34分にはセットプレーから、ボックス右でクリアボールを拾ったジョシュ・カレンがボレーシュートを放つと、ゴール手前でライル・フォスターが頭でコースを変える。これは決まったかと思われたが、またもGKオナナが立ちはだかった。
前半の終盤は完全にバーンリーのペースで試合が進んだものの、GKオナナの好セーブもあって得点は生まれず、スコアレスで後半へ折り返す。後半に入るとマンチェスター・ユナイテッドは、ガルナチョとアントニーという両ウイングがよりゴールへの圧力を強め、自らシュートへ持ち込むシーンを増やしたが、ゴールネットを揺らすことはできずに終盤へ突入していく。
拮抗した試合は意外な形で動いた。79分、バーンリーは自陣でのビルドアップのシーンでミスが発生。サンデル・ベルゲからのバックパスをアントニーが狙っており、インターセプトしてから一気にスピードアップ。ボックス内まで持ち込み、背後から寄せられながらも左足を振り抜き、ゴール右下へ流し込んだ。個人として苦しいシーズンを過ごしていたアントニーに、今季プレミアリーグでの初ゴールが生まれ、マンチェスター・ユナイテッドが均衡を破った。
このままマンチェスター・ユナイテッドが逃げ切るかに思われたが、残留が懸かったバーンリーも粘りを見せる。87分、ボックス手前右寄りの位置からヨーハン・ベルク・グズムンドソンが左足でクロスボールを放り込むと、アーロン・ワン・ビサカのクリアボールが真上に上がり、カゼミーロが頭でGKへ下げようとする。しかし、このボールが短くなると、遅れて飛び出したGKオナナがゼキ・アムドゥニを倒してしまう。このプレーに対して、主審はOFR(オンフィールドレビュー)を経てPKを宣告。バーンリーがPKを獲得すると、ファウルを貰ったアムドゥニ自身がゴール右下ヘ流し込んだ。
試合終盤に同点弾を喰らったマンチェスター・ユナイテッドは、ここからスコット・マクトミネイ、アントニー、カゼミーロらがゴールに迫ったものの、勝ち越しゴールを挙げることはできずにタイムアップ。マンチェスター・ユナイテッドは公式戦5試合無敗となった一方で、勝ち点「3」を積み上げることはできず。一方、バーンリーは連勝こそ飾れなかったが、敵地から貴重な勝ち点「1」を持ち帰ることに成功した。
次節、マンチェスター・ユナイテッドは5月6日、敵地でクリスタル・パレスと対戦する。一方、バーンリーは4日にニューカッスルをホームに迎える。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 1−1 バーンリー
【得点者】
1−0 79分 アントニー(マンチェスター・ユナイテッド)
1−1 87分 ゼキ・アムドゥニ(PK/バーンリー)
2024年04月28日 00:54
4月27日に開催されたプレミアリーグ第35節で、降格圏の18位に沈むルートンは、12位のウォルバーハンプトンと敵地で対戦。橋岡大樹は右ウイングバックで2試合ぶりに先発した。
鋭い出足を見せたルートンは開始6分、バークリーがペナルティエリア手前で右足を一閃。強烈なシュートを枠に飛ばすが、GKジョゼ・サの好守に遭う。
さらに13分には、橋岡のクロスにモリスがヘッドで合わせるも、上手くミートできず。力ないシュートをジョゼ・サに難なくキャッチされる。
21分にはスルーパス1本でファン・ヒチャンに抜け出され、ペナルティエリア内からシュートを浴びたものの、頼れる守護神カミンスキが決定機を防ぐ。
ただ39分、リーグ戦10ゴールを挙げている韓国代表FWに再びエリア内に侵入されると、深い切り返しからのシュートで被弾。ブロックに入ったメンギの足に当たった後、橋岡の股を抜け、ゴールに吸い込まれた。
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0−1で折り返すと、後半開始直後の50分にデザインされたショートコーナーから、トティにヘッドで叩き込まれ、あっさりリードを広げられる。
プレミアリーグ残留へ、最低でも勝点1を持ち帰りたいルートンは、まずは1点を返したいところだが、勢いに乗るウルブス相手になかなかチャンスを作れない。
状況の打開を目ざし、66分に最初の選手交代で橋岡とクラークを下げ、ウッドローとベリーを送り込む。すると、80分にCKの流れからモリスの豪快なボレー弾が生まれ、ようやく1点を返す。
しかし反撃はここまでで、6分のアディショナルタイムを含めて同点弾までは奪えず。1−2で競り負け、3連敗を喫した。
翌日にマンチェスター・シティと今節を戦う、勝点1差で17位のノッティンガム・フォレスをかわし、降格圏脱出とはならなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 00:36
現地4月27日開催のブンデスリーガ第31節で、堂安律を擁するフライブルクがヴォルフスブルクとホームで対戦した。
2024年04月28日 00:10
25日にリーグ・アン第29節でロリアンと対戦したパリ・サンジェルマンは、FWキリアン・ムバッペとウスマン・デンベレが2ゴールずつを決めて4-1の快勝を収めた。
ムバッペの得点量産は見慣れたものだが、注目すべきはデンベレだろう。バルセロナから加わったデンベレは、今季ここまでリーグ戦で9アシストを記録しており、右サイドからのチャンスメイク力が絶賛されてきた。
しかし、得点力には課題があった。今季前半戦の得点は11月のモナコ戦で決めた1点だけで、得点力向上が課題となっていたのだ。
それが今回のロリアン戦の2ゴールに加え、今月は古巣バルセロナとのチャンピオンズリーグ準々決勝でも1stレグ、2ndレグで1ゴールずつを記録。古巣バルセロナに対して強烈な2発となり、重要なところで決定的働きを見せている。
今夏にはEURO2024が控えているが、フランス代表でもデンベレとムバッペは重要戦力だろう。このデュオがPSGでも機能しているのは心強い。
仏『Foot Mercato』によると、デンベレも得点を奪えていることへの手応えを口にしている。
「ゴールを決めるのは良いことだ。もっとゴールを求められているから、嬉しかったよ。まだ大事な試合が控えているし、これからもゴールを決めていきたい」
PSGのチームメイトであるミラン・シュクリニアルもデンベレ&ムバッペのコンビを絶賛する。
「現時点でチームには世界最高の選手が2人(ムバッペとデンベレ)いる。彼らは世界最高の2人だよ」
大事なシーズン終盤にデンベレ&ムバッペのコンビが躍動しているのは頼もしく、CL制覇には2人のフル稼働が欠かせない。個人技で仕掛けられる両名の存在は対戦相手の脅威であり、PSG悲願の欧州制覇へカギを握るコンビだ。
2024年04月28日 00:00
近年ヨーロッパに進出する日本人選手は増加の一途を辿っており、それに従って「ヨーロッパから日本に帰ってきて現役を続ける選手」も増えている。
今回は『Planet Football』から「まだ日本でプレーしていることが信じられない忘れ去られた5名の選手」をご紹介する。
イングランド方面からはこのような選手たちがJリーグで現役を続けていることに驚きがあるようだ。香川真司
所属クラブ:セレッソ大阪
イングランド・プレミアリーグでは2シーズンしかプレーしなかったものの、オールド・トラッフォードではカルトヒーロー的な人気があった香川真司。マンチェスター・ユナイテッドでのデビューシーズンでリーグ制覇を経験し、いくつかの記憶に残る瞬間を生み出した。
そして彼が最もよく知られているのはボルシア・ドルトムントでのプレーであり、2度の在籍期間で200試合以上に出場。ユルゲン・クロップ監督が率いる黄金期のメンバーであることに加えて、ダービーマッチに強かったことでファンから高い人気を誇った。
現在は35歳となっているが、ドイツへと渡る前に所属していたセレッソ大阪で現役を続けており、まだその魔法も失われてはいない。バフェティンビ・ゴミス
所属クラブ:川崎フロンターレ
4つ足の猛獣を模したユニークなゴールパフォーマンスで懐かしく記憶されているフランス代表FWのバフェティンビ・ゴミス。スウォンジー・シティやリヨン、サンテティエンヌでエースとして活躍したヒーローだ。
トルコやサウジアラビアでのプレーを経て、昨年Jリーグの川崎フロンターレと2025年までの契約を結び、日本へと渡った。
38歳になったゴミスはまだ日本でゴールを決めることができていないが、いずれあの象徴的なゴールパフォーマンスが見られるはずだ。宮市亮
所属クラブ:横浜F・マリノス
2011年にアーセナルへと加入した際、アーセン・ヴェンゲル監督は「彼は世界中の多くのクラブを魅了する才能を持っている」と話した。そのキャリアは怪我によって妨げられたが、純粋なるスピードの優秀さは誰が見ても明らかだった。
イングランド・プレミアリーグではわずか7試合で退団することになったが、ドイツ2部のザンクト・パウリで復活の兆しを見せ、そしてJリーグでキャリアを軌道に乗せることができた。
日本代表に復帰した2022年に再び前十字靭帯を損傷してしまったが、昨年見事に復帰を果たした。彼がうまくやっているのを見るのは嬉しいことである。長友佑都
所属クラブ:FC東京
イタリア・セリエAの名門インテルで9シーズンに渡ってプレーし、200試合以上に出場してきた長友佑都。不運にもクラブが低迷していたためにタイトルは1つしか獲得できなかった。
ただその後トルコリーグの強豪ガラタサライで多くのトロフィーを獲得し、フランス・リーグアンのマルセイユを経て日本へと戻っていった。
そして彼は37歳にしてまだ力強いプレーを見せており、先日は日本代表にも選出されていた。FC東京でもピッチ内外で欠かせない存在に。武藤嘉紀
所属クラブ:ヴィッセル神戸
Jリーグ開幕!今年こそ日本代表に選ばれるべき5名
この日本人ストライカーはドイツ・ブンデスリーガのマインツ05で活躍したあと、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドへと加入した。
そこではマンチェスター・ユナイテッド戦でゴールを決めるというインパクトを残したものの、あまりチャンスが与えられなかった。わずか727分しかプレーできず、退団に至った。
彼にとっては幸運なことに、チームの強化を進めたヴィッセル神戸が彼を引き入れ、キャリアを軌道に戻すことに成功している。
なお、その他にも酒井宏樹や酒井高徳、大迫勇也などが海外を経験してJリーグに戻って活躍しているが、イングランドの目線からはこの5名が印象的であるようだ。
2024年04月27日 23:51
現地4月27日開催のブンデスリーガ第31節で、堂安律を擁するフライブルクがヴォルフスブルクとホームで対戦している。
好調の堂安が3−5−2の右ウイングバックで先発に名を連ねたフライブルクは開始5分、ボックス内でグレゴリチュがシュートを放つも、クロスバーに当たる。
17分には右サイドから堂安がクロスを供給。ボールは敵DFに当たってポストに直撃し、惜しくもゴールにはならない。
【動画】ボルシアMG戦で華麗な連係から奪った堂安律の鮮烈弾
迎えた41分、右サイドを抜け出した堂安の折り返しがボルナウに当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールを誘発する。
このままホームチームが1点をリードして前半を終えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部