2024年03月29日 10:00
ソフトバンク株式会社は29日、プロゴルファーの星野陸也(興和)、吉田優利(エプソン)とスポンサー契約を締結したことを発表した。 欧州男子(DPワールド)ツアー1勝で日本ツアー6勝の星野は「この度ソフトバンクにスポンサードしていただくことになりました。私は2023年からDPワールドツアーに参加しており、今年2月のカタールマスターズでは念願の優勝を果たすことができました。今年はランキング10位以内を目指し、アメリカのPGAツアーに挑戦したいと思っています。さまざまな挑戦を続けているソフトバンクに応援していただけることを、とても心強く感じています。頑張って戦っていきたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします」とコメントを発表した。 日本女子ツアー3勝で今季から米ツアーに参戦する吉田は「このたびソフトバンクにスポンサードしていただくことになりました。今年からアメリカツアーに主戦場を変えて参戦します。情報革命で常に挑戦し続けるソフトバンクと共に、私自身も進化を求め、常に挑戦する姿を応援していただく皆さんに届けたいです。ソフトバンクのサポートの下、最高のパフォーマンスを発揮できるようこれからも頑張ります」とコメントした。 今後、両選手はソフトバンクのロゴが入ったウェアの着用に加えて、同社が実施する「AI スマートコーチ」のゴルフコンテンツに講師として協力予定となっている。
2024年04月28日 06:35
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第3日(27日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
前日から持ち越された第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、3月に欧州ツアーで初優勝した中島啓太(23)=フリー=が6バーディー、1ボギーの65をマークして通算11アンダーとし、首位と2打差の3位に浮上した。昨季日本ツアーの賞金王が、凱旋優勝へ逆転を狙う。64で回ったケーシー・ジャービス(南アフリカ)が13アンダーで単独首位。
12番で3メートルのパーパットをねじ込んだ中島は、ガッツポーズをつくった。つかんだ流れは離さない。14番からの5ホールで4つスコアを伸ばし、トップに迫った。「上がりはすごくいいプレーができた。明日につながる」。3月のヒーロー・インディアンオープンに続く欧州ツアー出場2連勝を視界に捉えた。
3パットのボギーで始まった暗雲を、勝負どころの集中力でこじ開けた。16番でピン手前1メートルのチャンスをものにしたところで、グリーン横のリーダーボードに目をやった。上位に自分の名前を確認し、岡崎錬キャディー(25)と笑い合った。「今週はショットも良くなくて、パッティングもひどいタッチのなかで(ボードの)1枚目にいた。『本当に幸せ者ですね』って」
欧州ツアーとの共催大会で、今年初の母国でのプレー。昨季の日本ツアー賞金王に大勢のギャラリーがついて回り、ホールアウト後にはサインを求める長蛇の列ができた。「優勝争いをしているところをぜひ見てほしい。欧州ツアーで戦っているという意識を持ってプレーしている。そこでもう一回勝ちたい」。今週のテーマは「目の前の一打にコミット」。「勝ちたい気持ちはかなり強い。それを抑えながらコミットします」。凱旋優勝へ、2打差を追う。(高木 恵)
2024年04月28日 06:25
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(27日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
3位から出た尾関彩美悠(あみゆ、20)=JFEスチール=が7バーディー、ボギーなしでツアー自己最少を1打更新する65をマーク。通算13アンダーで首位タイに浮上し、通算2勝目に王手をかけた。22日には全米女子オープンの予選会で首位通過し、初のメジャー出場権を獲得。大会前には60分3980円の格安ほぐしコースで体を整え、大会に入った。佐久間朱莉(21)=大東建託=、天本ハルカ(25)=フリー=も首位に並んだ。
強行日程の疲れを感じさせないプレーで、尾関がスイスイとスコアを伸ばした。5番で4メートルを沈めると、7番から3連続バーディー。後半も17番パー5で第3打を50センチに運び、7つ目のバーディー。自己ベスト65で首位に浮上し「ショットもパットも引き続き良かった。思った以上にスコアが出てびっくり。今日は93点です!」と白い歯を見せた。
前週のフジサンケイクラシック(静岡)は優勝争いの末、4位。最終日の21日夜に千葉県内に移動すると、22日は房総CCで36ホールを回り、首位で全米女子オープン(5月30日開幕)切符を獲得した。4日間で計90ホールを回ったが「火曜日(23日)を休養日に充てたので疲れはない」と20歳は元気ハツラツだ。
23日はショッピングなどを楽しみ、体をほぐすため、全身もみほぐしの店「りらくる」に向かった。選んだコースは60分3980円。今季906万円を稼ぎ、賞金ランク25位のプロは格安ボディーケアで、疲れを癒やした。「一年を戦うには春先に体を崩してはダメ。マッサージには頻繁に行く。『こんなに凝ってる人、初めてです。大丈夫ですか?』って言われました」と庶民派は笑って明かした。
同学年の2003年度生まれ、ダイヤモンド世代は桜井心那、神谷そら、2週連続ツアー制覇の竹田麗央ら逸材ぞろい。世代で2番目に優勝し、22年9月の住友生命レディス東海クラシック以来となる2勝目を狙う尾関は「同学年の優勝に刺激をもらっている。自分も頑張らなきゃと思う」と対抗心を燃やす。
今季2度目の最終日最終組。2週前は2位で迎えたが、77と崩れ18位に終わった。「マネジメントをしっかり立ててやりたい。最後まで精いっぱいやって、優勝できたらベスト」。愛らしい表情の奥に、勝利への闘志をのぞかせた。(岩原 正幸)
◆2003年度生まれ「ダイヤモンド世代」 ツアーメンバーは11人。昨季、初優勝を含む4勝を挙げた桜井心那を筆頭に、5人が優勝を遂げている。一番乗りは22年のメジャー、日本女子プロ選手権を制した川崎春花(2勝)。尾関、神谷そら(2勝)も優勝を手にし、前週からは竹田麗央が2週連続優勝中。世代通算11勝。
2024年04月28日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第3日」(27日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーと日本ツアーの共催大会は、日没サスペンデッドとなっていた第2Rの残りと第3Rが行われた。第3Rを19位から出た杉浦悠太(22)=フリー=は1イーグル、3バーディー、ボギーなしの65をマーク。通算10アンダーで首位と3打差の8位と、V戦線へ浮上した。通算13アンダーのケーシー・ジャービス(南アフリカ)が単独首位。2打差で中島啓太と木下稜介が日本勢最高の3位につけた。
杉浦が会心のイーグル締めで、V争いに滑り込んできた。最終18番、残り209ヤードからの第2打を3Iで2オンさせると、下りの5メートルを完璧に読み切った。「打ち出しも良かったし、思い通り。すごく明日につながる」。好感触を残して、逆転を目指す最終日を迎えることになった。
最大のピンチは、ティーショットを木の根元に打ち込んだ15番だけ。この窮地を「完璧に打てた」という左打ちでフェアウエーに出し、4メートル残ったパーパットをセーブ。前半から危なげなくスコアを積み重ねて、ボギーなしの65に「すごく良かった」とうなずいた。
今年は2月末からのアジアンツアー「ニュージーランド・オープン」で始動。オフから手応えの良さを感じていたが、いざ試合が始まるとスイングに違和感があった。国内開幕戦だった3月の東建ホームメイトカップも、調子が戻りきらずに14位。その後のオープンウイークで、しっかり修正してきた。
小学校時代から教わる奥雅次コーチに助言をもらい、大会1週間前には蟬川泰果らとともに、千葉県内で行われた日本ゴルフ協会(JGA)のプロ合宿に参加。ナショナルチームは昨年度に卒業したが、今でも学生時代と変わらずガレス・ジョーンズ・ヘッドコーチらの教えを受け「今までのような大きなサポートをもらってうれしい」と感謝の笑みを浮かべる。
ナショナルチームの先代主将だった中島啓太は、3月の欧州ツアーで優勝した。同じく世界を目指す身として、大先輩の活躍には「常に先に行っている。僕もこういう試合で勝てるように」と刺激を受けている。今年は国内で賞金王を取って世界進出することを最大目標にするが、今週次第では一足飛びに世界への扉が開ける。
◆杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)2001年9月12日、愛知県出身。4歳の時に父の博倫さんに練習場へ連れられ、ゴルフを始めた。福井工大福井高2年時に日本ジュニア選手権優勝。日大4年の23年9月に下部のABEMAツアー、ダンロップ・フェニックス・チャレンジふくしまを制すると、11月のダンロップ・フェニックスでツアー史上7人目のアマチュア優勝を達成。優勝会見でプロ転向を宣言した。2023年度デイリースポーツ制定「ホワイトベア・スポーツ賞」受賞。172センチ、74キロ。
2024年04月27日 17:42
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(27日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
第2ラウンドが終了した。
2024年04月27日 17:40
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第3日(27日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、3月の欧州ツアーで優勝した中島啓太が6バーディー、1ボギーの65をマークし、66で回った木下稜介とともに通算11アンダーとし、首位と2打差の3位に浮上した。
中島は14番からの5ホールで4バーディーを奪う猛チャージ。「上がり5ホールはすごくいいプレーができた。明日につながると思う」と振り返った。凱旋試合となる今週も「目の前の一打にコミット」をテーマに戦っている。「勝ちたい気持ちはかなり強いけど、それを抑えながらコミットします」と笑顔で宣言した。
杉浦悠太、桂川有人、川村昌弘、佐藤大平、米ツアー1勝で世界ランク21位のマチュー・パボン(フランス)が10アンダーで8位につけた。
64で回ったケーシー・ジャービス(南アフリカ)が13アンダーで単独トップ。
2024年04月27日 15:42
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(27日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
初優勝から3週連続Vのツアー初の快挙に挑む竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は25位から出て、6バーディー、ボギーなしの66をマーク。通算9アンダーに伸ばし、ホールアウトした。
竹田は前半に4バーディー。後半はパーが続いたが、終盤の16、17番で連続バーディーを奪った。「(一日を)ノーボギーで回れて良かった。後半最初はずっとパーだったので、もう少しできたかな」と振り返った。
前週のフジサンケイレディスでは兄をキャディーに起用して優勝したが、今週は昨年引退した元賞金女王、イ・ボミ(韓国)のかつての主戦キャディー・清水重憲氏とタッグを組んでいる。7番パー4、残り110ヤードからの場面では第2打を50度ウェッジで打つつもりだったという竹田に対し、清水キャディーから「ピッチングウェッジ(PW)の方がいい」とアドバイスを受けたという。その助言通りにPWでセカンドショットを放ち、2・5メートルにつけてバーディーを奪った。
第2日を終えての首位との差は後続の選手のスコア次第となるが、好位置で最終日を迎えることになりそう。「明日も伸ばし合いになると思うので、ついていけるように頑張りたい。明日次第では(3連勝を)目指せる。今日は6アンダーだったので、7アンダーを出したい」と意気込んだ。最終日(28日)は、プロゴルファーでもある母・哲子(さとこ)さんの56歳の誕生日。「いいプレーをできるように頑張りたい」と表情を引き締めた。
2024年04月27日 14:10
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(27日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
最終組が前半9ホールを終了した。尾関彩美悠(あみゆ)、蛭田みな美の2人が通算10アンダーの首位で並んでいる。
川崎春花、岩井千怜(ちさと)、青木瀬令奈、藤田さいき、木戸愛が1打差の9アンダー3位で続いている。
初優勝から3週連続Vの史上初の快挙に挑む竹田麗央(りお)は14ホールを終え、4つ伸ばして7アンダーの16位となっている。
トップと2打差以内に15人、3打差以内に21人がひしめく大混戦となっている。
2024年04月27日 14:02
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第3日(27日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第3ラウンドの最終組が前半を終了した。
2024年04月27日 12:56
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(27日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
9位から出た青木瀬令奈(リシャール・ミル)が8番パー3(180ヤード)で自身ツアー4度目となるホールインワンを達成した。使用クラブは3ユーティリティー。ピン手前に落ち、転がってカップインした。
青木は8番を終えてスコアを4つ伸ばし、通算8アンダーでトップと1打差の2位タイに浮上している。
ホールインワンは今季の国内女子ツアーで、アクサレディス宮崎以降、6週連続で達成されており、今季7度目。6週連続での達成はツアー最長記録となっている。
2024年04月27日 11:25
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 第2日(26日、米カリフォルニア州・ウィルシャーCC=6258ヤード、パー71)
第2ラウンドが行われ、初日3オーバーの99位と出遅れた渋野日向子(サントリー)は3バーディー、1ボギーの69で回り、通算1オーバーの45位に浮上し、2戦連続で予選通過した。
10番から出ると、15番パー5でバーディーを先行させた。後半は5番で第2打をピン手前4メートルに運び、2つ目のバーディー。6番で1メートル強のパーパットを外し、初ボギーを喫した。7番パー3はバンカーにつかまったが、第2打をピンそばに運んでパーをセーブ。8番で第2打を2・5メートルに運んでバーディーを奪った。
ラウンド後は中継局WOWOWのインタビューに答え、「チャンスも多からず、少なからず(の一日)だった。パー5で1個しかバーディーを取れず、苦しい一日だったが、何とかボギーを1個で抑えられて良かった」と振り返った。
初日の出遅れから巻き返すのは前週のメジャー、シェブロン選手権と同じパターン。「この2日間、もう少し上位にいられたら、自分にとってもプラスになるが、スタートダッシュでつまずいた分、難しい2日目を迎えることが最近多い」と分析した。それでも「残り2日(プレーが)できるのは、自分にとっては大きなことなのでしっかり頑張ります」と上位を目指す週末へ意気込んだ。
2024年04月27日 11:25
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 第2日(26日、米カリフォルニア州・ウィルシャーCC=6258ヤード、パー71)
第2ラウンドが行われ、西郷真央(島津製作所)が3バーディー、3ボギーで連日の71で通算イーブンパーの31位で、日本勢最上位となった。
ともに99位から出た渋野日向子(サントリー)と古江彩佳(富士通)は、そろって69をマークし、1オーバーの45位で並んだ。71の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は2オーバーの61位で予選を通過した。
稲見萌寧(Rakuten)は71、吉田優利(エプソン)は75で、ともに5オーバーの105位となり、予選落ちした。
2024年04月27日 09:00
〝なっち先生〞こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。
2024年04月27日 08:00
2020-21年の賞金女王・稲見萌寧が昨年、復活優勝を成し遂げた要因のひとつに新コーチ・柳橋章徳の存在があった。
その柳橋が“ゴルフスイングの本質に迫る”チームを結成!
体やクラブの使い方の原理原則を追求し、個人の潜在的な能力の限界を突破(ブレイクスルー)するメソッドを毎月紹介しよう。 カッコよく行進しても“いい歩き方”ではない ゴルフでいい形を目指そうとするのは、ウォーキング(写真左)を「行進」の動きでしようとするようなもの。「行進」は、いい姿勢でカッコよく歩いているように見えるが、人間が歩く動作としては不自然で、スピードも出ないし体への負担も大きい(写真右) 形をなぞってもスムーズなスイングにはならない いい球を打つ選手は、形も理に適っているが、それはいい動きをした結果がいい形であるのであって逆ではない。「いいトップはこうなっている」という理由で形をマネしても、スムーズなスイングにはならないしパワーも出ない なぜその形になるのかのほうがはるかに大事 ボールに適正に、効率よくパワーが伝わる動きをした結果のいいトップなら、その前後の動きも自然とよくなるが(画像左)、トップの形だけをマネしても、前後はいい動きにはならず、効率も悪くスムーズさも生まれない(画像右) カッコいいスイングは 形からは身につかない
――でも、芸事や踊り、空手など「形から入る」習い事って結構ありますよね? お箸や楽器なども持ち方などをマネするところから入りませんか?
山縣:踊りや空手の演武のように、形をそろえる必要があるものならそれもアリかもしれません。それでも形から中身を感じることができるようになるまですごく時間がかかりますし、多分センスも必要。やはり体のことに関して科学的にアクセスできなかった時代の苦肉の策という気はしますし、「教える」ことよりも「自分で学ぶ」ことに重点が置かれた指導法だと思います。
安岡:それにお箸や楽器などは、ゴルフでいえばグリップみたいなものですので、持ち方は指導しても動かし方を形で教えることはしないと思います。
山縣:それに教わる側が、形が整うことによるカッコよさみたいなものを重視しすぎているように感じますね。
――カッコよさですか。
山縣:背すじと手足をピンと伸ばして行進する姿はカッコいいかもしれませんが、これって「いい歩き方」だと思いますか?
――いえ、実際に歩くとなったら不自然ですね。疲れますし、体への負担も大きそうです。
山縣:形を気にするゴルファーって、これに近いものがあると思います。
柳橋:こういった点を勘案しても形から入るスイングづくりって、0点どころかマイナスからのスタートなので、本当に百害あって一利なしだと思います。
――マイナスですか!
山縣:本当にやるべきことを無視して最初に余計なところを作ってしまったら、それを捨ててゼロに戻るのに時間も手間もかかってしまう。先入観なども加担して、これを取り戻すのがとても大変なんです。
安岡:実際にレッスンしていても、間違った情報から「この形じゃなきゃダメだと思っていた」みたいな思い込みをもっているゴルファーは多くて、そういう人の思い込みを取り除くのはとても大変です。
山縣:とくに日本人は「いい姿勢」に対する先入観が強すぎて、それがすごく上達の妨げになっていると思います。次回は、このへんの話をじっくり説明していきましょう。
いかがでしたか? いい姿勢を形をマネするのではなく、いい動きを目指しましょう!
安岡幸紀
●やすおか・ゆきのり/1988年生まれ、高知県出身。高知高校ゴルフ部で活躍。卒業後、指導者の道に進み、日本プロゴルフ協会のティーチングプロA級を取得。現在はCHEERS GOLFの代表を務め、柳橋らとともにゴルフの原理原則の研究を行なっている。
山縣竜治
●やまがた・りゅうじ/1982年生まれ、山口県出身。國學院大学の野球部で選手とコーチ業を兼任。運動学やチーム指導などを幅広く学び、トレーニング部門も自身の体を実験体に専門的に経験。現在はゴルフの解剖に力を入れ「太子堂やまがた整骨院」で総院長を勤める。
柳橋章徳
●やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。最先端のスイングや理論を研究し、23年6月より稲見萌寧とコーチ契約を結び、1年3カ月ぶりの復活優勝に貢献したツアープロコーチ。YouTube チャンネル「BREAKTHROUGH GOLF」でも上達
に役立つ斬新な情報を発信中。
構成=鈴木康介
写真=相田克己、田中宏幸
協力=GOLFOLIC中延店
2024年04月27日 07:45
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第3日(27日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
前日に日没サスペンデッドとなった第2ラウンドが終了。62をマークした佐藤大平が通算10アンダーで、ヤニク・パウル(ドイツ)らと首位に並んだ。
67の木下稜介、68の吉田泰基が7アンダーで7位につけた。
67で回った木下裕太が6アンダーとし、68で回った中島啓太、川村昌弘らとともに12位。
金谷拓実、幡地隆寛は5アンダーで19位、蟬川泰果は3アンダー50位で決勝ラウンドに進出。
石川遼は3オーバー、137位で予選落ちした。
2024年04月27日 07:00
ワッグル編集部員が気になるギアを、コースを毎月レポート。率直な生の声を参考に、みなさんも打ってみて、回ってみて! ピン G430 MAX 10K Spec ●ロフト角/9、10. 5、12度●体積/460cc●ライ角/59. 5度●重さ・長さ/約302g・45.75インチ(ALTA J CB BLACK・フレックスSR)●シャフト/ALTA J CB BLACK、PINGTOUR 2.0 CHROME ほか●価格/10万4500円
発表会時の室内試打からいい手応えを感じたので、コースに出て「G430 MAX 10K」を打ってきました。ガーミンアプリのクラブセットに「PING 10K」と入力し、平均と最大飛距離を計りながらラウンド。
その結果、平均飛距離がいつもより10ヤードも伸びていました! ミスヒットしても大きく曲がらないから、飛距離ロスが少なかったのはデータを見るまでもなく感じましたが、とくにチーピンがフェアウエイの幅で収まってくれるので、ライのいいところを通って前へと進んでいく。
このドライバー、ヘッドが大きくタテヨコ合わせて1万超えの高慣性モーメントと深重心が売りなので、アベレージ向けの印象でしたが、左へのミスが怖いハードヒッターにも恩恵がありそう。左だけでなく右にもブレない、低スピンの高打ち出しだし、マッチするゴルファーのフトコロの広さ、どんだけ~! じつは全ゴルファー向け!? 大浪松之介 ベストスコア75
甥っ子と茨城のグランドゴルフに行った。午前中回り放題で400円。1日回り放題の食事付なら700円。ランチして回り放題のほうが断然お得、と思って700円払ったあとに食券の券売機を見たら、ラーメンやパスタ、カレーが700円前後だった。食事したらグランドゴルフがタダになるのと同じじゃん!笑
いかがでしたか? ぜひ、スコアアップに繋がる「G430 MAX 10K」を手に取ってみてください!
問合せ ピンゴルフジャパン clubping.jp
イラスト=成田草介