2024年03月29日 11:57
米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)でプレーする大谷翔平(Shohei Ohtani)の本拠地デビュー戦を見るため、東京からロサンゼルスまで5477マイル(約8800キロメートル)をフライトした71歳のミヤザキ・ヒロアキさんは、AFPの取材で「大谷にホームランを打ってもらいたい」という一つの願いを口にした。 古巣ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)時代に2度のア・リーグ年間最優秀選手(MVP)に選出された大谷はこの日、本拠地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)でセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)とのレギュラーシーズンホーム開幕戦に臨んだ。 本塁打の数はエンゼルス在籍6シーズンで積み上げた通算171本から増やすことはできなかったものの、3打数2安打の活躍を見せてチームが7-1で快勝するのに貢献し、ドジャースが総額7億ドル(約1060億円)もの大金をはたいて獲得したのは良い買い物になるであろうことを示した。 スタジアム内にある複数のメガストアでは、1着199ドル(約3万円)のレプリカユニホームをはじめ、ペナントやキャップなど大谷の関連グッズを購入するためにファンが辛抱強く長い列を作っていた。 東京出身でロサンゼルス在住の銀行員であるキタダ・タケシさんは、「彼(大谷)のためにシーズンチケットを購入した」という。ドジャースが大谷を獲得するために支払った額については「妥当な値段」だったと考えており、「非常に妥当な値段だ。とにかく、きょうここでグッズを買っている人々を見てくれ。ドジャースは大谷でもうけることができる」と話した。 キタダさんは、大谷がエンゼルスにいたときは定期的にアナハイム(Anaheim)を訪れていたが、「今はドジャースを応援している」と笑みを浮かべた。 69歳の弁護士で長年のドジャースファンであるジーン・ワイスバーグさんは、大谷がドジャースの一員になった姿を見るのは「特別なこと」だといい、「大谷はエキサイティングな選手だ。毎日彼を見られるようになったのは特別なこと。私たちはもう長らくシーズンチケットの所有者だから、各時代の選手を大勢見ている」と述べた。 「選手たちが一緒に特別なチームを作り上げている。私たちは彼らが活躍できるかどうか見守る必要がある。けがは起きるだろうし、他のチームも台頭してくるだろう。それでも野球のシーズンが開幕するとわくわくする」 ワイスバーグさんはその一方で、大谷の元通訳が違法ギャンブルに関与したとされるスキャンダルについては慎重な姿勢を示し、「しばらく見守っていこう」「彼(大谷)の語ったことが事実であることを願っている。これは誰にも分からない」と述べた。 ■関連記事 ・ドジャース大谷 本拠地デビュー戦で2安打 ・大谷、元通訳の賭博問題「悲しくショック」 自身の関与は否定 ・大谷と水原氏のスキャンダル、MLBが正式に調査開始
2024年04月28日 08:41
大谷翔平の右前打は192キロ、ゲレーロJr.の二塁打は189.3キロだった
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2回の第2打席で打球速度119.2マイル(約191.8キロ)の右前適時打を放った。3回にはブルージェイズのスター選手として活躍するブラディミール・ゲレーロJr.内野手が約189.3キロの二塁打を放っていたが、これが“本日最速”でないことで、地元記者も「とんでもないな」と脱帽した。
大谷は2回2死一、三塁のチャンスで、5球目に投じられた98.2マイル(約158.0キロ)の直球を捉えると、強烈な打球を右前へ運んだ。119.2マイル(約191.8キロ)の当たりは自己最速で、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、2015年以降の球団最速も更新した。
この一打がいかにとてつもないかを示す出来事が試合中にあった。2021年に球宴に出場し、48本塁打を放ってタイトルを獲得したブルージェイズの英雄、ゲレーロJr.が3回に左翼へ放った二塁打の打球速度が117.6マイル(約189.3キロ)を記録。つまり大谷がその上を更に行ったことになる。
カナダ地元紙「トロント・スター」のコラムニスト、マイク・ウィルナー氏はX(旧ツイッター)で、ゲレーロJr.の打球速度を大谷翔平が上回るハイレベルな争いに言及。「ところで、その117.6マイルの打球が今日の試合の最速でないことは、とんでもないな」と脱帽していた。
2021年に大谷と本塁打王を争ったゲレーロJr.の一打が、改めて大谷のポテンシャルの高さを示した。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 08:13
アイスホッケー殿堂の柱になぜか大谷翔平の写真
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)からカナダ・トロントで行われているブルージェイズ戦に出場している。昨オフFAになった際に最後まで交渉を行ったチームの一つで、打席に立つたびにブーイングが響く中、米記者は街中の超有名スポットでも“出禁”にされていたと伝えた。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者が自身のX(旧ツイッター)で公開したのは、トロント市内の超有名スポット、アイスホッケーの殿堂での光景だ。柱には、少々風体の怪しい人たちの写真とともにドジャースのユニホームをまとった大谷の写真も貼られている。
ハリス記者は「ホッケーの殿堂からこんにちは……ブルージェイズと契約しなかったため、ここではショウヘイ・オオタニは出禁だとレジ係が教えてくれた」と状況を説明。トロントの街中でも、大谷への厳しい仕打ちが続いているようだ。
大谷は昨オフFAとなった際、ブルージェイズとも入団交渉を行った。さらにドジャース入りを発表する前日には、米国の記者が大谷はトロントへ向かったという内容の“誤報”を発信し、ファンがネット上で飛行機を追跡する大騒動に。大谷を獲得できるという希望を抱かせたことが原因で、このカードでは初戦から大谷が打席に立つたびにブーイングが続いている。
(THE ANSWER編集部)
2024年04月28日 08:10
西武のドラ6村田がDeNAとの2軍戦で初本塁打を放った
西武のドラフト6位ルーキー、村田怜音内野手が27日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグのDeNA戦に「6番・三塁」で出場。2回に“プロ1号”となるソロを放った。まだ出場5試合目ではあるが、9打数6安打の打率.667の暴れっぷりに、ファンは「希望の星すぎる」と期待を寄せている。
196センチ、110キロで「レオのガリバー」の愛称を持つ村田は0-1の2回1死、DeNA・吉野光樹投手の直球を捉えると、打球は左中間フェンスを軽々と越えた。「自分の結果としては練習でやっていることを試合で試せて、いい形として結果につながったのでよかったです。2ボールだったのでまっすぐ一本でセンターに打ち返そうという意識でいきました。完璧でした」と汗をぬぐった。
長打力が持ち味で「ゆくゆくはホームラン王とか、そういうのが獲れるようなバッターになりたいんですけど、そんなに大きな目標を掲げることなく、まず1年目は着々とやるべきことをしっかりやって、それが結果につながっていけばいいと思います」と、初々しく語った。
皇學館大では1年秋から4番を務め、3年秋には打率.484、4本塁打、15打点の成績でリーグMVP。4年春にも打率.500、3本塁打、15打点で2度目のリーグMVPに輝いた。大学通算では25本塁打を放っている。1軍は最下位に苦しんでいるだけに、将来の大砲に対してSNS上には「そろそろ上がってきそう」「どっしりと成長して欲しい」「希望の星すぎる」「ファームで爆発中」「たまんねえ」と期待の声が寄せられていた。
村田は昨年11月の新入団選手発表会では「プロで対戦したい選手」を問われると、ロッテの佐々木朗希投手をあげた。「同世代の顔と言われる選手。自分が打ち砕いて2001年(生まれ)世代の顔になりたいです」と宣言し、大きな拍手を浴びていた。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 08:02
今季最速の158キロ直球を自己最速191.8キロで右前打に
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ブルージェイズの菊池雄星投手は27日(日本時間28日)、本拠地・ドジャース戦で6回4失点で今季2敗目を喫した。
2024年04月28日 08:00
「中日4−6広島」(27日、バンテリンドーム)
黄色のグラブを強くたたいた右拳を握りしめ、大きくほえた。「(ガッツポーズは)自然と出ましたね」。赤く染まった左翼スタンドからの「森下コール」を背に受け、堂々とマウンドを降りる。広島・森下暢仁投手が7回5安打1失点の力投。バンテリンドームでは22年7月以来の白星となる、今季2勝目を挙げた。
ギアを上げたのは4点リードの七回。先頭の細川への四球から1死一、三塁のピンチを招いたが、ここからが見せどころだった。まずは村松を内角高めの直球で空振り三振。続く代打・福永には、カウント2−2からのカットボールで空を切らせると咆哮(ほうこう)。「なんとか0で抑えたいという気持ちで投げていた」と汗を拭った。
前回20日の巨人戦(東京ドーム)では今季初勝利を手にするも、6回1/3で12安打を許し、球数も105球に達していた。しかし、この日は二回から六回までの各イニングを15球以内で片付ける省エネ投球。7回を93球で投げきり「四球を少なくいけたのが良かった」とうなずいた。
5連戦の初戦を託した新井監督は「要所を締めてのナイスピッチングだった。5連戦の頭で7回まで投げてくれて」と評価した。チームは勝率5割に復帰し「何とか粘り強く戦っているので、明日も勝ってもらいたい」と森下。背番号18の熱投が、貯金生活突入への足掛かりとなる。
2024年04月28日 08:00
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
阪神は前日に4失策を犯した木浪聖也内野手に代わって先発した小幡竜平内野手が、適時打を含む2安打と起用が当たった。デイリースポーツ評論家の藤田平氏は「小幡が機能した」と絶賛。
◇ ◇
流れを引き戻す見事な働きだ。小幡が岡田監督のスタメン起用に応えた。疲れも見えた木浪を休ませられたことだけでなく、前日26日のヤクルト戦で連勝が止まりチームに重い空気が漂いそうな中、小幡が機能した。
特に五回は昨年の強いタイガースの攻撃パターンのひとつだった。8番打者が出塁して、9番の投手が犠打で走者を送り、1番・近本がかえす。この日は小幡の中前打の後、大竹が投犠打で攻撃リズムを作り、近本の逆転2ランへつながった。
いつ出番が回ってくるか分からない中でも準備を怠らない努力のたまものだろう。小幡と木浪を比べると守備面での総合力は互角だといえる。打撃面で課題のあった小幡だが、辛抱強く技術を磨いて、この日のチャンスを生かした。
二回のタイムリーを含めて小幡は2安打。岡田監督の期待に応えた。同時に前日3失策の木浪も、この日の欠場をプラスにしてくれるはずだ。これからチームにとって大事なのは連敗しないこと。サブメンバーの活躍による勝利は何よりもチームを活性化させる。
2024年04月28日 08:00
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』に谷繁元信氏が出演し、DeNAのドラフト1位・度会隆輝について言及した。
度会はオープン戦で12球団トップの打率をマークし、開幕戦でプロ初本塁打を放つと、翌日には本塁打を含む4安打2打点と好スタートを切った。開幕3連戦を終えた時点で打率.385をマークしていたが、徐々に打率が下がり、4月24日終了時点には打率.202まで下がった。それでも、プロ入り後初めて8番で出場となった26日の巨人戦で満塁本塁打を放つなど、3安打4打点の大暴れ。ここまで23試合に出場して、打率.227、3本塁打、11打点、2盗塁の成績だ。
谷繁氏は「チームについてのプレッシャー、自分が打たなかったら勝ちが近づかないとか、凡打で点が入らなかったところのプレッシャーを徐々に感じていると思うんですよ」とし、「キャンプ終わってオープン戦で首位打者取ったじゃないですか、3月と4月の頭が多分ピークだったと思うんですよ。体も疲れがいい具合に取れながら開幕を迎え、連戦ですからメンタル的な体力、肉体的な体力もそうですし、誰にも波がある。下がってしまうのはしょうがないと思うんですよ」と話した。
「社会人で3年間やっているとはいえ、毎日試合がないじゃないですか。それに対しての準備もしなきゃいけないし、これも経験で徐々に波が大きいのを小さくしていく。一流選手になるとどんどんそれができていくのでね」と続けた。
谷繁氏は今後度会に期待することについて「これからまだまだ壁があると思いますから、そこをとにかく早く破って、球界を代表するような外野手になってもらいたい。その前にベイスターズが久しく優勝できていないので、優勝できるために力になってもらいたい」とエールを送った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月28日 07:59
○ レッドソックス 17−0 カブス ●
<現地時間4月27日 フェンウェイ・パーク>
ボストン・レッドソックスが大勝で連敗ストップ。
2024年04月28日 07:55
敵地放送局「彼は喉が渇いているんですね」
■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手の“アイテム”に敵地放送局が注目した。26日(日本時間27日)は、今季初めてのトロントでの試合。ベンチで水分補給する大谷を見るや否や、実況は「あの水筒デカいですね」と指摘。笑いに包まれる一幕があった。
初回には大ブーイングの中で7号ソロを放ち、敵地ファンを黙らせた。実況席が注目したのは試合中盤のシーン。5回の第4打席で投ゴロに倒れたあと、大谷はベンチで大きな水筒を両手で持ち、ゴクゴクと水分補給していた。すると、ブルージェイズの地元放送局「スポーツネット」の実況のダン・シュルマン氏は「あの水筒デカいですね(笑)」と伝えた。
開幕前のキャンプ時も持ち運んでおり、注目を集めた大きな水色の水筒。シュルマン氏は「大きいですね、ハハハハ。彼は喉が渇いているんですね」と解説と会話を弾ませた。
ネット上でも「確かにデカい」「久しぶりに見た水筒!」「ほんと、でっかい水筒だわ」「ゴクゴク谷」「大ウケだ」「アクエリ入れて部活してる中学生」「水筒デカすぎw」「でかすぎるwそしてかわいすぎる」と、ベンチの大谷に注目する声があがっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 07:44
ロバーツ監督、大谷は「正しいやり方でプレーしている」
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し5打数1安打1打点だった。試合中にはベンチ内でデーブ・ロバーツ監督と熱心に話し込む様子も確認。内容について指揮官は「再確認していただけ」などと話した。
試合中、大谷のもとにデーブ・ロバーツ監督が歩み寄った。グータッチをかわすと、指揮官はそのまま足を止め、大谷の胸を指差すような仕草をしながら真剣な表情で話し出した。大谷も真顔でうなずきながら耳を傾けていた。“ただならぬ雰囲気”を察したのか、途中からウィル・アイアトン通訳も参加して話し込んだ。
ロバーツ監督は試合後、ミーティングについて「いや、重大な話ではない」とし、「ただ単に、彼が打席で多くの素晴らしいことをしているということを、再確認していただけ。私としては、彼のアプローチがいい状態にあり、正しいやり方でプレーしていると、確かめただけだ」と説明した。約35秒間の“3者面談”だった。
大谷はこの日のブルージェイズでは、2回には岩手・花巻東高の先輩、菊池雄星投手から打球速度が自己最速となる119.2マイル(約192キロ)の適時打をマーク。ドジャースは4-2で勝ち、チームの連勝は今季最長の6まで伸ばした。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 07:36
ドジャース戦に先発登板し、6回9安打4失点で今季2敗目(2勝)を喫した
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ブルージェイズの菊池雄星投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたドジャース戦に先発登板し、6回9安打4失点で今季2敗目(2勝)を喫した。岩手・花巻東高の後輩にあたる大谷翔平投手との対戦では、2回の第2打席に右前適時打を許し、「とんでもない打球を打たれました」と苦笑いで振り返った。
初回、先頭のベッツに三塁打を許すも、続く大谷を二ゴロに打ちとった。しかし、2回も2死一、三塁のピンチで対戦すると、5球目に投じた98.2マイル(約158.0キロ)の直球を捉えられた。痛烈な打球を右前へ運ばれ三塁走者が生還。大谷の自己最速を更新する打球速度119.2マイル(約192キロ)だった。
「僕も楽しみでしたね。1年に1回しか対戦できないですからね。今年に関しては」と待ちに待った高校の後輩との対戦。3回1死一塁の第3打席では空振り三振を奪い、先輩の意地も見せた。「ランナーを置いている打席が多かったですから、難しい対戦になりました。(大谷は)毎年毎年レベルアップしてますし、長打だけは打たれないようにと配給をしてました」と対策をしていたという。
また、大谷に打たれた98.2マイルは今季最速。「ただ、とんでもない打球を打たれましたし、僕も1番速い球投げたのかな、今年。悪くないボールだったと思いますけど、彼が上回ったという感じでした。ボール自体はすごく良かったですし、いいバトルできたかなと思いますけどね。投げた瞬間にライト前に行っていたので、打球が速すぎてちょっと見えなかったですけど」と脱帽した。
初回1死三塁からフリーマンの左犠飛で先制点を献上し、2回には大谷の適時打などで2失点。4回にも1点を失ったが、5、6回は連続で3者凡退と立ち直った。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 07:30
6年間で4度6か所を手術した高木大成氏は2005年に戦力外通告を受けた
桐蔭学園、慶大を経て西武を逆指名しドラフト1位で入団。
2024年04月28日 07:20
エンゼルスのアデル、フライの落下地点に入るも足に当てて二塁打に
■ツインズ 5ー3 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスのジョー・アデル外野手が26日(日本時間27日)、本拠地でのツインズ戦に「6番・右翼」で出場。守備ではフライを取り切れず、失点に繋がってしまう場面があった。走塁などでもミスが続き、監督も苦言をこぼしていた中のミスに、「彼には1日おきに災難が起こってしまう」「愚かなプレーだ」とファンも我慢ならないようだ。
3点ビハインドの6回、1死走者なしからミランダが放った打球は右中間へ飛んだ。中堅のマイク・トラウト外野手とアデルが追い、声を出したトラウトはアデルに打球を託した。しかし、アデルはトラウトが捕るかと思ったのか打球を見ておらず、足に打球が当たって二塁打としてしまったのだ。
アデルが捕球するはずと思っていたトラウトも、まさかの落球に呆然。外野の連携が上手くいかず、出塁したミランダはその後生還。痛恨の4点目を与えてしまった。
打撃では非凡な才能を見せるも、毎年のように守備や走塁などでのミスが目立っている。10日(同11日)には、二盗直後に塁を離れてしまうボーンヘッドで、ロン・ワシントン監督も「もう二度と起きないことを願う。私たち全員が恥ずかしいと思ったからだ」と語気を強めていた。
ファンからも「彼は私たちを失望させる」「トラウトはトレードを要求するべきだ……」「野球が下手すぎないか」「アデルだから起こったことだ」と嘆きの声があがっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 07:10
◆ 「まあ我が後輩です」
広島が中日の追い上げを振り切り6-4で勝利をあげた。この日の広島は2回に宇草孔基の2ランで先制すると、先発の森下暢仁も7回1失点の好投。8回は中日も2本のアーチで反撃するも、常にリードを保ち続けた広島に軍配が上がった。
27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、この1週間で3アーチと絶好調の宇草孔基に注目。解説者として出演した坂口智隆氏は「もともとこう打てる選手だと僕は思ってるので。それに今シーズンにかける思いが乗っかって、しっかりと自分のスイングを出してきてる結果だと思います」と高評価。
もう一人の解説者の江本孟紀氏は「まあ我が後輩です」と法政大学の絆を明かしつつ「やっぱりこれぐらいのバッティングはね、してもらわないと」と激励。そのうえで「この前のホームラン見ましたけど手首が効いてるね。最近のムキムキマンじゃなくてね、こういうシャープなバッターはいいですよね」と目を細めていた。
昨年はプロ入り後初めて二軍で一年間を過ごした宇草。今年にかける意気込みは、ここまで打率4割ジャスト、ホームラン3本の結果となって表れている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月28日 07:02
● ブルージェイズ 2−4 ドジャース ○
<現地時間4月27日 ロジャース・センター>
ロサンゼルス・ドジャースが2戦続けての先発全員安打で連勝。ムーキー・ベッツ、大谷翔平、フレディ・フリーマンのMVPトリオが揃って打点を挙げ、先発タイラー・グラスノーが今季5勝目を掴んだ。
ドジャースは初回、先頭打者ベッツが三塁打で出塁。一死となった後、3番フリーマンが中犠飛を放ち、幸先良く先制に成功した。
2回表には下位打線からチャンスを作り、クリス・テイラーと大谷の適時打で追加点。4回表にもベッツの適時打でリードを拡大した。
投手陣では先発グラスノーが6回0/3を2安打、9奪三振、1失点の快投。痙攣により7回途中での降板となったが、MLB単独トップとなる今季5勝目、53奪三振をマーク。チームは6連勝で2カード連続の勝ち越しを決めた。
この試合の大谷は、母校・花巻東高校の先輩である菊池雄星から適時打を放つなど5打数1安打、1打点、1三振という内容。今季成績は打率.347、OPS1.071となっている。
一方、ブルージェイズ先発の菊池は6回を投げて9安打、3奪三振、4失点という投球で今季2敗目。ブルージェイズは5連敗を喫した。