2024年03月29日 20:26
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)11・5」(30日)の前日記者会見が、都内で行われた。 追加カードとして、カウアン・オカモトとむらけんの対戦が決定。カウアンは「イケメン対決と言われてますが、あまりカッコ良くない。あしたは沈めるから」と予告。「前の僕がいた事務所は超厳しかった。去年いろんなことあって、くぐってきた場数が違う。まだ甘い。そこを分からせたい」と笑った。 計量後のフェイスオフではむらけんに左ジャブを繰り出すポーズで挑発。急きょの参戦について「そんなに練習はできてないが、普段から体を動かしたり、体幹トレーニングを毎日したり、昔から踊ったりステージにずっと立っているので問題ない。運動神経が違う。ブラジルの血は違うんです、ものが」と自信をにじませた。 会見終了かと思われたが、突如乱入したレオがカウアンを襲撃。もみ合いとなり関係者に引き離されたが、カウアンも跳び蹴りで応戦するなど、乱闘劇を繰り広げた。
2024年04月27日 20:30
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、元WWEのSareee(28)を退け、V5を達成した。
2020年2月に当時のワールド王者・岩谷がSareeeの挑戦を受ける予定だったが、王座戦前日にSareeeの急性腸炎で中止に。27日の横浜BUNTAI大会ではIWGP女子王座をかけ、5年越しの一騎打ちが実現した。
試合は王者がドロップキックで先制攻撃。だが、トぺ・スイシーダを避けられると、客席に投げ飛ばされてしまった。その後もミサイルキックからの鎌固めに捕まり、完全にペースを奪われてしまう。さらには強烈なエルボーでヒザから崩れ落ちピンチを迎えた。
15分を過ぎてもSareeeの勢いは止まらず。強烈な頭突きの連打をくらい意識がもうろうとしたところで、裏投げ3連発を決められた王者はダウン状態に。それでも意地の飛龍原爆固めで反撃に成功した岩谷は、ツームストーンパイルドライバーでマットに突きし、流れを一気に引き寄せる。最後はムーンサルトプレスで相手をとらえると、トドメの二段式飛龍原爆固めで3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った岩谷は「Sareee、5年越しのタイトルマッチを実現させてくれてありがとう。あの日、後楽園ホール、赤いベルト、お前がいなくなって、めちゃくちゃぶっころ…って思ったけど。今日スターダムのリングに上がってくれて私は超ハッピー!」と笑顔を見せた。
Sareeeとは同じ2011年にデビューした同期。これまで互いに意識する相手だった。「新しいライバルができた気がする。今日だけじゃない。またどっかでやれたらいいなと思います。その日まで同期の名を汚すんじゃねえぞ!」と握手を交わした。
バックステージでは「IWGP5度目の防衛に成功しました! 今回もきつすぎた…。でも、2011年デビュー組のいろんなことを乗り越えてきた真の強さを、戦って実感しました」と激闘を振り返りつつ「このベルトの最多防衛記録をつくって、自分が女子プロレスのアイコンになる!」と宣言。まだまだベルトを守り続ける。
2024年04月27日 20:15
新日本プロレス27日広島大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)と挑戦者・DOUKI(32)の調印がようやく成立した。
SHOは29日鹿児島大会で、DOUKIとのV2戦が発表されている。ところが、23日後楽園ホール大会で行われた調印式で、何と調印書を偽造し調印時にすり替え。DOUKIに没収されていたベルトの奪回に成功した上で、ノンタイトル戦への変更を強行主張していた。
鹿児島決戦を直前に控えたこの日は「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」金丸義信と組んでDOUKI、TAKAみちのく組とタッグで対戦。怒れるDOUKIからは「おい、詐欺師。今日しかねえんだ、今日こそ本物の調印書にサインさせてやるよ」と奇襲を受けた。
試合は金丸がTAKAを丸め込み、H.O.Tに凱歌。SHOは「お前とのタイトルマッチなんかな、やりませーん? 初挑戦? 知らねえよ。100年後にでもやってろ」とDOUKIを挑発して花道を引きあげようとするが、背後からタイチに襲撃を受けてリングに戻されてしまう。
H.O.TからはEVIL、ディック東郷が助太刀に訪れるが返り討ちに。SHOはDOUKIの足関節技に捕獲されると悶絶し、この状況から逃れるためには調印書にサインするしかなかった。
ついに王者のサインの入った調印書を手に入れたDOUKIは「これで明後日の試合は正式にタイトルマッチになったぞ! 明後日、初挑戦で、一発でこのベルト取ってやるよ」と豪語。一方で防衛戦を義務付けられたSHOは「そんなやり方でサインしてよ…汚いんじゃ、やり方が。どんだけ汚いかっつったら、鹿児島の豚小屋と同じくらい汚いだよ」と悪態をつきつつ「どっちにしろ、秒殺して、防衛の回数稼ぎになるだけじゃ。新記録つくったろか、クソッタレが」と吐き捨てていた。
2024年04月27日 18:45
女子プロレス「スターダム」27日の横浜BUNTAI大会にアイスリボンの藤本つかさ(40)が電撃登場し、盟友のシードリング・中島安里紗(35)とのコンビ「ベストフレンズ」での対戦を要求した。
第7試合で王者・岩谷麻優 vs SareeeのIWGP女子王座戦が終わった直後だ。V5を果たした王者のもとに、珍客が現れた。赤いTシャツに身を包んだ藤本だ。
岩谷が「超ハッピー」と叫んだことを持ち出し「ハッピーと言えば、アイスリボンの藤本つかさです。スターダムさんとはいろいろありまして、引き抜き問題とか、ベストフレンズ対サンダーロック消滅問題とか。私のパートナー・中島安里紗、引退しちゃうんです。固い鎖がかかった禁断の扉、そろそろ開きませんか? ベストフレンズ対岩谷麻優、やりたいな」と呼びかけた。
「2対1」と勘違いした岩谷は「普通出てくるなら『IWGP挑戦させろよ』とかじゃないですか?」と何やらブツブツ言いつつも、タッグマッチでの対戦要求であることを確認すると対戦を承諾。「麻優はいっぱい仲間がいるし、誰でもパートナー呼べるからいいよ。あのときの再戦? いや初めての試合、もちろんやってやりますよ」と返答した。
岩谷の天然ぶりに翻ろうされながらも、藤本は「スターダムのアイコン、楽しみにしてる。アイスリボンの象徴より」と言い残し、不敵な笑みを浮かべながらリングを後にした。
藤本は結婚を機に、2022年5月から無期限の休業に入った。だが、頸椎損傷による欠場から復帰した盟友・中島のためにリングに戻ることを決意。今月21日のシードリング後楽園大会で復帰した。しかも中島は、8月23日後楽園大会での現役引退を表明し、藤本も翌日のアイスリボン後楽園大会を最後に再度休業に入る予定だ。
16年に紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)と岩谷麻優のサンダーロック vs ベストフレンズの対戦が浮上したが、実現には至らなかった。また19年には当時アイスリボンに所属したジュリア(現マリーゴールド)が、スターダムに移籍した際にトラブルが発生。その後もアイスリボン勢が続々とスターダムのリングに上がったことから、両団体の交流は途絶えていた。
残り4か月となった名タッグが、ついに業界盟主と対戦する。
2024年04月27日 18:15
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、レジェンドの洗礼を浴びた。
2024年04月27日 18:06
まさかの結末が――。女子プロレス「スターダム」闇の黒虎スターライト・キッドが、極悪ユニット「大江戸隊」から強制追放された。
横浜のプロレス・格闘技の聖地横浜文化体育館がリニューアルオープンし、プロレスこけら落としとなった27日の横浜BUNTAI大会では、4WAYバトルで行われたゴッデス王座戦に出場。挑戦者のキッド&琉悪夏、AZM&天咲光由、葉月&コグマが、王者の鈴季すず&星来芽依と対戦した。
刀羅ナツコと、この日大江戸隊入りしたテクラがアシストするが、キッドと琉悪夏は決めきれない。しかも、キッドのブラックボックス攻撃が琉悪夏に誤爆。琉悪夏が星来に沈められ、王者組のV2を許した。
ハプニングが起こったのは試合後だ。琉悪夏がブラックボックスでキッドを殴打し、大江戸隊総出で制裁を加えた。すると大江戸隊リーダーの刀羅ナツコは「長いこと客寄せパンダ、ありがとうね」とユニット追放を宣告し、キッドのマスクに手をかけた。
目の部分が無残に裂け、やられるがままだったキッドのもとに駆けつけたのが、前の試合でアジャコングに敗れた「コズミック・エンジェルズ」の中野たむだ。体を張ってキッドを守り救出。何やら耳打ちすると、肩を貸してリングを後にした。
バックステージで中野は「もうあんなところにいなくていいよ。あなたは強くて速くて、本当はすごく優しくて、真面目で、宇宙一のマスクマンなんだから。どんな逸材も場所を間違えるとキレイな花は咲かないんだよ?」と訴える。
ぼうぜん自失のキッドは「何で? 何? 何なの大江戸隊。たむちゃんが守ってくれた、それはありがとう。でもさ、感情がいろいろグチャグチャで何も話せない、追いつかない…」と声を絞り出すのがやっと。
中野から「明日から一緒に戦おう」と呼びかけられもしたが、キッドは「今日は何も言わないでおく」とだけ言い残し、その場を後にした。
2021年6月に行われたSTARS対大江戸隊のイリミネーションマッチで、最後に敗れたキッドが強制的に大江戸隊に移籍となった。だが、極悪ユニット入り後は黒虎とした才能が開花。一躍人気選手へと成長した。
この日は長期欠場中だったテクラが登場し、大江戸隊に電撃加入したばかり。さらにキッドの追放と、大江戸隊が大荒れの一日となった。
2024年04月27日 17:14
女子プロレス「スターダム」の27日横浜BUNTAI大会で、極悪ユニット「大江戸隊」に新メンバーが加入した。
第4試合のスペシャルシングルマッチでは大江戸隊リーダーの刀羅ナツコが、米AEW参戦から帰国した白川未奈と対戦。華やかなダンスで入場した白川がエルボーで仕掛けてきたが、刀羅のセコンドに就いた大江戸隊が早くも介入。場外で痛めつけた。
白川も腰振りパフォーマンスからの左ヒザ攻め、インプラントDDT、足4の字固めで反撃してくるが、刀羅は毒霧噴射で足4の字を脱出。さらにグラマラスコレクションMINAを決められた瞬間に大江戸隊がレフェリーを排除した。
その時だ。花道から意気揚々と登場したのがテクラだ。刀羅から鉄パイプを奪い、何と白川を殴打。試合はノーコンテスト裁定が下された。
マイクを握ったテクラは「テクラが戻ってきたよ〜。本当は会いたかったけど、残念ながらテクラはちょっと忙しかったからねえ」と切り出すや「大江戸隊としてナツコと一緒にスターダムを改革してやる」と宣言した。
さらに「どうした? おっぱいさん?」と白川を挑発。顔面がグリーンに染まった白川が唇をかみ締めると、刀羅は「アリさんマークの海外かぶれ、私が翻訳してやろうか? 白川、お前は私にアリとキリギリスの話をしたよな。アリは一生懸命働いて報われるかもしれないけど、ここは童話じゃない。現実だ。利用させてもらったよ」と言い放った。
テクラはジュリア率いる「ドンナ・デル・モンド(DDM)」に所属していたが、1月4日東京ドームシティホール大会でDDMが解散したのを機に「いろいろ考えたいことがあるし、体も限界だからちょっと休むね」と、長期欠場していた。
バックステージではテクラが「これからよろしく!」と握手を交わすと、刀羅は「飯食って帰ろうぜ!」と仲良く控室に向かった。
2024年04月27日 17:00
2日に行われたボクシングのプロテストで、6回戦に出場できるB級で合格した大橋ジムのトップアマチュア出身4選手が、6月25日に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル117」でプロデビューすることが27日、同ジムから発表された。
4人は2022年世界ユース選手権バンタム級王者の坂井優太、22年全日本選手権ライト級優勝の大橋蓮、23年全日本選手バンタム級優勝の田中将吾、23年全日本選手権ウエルター級優勝の田中空。
坂井は韓国スーパーバンタム級3位のキム・ジョン、田中空は韓国ウエルター級8位のキム・ドンヨン、田中将は東日本新人王優勝の経歴を持つ高熊龍之介(松本ACE)と、それぞれ6回戦で対戦する。大橋の対戦相手は後日、発表される。
また、王者の松本圭佑(大橋)が11位の藤田裕史(井岡)の挑戦を受ける日本フェザー級タイトルマッチ、王者のユン・ドクノ(韓国)が1位の帝尊康輝(一力)の挑戦を受けるWBOアジアパシフィックスーパーミドル級タイトルマッチも行われる。
この日の模様は、Leminoで無料生配信される。
2024年04月27日 16:57
女子プロレス「スターダム」の上谷沙弥(27)が、ハイスピード王座初戴冠を果たした。
2024年04月27日 16:54
新日本プロレスは27日、「Just 5 Guys」のSANADA(36)が体調不良のため広島サンプラザホール大会を欠場することを発表した。
SANADAは同大会でタイチと組んで棚橋弘至、本間朋晃組と対戦する予定だった。しかし体調不良のため急きょ欠場。第4試合は棚橋&村島克哉VS本間&嘉藤匠馬のタッグマッチに変更となった。
団体の発表では復帰時期について触れられておらず、29日鹿児島大会の出場は状況を見て判断される見込みだ。
2024年04月27日 10:00
第64代横綱の曙太郎さん(米ハワイ出身)が今月上旬、心不全のため54歳で亡くなった。大相撲引退後は2003年大みそかのボブ・サップ戦でプロ格闘家に転向し、17年4月12日に心不全で入院するまで現役プロレスラーだった。全日本プロレスの3冠ヘビー級王座を2度奪取するなど多くの団体のリングで活躍した。15日の告別式に参列した元IWGPヘビー級王者の永田裕志(56)=新日本プロレス=は、その才能を惜しんだ。プロレスラー・曙の足跡を振り返る。
入院中は記憶障害とも闘っていた曙さん。クリスティーン麗子夫人(52)は「横綱時代のことはよく話していましたが、プロレスのことはあまり覚えていないようでした」という。弔問に訪れた永田は「横綱は『プロレスは楽しいね』と言ってましたよ」と証言し、初対決を懐かしんだ。
2007年8月5日、IWGP王者だった永田は、曙さんが初参戦した“真夏の最強決定戦”G1クライマックスの開幕戦(大阪府立体育会館)で迎撃した。試合は曙さんがパワーで圧倒し、シコを踏んで永田の決めポーズ“敬礼”をまねて盛り上げたが、最後は永田のアンクルホールドにギブアップ。
負けても評価されるのがプロレスだ。翌日のスポーツ報知の見出しは「夏は曙」。大相撲時代に同会場での春場所を得意にしていた横綱が気に入っていた「春はあけぼの」(「枕草子」の一節)をもじってのもの。「差はわずかだった」(近藤清敬記者)、「攻めたし、これから先に自信がつきました」(曙さん)、「天才ですよ。応用力も感性もあるし」(永田)と会心の名勝負だった。17年を経て永田は「強烈なビンタで首が飛ぶかと思った。試合は僕が勝ったけど、お客さんは横綱に大声援だった。会場を沸かせたのが楽しかったようです」と述懐した。
プロ格闘家デビューの1年間は曙さんにとって思い出したくない過去だったかもしれない。03年大みそかのデビュー戦「Dynamite!」でサップに1回KO負けしたシーンが鮮烈すぎた。さらに、武蔵(正道会館)、レミー・ボンヤスキー(オランダ)、ホイス・グレイシー(ブラジル)ら強豪ばかりを相手にして6連敗。05年3月19日に角田信朗(正道会館)に初勝利してから、プロレスに転向した。
同年7月2日の米WWE日本公演(さいたまスーパーアリーナ)で、“大巨人”ビッグ・ショーと組んでカリート&モーガンにヨコヅナズ・ドロップを決めて白星デビュー。同年8月4日のW―1GPで両国国技館に初凱旋もグレート・ムタの緑の毒霧を浴びて敗れた。06年3月19日には国技館で、IWGPヘビー級王者のブロック・レスナー(米国)に善戦したがベルトで殴打されて奪取ならず。
両国では、13年10月27日に諏訪魔から3冠ヘビー級王座を奪取し、チャンピオンベルトと一緒に横綱土俵入りポーズを披露した。15年5月21日には後楽園ホールで潮崎豪を破って同王座を奪回。“格闘技の聖地”での戴冠劇に、国技館とは違って遠慮のない堂々たる“ベルト土俵入り”を見せた。ほかにも世界ヘビー級(旧AWA)、NWAプレミアムヘビー級、世界タッグ、アジアタッグ王座などを獲得した。
タイガーマスクをかぶって“ボノタイガー”、顔面ペイントと毒霧の“グレート・ボノ”に変身し、大仁田厚の有刺鉄線電流爆破デスマッチにも3度挑戦した。16年4月20日には、後楽園で“世界の巨人”ジャイアント馬場さんの魂を継承する新団体「王道」を旗揚げしたが、1周年を目前に心不全で倒れ闘病生活に。「プロレス界をもっと夢の持てる場所にすることが僕の使命」と旗揚げ戦で話していた曙さんの遺志をここに記しておきたい。(酒井 隆之)
2024年04月27日 07:10
プロボクシング・WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35)が26日、自身のインスタグラムを更新し、高級外車のフェラーリ ROMAが納車されたことを報告した。
【写真】「初めてみた!」フェラーリ ROMAの納車を報告した井岡一翔
井岡は「New Car.Ferrari ROMA Let's go」と炎の絵文字を添えて投稿。スタイリッシュなボディが印象的な愛車にもたれかかった自身の写真のほか、“跳ね馬”があしらわれたハンドル、両側のドアを開いた状態の車体など複数枚をアップした。
この投稿に「さすが世界チャンプ」「パテックにフェラーリ。いいですね」「初めてみた!これめっちゃかっこいい」「最高 めっちゃ似合ってます!」「車も凄いが腕時計も凄い」などとコメントが寄せられた。
2024年04月27日 07:08
プロレスリング・ノアは27日までに5・4両国国技館大会で清宮海斗がGHCヘビー級王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.へ挑むことを発表した。
2024年04月27日 06:52
新日本プロレスは27日までにブシロードグループ再編に伴い女子プロレス団体「スターダム」を運営する「株式会社ブシロードファイト」の全株式を取得したことを発表した。
公式WEBなどで「当社は、先日開催されました取締役会において、親会社である株式会社ブシロードより、株式会社ブシロードファイトの全株式を取得することについて決議いたしました」と告知し「これにより、2024年6月28日付(予定)でブシロードファイトは当社の完全子会社となりますので、お知らせいたします」と発表した。
株式取得の目的は「ブシロードグループのスポーツユニットにおける事業の重複業務を削減し、事業効率の向上を図るため」とし、ブシロードファイトは6月28日に「株式会社スターダム」に社名を変更する予定。
今回の株式取得に新日本の棚橋弘至社長は以下のコメントを発表した。
「合同興行、IWGP女子王座やSTRONG女子王座の設立など、さまざまな形で協力をしてきた新日本プロレスとスターダムですが、バックオフィスの部分でも連携できることがまだまだたくさんあります。大会日程の調整や会場の確保も連携していくことでビッグマッチの日程をなるべく被らないようにしたり、プロモーション活動やスポンサー営業なども協力していくことで、より幅広い層にアピールすることができます。
連携を強めるために、子会社化して意思決定を迅速にし、経営の効率性を高めていくことが、それぞれのプロレスを日本中そして世界中のより多くの皆様にお届けすることにつながると考えました。
ファンの皆様、今後とも新日本プロレスならびにスターダムを応援のほど、よろしくお願いいたします」
また、ブシロードファイトの岡田太郎社長も以下のコメントを発表した。
「2019年よりスターダムがブシロードグループの一員となってから、東京ドームでの提供試合、IWGP女子王座やSTRONG女子王座(NJoA管理)の設立、2022年11月の合同興行など、様々な形で新日本プロレスと協力してまいりました。
そこから4年以上の月日が経ち、昨年末からスターダムの体制改革を断行していく中で、よりバックオフィスでの連携ができるのではないかというところから今回の経営判断、発表に至りました。リング上の協力もさることながら、バックオフィスの部分でも連携することにより、日本のプロレスの素晴らしさをより広く世界中の皆様にお届けできると考えております。もちろん、それぞれのリング上は変わらずに今後も進化を続けてまいります。今後ともスターダム、そして新日本プロレスへのご声援、何卒よろしくお願いいたします」
2024年04月27日 06:36
◆AEW「AEW DYNAMITE」(24日、米フロリダ州ジャクソンビル)
新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーが24日(日本時間・25日)、米フロリダ州ジャクソンビルで開催された「AEW DYNAMITE」でパワーハウス・ホブスと初防衛戦を行い、防衛に成功した。
モクスリーはデスライダーから最後はリアネイキッドチョークで締め上げ勝利。試合後にはKONOSUKE TAKESHITAが姿を現し、ベルト挑戦をアピールした。
モクスリーは、5・3福岡国際センター大会から新日本に参戦し5・4福岡で成田蓮と防衛戦が予定されている。
さらに、この一戦の勝者に5・11米カリフォルニア州オンタリオ大会で海野翔太が挑戦することが発表となっている。
2024年04月27日 06:22
◆新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2024」(23日、後楽園ホール)観衆887
新日本プロレスは23日、後楽園ホールで「Road to レスリングどんたく 2024」を開催した。
同大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)と「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のシングル5番勝負が行われ、セミフイナルではL・I・Jの内藤哲也がドリラ・モロニーと対戦した。
内藤がプルマ・ブランカを決めた時にメインに出場するデビッド・フィンレーが登場。これに内藤が気を取られると、プロレスリング・ノアの元GHCヘビー級王者ジェイク・リーが乱入した。
ジェイクは内藤にFBSを炸裂すると、モロニーがドリラ・キラーにつなぎ、内藤を沈めた。試合後も内藤へフィンレーが馬乗りパンチを乱打しジェイクが踏みつけ、ストンピングを浴びせた。さらに場外に蹴落とすと、鉄柵を背負わせ、二発目のFBSを食らわせ完全KOしモロニーと共にバックステージへ引き上げた。
5番勝負は「ウォー・ドッグス」が3勝2敗で勝ち越した。
新日本マットに乱入し「ウォー・ドッグス」と電撃合体したジェイクはバックステージで「皆様、はじめまして。ジェイク・リーだ。内藤哲也をぶっ倒しに来た男だ。いつでもやってやるぞ」と宣言した。
この展開を受け新日本は、4・27広島大会にジェイクの緊急参戦を発表。同大会で行われる「L・I・J」と「ウォー・ドッグス」の5対5イリミネーションマッチの対戦カードを変更。当初、出場予定だった外道に代わりジェイクが「ウォー・ドッグス」に加わり、デビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニーと組んで「L・I・J」の内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIと対戦する。
ジェイクと内藤は、2022年12月1日、ドラディションの国立代々木競技場・第二体育館大会での6人タッグマッチ以来、2度目の対戦となる。