2024年04月16日 20:36
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム) 王者のユーリ阿久井政悟(28)=倉敷守安=に挑戦する1位の桑原拓(29)=大橋=が16日、横浜市の大橋ジムで公開練習を行った。 2021年の日本フライ級タイトルマッチでも王者の阿久井に挑戦したが、10回KOでプロ初黒星をつけられ、タンカ送りにされており「その時の印象をしっかり払拭(ふっしょく)するためのトレーニングを積んできているつもりなので、悪いイメージは全部なくしてまっさらで挑みたい。倒し返したい気持ちはすごく高い」とKOでのリベンジを宣言した。 今の自分を例えると何か聞かれると「トラです。最強っていうイメージ。ライオンよりもトラの方が強いイメージだったんで、トラになろうと思っています」と答えた。もっとも、大阪出身だが、プロ野球に関しては阪神タイガースのファンではなく「父が巨人ファンだったので、巨人なんですよね。子供の時は高橋由伸選手とかが好きでしたね」と、G党であることを打ち明けていた。 また、4日で29歳の誕生日を迎えたことで「20代のうちに世界チャンピオンになれたらうれしいですし、世界チャンピオンになって30歳になったら、もっと脂ものって、どんどんどんどん強くなっていけると思うので、今回しっかり勝って、さらに30代で成長していきたいです」と、30代を王者として迎えることを誓っていた。
2024年04月29日 23:07
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
榊原信行CEOは終了後の総括で、この日の試合前の映像でも言及されたRIZINバンタム級王者・朝倉海(30)=ジャパントップチーム=のUFC参戦の可能性について「前向きに話は進めています」と話した。
榊原氏は「RIZINの現王者である朝倉海をUFCに送り込むものなので、当然、UFCにRIZINの王者として送り出す以上は、それなりの扱いをしてもらわなくちゃいけない。RIZINの王者だった海がUFCに挑戦して、日本人初のUFCのベルトを巻くような、そんなサクセスストーリーにつなげられるようなことに、うまく僕らはUFCサイドと調整がつくといいなというふうに思っています。これが一つのトリガーになって、UFCを通じてRIZINのプレゼンスを高めることにつながっていけばいいなと」と、海のUFC挑戦の意義を説明した。
その上で「そのバランスを取りながら、ホントに早いタイミングでいろんな発表ができるんじゃないかなと思います。UFCのマッチメーカーとわれわれと協調して話をして、海はRIZINの成長とともに駆け上がってきた選手でもあるので、そこに後ろ足で砂を掛けるような形では彼も行きたくないというのもあるし、うまいスイートスポットを見つけられるような最終調整だと思います。皆の期待を裏切らずに、常にチャレンジを続ける朝倉海を見てもらえるんじゃないかなと思います」と、ポジティブな結論が出ることを示唆していた。
2024年04月29日 22:33
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
メインイベントのRIZINフェザー級タイトルマッチは、第5代王者の鈴木千裕(24)=クロスポイント吉祥寺=が大ベテランの金原正徳(41)=リバーサルジム立川ALPHA=の挑戦を1回KOで退け、初防衛に成功した。
試合後に会見した鈴木は「一つ時代が変わったのかなと思います」と感慨を述べ、試合のポイントとして、自身のカーフキック、金原の腕ひしぎ十字固めを防いだこと、そして「ボディーが効いて動きが止まって(金原の)目つきが変わったんで、行きました」という3点を挙げた。
金原については「やっぱすごいっすね、圧とか。読み合いの戦いがちょっと長かったかな」と、ベテランならではのオーラや圧力などを感じたといい、「金原さんから、リング上でしか分からないことを学んだ」と明かした。
次の目標としては「ベルト賭けろよ、ピットブル!奪いに行きます」と、昨年7月にKOしている米ベラトールのフェザー級王者パトリシオ・ピットブルのベルトに設定した。ピットブルからは、次の相手は自分だという連絡があったという。
一方、敗れた金原は「ガードの上から打たれて来てしまって、グラグラ来てしまって、止められてしまった。負けるべくして負けた、そんな感じですかね」と、ガードの上からでもパンチを効かされていたと告白。序盤にテイクダウンを仕かけたが寝技に持ち込めず、「自分が望んでた展開で、うまくは組めたんですけど、そこ(テイクダウンを切られた)で歯車が狂って。後手に回ってしまった」と振り返った。
今後について聞かれると「それ言われると、もう(現役は)いいかなってなっちゃいますけど、所英男にまだ言うなって言われたので」と話し、長期休暇を取ってから判断するとした金原。鈴木には「俺に勝ったんだから(日本の格闘技界を)背負ってもらわないとね!困りますよ」と、メッセージを送っていた。
2024年04月29日 22:30
新日本プロレス29日の鹿児島大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の高橋ヒロム(34)、BUSHI(41)組がIWGPジュニアタッグ王者のクラーク・コナーズ(30)、ドリラ・モロニー(27)組に敗れベルト奪取はならなかった。
ジュニアヘビー級のトップ選手に君臨するヒロムだが、ジュニアタッグのベルトにだけは縁がなかった。この日は序盤から集中砲火を浴びて苦しい戦いを強いられたが、これを切り抜けると反撃開始。BUSHIがコナーズをファブルで捕獲すると、ヒロムもモロニーをDで締め上げる。
さらにヒロムがモロニーにTIME BOMB 1・5を決めると、孤立したコナーズに狙いを定めて勝負に出る。しかしBUSHIがMXをカウンターのスピアーで迎撃されると、モロニーのドリラキラーでマットに突き刺され大ダメージを負ってしまう。
何とかヒロムも救出に入るが、コナーズのNо Chaserを浴びて再び分断されてしまう。最後はBUSHIが王者組の合体技Full Clipで3カウントを奪われた。
またしてもジュニアタッグ王座に手が届かなかったヒロムと、ダメージの深いBUSHIは揃ってノーコメントで会場をあとに。ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)に弾みをつけることはできなかった。
2024年04月29日 22:01
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
レスリングのリオデジャネイロ五輪銀メダリストの太田忍が、元RIZINフェザー級王者で、バンタム級初戦に挑んだ牛久絢太郎と対戦し、判定3−0で完勝した。
2024年04月29日 21:41
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
日韓対抗戦は日本が2勝1敗で勝ち越したが、大将戦は元パンクラスバンタム級王者の中島太一(35)=ロータス世田谷=がキム・スーチョル(32)=韓国=に2回6秒、パンチからのパウンドでKO負けした。
会見場に現れた中島だが、ショックの大きさがありあり。今後のことは考えられないとし、「7月に第2子が生まれるので、まずはすごくサポートしてくれた妻のサポートを、2人目が生まれるまで頑張ります」と、うつむいて止まらない涙を拭きながら語り、「すみません」と陳謝して会見場を後にした。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 21:12
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
RIZINフェザー級王座戦が行われ、王者鈴木千裕は挑戦者の金原正徳との初防衛戦に挑み、圧巻の1ラウンド4分20秒TKO勝利を決めた。
7月28日の「超RIZIN3」で平本蓮戦を控える朝倉未来が実況席でゲスト解説を務め、対戦に意欲をみせた。圧巻の勝利に「これだけ結果出してる。すごい強いチャンピオンなんじゃないですか」と語ると、対戦のイメージを問われ「今、すごいできました。やりたいです。平本戦で強さをみせつけたい。その後に発言権あるのかなと思うので。今日の2人とか、その辺のランカー、クレベルみたいな選手と大みそかにやって、ベルトに近づけたらなと思いますけど」と、キッパリ。「100点満点の試合だったんじゃないですか、鈴木選手からしたら。まあマイクは30点だったですけど。その辺を何とかすればもっと人気が出る。僕が人気出してあげますよ。試合して」と、不敵に語った。
2024年04月29日 21:11
新日本プロレス29日の鹿児島大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がDOUKI(32)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。
因縁深い「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」と「Just 5 Guys」にそれぞれ属する両雄の王座戦は、文字通りの大乱戦となった。SHOがジャベに捕らえられていると、H.O.Tから金丸義信とディック東郷が介入。放送席でゲスト解説を務めていたタイチを手錠で拘束する。さらにレフェリーとDOUKIが衝突してしまい、あっという間に無法空間が作られた。
J5Gからも上村優也とTAKAみちのくが救出に訪れるが、H.O.TからはEVILと高橋裕二郎が加勢し数的優位を保ち続ける。
それでもJ5Gは手錠を外したタイチがH.O.Tを蹴散らし、20分過ぎになってようやく再びの王者と挑戦者の一騎打ち状態に。SHOは鉄パイプ式を利した土遁の術から摩利支天を浴びて窮地に陥る。
さらにDOUKIの必殺技スープレックス・デ・ラ・ルナを浴びて万事休すかと思われたその瞬間、金丸が場外からレフェリーの足を引いてカウント妨害。金丸がDOUKIによって排除されると今度は成田蓮が現れ、排除しても排除してもH.O.Tのセコンドがいなくならない。
成田はDOUKIを改造プッシュアップバーで殴打すると、必殺のダブルクロスでKO。グロッギー状態のSHOをDOIKIにカバーさせると、場外にいたレフェリーをリングに戻して3カウントを叩かせた。
手段を選ばず、仲間の力を借りて何とかベルトを守り抜いたSHOは「余裕すぎるやろ。俺、強すぎて困るわ。こんなもん、公開スパーリング以下じゃこら…」とダウンしながらマイクアピール。バックステージでは「スーパージュニア、今年は俺のチャンピオン優勝決まったな。DOUKI、お前は一生泥水すすってればいいんや」と「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)の制覇を予告した。
さらに5月4日福岡国際センター大会でIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーへの挑戦を控えている成田も「次は俺だよ。H.O.Tが腐った新日本プロレスを変えてやるよ」と豪語。自称最高権力者・EVIL率いるH.O.Tが、ヘビーとジュニア両階級の最高峰王座を強奪してしまうのか――。
2024年04月29日 21:02
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
RIZINフェザー級王座戦が行われ、王者鈴木千裕は挑戦者の金原正徳との初防衛戦に挑み、圧巻の1ラウンド4分20秒TKO勝利を決めた。
2024年04月29日 20:34
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
レスリングのリオデジャネイロ五輪銀メダリストの太田忍が、元RIZINフェザー級王者で、バンタム級初戦に挑んだ牛久絢太郎と対戦し、判定3−0で完勝した。
第1ラウンド、序盤から太田が組みに行って、終始上から攻め続けた。第2ラウンドも太田がグラップリングで圧倒。牛久は我慢の展開を強いられた。牛久は太田の投げに乗じてバックを取り、チャンスを作ったが、決めきれなかった。第3ラウンドも序盤から太田が一気に押し込み、終始優勢な状況で試合を終えた。
勝利が決まると、リング場で歓喜のバク宙を披露した。インタビューでは「まだまだ上を目指して頑張りたいと思います。メーンを早くみたいので、今日はこれぐらいで終わろうと思います」と、語った。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 20:02
迷える黒虎に新たな助っ人が現れた。女子プロレス「スターダム」のゴールデンウイークツアーが29日、広島・福山(広島県立ふくやま産業交流館ビッグ・ローズ)で開幕し、スターライト・キッドが「コズミック・エンジェルズ(CA)」の中野たむとタッグを結成した。
27日横浜大会で大江戸隊から追放され、制裁を受けていたキッドを救出したのが中野だった。2人は、大江戸隊の刀羅ナツコ&琉悪夏とタッグマッチで激突。キッドにとって因縁の相手だ。
試合中、中野のキックが誤爆しレフェリーが不在となると、大江戸隊はやりたい放題。キッドは集中砲火を浴びた。ブラックボックスを乗せた上に琉悪夏から冷凍庫爆弾をくらうと、刀羅のラリアートが命中。代わりのレフェリーが入ったところで、ダウン状態のキッドが2日前までパートナーだった琉悪夏に3カウントを奪われた。
試合後も大江戸隊に痛めつけられるキッドを中野が体を張って守るが、猛攻を防ぎきれない。そこに現れたのがアイコン岩谷麻優だ。極悪軍を排除し、マイクで「キッド、大江戸隊抜けたんだ。キッドが戻ってくる場所って、STARSじゃないの?」と問いかけた。
2021年6月にキッドは岩谷率いるSTARSを離れて大江戸隊に移ったが、ユニット対抗戦で負けたことによる強制移動だった。だが、キッドが返答しないことを見るや岩谷は「まあ、いいや。どうするか選ぶのはキッド自身。だけどさ、こんな機会ないから岩谷麻優の地元、山口凱旋で、久しぶりに3人で組んでみない?」と、5月3日山口大会(KDDI維新ホール)での岩谷、中野、キッド組のトリオ結成を提案。「日にちがあるから、そこまでに答えを出してください」と言い残し、リングを後にした。
無所属となったキッドは、中野率いるCA入りを決めたわけではない。この日も中野から差し出された手を握り返すことはなく「全然、それどころじゃないし…」と声を絞り出すのがやっと。大江戸隊追放によるショックと驚きで、いまだ心が揺れている様子だ。
そんな黒虎に中野は「どこを選ぶかは、きっちゃん(=キッド)が選べばいいと思う。岩谷とたむとキッド、組んでみるものいいかなと思うけど、たむはずっと前からきっちゃんに言ってたからね。それにきっちゃんは踊れるんだし。きっちゃんが選べばいいと思うよ」と優しく語りかけたが…。CAかSTARSか、それとも――。キッドの決断に注目が集まる。
2024年04月29日 19:57
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
“ブラックパンサー”ベイノア(28)=極真会館=と井上雄策(35)=リバーサルジム川口リディプス/マジェスティック=との71・0契約5分3回戦は、見合う展開が続いて客席からブーイングが飛んだが、ベイノアが判定勝ちした。
ブーイングを浴びたベイノアは「この前の神戸でも(ブーイングが)ありましたけど、日本が変わっちゃったのか?僕が変わっちゃったのか?プロレスならありますが、あんまり日本でなくないですか?」と、日本の観客の“米国化”に困惑。
試合が膠着(こうちゃく)した理由を「お互い警戒してたのがあるんじゃないですかね。決定率の高さもありますし」と述べ、「本当にブーイングがあったか半信半疑なんですけど。低い音がとどろいてましたね、有明アリーナに」と苦笑いした。
米国の名門AKAで修行した成果を見せられなかったが、「今回は出さずに温存したということにしておきましょうか。全部伸びてます。アメリカに行く前の僕なら今日、勝ってないと思います」と強調。タイトルマッチという目標に向けて「(挑戦の条件は)ここから6戦全勝ですかね。来年末、そこに向けてやっていこうと思います」と話していた。
2024年04月29日 19:47
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
日韓対抗戦が行われ、元DEEPフライ級王者の神龍誠はラッパーでもあるイ・ジョンヒョンに肩固めで1R4分29秒一本勝ちした。
2024年04月29日 19:26
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
日韓対抗戦が行われ、1年ぶりの復帰戦に臨んだ倉本一真は“済州島のスラッガー”ヤン・ジヨンに判定2−1で勝利し、RIZINでの連敗を2で止めた。
第1ラウンドはテークダウンを狙う倉本と、打撃に強みをもつヤン・ジヨンがそれぞれ持ち味を出しつつの展開だったが、決定的な場面はなかった。第2ラウンドは序盤もつれた展開の中で倉本が右目上から出血。徐々に打撃を被弾する場面が目立つようになり、劣勢に立たされた。第3ラウンドは終盤にヤン・ジヨンが怒とうのラッシュからギロチンチョークでしめあげた。倉本は何とか逃れると、上から最後の打撃を仕掛けたが、仕留めることはできなかった。
試合後、倉本は「ちょっといっぱい殴られて血だらけになっちゃったんですけど、なんとか良かったです」と、先鋒としての役割を果たし、安どの表情を浮かべた。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 18:38
新日本プロレスは29日、田口隆祐(45)が「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(5月11日、千葉で開幕)を欠場し、ドラゴンゲートのドラゴン・ダイヤが初出場することを発表した。
BOSJの常連選手である田口は今年も19年連続21回目の出場が決定していた。しかしバイク事故によって「前額部挫減傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷」と診断され、20日町田大会から開幕した今シリーズを欠場している。
この日の鹿児島大会ではBOSJのブロック分けが発表されたが、田口は負傷による欠場が正式に決定。空いた枠にはダイヤが入り、初出場を果たすことになった。ブロック分けは以下の通り
【Aブロック】
エル・デスペラード、ケビン・ナイト、BUSHI、ティタン、TJP、藤田晃生、金丸義信、クラーク・コナーズ、ブレイク・クリスチャン、HAYATA
【Bブロック】
KUSHIDA、高橋ヒロム、DOUKI、フランシスコ・アキラ、ロビー・イーグルス、石森太二、ドリラ・モロニー、SHO、ニンジャ・マック、ドラゴン・ダイヤ
今年のBOSJでは各ブロックの上位2選手が準決勝(6月3日、後楽園)に進出。6月9日大阪城ホール大会で優勝決定戦が行われる。
ちなみに公式リーグ戦はすべて30分1本勝負で行われる。真夏の祭典「G1クライマックス」で昨年唐突に採用された公式戦20分1本勝負はその後のリーグ戦ではまったく聞かなくなったが、一体何だったのか…?
2024年04月29日 18:07
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
UWFインターナショナルやUFCで活躍したプロレスラー、総合格闘家の山本喧一氏を父に持つ山本空良(23)=パワーオブドリーム=が、イルホム・ノジモフ(29)=ウズベキスタン=とフェザー級(66・0キロ)5分3回戦で対戦した。
3連敗中の山本のセコンドには喧一氏がついた。山本は開始早々、タックルでテイクダウン。グラップリングで仕かけていくが、グラウンドでもノジモフのパンチや肘、鉄槌、蹴りを入れられて、ダメージが蓄積していく。
2回に入ると山本はグラウンドでいいポジションが取れず、ノジモフのパンチを被弾すると上からパウンドを集められ、レフェリーが試合をストップした。
ノジモフの肘で傷めたという左脇腹を冷やしながら会見場に現れた山本は「何もできませんでした。いやあ、悔しいです」と苦笑い。「ノジモフ選手もめちゃめちゃ強くて、でも今回は自分のせいなのかなっていうところが多かったですね」と展開を反省した。
これで4連敗と、グラップリングで一本を狙うスタイルでなかなか結果を出せないが、「自分はこのスタイルを貫きます。これで勝ちたいという気持ちが強いので、次は絶対に勝ちます」と言い切り、今後もRIZINのベルトなど上を目指していくことを宣言した。