2024年06月16日 16:05
キリアン・エムバペが代表キャプテンを務めるフランス代表がEURO初戦に臨む。 センターバックと右サイドバックでプレーできるインテルDFバンジャマン・パヴァールも今大会のメンバーに選ばれている。彼は『L'Équipe』のインタビューでこんな話をしていた。 「(予選では右SBとして起用されたが驚いた?今EUROではあまりプレーできそうにない?) スタートは最高だった(笑)いまや左にいる、ベンチのね(笑) それは監督の選択さ。自分は監督が求めるものに順応している。メンタル的にもフィジカル的にも準備はできている。気分はいいし、準備は整っているよ。 (監督に中央で起用してくれるよう説得したのはいつか) 分からないけれど、監督は僕がこのポジションのほうが好みだとずっと分かっていた。 とはいえ、代表チームが一番さ。このユニフォームを着ることを誇りに思っている。 監督から声がかかれば、どちらのポジションでもプレーする準備ができているよ」 予選当初は右SBとして起用されていたが、ディディエ・デシャン監督にCBでの起用を直訴したようだ。 冨安健洋のすごさ!二刀流どころじゃない「超三刀流選手」8人 今年3月のドイツ戦では左CBとして先発起用されたパヴァールだが、いまはベンチの左側と自虐を口にしていたとか。
2024年06月24日 21:30
J1全試合を観戦し、分析するQolyアンバサダーNobuya Akazawa|J1全部見るマン|が語る、先週のJ1注目の試合とそのレビューをお届けします。
苦しむ両者。ここまで勝ち切れない試合が続き、なんとしてでも結果の欲しい両チーム。後半戦に弾みをつけるためにも内容よりも結果が欲しい一戦だったと思います。
今季一番と言っても良いような内容を繰り広げたコンサドーレと、紙一重の戦いをしつつも勝利をもぎ取る底力を見せるマリノス。そんな彼らが見せた試合は、内容と結果がほとんど差のない接戦だったのではないでしょうか。
では、どのような一戦だったのかを振り返ってみましょう。
今回の内容は以下のようになっています。
・安定したプレスを見せた札幌
・前後の分断を解消した小林の存在
・マリノスのどこが紙一重なのか?
こちらの内容に触れながら試合を振り返りますので、一読ください!安定したプレスを見せた札幌のプレス
この試合の札幌のプレスはとても安定していたと感じました。突発のプレッシングではなく、しっかりと連動しながら尚且つスペースを消しながらプレスを行ったので、マリノスの前進を頓挫させることに成功していました。
ここまで18試合。彼らのプレスは単独でひっくり返されると1つ1つ剥がされてしまっていましたが、この試合はそうではなかった印象です。
では、どのようなところを修正し、どのようにプレスをかけたから安定していたのかを振り返ってみます。
まず札幌は小林選手が喜田選手を捕まえる形と鈴木選手と長谷川選手がセンターバック(以下CB)に向かっていく1stプレスラインを形成していました。これを行うことによって、馬場選手と駒井選手がインサイドハーフ(以下IH)の天野選手と渡辺選手を捕まえることができつつ、さらに1stプレスラインで中央をある程度ぼかすことができるようになっていました。
ここからすでに、いつもの札幌のプレスと違った印象を受けました。なぜなら「どこに誘導して」「どこで奪いたいか」が明確に見えたからです。では、どのように誘導して、どこでボールを回収していたのかを見ていきましょう。
・どこに誘導するのか?
↪︎外誘導でSBに入るとプレスのスイッチが明確に入る印象を受けました
・どこで奪うのか?
↪︎SBから出てくるウイング(以下WG)とWG⇨IHのパスを狙って回収していた印象を受けました
この2つが明確になった上でプレスをかけていたので、札幌のプレスが安定していたのだと思います。さらにウイングバック(以下WB)のプレスのスタート位置と背後の消し方も良かったので、サイドバック(以下SB)の選択肢を削ることもできていました。特に中央のIHを消せる立ち位置からSBに向かったことによって、札幌のバックスの選手たちはポジションを取り直すことが可能になって、狙って守備に入ることができるようになっていました。
だからこそマリノス戦のプレスは今季一番安定していたと感じました。
しかし、それでもWGの質で叩いてくるのがマリノスです。何度かマテウス選手や宮市選手が個人でひっくり返すことで速攻に出たり、時間を作って遅攻に入ったりしています。さすがのクオリティだ!と改めて感じた一戦でした。前後分断を解消した小林の存在
札幌が今季苦しんでいる理由の1つとして挙げられるのが保持の局面です。簡潔に述べると、前と後ろの分断が起こってしまっているので、前進することができなくなっています。しかしながら、この試合の札幌は『前後分断』という問題をある選手が解消してくれていました。その選手が小林選手です。
彼が前と後ろの繋ぎ役、いわゆるリンクマンになったことで札幌は攻撃に出ることが可能になっていました。さらにこれは選手個人の判断だけでなく、チームとしてマリノスの守備に対して影響を与えたことによって行えたものだったので、結果は付いてこなかったですが後半戦に向けて明るい材料の1つだったのではないでしょうか。
では、どのようにそれを作り出していたのかを振り返っていきます。
まず大枠として、札幌はセントラルハーフ(以下CH)が最終ラインに落ちて、センターバック(以下CB)が外に広がる可変をどの試合でも決まって見せます。この試合も例外なくこれを行っていました。
ここでマリノスの守備と照らし合わせた時に、最終ラインに降りる馬場選手で天野選手やロペス選手に影響を与えることができていました。これでプレスの基準や守備の基準をずらすことに成功します。
そして馬場選手、岡村選手、駒井選手でマリノス2トップに数的優位を取ることができるので、安全にボールを持つことができます。安全にボールを持つ時間を得れると、前線の動きを加えることが可能になります。ここの繋がりもこの試合の良かった点だと僕は感じました。
このように小林選手と長谷川選手、鈴木選手が列の入れ替えを行ったことによって、マリノスCBをピン止めしたこと、さらにWBが高い位置をとることによってSBを止めたことにより、喜田選手周辺でボールを引き取れるようになっていました。さらに喜田選手はIHのカバーを常に取り続けるタスクがあるので、視界外から降りてくる小林選手の対応がワンテンポ遅れます。
これによって札幌は前進することができ、フィニッシュワークの局面まで多く持っていくことができていたのではないでしょうか。
あとは最後の質を高めていくことができると、本来の攻撃力を取り戻すことができるのではないでしょうか。マリノスのどこが紙一重?
なんとかなっているものの、やはり苦しいのはマリノスです。崩しの局面に入ることができれば、個人の質と発想、そして繰り返す背後へのランニングでゴールを奪い切ることができるのですが、いかんせん崩しに入っていくための「前進」が紙一重です。
マンツーマンでプレスを仕掛けられたときのマリノスは前進の方法までも個人の質に頼み切ってしまうところが苦しくなっている原因だと思います。
WGの質を生かすぞ!というのはきっとマリノスの今季のテーマなのですが、そこまでの届け方に苦労している印象です。
そしてこの試合でもそれが露見されました。前半は直近の広島戦のようにSBを低めの位置に配置しながらWBを呼び込むことを行ったのですが、札幌のCBのポジショニングの取り直しが早かったために、WGの質を生かすことができませんでした。だから先ほども触れたように、WGのところとWGから出る次のパスで回収されることが多くなってしまいます。
そこで後半からのマリノスは以下のように修正を加えています。
このようにSBが最初から内側に入っていくことで、WGのプレースペースを確保することを行います。マリノスは前進時にこれを行うことが少ないのですが、札幌戦ではSBを内側に絞らせることで、WBの立ち位置をずらしてWGとIHの旋回を行っていきます。
当然ですが、ここでWGが奪われてしまうとサイドのスペースが空いているので、一気に奥深くまで侵入されてしまいます。この辺りもやはり紙一重なのですが、後半は特に『WGと心中する』という強い意志を感じました。
だからこそ、背後を取っていくことが可能になっていきます。では、どのように旋回をしていたのかを見ていきましょう。
このようにSBが内側に入っていくことで、先ほども述べたようにWBの立ち位置をずらしていきます。さらにIHも前に出ていくことで、CHの立ち位置をずらします。これでWGのプレーエリアを確保していました。
そしてWGが前を向くことができると、SBがインナーラップで背後を取っていきます。
このようにインナーラップで背後を取ることによって、マーカーのWBを置き去りにすることが可能になっていきます。これを繰り返していくこと、さらにはSBが外側で止まる本来の形を織り交ぜることによって、札幌を疲弊させることに成功していました。そして交代で入ってくるのが井上選手であり、エウベル選手なのですから本当にとんでもない戦力です。
結果と内容は紙一重
内容は良かったとも言える札幌と結果が付いてきたマリノス。決め切っていれば勝ち切れたであろう札幌は、本当に悔しい一戦だったでしょう。この良かった内容を継続していくことが後半戦に巻き返すための一縷の希望となるのではないでしょうか。
一方のマリノスは紙一重で勝ち切っている今のうちに、内容を改善していく必要がありそうです。どのように彼らがチームとしてブラッシュアップしていくのかも後半戦の1つの楽しみです。
Nobuya Akazawa|J1全部見るマン|
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2024年06月24日 20:10
EURO2024・グループB第3節を前に、『スカイ・イタリア』が、クロアチア代表戦に臨むイタリア代表のスターティングメンバーを予想した。
EURO2024予選・グループCをイングランド代表に次ぐ2位で通過した“アズーリ”は、前回大会の覇者として今大会に参戦。初陣となった15日のアルバニア代表戦では、キックオフからおよそ23秒に“大会最速弾”で先制を許したものの、直後にセットプレーからDFアレッサンドロ・バストーニが同点ゴールを決めると、16分にはMFニコロ・バレッラのミドルシュートで逆転に成功。2−1と初陣を白星で飾っていた。
だが、20日に行われた第2節では、同じく白星スタートを切ったスペイン代表相手に終始ペースを握られる苦しい展開に。数々のピンチをGKジャンルイジ・ドンナルンマが凌いだことで、0−1という結果に終わったが、試合後にルチアーノ・スパレッティ監督が「スコア以上に完敗と言えるゲーム」と認めていた。
1勝1敗で迎える“死の組”の最終節。相まみえるのは“難敵”のクロアチア代表だ。今大会は1分1敗と波に乗り切れていないが、“ここぞ”の時こそ力を発揮するチームであることは過去2大会のFIFAワールドカップで証明している。
なお、この試合を引き分け以上で終えれば、イタリア代表は他会場の結果を問わずグループステージ突破を決められる。敗れた場合は3位以下となることが確定。裏の対戦カードでアルバニア代表がスペイン代表との最終節を引き分け以下で終えた場合は3位に回ることとなるが、得失点差がマイナスになる以上、3位での決勝トーナメント進出も現状では断言できない。自力突破のためにも、“アズーリ”としては是が非でも勝ち点が欲しいゲームだ。
そんな運命の一戦に向けて、試合会場のライプツィヒで調整を続けるイタリア代表。『スカイ・イタリア』はそんなイタリア代表の最新情報を伝えており、前日練習の様子を踏まえ、スターティングメンバーを予想した。
イタリア代表はここまでの2試合、まったく同じスターティングメンバーの顔ぶれで戦ってきたが、今回の報道によると4名が変更される模様だ。まず、最も大きな注目が集まるのが、ここまで左サイドバックとして2試合共にスタメン出場しているDFフェデリコ・ディマルコの状況。同メディアや『ガゼッタ・デロ・スポルト』など現地大手メディアの情報によると、ディマルコはフル出場したスペイン代表戦にて、右ふくらはぎを痛めたという。回復は順調に進んでいるものの、クロアチア代表戦には間に合わない見込みで、このポジションにはDFマッテオ・ダルミアンが入ると予想された。
そのほか、MFダヴィデ・フラッテージ、MFロレンツォ・ペッレグリーニ、FWジャンルカ・スカマッカがスターティングメンバーから外れる見通し。代わって、DFアンドレア・カンビアーゾ、MFブライアン・クリスタンテ、FWマテオ・レテギが起用されそう。3選手ともにここまでの2試合いずれも途中出場しており、大会への慣れという部分に問題はない。ここまでは純粋なアタッカーにゴールが生まれていないため、2023年3月の“アズーリ”デビューから2試合連続ゴールを決めるなど、着々と結果を残してきた“新星”のレテギにかかる期待は大きい。
また、並びは4−1−4−1の布陣と伝えられた。アンカーはMFジョルジーニョが務め、インサイドハーフはクリスタンテとバレッラのコンビと見られている。
運命の一戦は日本時間で25日の4時00分(24日の28時00分)キックオフ予定。『スカイ・イタリア』が予想したスターティングメンバーは下記の通り。
■イタリア代表 予想スタメン
システム:4−1−4−1
▼GK
ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス)
▼DF
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
アレッサンドロ・バストーニ(インテル)
リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ)
マッテオ・ダルミアン(インテル)
▼MF
ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド)
アンドレア・カンビアーゾ(ユヴェントス)
ブライアン・クリスタンテ(ローマ)
ニコロ・バレッラ(インテル)
フェデリコ・キエーザ(ユヴェントス)
▼FW
マテオ・レテギ(ジェノア)
【ハイライト動画】イタリアの今大会はこちらからチェック!
2024年06月24日 19:35
クロアチア代表のMFマテオ・コヴァチッチ(マンチェスター・シティ/イングランド)が、EURO2024グループB第3節イタリア戦に向けた前日会見に出席した。23日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
19日の第2節アルバニア戦では、試合終了間際に同点ゴールを喫したクロアチア代表。1分1敗のまさかの最下位。3大会ぶりとなるグループリーグ敗退も現実味を帯びる中、24日に行われる第3節イタリア戦は、勝てば決勝ラウンド進出の可能性が高まる一方で、引き分け以下に終われば帰国の途につくことになる大一番だ。
そんなイタリア戦に向けた前日会見に出席したコヴァチッチは、「プレッシャーは感じていない」と告白。チーム内で反省点を共有できたことを明かし、「全てのことをじっくり話し合った。調子が良くなかったことはわかっているからね。いつものような球際の強さもなく、落ち着きやコンパクトさも欠けていた。それが試合に影響を及ぼしているのは明白。球際では冷静にならないと。僕たちは何度も一緒にプレーし、お互いを知っているから、明日はそれを証明できると信じている」と見直すきっかけになったことを語った。
また、イタリア代表との対戦については「イタリアの選手たち…特に一緒にプレーするのが楽しかったジョルジーニョと会えることを本当に嬉しく思うよ」と前置きしつつ、「質の高い、組織力のあるチームとの厳しい試合になるだろう。その中で、何をすべきかはわかっている。明日はベストを尽くさなければならない。これまで何度も、そうしてきたように」と意気込みを示した。
ワールドカップの直近2大会でメダル獲得に導くなど、長きに渡ってクロアチア代表を牽引してきた主将MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/スペイン)も、今年9月に39歳を迎える。ヴァトレニの“英雄”の代表引退も噂されているが、コヴァチッチは「これがルカにとって、最後のメジャー大会となるかは考えていない。まだこのチームとともにいて、リードしてくれていることを嬉しく、誇りに思っている。明日も最高のパフォーマンスを発揮して欲しいね」と言及。続けて「彼は、僕たちを導かなければならないことを自覚しているし、僕たちもルカに従うつもりだ。厳しい試合が待ち受けているけど、イタリア戦に集中するのみ」と恭順を誓っている。
モドリッチの世代を中心とし、人国約385万人ながら強豪国の地位を確立したクロアチア代表。これまでに何度も逆境を跳ね返してきた不撓不屈の“炎”が今、第3節イタリア戦を前に灯っている。
2024年06月24日 19:30
来季、王座奪還を目指すバイエルン・ミュンヘンは今夏の移籍市場で積極的な動きを見せている。
2024年06月24日 19:20
『Sky Sports』のフロリアン・プレッテンベルグ氏によると、シュツットガルトに所属するギニア代表FWセール・ギラシだが、去就に関する決断は数日中に下されるという。
現在28歳のギラシは、今季は公式戦30試合で30ゴール3アシストを奪うなど、シュツットガルトのブンデスリーガ2位フィニッシュ、そしてチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。今季の活躍を受けて先日から去就が注目されていた。
そんなギラシの将来は今後数日以内に決まるようだ。同氏によると、現時点の最有力候補はボルシア・ドルトムントであり、同クラブはギラシ獲得に自信を持っているとのこと。しかし、未だ完全合意には至っておらず、アーセナル、チェルシー、ACミランへの移籍の可能性も残されているという。なお、同氏はバイエルン・ミュンヘンへの移籍は完全になくなったと伝えている。
ビッグクラブからの関心が止まないギラシだが、今夏に新たな挑戦を果たすのか。今後数日以内はギラシの動向から目が離せない。
2024年06月24日 19:00
2023-24シーズンはフロジノーネへレンタル移籍をしていたマティアス・スーレ(21)は今夏、ユヴェントスに残留する可能性が高いようだ。伊『calciomercato.com』が報じている。
スーレは昨夏に1シーズンのレンタル移籍で加入したフロジノーネでリーグ戦36試合に出場し11ゴール3アシストを残した。リーグ戦では合計225回のドリブルを試み、102回の成功数を記録。これはセリエAトップの数字であり、ナポリに所属するクヴィチャ・クワラツヘリア(220回のドリブルを試みて101回の成功)を抑えて23-24シーズンのドリブルキングに輝いた。5大リーグ全体で見てもスーレの成功数は3位(1位はクドゥスで124回、2位はサビオで104回)とレンタル先で才能を開花させている。
そんなスーレについてユヴェントスは新戦力補強にむけ、資金を捻出するための売却候補の1人として考えていた。実際にウェストハムやドルトムント、レヴァークーゼンといったクラブが興味を示していたが、スーレの去就は変わりつつあるようだ。
同メディアによると、ユヴェントスの新監督に就任したチアゴ・モッタはスーレのことを高く評価しており、新生ユヴェントスの戦力として考えているという。売却の噂から一転、モッタは同選手のユヴェントス残留を望んでいるとのこと。
しかし、新戦力補強の資金は必要であり、フェデリコ・キエーザやローマへレンタル移籍をしていたディーン・ハイセン、モイーズ・キーンらを売却する可能性があるようだ。
レンタル先で才能を開花させ、自身の真価を見せつけたスーレは新生ユヴェントスでも輝けるのか、注目だ。(データは『Who Scored.com』より)
2024年06月24日 19:00
日本サッカー協会(JFA)とキットサプライヤーのadidasは22日、7月に開幕する夏季オリンピック(パリ五輪)に向けたホームユニフォームを発表した。
サプライヤーは、正確にはadidasと世界的なファッションデザイナー山本耀司氏(ヨウジヤマモト)による協業ブランド「Y-3」で、日本代表とは初のコラボレーションとなる。Japan 2024 Y-3 Olympic Home
日本代表 2024 Y-3 パリ五輪 ホーム ユニフォーム
7月26日の開幕に先立ち、男子は24日、女子は25日から始まるパリ五輪サッカー。男女の日本代表が着用予定のホームユニフォームは、A代表と同じ“青き炎”をベースとしたデザインを採用。そして五輪史上初めてY-3ブランドのサッカーユニフォームが登場となった。
この炎グラフィックは、日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。
このデザインを担当した山本耀司氏(ヨウジヤマモト)は、今回の五輪開催国となるフランスで芸術文化勲章など数々の賞を受賞し、この国にも多くのファンを持つ 。そんな山本氏デザインのユニフォームがパリ五輪に登場ということで、現地でも注目を浴びることは間違いない。
現在のオリンピック規定では、ユニフォームにサッカー協会のエンブレムを付けることは許されていない。そのため日本は八咫烏(ヤタガラス)のJFAエンブレムに代わり国旗の日の丸を付ける。なお、エンブレム(日の丸)とY-3ロゴの装着位置は五輪モデルのオリジナルとなる。
炎が復活!日本代表、2024新ユニフォームを発表 「ヨウジヤマモト×adidas」のY-3と歴史的なコラボが実現
24日から競技を開始するパリ五輪サッカー。8大会連続12回目の出場となる男子はグループDに所属し、パラグアイ、マリ、イスラエルと対戦。一方、2大会連続6回目の出場となる女子はグループCに所属し、スペイン、ナイジェリア、ブラジルと対戦する。
五輪仕様のホームユニフォームは、adidasオンラインストア他で販売中。
2024年06月24日 18:53
ドイツで開催されているEURO2024は開幕から10日が過ぎた。
2024年06月24日 18:43
アビスパ福岡は6月24日、キャプテンのDF奈良竜樹が左膝靭帯の手術を受けたと発表した。
2021年に福岡へ加入した奈良は初年度からCBの主軸として活躍。昨季はキャプテンを務め、クラブ初のタイトルとなるルヴァンカップ制覇に貢献した。今季も引き続き腕章を託され、19節終了時点で11試合に出場していたが、直近4試合はメンバー外となっていた。
クラブによると、以前から痛めていた左膝複合靱帯再建術(後十字靱帯再建術および内側側副靱帯再建術)を実施。全治は10〜12か月ほどと見られ、今季のみならず、来季の開幕も間に合わない見込みだ。
【PHOTO】快晴の中行われた一戦を華やかに彩ったアビスパ福岡オフィシャルチアリーダーズを特集!
この一報を受けて、SNS上では「待ってます!ずっと待ってますよ!」「アビスパのキャプテンは奈良選手しかいません」「しっかり治してまた一緒に戦おう」など、復帰を望むファンから多くのエールが送られている。
構成●サッカーダイジェスト編集部
2024年06月24日 18:36
オランダ1部のスパルタに所属するMF斉藤光毅が、TBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。武器であるドリブルの心得を語った。
19歳だった2020年に横浜FCからベルギー2部のロンメルへ完全移籍した斉藤は、22-23シーズンからはスパルタでプレー。パリ五輪に出場する大岩ジャパンではチーム立ち上げ当初から主軸を担い、本大会での活躍も期待されるアタッカーだ。
そんな22歳は、ドリブルする時にどんなことを意識しているのか。まずは、対峙する相手との間合いを大事にしているとし、相手が足を出してきても届かない程度の距離を取るという。
【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!
その後の仕掛けについては、こう述べる。
「自分は(右足で)インサイドで引っ掛けながら持つんですけど、それで自分がちょっとアクションしたタイミングで、相手がちょっと重心がズレたりしたら、一気に加速して、スピードの変化で抜いていくみたいな感じですね」
ドリブルで進む方向は、相手の動きや状況に応じて判断しているという。考えながらプレーするよりも感覚を優先しているケースが多く、「ずっとドリブルしているので、そこの感覚が身についている」と明かす。
サッカーをしている子どもへのメッセージは「感覚をつけよう」。そのための練習として「自分はずっと1対1をやっていた」と語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月24日 18:24
オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクは現地6月24日、サンフレッチェ広島から川村拓夢の完全移籍を発表した。
クラブの公式Xは、川村の新天地のユニ姿や日本国旗を両手に持つ写真を公開。この投稿には以下のような声があがっている。
【画像】ユニ姿も!ザルツブルク川村拓夢の最新ショット
「かっこよすぎるな」
「モデルさんかな?」
「画になるなあ」
「王子様すぎるやろ」
「写真集だせるやん!」
「浅香航大感ある」
「あまりにもカッコよすぎる」
「ユニ姿もかっこいいし楽しみー」
クラブはこの他にも、川村を模したイラストもアップ。現地でも大きな期待を寄せられているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月24日 18:01
サッカーアルバニア代表FWのミルリンド・ダク(Mirlind Daku)が、18日に行われた欧州選手権(UEFA Euro 2024)グループBのクロアチア戦の試合後、拡声器を使って反北マケドニアの侮辱チャントを叫ぶようファンを扇動したとして、欧州サッカー連盟(UEFA)から2試合の出場停止処分を受けた。
2024年06月24日 17:50
サンフレッチェ広島は24日、MF川村拓夢がオーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクへ完全移籍することが決定したと発表した。
6月の日本代表にも選出されていた24歳は、今季J1で14試合に出場し2ゴール。広島の中心選手として活躍していたが、6月14日に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱していた。
以下はザルツブルクへの完全移籍が決まった川村のコメント。
「このたび、FCレッドブル・ザルツブルクへ移籍することになりました。
このタイミングでチームを離れることに悩みましたが、サッカー選手として新しい挑戦をしたい自分の気持ちを尊重し、受け入れてくれたスキッベ監督をはじめ、クラブ、スタッフ、チームメートには感謝しています。
スクールの頃から約10年間、クラブにはサッカーはもちろん、人としてもたくさん成長させてもらいました。僕自身、このクラブのユニフォームを着てタイトルを取ることが小さい頃からの夢であり、クラブへの1番の恩返しだと思っていました。そのなかで昨年初めてシーズンを通して試合に出場しましたが、チームの勝利に貢献したい、活躍したいという気持ちと、パフォーマンスがなかなか伴わず、シーズンを通して難しい時期が続き、選手として人としてもっと成長したい、大きくなりたいと強く感じるようになりました。そして今回、ザルツブルクからオファーをいただき、年齢的にも最後のチャンスだと思い、新しい世界へチャレンジすることを決断しました。
トップチームでプレーして3年半、まだこのクラブでやり残した事、成し遂げたい事はたくさんあります。海外でさらに成長し、サンフレッチェ広島から改めて選手としてオファーをいただけるような活躍をしたいと思います。このクラブのユニフォームを着て皆さんと共に戦った選手として、これからも少しでも応援していただけると嬉しいです。
10年間本当にありがとうございました」OFFIZIELL: Takumu Kawamura wechselt vom japanischen Erstligisten Sanfrecce Hiroshima an die Salzach!
Der 24-jährige Mittelfeldspieler unterschreibt einen Vertrag über vier Jahre.
— FC Red Bull Salzburg (@RedBullSalzburg) June 24, 2024
レッドブル・ザルツブルク側も川村の獲得を同時発表。
サンフレッチェ広島ユースが輩出した「地元出身」の最高傑作6名
背番号は16になるとのこと。かつて宮本恒靖や南野拓実らがプレーしたオーストリア屈指の強豪クラブでの成長が期待される。
2024年06月24日 17:45
アビスパ福岡は24日、同クラブに所属するDF奈良竜樹の負傷状況を発表した。
クラブの発表によると、奈良は以前より痛めていた左ひざじん帯の手術を受けたという。診断名は「左膝複合靱帯損傷」、術式は「左膝複合靱帯再建術(後十字靱帯再建術および内側側副靱帯再建術)」。全治までは約10カ月から12カ月を要する見込みで、2024シーズン中の復帰はおろか、2025シーズンの開幕にも間に合わない可能性が高そうだ。
現在30歳の奈良は北海道コンサドーレ札幌や川崎フロンターレなどの複数クラブで活躍し、2021シーズンより福岡でプレー。初年度から最終ラインを支える主力の一角として活躍し、昨季は福岡にとって初タイトルとなるJリーグYBCルヴァンカップ優勝にも大きく貢献した。また、2023シーズンからはキャプテンも務めている。2024明治安田J1リーグでは第19節終了時点で11試合に出場。5月18日に行われた第15節ガンバ大阪戦(●0−3)を最後にメンバー入りしていなかった。
今シーズン、福岡は2024明治安田J1リーグ7勝8分4敗を記録。勝ち点「29」を積み上げ、現在は暫定8位につけている。
【ハイライト動画】福岡の最新試合はこちらからチェック!
2024年06月24日 17:41
東京ヴェルディは6月24日、“東京ダービー”での違反行為とそれに対する処分を発表した。
4月13日に行なわれたJ1第8節のFC東京戦で、「差別的・侮辱的な内容・表現を想起させる掲出物の持ち込みおよび掲出」の違反行為が発生。対象者1名に対し、6月24日以降に行なわれる東京Vが出場する全ての試合で無期限入場禁止の処分とした。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
この報告に至るまでの経緯を、東京Vは以下の通り説明。
「当該事案発生後、Jリーグをはじめとする関係各所と連携するとともに、違反行為が記録された中継映像や写真等の確認、東京ヴェルディのサポーター団体へのヒアリング調査を重ねて行ってきました。
その調査過程において、今回の事案はサポーター団体のメンバーによるものではない可能性が高まったことで、さらなる周囲への聞き取りやヒアリング対象者を拡大させていく必要が生じ、違反行為者の特定とその事実確認までに多くの時間を要しました。ご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
差別的・侮辱的な内容・表現は決して看過することのできない行為であり、東京ヴェルディとしましては、今後このような行為が発生しないよう、観戦ルール・マナーに沿ったスタジアム運営を徹底し、安心・安全・快適なスタジアムづくりを目指し、スタジアムコンセプトに掲げる『みんながたのしいスタジアム』を実現できるよう、より一層再発防止に努めてまいります。今後の対応といたしましては、横断幕等スタジアム内の掲出物に関する事前申請制などの実施を検討いたします」
そして、「スタジアムに来場される皆様におかれましては、今一度観戦ルール・マナーの遵守にご理解とご協力をお願いいたします」と呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部