2024年06月23日 22:44
東京・京王百貨店新宿店で26日まで開催中の「超・燃える闘魂アントニオ猪木展」では「アントニオ猪木酒場」が復活。23日には黒のカリスマ蝶野正洋(60)がトークショーに参加し、東京ドームで師匠の故アントニオ猪木さん(享年79)との一戦の映像を見ながら振り返った。 1990年2月10日、東京ドームで行われた新日本プロレス「スーパーファイト IN 闘強導夢」。蝶野は橋本真也(故人)とのタッグで、猪木&坂口征二と激突し、猪木から3カウントを奪われた。当時の胸中を「その場にいること自体が失礼だと思っていた。プレッシャーしかなかった」「とにかく貴重だった」と話す。 この試合は直前のテレビインタビューで、猪木さんが「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」との名文句でインタビュアーにビンタを放ち、また橋本さんが「時は来た! それだけだ」と話すと、蝶野が笑ってしまうという一幕もあり、リング外でも伝説の試合となった。 笑いがこらえられなかった瞬間を映像で見た蝶野は「もう(橋本さんが)焦っちゃっているよね。橋本選手も笑っちゃっているじゃん。あの後、2人で爆笑した」と明かした。 トークショー後には取材に応じ、現在の日本プロレス界について「今がちょうど変わる時期でしょうね。米国のWWEやAEWは大きな黒船になっている。このままだと多分乗っとられてしまう」と語った。その上で「もし俺が新日本にいる側なら、アジアをまず取って、アメリカと対等な位置になる。それでどっちが強いかで戦争したい。しかし、業界のことを考えると、そんな争いをせずにいい条約を結んで、協力し合う体制へ進んでいくことが一番じゃないかなと思う」と提言していた。
2024年06月28日 17:53
「超RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)
ボクシングの6階級王者マニー・パッキャオ(45)=フィリピン=とボクシングに準じたRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦予定だったRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)=クロスポイント吉祥寺=が、右第2中手骨骨折、右第5中手骨骨折で全治4カ月と診断され、ドクターストップのため欠場することが28日、発表された。
代わって安保瑠輝也(28)=MFL team CLUB es=がパッキャオと対戦する。契約体重は68・0キロから69・0キロに変更された。
パッキャオのコメントは次の通り。
「皆さん、こんにちは。マニー・パッキャオです。対戦相手が変わったと聞いたが、もちろんノープロブレムだ。チヒロ・スズキはこの前の代々木で向き合い、物怖じしない態度に期待していたが、まぁ怪我ならしょうがない。ファイターに怪我はつきものだから、チヒロにはお大事にと伝えてくれ。新しく名乗りを上げてくれたルキヤ・アンポよ、私を恐れずに名乗りを上げてくれたことに感謝したい。君にはボクシングが崇高で、ファンタスティックで、そして何よりも難しいことを教えよう。7月28日を楽しみにしている」
安保は2012年にKrushでプロデビュー。19年に第4代K−1 WORLD GPスーパーライト級王者となった。23年からRIZINに参戦し、今月、来日していた元UFC世界ミドル級元王者ショーン・ストリックランドとスパーリングを行って話題を集めた。
2024年06月28日 17:33
ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=と、弟でWBA世界バンタム級王者・井上拓真(28)=大橋=が28日、都内で「井上尚弥・井上拓真出演!エキサイトマッチSP『井上尚弥vsネリ』『井上拓真vs石田匠』」(WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで7月15日後9・00)の収録を行った。
2月24日、5月6日と短いスパンで防衛戦が続いた拓真は、次戦について「ちょっと空けて、年内にはやると思う」との見通しを示した。
これまでも言及しているWBC王者・中谷潤人(26)=M・T=との統一戦については「お互い勝ち進めば、お互い統一戦を望んでいるんで、自分も決まれば楽しみな試合になりますね」と、改めて意欲。兄の尚弥は「(同門のWBO王者)武居由樹じゃないですか?」と冗談めかしつつ、中谷、IBF王者の西田凌佑(27)=六島=の「どちらとも楽しみ」と笑顔。「流れがあると思うんでね、そこは。WBCのチャンピオン、IBFのチャンピオンも強いですもんね。同じサウスポーで。たぶんどっちに決まってもきっと楽しい試合、ファンが望む試合になると思うので。ホントにいい試合になると思います」と保証した。
また、拓真は兄のフェザー級転向について「しっかりフェザー級の体ができれば全然通用すると思うんで、そうなったら楽しみですね。本人が感じてることだと思うんで。自分としては今でも通用すると思っているので」と話していた。
2024年06月28日 17:26
ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=と、弟でWBA世界バンタム級王者・井上拓真(28)=大橋=が28日、都内で「井上尚弥・井上拓真出演!エキサイトマッチSP『井上尚弥vsネリ』『井上拓真vs石田匠』」(WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで7月15日後9・00)の収録を行った。
尚弥は次戦について「来月のどこかでまた発表があると思うので、今はその試合に向けて、昨日からスパーリングを開始しました」と説明。スパーリングの相手は日本フェザー級6位の中野幹士(28)=帝拳=で、次戦の相手を意識したようだと聞かれると「サウスポーですね」と答えた。
ちなみに、9月の相手候補に挙がっている元IBF王者でWBO2位、WBA8位、WBC9位のTJドヘニー(37)=アイルランド=はサウスポーだ。
また、尚弥をめぐっては、WBAが13日(日本時間14日)、1位のムロジョン・アフマダリエフ(29)=ウズベキスタン=との指名試合を9月25日までに行うよう指示。大橋ジムの大橋秀行会長(59)は日程に難色を示し、剥奪もやむなしという考えを示したという経緯がある。
これに関して尚弥は「別に、ベルトにもうこだわりないですからね。それで剥奪されるなら別に全然いいですし」と、大橋会長に同調した。
自身はWBAのスーパー王者であるため、「スーパー王者って、(防衛期限が9月25日では)ないですよね?こんなスパンで出すものじゃないと思うんで、急に」と指摘。「そこは流れに従って。(指示が)出たタイミングも、向こうのプロモーターの発言にしろ、けっこう嫌がらせチックな感じかなというのは受けて取れましたけどね。そこの流れも、剥奪されたって流れでも、こっちから返上したって流れでも、もうぶっちゃけどっちでもいいと思うので」と、4団体統一王座をキープすることには固執しない考えを示した。
その上で「試合の価値と、ここからは全てが防衛戦になっていくと思うので、自分がどういうパフォーマンスをするかというところにかかってくると思うので」と、ベルトよりもマッチメークと試合内容にこだわっていく姿勢を見せていた。
2024年06月28日 16:26
プロボクシングの元世界3階級王者・長谷川穂積氏(43)は28日、主宰するジム「長谷川穂積フィットネス&ボクシング」(神戸市)が同日付で西日本ボクシング協会(山下正人会長)にプロ加盟を承認されたことを発表した。
2024年06月28日 14:44
西日本ボクシング協会に申請していた元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏が主宰するボクシングジムのプロ加盟が28日、承認された。
長谷川氏は2016年12月の現役引退後、18年4月にジムをオープン。このプロ加盟にともない、ジムの名称を「長谷川穂積 フィットネス&ボクシング」から「KOBE長谷川ボクシングジム」に変更する。
長谷川会長は「自身の知識と当ジムの最高のスタッフをもっと輝かせる為、協会に加盟させていただきました。チャンピオンを育てることも大事ですが、それと同じくらい人を育てることを大事とし、ボクシング界が少しでも盛り上がるように頑張ります」とコメントした。
2024年06月28日 11:22
新日本プロレス所属の本間朋晃(47)が28日、仙台市の報知新聞東北支局を訪れ、8月10日にゼビオアリーナ仙台で行われる「G1 クライマックス 34仙台大会」をPRした。
34回目の開催となる今大会はヘビー級選手によるシングルリーグ戦で、新日本プロレス最大級の大会。AとBブロックに各10人の選手がエントリーし、各ブロック3位までに入った合計6人の選手が、優勝決定トーナメントに出場して最強を決める。
仙台では公式戦5試合が行われる。今大会は若い選手が多いが、ベテランの後藤洋央紀(45)の活躍も見逃せない。「春のNEW JAPAN CUPでも準優勝した男なので、ベテランの意地を見せて欲しい」と活躍を期待している。
「仙台のファンは熱狂的」という本間。本大会の出場はかなわなかったが、公式戦前の試合には出場する可能性がある。「ゼビオアリーナ仙台は試合も見やすく、非日常の空間を味わえる。見に来たことがない人もぜひ来て欲しい」と来場を呼びかけた。
2024年06月28日 10:00
大相撲の中村部屋が1日付で新設された。元関脇嘉風の中村親方(42)が8人の力士らとともに二所ノ関部屋から独立。44番目の部屋として、両国国技館に最も近い旧陸奥部屋の建物に居を構えた。理論派で知られる若き師匠が目指す「自分の形」の相撲部屋とは。伝統を大事にしつつ、新たな試みにも意欲をみなぎらせた。
念願の船出。中村親方は充実感に満ちあふれていた。「楽しみしかない。ついてきてくれた弟子への恩返しは、彼らの番付を上げて、強くなる環境を整えること」。晴れ晴れと決意を口にした。
現役時代の師匠だった元大関琴風の先代尾車親方のもとで2年5カ月、尾車部屋閉鎖後は元横綱稀勢の里の二所ノ関親方のもとで2年3カ月、部屋付き親方として研さんを積んだ。吸収した学びを生かすことが、2人への恩返しになる。
独立にあたり、部屋のルールを決めた。弟子を集めて告げたのは「俺とあなたたち、みんなで部屋の規律・常識を決めていくのが、俺のルールだから」。誰でも意見を言える土壌を重視した。
ルールも独特だ。日をまたぐ場合でも連絡すれば、未成年力士以外に門限はない。掃除、稽古など部屋のタイムスケジュールを守ってやるべきことをやればOK。中村親方は「規律では弟子を縛らない。信用・信頼で縛ります」と信念を語る。
根底には自身の体験がある。師匠だった先代尾車親方には、少々ハメを外して失敗した時も助けてもらった。「自分は相撲を嫌いにならなかった。本分を忘れなければ、多少ははみ出してもいい。信頼を持って見守る。そういう“琴風イズム”を引き継いで、自分もそういう親方になりたい。共に育つという意味で“共育”です」と理想を掲げる。
掃除は若い衆の仕事ではなく、師匠、関取衆を含めてみんなでするのがルール。言って聞かせるのではなく、やって見せる。師匠は「自分がちゃんと背中で指導しなきゃいけない。洗いものだってやりますよ。付け人の雑用も少なくなるような部屋にしたい」と意図を明かした。
稽古にも独自色を出す。午前と午後の“2部練”の日を導入。体作りには敏しょう性を高めるラダー(縄ばしご)トレーニングなどを取り入れ、みっちりと鍛え上げる。朝に稽古して昼、夜の1日2食が角界の常識だが、朝食をしっかりとって1日3食。「100キロを超える選手でも体が締まっている」とアメフト、レスリングや柔道といった異競技も参考にする。夕方からの土俵での稽古では、組み合った状態から技術を磨くことに重点を置く。
斬新な取り組みにも、弟子の信頼は厚い。「中村親方がマイナスになるようなことをすることはまずない」と現役時の付け人も務めた部屋頭の幕内友風。師匠は「必要がないと思ったらやめればいいし、新たに必要だと思ったら増やせばいい。力士の意見も取り入れながら」と柔軟な姿勢を示し「目をかけて、手をかけて。少し形になった1カ月だった」とスタートを振り返った。
65歳の定年までに20人以上の関取育成が目標。「今までの相撲の伝統を残しつつ、自分の形を作っていきたい。結果が出るまでやりますよ」と中村親方の言葉に熱がこもった。7月14日からは独立後初めての本場所となる名古屋場所を迎える。どんな成長曲線を力士が、中村部屋が描くのか。楽しみに注目したい。(デイリースポーツ・藤田昌央)
2024年06月28日 05:00
「ボクシング・スーパーフライ級6回戦」(27日、後楽園ホール)
アマ3冠の吉良大弥(21)=志成=が、圧勝でプロデビューを飾った。
2024年06月28日 05:00
反GLEATを掲げ団体をクビになった河上隆一(35)が不穏発言を連発した。
河上は9日の名古屋大会で、カズ・ハヤシ引退ロードスペシャルとして行われた電流爆破戦に大仁田厚、ヨシ・タツと組んで出場。カズ、CIMA、田中稔組に敗れたが試合後、大仁田に「反GLEAT」としての行動を促された結果、鈴木裕之社長に電流爆破バットを叩き込み吹っ飛ばした。この行動に出た理由を「現状への不満に決まってるだろ! シングルのタイトルに絡めず、タッグのチャンピオンになれていないのは全てアイツ(鈴木社長)のせいだ。アイツが裏で糸を引いている。だから爆破してやったんだ」と悪びれもせずに明かした。
この結果「GLEAT Ver.12」(7月1日、東京ドームシティホール)を最後に、所属選手契約の解除が発表される事態に…。鈴木社長は取材に「普通、社会に行って社長を爆破したらクビでしょ」と話している。河上は「どこの世界に社長を爆破しただけでクビになる会社があるんだよ」とまさかの角度から反論だ。そして「アイツ、おかしいだろ。重傷を負ったわけでもねえのに…。だいたい、観客動員だってカズ・ハヤシの引退ブーストがかかっているだけで実質は横ばいじゃねえか。悪いのは全てアイツだ」と憤りつつ「アイツは許さない。アイツだけは…」と目を血走らせた。
1日は所属最終戦としてKAZMA SAKAMOTO、クワイエット・ストームと組んで「リアル闘魂スタイルズ」の藤田和之、ケンドー・カシンにガメラスを加えたトリオと対戦する。これにも「3周年のビッグマッチで、なんで俺がはぐれのやつらとやらなきゃいけないんだ」と吐き捨てる。さらに「意味が分からない。これもアイツがどうせ裏で何かやってるはずだ。アイツとカシンはつながってるんじゃないか?」とイチャモンをつけ、全てを鈴木社長のせいにした。
最後に河上は「GLEATに不満を持っているヤツはまだまだいるんじゃないか? 1日、楽しみにしてろよ、フフ!」と不気味な言葉を口走った。一本の爆破バットが、ここまで一人の男の人生を狂わせてしまうとは…。
2024年06月28日 05:00
新日本プロレスの鷹木信悟(41)が、ウィル・オスプレイ(31=AEW)との聖地決戦を熱望した。AEWとの合同興行「Forbidden Door」(30日=日本時間7月1日、米ニューヨーク)ではブライアン・ダニエルソン(43)とのオーエン・ハート杯トーナメント1回戦に臨む。特別な思いを秘める日米ドラゴン対決の先には、もう1つのリベンジマッチを見据えている。
鷹木は26日(日本時間27日)の「DYNAMITE」に出場。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとブラックプール・コンバット・クラブの6人タッグ戦はジョン・モクスリーの反則による灰色決着となり、放送席から飛び出したブライアンと鷹木がにらみ合うひと幕もあった。
ドラゴンゲート時代の2010年7月に敗北を喫しているブライアンとの14年ぶりの再戦へ、モチベーションは最高潮だ。21日(同22日)放送の「RAMPAGE」収録後の一時帰国予定をキャンセル。「禁断の扉に向けて米国で調整したかったんでね。フロリダに行って旧友(戸澤陽)に会って、地元の柔術道場に通ったり有意義な時間が過ごせたよ」と、サイパンならぬフロリダ合宿を敢行した。ただビーチで日焼けしていただけという噂もあるが、そんなわけないに決まっている。
それだけ雪辱にかける思いは強い。ブライアンは今年限りでフルタイムの活動を終えるとも報じられている。「もしかしたら最後の戦いになるかもしれないしね。悪いけど勝ち逃げさせてもらうよ」と腕をぶした。
トーナメント優勝者は8月25日(同26日)に英ロンドン・ウェンブリースタジアムで開催されるメガイベント「ALL IN」で、AEW世界王座に挑戦できる。現王者のスワーブ・ストリックランドはFDでオスプレイとの防衛戦が決定済み。鷹木は「今の王者が俺とやりたいと言ってくれていたみたいで光栄だけどね。ただオスプレイが勝てば…という思いはもちろんあるよ。お互い勝ち続ければウェンブリーでオスプレイとできる可能性だってあるわけだから。ちょうど去年、俺はウェンブリーの前日にロンドンでオスプレイに負けてるからね」とニヤリ。新日本でベストバウト級の戦いを連発したライバルと、英国サッカーの聖地という最高の舞台での再会を見据えている。
「俺の中で一番カッコつけないといけないと思ってるのは9月7日の山梨(地元凱旋興行)だから。20周年の集大成として、どんな姿でその日を迎えるのか…NEVER(無差別級王座)を落として状況的にはよくないけど、目の前には大きなチャンスがあるからね」。メモリアルイヤーを迎えているザ・ドラゴンが、大いなる野望を抱きトーナメントに出撃する。
2024年06月27日 21:24
諏訪魔戦にリーチ? 女子プロレス「エボリューション(エボ女)」27日の新木場大会で、お騒がせ女子プロレスラーのウナギ・サヤカが因縁の諏訪魔(47)に対戦を要求。しかしその前に生え抜きのChiChiが立ちはだかった。
この日、まなせゆうなと組んだウナギはZONES&ソイのエボ女コンビと対戦。試合は外敵に敵意むき出しで迫る2人に反撃される場面もあったが、要所を押さえてペースを譲らず、最後はまなせがソイをショートレンジラリアート沈めた。
完勝でマイクを持ったまなせは「こんな面白いエボ女をウナギ・サヤカがプロデュースしたらもっと面白くなるんじゃないかな!? 勝ったしプロデュース興行とかやっちゃおう!」と話し、観客から大ブーイングを浴びる。続いてウナギは「エボ女の人にはいったん全員に勝ったんで…。オイ、諏訪魔! もう、お前が出てくるしかねえんじゃねえの?」とリングサイドにいたプロデューサーの諏訪魔に満を持して対戦を要求した。
そこに割って入ったのがChiChiだ。「諏訪魔さん、自分たちの問題なんで」と諏訪魔を制すると、ウナギに「私とシングルしろ。それで私が勝ったら、このリングに金輪際上がるな」とピシャリ。続いてZONESもまなせにシングルを要求したことを受けて、ウナギは「シングルでエボ女対ゆうなぎ(まなせ&ウナギ)やってやるよ! これ勝ったら、諏訪魔、ぜってえだからな! エボ女、お前らを査定してやるよ」と受諾した。悲願の諏訪魔戦実現へ決着戦を制するか。
2024年06月27日 21:21
女子プロレス「エボリューション(エボ女)」27日の新木場大会で、大巨人石川修司(48)が橋本千紘、優宇とのトリオ「チーム333キロ」で、諏訪魔、尾崎魔弓、雪妃魔矢のもつ全日本プロレスTV6人タッグ王座挑戦の意向を表明した。
2024年06月27日 20:34
「ボクシング・スーパーフライ級6回戦」(27日、後楽園ホール)
WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35)=志成=の後輩2人が、プロデビュー戦を白星で飾った。
ボクシングのアマ3冠、吉良大弥(21)=志成=は、プロ7戦5勝のコムサン・カエウルエアン(19)=タイ=を1回1分58秒、KOに沈めた。両親と祖母が見守る中、左ボディーストレートで先制し、スピーディーなコンビネーションでメッタ打ちにして、左ボディーでトドメ。長々と伸びたコムサンにテンカウントを聞かせた。
「楽しみに臨んだけど緊張もあった」というデビュー戦を「意外と落ち着いてできたかなと。一番得意な距離の接近戦で、いろいろな角度から打てたのが良かった。僕のボクシングの一部で、もっと引き出しはあります。まだ1割くらいしか(出して)ない」と振り返り、「やりたいことを短い時間で凝縮できたので、100点でいいじゃないかと思います」と自己採点。
今後について「パウンド・フォー・パウンドを目指しているので。井岡一翔さんはジムの偉大な先輩なので、そこを超えないといけないと思っている。期待を超えられるように頑張ります。どんどん次へ次へと行こうかなと思います。すぐにタイトルマッチとかやりたい」と、大きな目標を掲げていた。
2018年高校総体ライトウエルター級優勝の由良謙神(22)=志成=は、マナチャイ・ピアスイ(17)=タイ=に1回1分20秒、TKO勝ち。「最初から倒しに行こうとは思っていなかった」ものの、「相手がひるんだので」と、左フックで先制のダウンを奪い、右アッパーでトドメを刺した。
「勝ってホッとしています」と微笑した由良は「集中はむちゃくちゃしましたし、応援してくれている人たちの期待もあって多少のプレッシャーは感じていました」と振り返り、今後の目標について「まず国内タイトルから。今思っているのは、国内最強になりたい。早い内にチャンスがあればタイトルをどんどん取って、いずれは世界を目指していきたい」と語っていた。
2024年06月27日 20:14
「BreakingDown12・5」(28日、都内某所)
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの前日会見が27日、都内で行われた。RIZINなどで活躍する格闘家、安保瑠輝也の従兄弟、安保ソラが、対戦相手の“実家暮らしのサイコパス”サイコ松本に激高し飛びかかり、椅子ごと押し倒す乱闘が勃発した。
会見前の計量後のフェイストゥーフェイスで、松本が安保を襲撃し、押し倒し「よえぇなぁ〜。体幹弱すぎだろ。体幹弱すぎまぁーす」と煽った。意気込みを語る場面では安保が「あいつ下がりながらぺちぺち蹴りしかできんから、ちゃんと前に出て俺と殴りあえるんか心配」と呼びかけると、松本は「ものすごい逃げて、ぺちぺちします、押忍」とふざけて返答し「お前なんかぺちぺちで余裕だ、バァカ」と挑発した。
その後、安保の問いかけに「殺しまぁす」と狂気を感じさせるふざけた口調で繰り返し煽り続ける松本に、安保は激高。飛びかかり、椅子ごと押し倒し、騒然となった。安保は「お前明日ボッコボコにしたるからな」と、吐き捨てた。
2024年06月27日 17:31
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が26日(日本時間27日)に放送され、女子プロレス「スターダム」の白川未奈が、AEW世界女子王者のタイムレストニー・ストームと、愛するマライア・メイをめぐってまさかの展開となった。
AEWと新日本プロレスの合同興行「Fоrbidden Dооr」(30日=日本時間7月1日、ニューヨーク州ロングアイランド・UBSアリーナ)で白川は、トニーの同王座に挑戦する。白川とトニーはタッグパートナーのマライアの取り合いになっている中で、この日は白川、トニー、マライアがトリオを結成して、サラヤ&アンナ・ジェイ&ハーレイ・キャメロンとの6人タッグ戦に臨んだ。
白川がマライアと息の合ったダンスを披露しながら入場すると、トニーは不満げな表情。先発した白川はアンナにサッカーボールキック、延髄斬りで圧倒するが、マライアからのタッチをめぐって王者とモメてしまう。この隙を突かれて白川は、サラヤに場外バリケードへと叩きつけられた。
その後も白川は王者とモメ続けたが、乱戦となるとサラヤにバックブロー一発。ハーレイにも強烈な裏拳を見舞い、最後は豪快にグラマラスドライバーMINAを決めて、ハーレイから3カウントを奪った。
白川はマライアと抱擁して勝利を祝福。さらに気を利かしたマライアが白川とトニーの仲を取りもとうと、シャンパンの入ったグラスを2人に手渡した。愛するマライアの頼みとあって、白川とマライアは渋々乾杯してから、グラスを一気に飲み干した。
とはいえ、タイトル戦を4日後に控えた挑戦者と王者だ。マライアとはしゃぐトニーにジェラシーを感じたのか、白川はシャンパンボトルを手に王者を背後から襲おうとした。ところが、これに気づいたトニーが白川の攻撃をかわすと、マライアの顔面にシャンパンボトルが直撃…。ボトルが粉々に吹っ飛ぶ破壊力で、哀れマライアはリング上で大の字となってしまった。
誤爆に白川はあわてふためくが、観衆は「やっちまったな!」の大チャント。挑戦者は怒り心頭のトニーと激しい口論になった。果たして「禁断の扉」で、ベルトとマライアをめぐる争いはどうなるのか? 何だかよくわからないが、AEW女子戦線の三角関係は盛り上がっている。