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2024年06月29日 17:00
かつて日本代表として活躍した中田英寿氏。 47歳になったヒデは精力的に活動しているが、ビーズのボーカルである稲葉浩志さんと対談を行っていた。 2人は去年頃に知り合ったそうで、ヒデはサッカーをやり始めたきっかけについてはこう話していた。 「サッカーを始めた時が8歳。当時はJリーグがなかったんですね。Jリーグがないってことは、自分がサッカーをやる時にプロになるっていう夢はないんですよ。(プロリーグが)ないから。 ただ、『キャプテン翼』を読んでいて、これ面白いな、ちょっとやってみようかなみたいなところから始まって。 当然プロも目指してなければワールドカップも知らないし、本当に漫画の世界なわけですよね。 『キャプテン翼』の世界のことをとにかく頑張ろう。オーバーヘッドってこういうやつか、砂場でやってみようとか、そんなレベルでずっとやっていて。 そうするとひょんな時に全国の15歳以下の日本代表みたいのになんか呼ばれて。そのチームで海外に行き始めるわけですね。 そこで初めて、要はプロがある世界のユースチームとか、プロがあるっていうことに気づく。そこで見ていった時に、こういう世界は可能性があるのかなみたいなところがあって。 そこからですよね。本当にタイミングよくJリーグもできて、ずっとやってきたってことなんですけど。 何が言いたいかって言うと、僕がサッカーをやったのってプロになりたいから始めたわけじゃなくて、ただ好きで遊びでやってた」 キャプ翼がきっかけだったというヒデに稲葉さんは、「中田さんの世代だと、割とそういう動機の方が多いんですか、その漫画を見てとか」と質問。すると、ヒデはこう答えていた。 「『キャプテン翼』は世界的に影響力があって。僕がイタリアに行ったり、イギリスに行っても、向こうの選手ですら『キャプテン翼』のファンだったりするんですよ。 だから、漫画家の高橋陽一先生の影響力はすごいし、そういう人たちが本当に世界のトップ選手になってたりするんですね」 タトゥーまで彫る!「ドラゴンボール」が大好きすぎる世界のスター6人 やはりキャプ翼の影響力は絶大だったそう。セリエAやプレミアリーグの世界的スターのなかにもファンの選手がいたようだ。
2024年07月02日 13:10
FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太が7月2日、フジテレビ系列のサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」にVTR出演。チームの徹底ぶりについて語った。
今季、J1初挑戦ながら前半戦を終えて首位に立つ町田。藤尾は、トレーニング中の厳しさを明かす。
「結構本気で求められていますね。1セッションが終わったら、水を飲みに行くんですけど、『飲みに行くところもジョグで行ってくれ』みたいな。それが最初しんどいと思ったんですけど、徐々にやっていくうちに、それが普通になっているので」
【PHOTO】先制点を許しても応援の声を絶やさず、ついに逆転を呼び寄せたFC町田ゼルビアサポーター
また、黒田剛監督から言われた印象的な言葉をこう述べる。
「0−0で前半を終わって、後半も0−0で進んでいけば、僕たちに絶対にチャンスが来るから、それを決め切れたら勝てる、というのはずっと言われていて。まさに今年その通りなので、その言葉はすごく頭に残っています」
チーム内で高い意思統一が徹底されている様子の町田。次戦は7月6日に行なわれ、J1第22節で名古屋グランパスとホームで相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 12:59
前半の半ばだった。15番を背負う左SBはボールを受けると、ハーフウェーラインを過ぎたあたりから前に運んでいく。敵の守備網を、うまく身体を入れながらスルスルと抜けていく。
「おー!」
観客席からも歓声が上がる。結果的に決定機には結びつかなかったが、ポテンシャルを示すには十分なプレーだった。
6月30日に行なわれたU-18高円宮杯プレミアリーグEASTの第10節・青森山田戦。川崎フロンターレU-18は序盤から自慢のパスワークで試合を優位に進め、後半に2得点。相手の反撃を最終盤の1点に留めて2−1の勝利を収めた。
この一戦でインパクトを放ったのが、左SBで先発したDF関紱晴(2年)だ。183センチ・70キロ。線はまだまだ細いが、SBとしては大柄だ。その運動能力もバスケットをやっていた父親と母親から譲り受けており、身体に無理がきく点も目を見張る。
最大の魅力は、スピードと技術を活かした“運ぶ”プレーだ。特に素晴らしかったのが、冒頭で記したドリブル。「あれをきっかけに青森山田が踏み込んでこなくなった」(関)。相手の勢いを削ぎ、積極性が増した。
そこからは独壇場だ。左MF児玉昌太郎(3年)とうまく連係し、果敢に高い位置に顔を出す。ボールをさらしつつ、相手が飛び込んでくれば前に出る。大外を回るオーバーラップも効果的だ。
チームの2点目も、関の攻撃参加から生まれた。71分に児玉がペナルティエリアの左角で収めると、関が児玉の外を回って走り込む。ダイレクトで左足を振ると、ボールは逆サイドの右SB柴田翔太郎(3年)のもとへ。そこから放ったグラウンダーのシュートはGKに防がれるかと思われたが、手前でFW恩田裕太郎(2年)がヒールでコースを変えてネットを揺らした。
「サイドバックでも結果にこだわりたい。まだまだ最後のところで相手のゴールキーパーにクロスがいく課題もあったので、次節に向けて練習をしていきたいです」
謙虚な言葉で振り返ったが、ゴールに絡めるSBは貴重な人材。利き足は右足だが、左足でも難なくボールを蹴れる。「小さい頃に右足が痛い時があって、その際に左足だけで蹴っていたら上達した」と自信を持っており、左サイドだけではなく右サイドにも対応可能で、両足でクロスを入れることができる。
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小学校3年生から川崎のU-12チームに入り、技を磨いてきた関。転機になったのが、中学3年生の時だ。小学校6年生から中学2年生まではボランチでプレーしていたが、身体能力を買われてSBにコンバートされ、瞬く間に才能が花開いた。
高校1年生だった昨季は16歳以下の選手で争われる国体少年の部に東京都選抜の一員として出場。チームでは今季からレギュラーに定着し、U-18高円宮杯プレミアリーグEASTでここまでの全10試合にフルタイムでピッチに立っている。右肩上がりで評価を高めており、先日にはトップチームの練習試合を初めて経験した。
「インテンシティが高くてキツかったけど、自分のプレーができなかったわけではない。守備面では相手が速くて強いので、フィジカル面は鍛える必要性を感じた。逆に攻撃参加は通用して、回ってからのクロスで良いボールを入れられた」
プロの世界を肌で感じて刺激を受けただけではなく、鬼木達監督からの助言も心に残ったという。
「上手い選手は狭い状況でルックアップしてくる。守備の距離をこだわろう」
対人プレーの方法論は学びになり、今後の成長スピードを加速させるうえでプラスになった。
「サイドバックが天職。足は速い方で、クロスは右も左もあげられる。守備でも後から行っても間に合うので、自分にサイドバックが合っている」とは関の言葉。
自分が生きる場所を見つけた男はさらなる高みを目ざし、U-18チームで研鑽を積む。そして、近い将来、クラブOBで憧れの存在でもあるDF山根視来(現ロサンゼルス・ギャラクシー)のように、日の丸を背負いたいという想いも持つ。
「“せき”と書いて、“かん”と呼ぶ。なので、覚えてもらいやすい」。自身の苗字について苦笑いを浮かべたが、“かん・のりはる”の名が等々力のピッチに響き渡る日もそう遠くない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年07月02日 12:45
アメリカで開催されているコパ・アメリカ。ウルグアイ代表は3連勝でグループステージを首位で突破した。
2日には開催国のアメリカを1-0で撃破したが、日本代表MF守田英正がウルグアイをお祝いしていた。 この投稿をInstagramで見る Hidemasa Morita / 守田英正(@mrt_510)がシェアした投稿
「友人がまた試合に勝った。地球の裏側から彼を祝福する時」と綴った守田は花火をしていたが、6番のウルグアイ代表ユニフォームを着こんでいた。
これはスポルティングCPでチームメイトだったウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(現PSG)のもの。
2人は昨年3月に代表戦で対戦しており、そこでユニフォームを交換した模様。ウガルテが守田の日本代表ユニフォームを私服で着たこともあり、2人はいまだに仲良しのようだ。
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なお、ウルグアイは準々決勝でグループDの2位と対戦するが、ブラジルになる可能性もある。
2024年07月02日 12:35
2024シーズンのJリーグYBCルヴァンカップは2日、プライムラウンドの組み合わせ抽選会が行われた。
2024年07月02日 12:25
かつて日本代表をキャプテンとして牽引した吉田麻也。8月の誕生日で36歳になるが、現在所属するMLSのLAギャラクシーでもキャプテンを任されている。
彼はTokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』でこんな話をしていた。
「年齢が上がると、自分の頭のなかでは凄いプレーができるんだけど、実際の身体がついてこなくて、頭と身体のギャップで怪我をするのはよくあることだと思います。
怪我が多い選手はそこのリンクがうまくいっていない事が多いんじゃないかなと。
だから、僕は常に脳と身体のリンクをしっかりさせるのは意識しているし、自分のなかでこれ以上やったらまずいなとか、ここはちょっと張っているかもっていうのを毎日のルーチンのなかで敏感にとらえるようにしていて。
それは自分の身体のケアをする時に“ながら”でやらずに、ちゃんと自分の身体と向き合いながらケアをするのが凄い大事で。
だから、マッサージとかをしてもらう時も、今の若い選手って携帯を触りながらしてもらうんですけど、僕は携帯を触らずに(身体の)触られているところがどう感じているかを意識しながら、マッサージを受けるようにしている。
あとは、もちろん、当たり前ですけど、トレーナーさんへのリスペクトも大事かなと思いますね。だから、若い選手には携帯を触るなと言いたいですね」
頭と身体を常にリンクさせることを意識しているとか。
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マッサージ中もそれを意識しているようで、スマホを手放さない若手たちの態度には思うところがあるようだ。
2024年07月02日 12:20
ポルトガル代表は現地時間7月1日、ドイツで開催されているEURO2024のラウンド16でスロベニアと対戦。0−0のまま突入したPK戦を3−0で制し、準々決勝進出を決めた。
この一戦にフル出場を果たしたエースのクリスティアーノ・ロナウドは、105分に得たPKのチャンスで痛恨の失敗。試合中にもかかわらず号泣する場面もあった。それでも、PK戦では最初のキッカーを務めて見事に成功。プレッシャーをはねのけて母国の勝利に貢献している。
英公共放送『BBC』によると、元イングランド代表のFWアラン・シアラー氏は、C・ロナウドのメンタリティを以下のように絶賛している。
【動画】ロナウドがまさかのPK失敗で号泣
「ペナルティキックを蹴るのはとにかく大変なのに、重要な場面で失敗したばかりの状況にもかかわらず、再び蹴るなんて信じられないよ。彼が偉大な選手である理由は、素晴らしい精神力を持っているからだ」
さらに続けて「10年前なら、間違いなく彼がゴールを決めていた場面がゲーム中に2、3回はあったと思う。でも、結局はロナウドのショーになった」と試合を振り返っている。
勝利したポルトガルはベスト8で強豪フランスと激突。C・ロナウドの6大会連続ゴール&最年長得点記録更新は見られるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 12:15
南米10か国と北中米6か国が参戦したコパ・アメリカ2024。
グループステージの戦いが佳境を迎えるなか、2026年のFIFAワールドカップを共催するアメリカ、カナダ、メキシコの3か国は明暗が分かれることになった。
今回のコパ開催国でもあるアメリカは、1日に行われたウルグアイとのグループステージ最終節に0-1で敗戦。Olivera y un gol fundamental para Uruguay 🙌 pic.twitter.com/D4nWtOEwGD
— CONMEBOL Copa América™️ (@CopaAmerica) July 2, 2024
この結果、グループCはウルグアイとパナマが突破となり、アメリカは1勝2敗の3位で敗退が決まった。
今大会のアメリカはボリビアとの初戦には2-0で勝利したものの、パナマとの第2戦に1-2で敗れている。
メッシが1位じゃない!コパ・アメリカ2024の「最高年俸10名」とその金額
一方、カナダはアルゼンチンと同組になったグループAを2位で突破、グループBのメキシコは得失点差によって3位となり敗退。アメリカとメキシコが敗退し、カナダだけが決勝トーナメントに進むことになった。これまでの北中米での力関係とは逆といえる結果に…。
なお、カナダは準々決勝でベネズエラと対戦する。
2024年07月02日 12:11
ブラウブリッツ秋田は2日、東京ヴェルディよりFW河村慶人が期限付き移籍で加入することを発表した。
2024年07月02日 12:10
サッカーイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレス(Crystal Palace)は1日、イタリア・セリエAのラツィオ(SS Lazio)から日本代表MF鎌田大地(Daichi Kamada)が加入すると発表した。
ラツィオとの契約が満了となった鎌田は、インターナショナルクリアランスが下りることが条件となっているクリスタルパレスとの2年契約に合意した。
現在パレスを率いているオリバー・グラスナー(Oliver Glasner)監督とは、ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)時代にも師弟関係にあり、再びタッグを組むことになる。フランクフルトでは公式戦179試合に出場し、40得点を記録した。
鎌田はパレスの公式サイトを通じて、「クリスタルパレスに加入し、自分が良く知っている指揮官のオリバーと一緒に仕事をすることにわくわくしている」「プレミアリーグで自分を試すことを楽しみにしている。そして、クラブとともに共通の目標を達成できることを願っている」とコメントした。
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2024年07月02日 12:09
J2のヴァンフォーレ甲府は7月2日、クラブの公式サイトで「ヴァンフォーレ甲府にご声援を頂いている多くの皆様方へ」と題し、佐久間悟社長名義で声明を発表した。
ここまでJ2で14位、直近は8戦未勝利の甲府は、同日に双方合意うえで篠田善之監督との契約を解除。大塚真司コーチが新監督に就任すると発表していた。
そのなかで、声明ではまず前任者の功績や、チームの現状に言及した。
「篠田善之監督につきましては、2023シーズンからチームの指揮を執って頂きました。地元山梨県出身者として、ヴァンフォーレ甲府をこよなく愛し、献身的に活動をして頂きました。また、J2所属クラブとしては初めての出場となったACLでは予選リーグ突破という成果も残して頂きました。
そして、今シーズンは、『緊褌一番』をクラブスローガンに掲げ、ACLノックアウトステージとリーグ戦、天皇杯に挑んで頂きましたが、シーズン前の主力選手の移籍やシーズン中における負傷者の続出という不運も相まって、22節が終了した時点で、自動昇格圏内と勝ち点差では大きく離れ、また残留争いにも巻き込まれるという状況になってしまいました」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
指揮官交代については、こう説明する。
「そこで、クラブと致しましては、『流れを変え』同時に『修復と安定』を図りたいとの思いから指揮官の交代を決断致しました。改めて、篠田善之監督には、短い期間ではありましたが、クラブとチームの成長に貢献して頂き、感謝申し上げます」
大塚新監督への期待も表明する。
「また、この度、この厳しい現状の中で新たに監督として、チームを牽引して頂くことになりました大塚真司監督は、監督経験は無いものの、これまでコーチとして培ってきた経験に期待し、クラブとしても全力を尽くしてサポートする覚悟であります」
そして、「負傷者が戻ってくることが大きな戦力補強になることと同時に、選手補強も行いながら、上位進出に向けて努力して参りますので、ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方には、引き続きご支援とご声援を賜りたくお願い申し上げます」と呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 12:05
EURO2024で準々決勝進出を決めたフランス代表。
初戦で鼻骨を骨折したキリアン・エムバペは、ベルギーとの決勝トーナメント1回戦で新しいフェイスマスクを着用していた。
エムバペは5種類以上のマスクを試しており、確かに形状が明らかに変わっていた。
ディディエ・デシャン監督は、ベルギー戦後にエムバペのマスクについてこう話している。
「彼はそれに慣れてきている。汗をかくとそれが目に入ることもある。それにも慣れてきているが、視力に影響しうる。本人も3Dのように見えると言っていた。
コンマ何秒だとしても…前方視力は問題ないが、周辺視野は見えにくくなりえる。ただ、慣れるしかない。なぜなら、保護するために数週間か数か月は着用しなければいけないだろうからね」
マスクの影響で周辺視野に問題が生じうるとのこと。
エムバペも装着!フェイスマスクをつけた世界のスター6人とその姿
ただ、この状態でのプレーが続くので、慣れる必要があるとも語っていた。
2024年07月02日 11:55
史上初となる6大会目のEUROを戦っているポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド。
2024年07月02日 11:40
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア)が、スロベニア代表戦を振り返った。7月1日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
EURO2024・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が行われ、ポルトガル代表とスロベニア代表が対戦した。試合は、序盤から支配率を高めるポルトガル代表が何度も相手ゴールに迫るが、スロベニア代表もGKヤン・オブラクを中心とした守備陣が奮闘し、スコアレスのまま勝負は延長戦に突入。105分にはC・ロナウドによるPK失敗があったものの、最終的にPK戦でスロベニア代表を下し、ポルトガル代表が準々決勝へと駒を進めた。
ここまで今大会で無得点が続くC・ロナウド。この試合でも、延長前半終了間際にPKキッカーの大役を任されたが、ゴール右隅を狙ったキックはコースを読み切ったスロベニア代表GKヤン・オブラクにセーブされてしまった。それでも、PK戦では1番手のキッカーとして登場し、無事にキックを成功。守護神を務めるディオゴ・コスタが“3本連続ストップ”の離れ業を披露したこともあり、なんとかポルトガル代表が勝ち抜きを決めている。
PK失敗直後には、目に涙を浮かべていたC・ロナウドだったが、「どんなに強い人にも悪い日はある」とコメントしながら試合を回想。「チームが僕を最も必要としていたとき、僕はどん底にいた」と悔しさを口にしつつ、再び涙を流した。
また、「最初は悲しみ、最後は喜び。サッカーとはそういうものだ。説明できない瞬間で、悲しみと喜びを同時に感じている」と心境を明かした一方、「しかし、大事なのは楽しむことだ。チームは素晴らしい仕事をした。僕たちは最後まで戦ったし、僕たちの方が上回っていたのだから、勝利に値したと思う」と手応えを述べている。
【動画】C・ロナウドがまさかのPK失敗!
[速報] オブラクが🇸🇮救う!クリロナ涙
🏆UEFA EURO 2024™ ラウンド16
🆚ポルトガル🇵🇹 × スロベニア🇸🇮
/#クリスティアーノ・ロナウド がPKを蹴るも、🇸🇮の守護神 #オブラク がコースを見事に読み窮地を救う!!
クリロナも思わず涙...
\#EURO2024 #ABEMA#アベマでEURO2024全試合無料生中継— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) July 1, 2024
2024年07月02日 11:30
日本人選手が多く所属するセルティック。
リーグとカップの国内2冠を成し遂げたチームは、プレシーズンのアメリカツアーでマンチェスター・シティやチェルシーと対戦する。
そうしたなか、シティの公式サイトはセルティックとの対戦を特集。キープレイヤーとして古橋亨梧を紹介していた。
「昨季のセルティックは公式戦50試合を戦ったが、古橋はそのすべてに出場したただ一人の選手だ。
この小柄な日本人FWはヴィッセル神戸から2021年に加入して以降、チームの成功に不可欠な存在となっており、昨季もチーム内得点王になった。
2022-23シーズンの34得点には及ばなかったものの、古橋はインテリジェントな動き、低重心、驚異的なテクニックで、スコットランドで最もエキサイティングなアタッカーのひとりになっている」
昨季の古橋は全50試合で19ゴールをマーク。リーグ戦38試合に出場したのは、セルティックで彼だけ。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
セルティック対シティ戦は7月24日に米ノースカロライナ州で行われる予定だ。
2024年07月02日 11:25
皆さん、ご無沙汰しています!! 山根視来です。今回、サッカーダイジェストさんでコラムを書かせていただくことになりました。アメリカでの生活、そしてMLS情報など日本ではなかなか接することのできないであろうトピックをお伝えできればと思います。気軽に読んでいただければ嬉しいです。
さて2024年から30歳にして初の海外挑戦をしたわけですが、非常に刺激的な毎日を過ごしています。まずはプレー面。自分は良くも悪くもここ数年“フロンターレ色”に染まってきました。「ここで持ったらこう走ってくれるよね」と阿吽の呼吸のようなものがあったわけです。
一方、アメリカでは、自分で行ける、打開できる選手が多い印象があり、多種多様な国籍の選手が集まっているからこそ考え方も異なって、僕の意見が合っているとも限らない。そんな環境で覚えたての英語を駆使しながらコミュニケーションを図る日々も楽しんでいます。ちなみに渡米時の僕の英語は中学生レベル(笑)。移動中などでも必死に勉強する毎日です。最近はスーパーでのお肉の量り売りのやり取りがスムーズにできたり、レストランの注文でのハプニングはほぼ起きなくなりました。
また日本のクラブと単純比較はできませんが(ロサンゼルス・)ギャラクシーのサッカーは(グレッグ・ヴァニー監督の下)細かく、戦術的です。相手のプレッシャーのかけ方によって後方での回しを3枚にしたり、4枚にしたり、プレスのかけ方を変えたり、トレーニングで入念に策を練り、試合で狙いがハマった時の快感は新たな発見ですね。
ただですよ、戦術的と話しておきながら開始5分でめちゃくちゃオープンになる試合もある(笑)。それは奪ったらまずは前へという意識が高いからこそで、個々のバトルは激しく、良くも悪くも退屈な試合が少ない。エキサイティングというワードがMLSの魅力と言えそうです。そのなかで僕はデカい、速い、強い、バネがあるアタッカーたちと毎回バチバチにマッチアップさせてもらっています。その経験こそが自分の求めていたもので、1対1の対応は少しずつ研ぎ澄まされている感覚です。
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
アメリカには人工芝のグランドもいくつかあって、試合終盤になると普段とは違う筋肉が攣りかけたりするんです。腰にきたり、ふくらはぎがパンパンに張っている時に勢いのあるアタッカーに仕掛けてこられると正直キツイですが(苦笑)、必死に食らいついています。
それにこちらは飛行機移動が基本で、東海岸のチームとの試合は移動が5時間、加えて時差が3時間あったりもするので、体内時計がぐちゃぐちゃに。でもそんなハードな状況、僕、好きなんです(笑)。それにギャラクシーにはチームメイトの(吉田)麻也さんらの信頼も厚い“アイアンフィンガー”こと、トレーナーの清水俊太さんがいてくれるのも頼もしい限り。僕の関節には長年の疲労が溜まっているらしく、俊太さんにはそれを“溶かして”もらっています。ケアはすごく痛いんですが、これであと10年は現役を続けられるとふたりで話してもいます。
さらにピッチ外に目を移しても、めちゃくちゃ充実していますね。西海岸に位置するロサンゼルスは温暖な気候で写真を撮ればいつも青空。周囲の人たちも優しく、車を運転していても気持ちよくて、渋滞さえも楽しんでいます。そしてアメリカらしくサングラスも必需品(笑)。日本ではほぼかけたことがありませんでしたが、運転中や散歩中はサングラスをかけて少しでも迫力を出すことをイメージしていますね。その姿を日本の皆さんに見られたら、ツッコまれそうですが(笑)、良い意味でアメリカに染まってきています。
と、初回のコラムは導入部分ということで、ここまでの体験談をざっと書いてみました。2回目からはより詳しいエピソードをお届けします。ぜひ、次回も宜しくお願いします!!
※原稿はサッカーダイジェスト7月号(6月10日発売号)から転載
■プロフィール
やまね・みき/1993年12月22日生まれ、神奈川県出身。178・72。あざみ野F.C.―東京Vジュニア―東京VJrユースーウィザス高―桐蔭横浜大―湘南―川崎―ロサンゼルス・ギャラクシー。J1通算196試合・14得点。J2通算37試合・0得点。日本代表通算16試合・2得点。粘り強い守備と“なぜそこに?”という絶妙なポジショニングで相手を惑わし、得点も奪う右SB。
構成●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)