2024年06月30日 21:32
2024年6月30日、FC東京が味の素スタジアムでアビスパ福岡と対戦した。相手は5月25日のアルビレックス新潟戦からリーグ5戦無敗(4勝1分)と好調なチーム。この難敵の堅守をFC東京がどう崩すかが、見どころのひとつだった。 4日前の北海道コンサドーレ札幌戦では単調なパスが多く敵を攻め崩すのに苦労していたFC東京は、その札幌戦の前半と同じくリズミカルなアタックをなかなか仕掛けられない。 バイタルエリアで効果的な縦パスがいくつか入るものの、最終局面でブロックされるシーンが目立ち、良い形でフィニッシュに持ち込めなかった。もっとも、FC東京の出来が悪いというよりは福岡の粘り強い守備を褒めるべき内容だったと、そんな見方もできた内容だった。 福岡も攻め手を欠いた前半を終えて0-0。どちらが優勢でもなく妥当なスコアを経ての後半、FC東京がどう変化をつけてくるかが興味のポイントになった。 しかし、ディエゴ・オリヴェイラと仲川輝人のコンビで何度かゴールに迫ったFC東京も、結局は崩せず。その仲川に代わって投入された俵積田晃太も勝負を決める仕事ができなかった。 今季のFC東京は采配で試合を動かすケースが少ない印象だ。カードを切ってゴールを奪い、流れを引き寄せたのは福岡(先制点を決めたのは62分に投入された(重見柾斗)であり、その点でピーター・クラモフスキー監督の采配に疑問符が付く。 タレントはいるのに勝てない。安易な発想だが、そう考えると、どうしても敗戦(0-1)の一因は指揮官の手腕にあるという結論に行き着いてしまう。結果論だが、なぜ55分あたりに頭部を負傷した安斎颯馬を76分まで引っ張ったのか。 いずれにしても、痛い黒星である。上昇気流に乗りかけていた中での敗戦だけに悔やまれるだろう。ここからどう這い上がるか。今季のFC東京の底力が問われる局面である。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長) 【記事】「大谷さんとか入ってないの?」内田篤人、スポーツ選手の“長者番付”トップ10の顔ぶれに驚き!「サッカー、夢あるじゃん」
2024年07月02日 19:00
日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトとキットサプライヤーのCastoreは1日、2024-25シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。Feyenoord 2024-25 Castore Home
フェイエノールト 2024-25 Castore ホーム ユニフォーム
2024-25新ホームユニフォームは、伝統的なレッドとホワイトの半々デザインを継続。今作では差し色にブラックを用いることで、全体的に引き締まった印象を与えている。
なお、ユニフォームは7月12日の発売前のため、前面以外の詳細については不明。
背面にはクラブ創設年である1908をレタリング。この画像を見る限りでは、今作は複雑なカラーブロックデザインなのかもしれない。
デザインのテーマは、クラブとホームタウン(ロッテルダム)の誇りを体現したもの。市内にはロッテ川(デ・ロッテ)が流れ、街と水は密接な関係にある。今回のデザインはその水に触発されたもので、街の象徴である川の流れのような曲線ラインが特徴となっている。
ちなみにロッテルダムとは“ロッテ川の堤防(ダム)”という意味なのだとか。
ゴールキーパーユニフォームは、水を連想させる鮮やかなブルーを基調色に採用。
新シーズンから胸スポンサー企業は、男子用は「Euro Parcs」から「Media Markt」(ドイツに本社を置く欧州最大の家電量販チェーン店)に。女子用は「Prijsvrij Vakanties」から「QTerminals」(中東カタールのハマド港運営企業)へとそれぞれ変更となった。
上田綺世が所属!名門フェイエノールト「教えてあげたい6つのユニフォーム」
上田もビジュアルに起用された2024-25新ホームユニフォームは、7月12日にクラブ公式オンラインストアで発売となる。
2024年07月02日 18:46
北海道コンサドーレ札幌は7月2日、公式Xを更新。同日に行なわれたルヴァンカップ・準々決勝の組み合わせ抽選会に、OB代表として参加した小野伸二氏のコメント動画を公開した。
今回のドローで、札幌は横浜F・マリノスとの対戦が決定。難敵を相手に小野氏は「嫌な相手ではありますけど、こういう相手に勝つことで自信もつきますし、楽しみな試合になるんじゃないかなと思います」と語る。
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また、J1では現在7連敗中で最下位と苦境に立つ古巣に「苦しい状況は変わりなくあると思いますけど、ルヴァンカップも含めて良い成績を収められることを願っています」とエール。ファン・サポーターにも次のように呼びかけた。
「毎試合、悲しい思いをさせてしまっているなかで、ホーム・アウェー問わず来て下さっている皆様に勝利を届けられるように頑張りますので、これからも後押しをよろしくお願いいたします」
OBからの激励を受けた札幌は、次節の鹿島アントラーズ戦でトンネルを抜け出せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 18:30
24-25シーズンからアントニオ・コンテ監督が新指揮官に就任することとなったナポリは、戦力拡大に尽力しているようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ナポリは今夏、トリノに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノの獲得を熱望しているという。
現在25歳のボンジョルノはトリノU-19出身の長身DF。23-24シーズンはセリエAで29試合に出場し、3ゴールを記録するなど、クラブの守備の要として活躍。現在開催中のEURO2024イタリア代表メンバーにも選出されていた。
そんなボンジョルノだが、今夏の移籍市場では人気銘柄に。ACミランやユヴェントスが獲得を目指す中、現在はナポリへの移籍の可能性が高まっているとのこと。同氏によると、ナポリは今週トリノ側との直接交渉を行う予定であり、3500万ユーロの移籍金を準備をしているという。ナポリはボンジョルノの獲得に本気の姿勢を見せており、同クラブを率いるコンテ監督も獲得を熱望しているようだ。
2024年07月02日 18:30
音楽とサッカーの出会い⁉――
サッカー日本代表の応援ソングを作るアーティストのGAKU-MCさん。
2024年07月02日 18:16
元日本代表MFの小野伸二氏が7月2日、フジテレビ系列のサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。FC町田ゼルビアのトレーニングについて語った。
J1初挑戦ながら首位に立つ町田のチーム練習を、小野氏が見学。まず自身が昨年まで選手として過ごした北海道コンサドーレ札幌との雰囲気の違いに言及する。
「コンサドーレにいた時って、もっと、笑いながらじゃないけど、楽しみながらやっていたなか、(町田は)真剣だもんね」
続いて、黒田剛監督の動きに注目。「すごく周りを見ているので、選手の調子だとか、ちゃんと集中しているのか、とか。そういうのを、すごく見ているんじゃないかな」と見解を述べた。
【PHOTO】先制点を許しても応援の声を絶やさず、ついに逆転を呼び寄せたFC町田ゼルビアサポーター
総じてトレーニングの内容に「素晴らしかった」と感想を口にする小野氏は、「高校っぽいというか、高校で指導を受けたような、ああいうトレーニング。一つひとつのセッションがマジできついし、みんな真剣にやっているし。強度が高過ぎて。それが試合に出ていると思いました」とコメント。
なぜ町田は強いのか。小野氏も納得したようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 18:13
クリスタル・パレスは7月1日、日本代表MFの鎌田大地を獲得したと発表した。
英公共放送『BBC』によると、フランクフルトで薫陶を受けたオリバー・グラスナー監督との再会には、次のような期待の声が寄せられているようだ。マイケル・オリース退団のショックを和らげる補強になるとの声もある。
「非常に堅実な補強だ。フリーであることを考えればなおさらだね。選手も監督も互いをよく知っている。うまくギャップを埋めてくれるはずだ」
「オリースを失う痛手を感じるだろう。だが、カマダほどのクオリティを持つ選手の加入は役立つ。彼が『Football Manager』と同じ好選手なら、我々は宝石を手に入れたことになる」
【動画】鎌田がアニメで登場!パレスが公開したウェルカムムービー
「またトップクラスの補強だ。クラブは素晴らしいスカッドをつくっている。必要なのは今のスター選手たちをとどめることだけだ。エキサイティングなシーズンになると思う。待ちきれない」
「経験のある選手の加入は良い。プレミアリーグではやったことがないかもしれないが、欧州と代表での経験がある。以前グラスナーとも仕事しているのは本当にボーナス。ポジティブな補強だ!」
「ようやく評価の良い前線のタレントを獲得した。オリースを失う痛手を和らげてくれるはずだ。これで必要なのはウイングとSB、それで快適なシーズンとできるはずだ。ストライカーも加わればボーナスだね」
ラツィオでは監督が代わったシーズン終盤まで出場機会に恵まれず、不本意な一年を過ごすことになった。だが、指揮官交代後は存在感を高め、契約延長の可能性が取りざたされるなど、あらためてその力を見せつけている。
恩師の下で鎌田はプレミアリーグに旋風を巻き起こせるか。その活躍を願うばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 18:09
EURO2024で、苦しみながらもグループステージを突破したオランダ代表。中盤で唯一無二の存在のフレンキー・デ・ヨングが負傷で大会を欠場したものの、大黒柱のフィルジル・ファン・ダイクを中心とした堅守から攻撃に転ずるスタイルで、1988年以来の欧州王者の座を虎視眈々と狙っている。 その歴代のオランダ代表の中で、「デ・フローテ・フィール」(ビッグ4)と呼ばれた4人の天才に導かれ、10年のW杯で準優勝、その4年後の大会では3位と好成績を収めた世代がある。 国民1600万人の誇りであり、夢であった彼ら黄金世代の功績を振り返る。―――◆―――◆――― 1995年12月のボスマン判決後、エールディビジのレベルはスター選手の流出によって低下。00年のベルギーと共催したEUROでベスト4に終わったオランダ代表も、デニス・ベルカンプやデ・ブール兄弟ら中心選手が30代となり、世代交代という課題を抱えていた。しかし、オランダフットボールの低迷期は思いのほか短かった。 オランダ復活の要因のひとつが、83〜84年生まれで当時はまだ10代だったラファエル・ファン・デル・ファールト、ロビン・ファン・ペルシ、ヴェスレイ・スナイデル、アリエン・ロッベンの台頭だ。この4人は、ズラタン・イブラヒモビッチ(当時アヤックス)、小野伸二(当時フェイエノールト)、マテヤ・ケジュマン(当時PSV)らとともにエールディビジを再び活性化させ、欧州カップ戦で強豪クラブとタイトルを争えるレベルまで引き上げた。代表でも03年のEURO予選プレーオフ、スコットランドとの第2レグでファン・デル・ファールトとスナイデルがベテラン勢を引っ張り、6−0で大勝。オランダを本大会へと導いている。 育成大国オランダが輩出した4人の天才たちはビッグクラブへと羽ばたいていき、欧州の最前線でしのぎを削った。そんな彼らをオランダ人は特別な想いを込めて「デ・フローテ・フィール」と呼んだ。英語に直すと「ビッグ4」だ。【PHOTO】華やかで可憐なスタジアムの華!EUROで躍動する名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
「4人とも『自分が最高の選手だ』と思っていた」 そうファン・デル・ファールトが述懐する通り、この世代に比類なき才能が集まった。そのエゴがひとつにまとまると、08年のEUROでイタリア(3−0)とフランス(4−1)を圧倒する破壊力抜群のオランダ代表が姿を現わす。しかし、彼らがまとまりを欠くと、12年のEUROのような3戦全敗の惨劇がオランダ国民を待ち受けていた。「デ・フローテ・フィール」は当時のオランダ総人口1600万人の誇りであり夢であると同時に、敗北の責任を負う立場でもあったのだ。 この4人より先輩の80年生まれで、欧州屈指のストライカーでありながら「デ・フローテ・フィール」のヒエラルキーに割って入ることのできない名手がいた。それがディルク・カイトだ。4人のような華麗なテクニックは持たなかったが、カイトは自身の能力を熟知していた。「レンガだけで家はできない。彼らをしっかりと繋ぎ合わせるセメント役が必要なんだ。それが僕だった」 その言葉通り、カイトは無尽蔵のスタミナと献身性を発揮して、彼らとともに10年のW杯準優勝、14年のW杯3位に大きく貢献した。
4人の天才たちは、14年のW杯でのファン・デル・ファールトのメンバー落ちに端を発して、一人また一人とオレンジ色のジャージを脱いでいく。その間、遅々として世代交代が進まず、オランダは16年のEURO、18年のW杯と連続でメジャー大会への出場権を逃し、暗黒の時代を迎えてしまう。 4人の中で最後までオランダ代表で戦い続けたのがロッベンだった。その最後の試合は17年10月、ロシアW杯予選の最終節スウェーデン戦だ。33歳のロッベンはキャプテンマークを巻き、鬼気迫る勢いでゴールを目指すと2度もネットを揺らしてみせた。自らのゴールでチームを勝利へと導いたロッベンだったが、虚しくもオランダはロシアW杯行きを逃してしまう――。 この時はまだ誰も気づいていなかった。スウェーデン戦で奪ったロッベンの2ゴールが、後のオランダ再興の礎になることを。この勝利でUEFAランキング(97年〜17年にかけてEURO予選や本大会のシードを決めるために使用された)で、オーストリアをかわして12位に浮上したオランダは、翌18年からスタートしたUEFAネーションズリーグで強豪国が集まる最上位のグループAに滑り込むことができたのだ。 その大会で主軸のフィルジル・ファン・ダイクやメンフィス・デパイ、若手だったフレンキー・デ・ヨングやマタイス・デ・リフトらが躍動。準優勝を果たして暗黒時代を脱し、再び国際舞台へと戻ることができたのだった。※ワールドサッカーダイジェスト5月2日号の記事を加筆・修正
2024年07月02日 18:00
6月30日に行われたJFL第14節、レイラック滋賀FC対ラインメール青森の試合は2-0という結果で終了した。
2024年07月02日 17:31
アーセナルは近年、ブライトンからの補強でチームを強化してきた。2021-22シーズンのベン・ホワイト、2022-23シーズンのレアンドロ・トロサールだ。昨年夏もモイセド・カイセドに関心を示した。
そしてこの夏注目されるのが、三笘薫だ。アーセナル専門サイト『Just Arsenal』は7月1日、現在のブライトンのスカッド構成から、獲得を目ざすべきかもしれないと報じている。
同メディアは「現在のプレミアリーグで有数のウインガーであることは間違いない。サイドでボールを持ち、そのスピードと空間認知で相手を出し抜いて、CFにパスを供給する」と三笘の能力を称賛。「アーセナルはそういう選手を生かせるはずだ。今夏はチャンスがあるかもしれない」と伝えた。
「ブライトンがミトマ放出を考えているかもしれないと示唆することがある。彼らの攻撃の選択肢を見ると、ミトマの退団に備えているかもしれないようだ」
Just Arsenalは、ブライトンは10番タイプがフリオ・エンシソとファクンド・ブオナノッテ、右ウイングがソリー・マーチ、ヤンクバ・ミンテ、アドリアン・マジル、左ウイングが三笘、シモン・アディングラ、イブラヒム・オスマン、ジェレミー・サルミエントという構成を紹介している。
【画像】三笘薫が27歳の誕生日に投稿した“妻クリアさんとの貴重ツーショット”
そのうえで、同メディアは「選択肢のうち、売却となればミトマがベストなのは明らかだろう。おそらく、アーセナルは考えるべきかもしれない。魅力的なオファーであれば、ブライトンは喜んで取引するかもしれない」と続けた。
「アーセナルは強力な守備を効果的に突破できるようなXファクターとなる選手の獲得を考えているようだ。ミトマはその条件を完璧に満たすと思われる」
監督交代で新たな体制となるブライトンから、アーセナルが三笘の引き抜きに動くことはあるのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 17:30
1日、チェルシーはバルセロナからFWマルク・ギウを獲得したことを正式に発表した。
ギウはバルセロナの下部組織出身の現在18歳の選手。昨年10月に行われたアスレティック戦で途中出場でトップチームデビューを果たすと、投入から僅か23秒でゴールを記録。17歳と291日でこのゴールを決めたギウはトップチームデビュー戦でゴールを決めた史上最年少の選手となった。
そんなバルセロナが生んだ逸材であるギウだったが、今夏の移籍市場でチェルシーへ移籍することに。同選手は移籍に際して、チェルシーのクラブ公式サイトを通して、現在の心境を語った。
「チェルシーと契約できたことを心から喜んでいます。ここに来る前は興奮して眠れませんでしたし、幼い頃からプレミアリーグでプレイすることが夢でした」
「チェルシーと契約したいと思った主な理由は、クラブが僕に提供してくれたプロジェクトです。クラブの全員が私に信頼を寄せてくれていることを実感しましたし、チェルシーの計画は刺激的なものです」
「このクラブでプレミアリーグも獲りたいですし、チャンピオンズリーグも獲得したいです。ゴールを決めることでチームに貢献し、個人としては世界一の点取り屋になることを目指に日々努力していきたいです」
幼い頃から在籍していたバルセロナを離れるという大きな決断を下したギウ。新天地となるチェルシーでその才能をさらに開花させられるのだろうか。
2024年07月02日 16:59
湘南ベルマーレは2日、MF小野瀬康介とMF阿部浩之のメディカルレポートを報告した。
今回の発表によると、6月26日に行われた明治安田J1リーグ第20節川崎フロンターレ戦で負傷した小野瀬は左大腿二頭筋損傷との診断。また同月27日には、阿部が内視鏡下、右膝関節内遊離体摘出術の手術を実施したとのことだ。なお、両者とも全治は明かされていない。
1993年4月22日生まれの小野瀬は現在31歳。横浜FCでプロキャリアを始めた後、レノファ山口FCとガンバ大阪を経て、2023年に湘南ベルマーレに加入。すぐさま主力に定着したものの、複数回の負傷離脱を余儀なくされており、今シーズンもここまで公式戦6試合の出場にとどまっていた。
1989年7月5日生まれの阿部は現在34歳。類稀なるシュートセンスを武器とするアタッカーは、プロキャリアを始めたガンバ大阪、川崎フロンターレ、名古屋グランパスと行く先々でタイトル獲得に貢献した。2022年夏からは湘南ベルマーレに活躍の場を移すと、昨シーズンはJ1リーグで29試合に出場し1得点4アシストを記録。今シーズンもコンスタントにプレーを続けていた。
2024年07月02日 15:36
ブンデスリーガのバイエルンは現地時間7月1日、今夏に加入した日本代表DF伊藤洋輝の背番号を発表。
2024年07月02日 15:30
6月30日に行われたJFL第14節、レイラック滋賀FC対ラインメール青森の試合は2-0という結果で終了した。
レイラック滋賀FCはここまで5勝3分5敗という成績で、Jリーグ昇格を目指すためにはやや苦しいスタートになってしまった。
さらにこの6月に入ってからの4試合は2分2敗と勝利がない状況となっており、勝点を伸ばしている上位チームからのギャップが徐々に開いていた。
レイラック滋賀FCはこの週まで13試合で12失点とディフェンスについてはそれなりの強さを見せている一方、攻撃についてはクラブが警戒される立場になったことで違ったプレーが求められるようになっている。
ただ、この試合でのレイラック滋賀FCは開始7分で平尾壮のコーナーキックから久保田和音がヘディングで先制点を奪取。早い段階で課題だったゴールを決めることに成功した。
さらに前半終了間際には再び平尾壮のコーナーキックからロメロ・フランクがニアに飛び込み、右ポストに当てながらネットを揺らす。レイラック滋賀FCが前半のうちに2点のリードを奪い、そのまま2-0と勝利する結果となった。ゴールを決めたロメロ・フランクに抱きつく井出敬大
レイラック滋賀FCがクリーンシートで終えたのは5月18日の高知ユナイテッドSC戦以来で、ディフェンス面でも非常に手応えのある試合だったといえる。
3バックの左で先発フル出場した井出敬大選手は以下のように話し、無失点で終えた試合を振り返っていた。
「(無失点での勝利、そして井出選手の空中戦の強さが生きた試合でもありましたね)ここ4試合勝てていないというチームの状況があったので、今日はホームでなんとしても勝ちたいなという気持ちが一番強かったですね。
守備のところで最後に体を張ったりするところはここ数試合続けられているのかなと思いますし、 空中戦も自分の強みだと思っているので、そこで良さが出せたことは良かったです。
(ラインメール青森は前節セットプレーから3ゴールを決めていました。どんなことを警戒していましたか?)セットプレーの守備や攻撃の練習は、いつもミーティングから行っています。
そこで相手の良さを消して、自分たちがセットプレーで点を取るという点を意識しました。前日からとてもいい練習ができていたんじゃないかなと思っています。
抑えるところを抑えて、得点を取る…というところで、とてもいい流れで勝てているんじゃないかなと思います。
この勝利に一喜一憂することなく連勝することで上位に行けると思いますし、 次のアウェイ2連戦とはチームにとって非常に大事なものになります。
まず目の前に待っている次の武蔵野戦で前期が終了するので、そこで勝利したいです、アウェイで勝点3を掴んで、その次の栃木シティ戦に向かっていきたいです」
ボールを回せる新生レイラック滋賀FC。ラインメール青森相手の勝利に菊池監督が語る「新たな特徴と課題」とは
レイラック滋賀FCはこのラインメール青森戦を終えたあと、同じJFLのティアモ枚方からFW森本ヒマンを獲得。すでに獲得している三宅海斗に加え、前線にさらなる厚みを加えてきた。
後半戦の戦いに向けて勢いづいたレイラック滋賀FC。6日には横河武蔵野FCとのアウェイゲーム、さらに13日にも敵地で栃木シティとの対戦を行い、21日にホームへと戻ってアトレチコ鈴鹿との試合に臨む予定だ。
2024年07月02日 15:17
レアル・ソシエダに所属するCBロビン・ル・ノルマンのアトレティコ・マドリード加入が、決定的となったようだ。
チュリウルディンの“鉄人”が、首都マドリードのロヒブランコスに加入する。フランス出身のル・ノルマンは1996年11月11日生まれの現在27歳。当時リーグ・ドゥ(フランス2部)のブレストでプロキャリアを始めた後、2016年夏にレアル・ソシエダに到着。Bチームでの2シーズンを経て、2018−19シーズンにトップチーム昇格を果たした。荒削りな才能は場数を踏むことで、徐々に洗練されていき、今やレアル・ソシエダに必要不可欠な存在に。公式戦通算221試合に出場し6得点6アシストを記録。2019−20シーズンのコパ・デル・レイ優勝の他、10年ぶりとなったチャンピオンズリーグ出場にも大きく貢献した。
目下行われているEURO2024に臨んでいるスペイン代表で、レギュラーを張るほどの成長を遂げたル・ノルマン。当然、ビッグクラブからも関心を寄せられていた中、アトレティコ・マドリード移籍が加熱。すでに個人合意に至っており、残すはクラブ間の合意のみと報じられていた。
そして1日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、ル・ノルマンのアトレティコ・マドリード移籍に「here we go!」を出した。同氏によると、クラブ間での交渉が続いていた移籍金は、3000万ユーロ(52億円)で決着がついたとのこと。これは、アトレティコ・マドリードにおけるDF史上最高額となる。正式な手続きを今後開始するとした上で、長期契約を用意していることも併せて伝えている。
アトレティコ・マドリードは先日、CBマリオ・エルモソとCBガブリエウ・パウリスタの退団を発表。また、CBステファン・サヴィッチもクラブを去ることが有力視されており、ディエゴ・シメオネ政権13年目となる新シーズンは、ディフェンスラインに新顔が増えることになりそうだ。
2024年07月02日 14:51
浦和レッズは2日、ギリシャ1部のアリス・テッサロニキに期限付き移籍中のスウェーデン人MFダヴィド・モーベルグと、双方合意のもとで契約を解除したことを発表した。
現在30歳のモーベルグは、2022年シーズンの開幕前にチェコのスパルタ・プラハから浦和に加入。デビュー戦で得点を決めるなど活躍し、1年目で「10番」を背負いながら公式戦31試合出場13ゴール2アシストをマークした。しかし、2年目となった2023年シーズンは公式戦15試合の出場で無得点と不本意な結果に。同年7月には、アリス・テッサロニキへの期限付き移籍が発表され、ギリシャの地で公式戦17試合に出場していた。
浦和はここまでDF酒井宏樹、DFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲、MFオラ・ソルバッケンの退団を発表しており、モーベルグは5人目の退団選手となった。