2024年07月01日 06:42
シュツットガルトから日本代表DFの伊藤洋輝を引き抜いたバイエルンは、さらに、レバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したドイツ代表DFヨナタン・ターの補強が取り沙汰されている。 一方で、キム・ミンジェ、マタイス・デ・リフト、ダヨ・ウパメカノら既存CB陣の動向も騒がしくなっている。 そんななか、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は同国代表DFの去就について、「衝撃だ。キム・ミンジェ、ミュンヘン残留理由は売れないから」と見出しを打った記事を掲載。つぎのように伝えた。 「キム・ミンジェが所属チームのレギュラー争いで押し出されたが、今夏の移籍市場では売却されないと予測されている。むしろ主力CBとして活躍したオランダ代表デ・リフトの移籍説が多い」 同メディアは「(米誌)フォーブスは現在、バイエルンの守備陣で売れそうな選手がデ・リフトしかないと分析した。バイエルンは守備の組織力の問題を指摘された。夏の移籍市場が開かれるやいなや、日本代表DFヒロキ・イトウを迎え入れた。バイエルンはこれで満足していなかった。レバークーゼンからドイツ代表の主力CBターを連れてくる計画だ。実現するためには、少なくとも主戦級のDFを売却しなければならない」とし、こう綴っている。 「フォーブスは『ターはおそらくバイエルンでデ・リフトに取って代わるだろう』と展望した。ターがバイエルンに来たらイトウ、エリック・ダイアーと共に主力グループを形成することになる。デ・リフトでさえ4番手に降格する。フォーブスは『一見すると、奇妙な動きだ。ターが28歳である一方、デ・リフトはまだ24歳で、過去2年間、バイエルンで最も着実なDFだった』と指摘した」 【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック 記事は「フォーブスは『ウパメカノやキム・ミンジェの代わりにデ・リフトが売却されるのはおかしい。2人とも昨シーズンに苦戦したからだ。しかし、これは小さな問題だ。ウパメカノとキム・ミンジェは共に不良債権なのだ』と診断した」と報道。こう続けている。 「フォーブスは『ウパメカノは彼のキャリアのこの段階で販売するのは難しい。キム・ミンジェはイタリアで若干の需要があったが、バイエルンが連れて来るために支払った移籍金は5000万ユーロだ。これを回収するのは難しいだろう』と、ウパメカノとキム・ミンジェは事実上売却が難しいと評価した」 果てしてバイエルンは、マンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているというデ・リフトを放出するのか。キム・ミンジェやウパメカノの立場はどうなるのか。その動きに注目が集まっている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月03日 05:00
FC町田ゼルビアの黒田剛監督が、フジテレビ系列のサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」にVTR出演。自身の指導哲学などを語った。
以前から親交があるという元日本代表MFの小野伸二氏が、町田のチーム練習を見学。まるで試合の時のような熱量のウォーミングアップについて問われた黒田監督は、その意図をこう明かした。
「試合もそうだし、常に我々がゲームでトランディションを求めているなかで、頭を切り替えていく。または、トレーニングが終わったら水分だけパッと摂って、次の練習に、とやるのが、すごく重要だと思います。これがゲームのなかで、ものすごく反映してくると感じています」
【PHOTO】先制点を許しても応援の声を絶やさず、ついに逆転を呼び寄せたFC町田ゼルビアサポーター
また、理想の監督像を尋ねられると、以下のように答えた。
「目標や、誰かを真似してというのは、あまりなくて。自分が今まで、育成年代ではあるけども、勝利というものを求めながらやってきた30年間の指導で、青森山田でも結果を出してきた。そこは大きくブレることなく、町田でも同じような取り組みでやっていきたいと思っている」
そして「自分流のというか、黒田らしいチーム作り。それが一番良いのかなと思っています」と述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月03日 04:30
パリ五輪に挑むU-23日本代表のメンバーが7月3日、ついに発表される。いったいどんな構成になるのか、4年に1度の大舞台に挑む18人を予想した。
大岩剛監督は6月25日、報道陣の取材に応じ、オーバーエイジ(OA)の招集は交渉が難航しているようで、「オーバーエイジの3枠を使う可能性もあるし、ゼロの可能性もある」とコメント。また、これまで選出してきた23歳以下の選手たちを中心にメンバーを組む方向性もあるとし、「U-23の選手たちの成長も間違いなく力強さがある」と強調していた。
指揮官のそういった考えと、OAの招集が難しい状況を考慮し、メンバーを予想。まずOAで、これまで有力視されてきた遠藤航(リバプール)は、クラブから派遣許可を得るのが困難な状況のようで、今回はリストから除外した。
唯一のOAは、CBの町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)。サイドバックもできて使い勝手の良い選手だが、今夏の去就次第ではどうなるか分からず、OA枠がゼロの可能性も十分にあり得る。
GKには小久保玲央ブライアンと鈴木彩艶。直近で大岩ジャパンに今スタンドに招集されており、指揮官の信頼をより得ていそうな小久保を一番手とした。
CBは町田に加え、伸び盛りの19歳・高井幸大(川崎)、キャプテンシーを持つ西尾隆矢(C大阪)が有力か。海外で研鑽を積んでいるチェイス・アンリ(シュツットガルト)や、怪我の状況によっては木村誠二(鳥栖)も候補に挙がる。
またサイドバックには、パリ五輪の出場権を獲得した今年4月のU-23アジアカップで、好パフォーマンスを披露した関根大輝(柏)と大畑歩夢(浦和)。この2人に怪我や出場停止のトラブルがあった際、両サイドでプレーできる半田陸(G大阪)の存在も重要になるだろう。
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中盤は5枚で、チームに欠かせないキャプテン・藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がアンカーの最有力。練習から人一倍声を出し、チームメイトを鼓舞する姿は頼もしい。
インサイドハーフは類まれな運動量とフィジカルを持つ松木玖生(FC東京)と、デンマークで大活躍の鈴木唯人(ブレンビー)を選出か。鈴木唯は招集できるか微妙な状況だが、テクニックと創造性に優れる司令塔は、チームに必要な人材だ。
状況によっては2トップの一角に入り、得点に絡める荒木遼太郎(FC東京)、そしてU-23アジア杯で主軸を務めた山本理仁(シント=トロイデン)の信頼度も高そうだ。
右ウイングの三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)は、両サイドやインサイドハーフでもプレー可能で、複数のポジションをこなせるうってつけの選手。J1首位の町田で主力として存在感を示している左ウイングの平河悠(町田)を外すことも考えにくい。
また、三戸とオランダでチームメイトの斉藤光毅は、6月に行なったアメリカ遠征で圧巻のパフォーマンス。得意のドリブル突破はチームの大きな武器となる。
最前線は細谷真大が当確か。一時期、得点力不足に苦しんだが、現在は柏でも久々のゴールを挙げるなど、復調傾向にある。これまでパリ五輪世代の代表を引っ張ってきたエースが大舞台で得点を挙げればチームも波に乗れる。
右ウイングもこなせるポリバレント性を持つ藤尾翔太(町田)のメンバー入りも堅いだろう。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年07月03日 03:01
EURO2024・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)が2日に行われ、ルーマニア代表とオランダ代表が対戦した。
今大会、ルーマニア代表はグループFのウクライナ代表戦を3−0と大勝すると、続く第2節ではベルギー代表に0−2で敗れたものの、最終節ではスロバキア代表と1−1のドロー。全チームが1勝1分1敗で並ぶという大混戦ながら、首位通過を果たした。
一方で、オランダ代表はポーランド代表との大会初陣を2−1で制すと、フランス代表との第2節をスコアレスドローで終えるも、最終節ではオーストリア代表に2−3で敗北。1勝1分1敗の成績で、グループDの3位に甘んじたが、3位チームの上位4カ国には入り、辛くも決勝トーナメント行きを決めていた。
そんな両者の対戦は、20分に均衡が破れる。オランダ代表は敵陣中央のスペースでイェルディ・スハウテンからの縦パスを引き出したシャビ・シモンズが左サイドへ繋ぐと、待っていたコーディ・ガクポがドリブルをスタート。カットインから中央へ仕掛けると、右足でニアサイドを打ち抜く。ガクポが得意の形で仕留め、オランダ代表が先手を取った。
前半はこのままオランダ代表の1点リードで終了。後半に入っても、1点を追いかけるルーマニア代表も悪くないシーンを作ったが、主導権を握ったのはオランダ代表。メンフィス・デパイやガクポらが数々のチャンスを作りながら、待望の追加点は奪えずに試合も終盤へ向かっていく。
迎えた83分、オランダ代表は左サイドでのスローインを深い位置でメンフィスが収めると、ボールを引き取ったガクポが見事なドリブルで中央へ切り込んでいく。マイナスへ折り返すと、最後は右サイドから中央へ走り込んだドニエル・マレンがダイレクトで押し込み、オランダ代表が勝利を手繰り寄せる2点目を挙げた。
後半アディショナルタイムには、攻めるしかなくなったルーマニア代表に対して、オランダ代表がセットプレーのこぼれ球を拾ってカウンターを発動。X・シモンズの粘りから、オープンスペースでマレンが受けると、自らドリブルで攻撃を完結させる。中央への持ち出しから右足でフィニッシュを沈め、自身この日2点目で勝利を確実なものとした。
試合はこのままタイムアップ。この結果、近年のEUROではなかなか結果を出せていなかったオランダ代表が、2008年大会以来、4大会ぶりのベスト8入りを決めた。一方のルーマニア代表は、2000年大会以来のベスト8進出とはならなかった。
この後、オランダ代表は6日に準々決勝で、オーストリア代表対トルコ代表の勝者と対戦する。
【スコア】
ルーマニア代表 0−3 オランダ代表
【得点者】
0−1 20分 コーディ・ガクポ(オランダ代表)
0−2 83分 ドニエル・マレン(オランダ代表)
0−3 90+3分 ドニエル・マレン(オランダ代表)
【ハイライト動画】オランダ代表が4大会ぶり8強入り!
2024年07月03日 00:35
ドーピング陽性反応による2027年9月10日までの公式戦出場停止処分を受けたユヴェントス所属の元フランス代表MFポール・ポグバが自身の引退を否定し、選手としての復帰を目指すと語った。
2024年07月03日 00:00
7月1日にオープンした夏の移籍マーケット。数多くのクラブで早くも新加入の選手が発表され始めている。
今回は『Football Faithful』から「プレミアリーグのクラブも狙うかもしれない、フリーエージェントのアタッカー5名」をご紹介する。メンフィス・デパイ
昨季の所属:アトレティコ・マドリー
国籍:オランダ
メンフィス・デパイは昨季限りでアトレティコ・マドリーとの契約が終了したため、この夏に新たな挑戦に臨むことになる。30歳の彼は昨季リーガで9試合しか先発していないが、5ゴールを決めている。
この夏のマーケットでは最も有力なフリーエージェントのストライカーだ。オランダ代表でも豊かな実績を持ち、あと数年はトップレベルを維持できる。EURO2024が終了したら移籍先を決める予定だと言われているが…。ケレチ・イヘアナチョ
昨季の所属:レスター・シティ
国籍:ナイジェリア
10代でマンチェスター・シティのスーパーサブとなったことで知られるケレチ・イヘアナチョ。その後レスター・シティで7シーズンを過ごし、2部優勝を遂げた昨季を最後に退団している。
この数年はかつてのようなインパクトを残せていないものの、まだ27歳という若さである。そしてレスター・シティでは115分ごとにゴールかアシストを記録してきた。チェ・アダムス
昨季の所属:サウサンプトン
国籍:スコットランド
サウサンプトンとの契約更新に向けた交渉が決裂し、この夏にフリーエージェントとなったチェ・アダムス。昨季は公式戦で18ゴールを決めたアタッカーで、プレーオフを経てプレミアリーグ昇格に貢献した。
スコットランド代表でEURO2024にも出場した彼は、昨季のイングランド2部で注目を集めた選手の一人。ノッティンガム・フォレストやウォルヴァーハンプトンが関心を持っているとも。アントニ・マルシャル
昨季の所属:マンチェスター・ユナイテッド
国籍:フランス
モナコから「世界最高額の10代」「次なるティエリ・アンリ」と評価を受けてマンチェスター・ユナイテッドにやってきたマルシャル。その9シーズンの在籍期間に才能は開花しなかった。
ただ2019-20シーズンに23ゴールを決めたことも考えればまだまだポテンシャルは十分にあり、28歳と高齢ではない。現在はマルセイユやリヨン、ベシクタシュが関心を示しているとか。
鎌田も期待!ラツィオを退団してビッグクラブの主力となった「世界的スター」5名 ミシ・バチュアイ
昨季の所属:フェネルバフチェ
国籍:ベルギー
トルコリーグでの活躍からEURO2024でのメンバー入りも噂されたバチュアイ。エディン・ジェコのバックアップという立場ながら、776分のみの出場で12ゴールを決めた。
30歳という年齢となって落ち着きも出てきた彼は、現在同じトルコリーグの強豪ガラタサライに移籍するという噂もある。他にも欧州や中東の多くのクラブが関心を寄せているようだ。
2024年07月02日 23:58
トッテナムは2日、リーズからU−21イングランド代表MFアーチー・グレイを獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。
現在18歳のアーチー・グレイは、9歳でリーズの下部組織に入団し、2023−24シーズンにトップチームデビューを果たすと公式戦52試合に出場。 EFLチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)のヤング・プレイヤー・オブ・ザ・シーズン(最優秀若手選手)に選出された。運動量を武器に中盤と右サイドバックでプレー可能なことから、リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドと比較されることもある。
グレイはトッテナム移籍について「とても興奮している。トッテナムはビッグクラブで、オファーを断ることはできなかった」と喜びのコメントを発表している。
現時点で契約期間などの詳細はクラブから発表されていない。
しかし、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、自身のXでグレイとトッテナムの契約期間は6年間で、移籍金としてトッテナムからリーズに4000万ポンド(約82億円)が支払われると説明している。
2024年07月02日 23:12
シント・トロイデンに所属する日本代表GK鈴木彩艶に、セリエA昇格組のパルマ・カルチョが興味を示しているようだ。2日、イタリアメディア『Pazzidifanta』や『スカイ・イタリア』、ベルギーメディア『HBvL』などが報じている。
現在21歳で恵まれた体躯と身体能力を武器とする鈴木は浦和レッズの育成組織から2021年にトップチームに昇格すると、在籍2年半でクラブ公式戦通算29試合に出場。昨夏にシント・トロイデンへ加入して、今季は公式戦32試合に出場した。日本代表では2022年7月にデビューを飾り、AFCアジアカップカタール2023では全試合に出場。先月はパリオリンピック2024(パリ五輪)出場を控えた U−23日本代表の一員としてアメリカ遠征に参加しており、今月3日に発表されるパリ五輪本大会のメンバー入りも期待されている。
先月中旬、鈴木にはセリエAのジェノアからの関心が伝えられていたが、今回は新たな移籍先候補としてセリエA昇格組のパルマ・カルチョが報じられた。イタリアメディアによれば、600万ユーロから700万ユーロ(約10億円から約12億円)ほどの移籍金で交渉が行われているというが、ベルギーメディア『HBvL』はシント・トロイデン側が1000万ユーロ(約17億円)のクラブ史上最高額の移籍金を希望しているとも報じられている。
パルマ・カルチョは、かつて元日本代表MF中田英寿氏や元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンらが所属していたパルマAC(パルマFC)の後継クラブ。1990年代から2000年代前半にかけてセリエA有数の強豪クラブだったが、経営状況の悪化が続き、2015年の破産でクラブが消滅。2015−16シーズンからパルマ・カルチョが新クラブとして創設され、アマチュアのセリエD(4部)から再スタートした。そこからセリエC(3部)、セリエB(2部)と毎年昇格し、2018−19シーズンにはセリエA(1部)へ復帰。2020−21シーズンに降格し、2部で3シーズンを過ごしたが、昨季はセリエBで一度も連敗することなく優勝を決め、4シーズンぶりのセリエA復帰を決めていた。
なお、現在同クラブを率いるのはファビオ・ペッキア監督。ナポリやレアル・マドリード、ニューカッスルのアシスタントコーチを歴任したのち、2019年にはアビスパ福岡の指揮官に就任。J2での挑戦は約4カ月で終わりを告げたが、ユヴェントスU−23やクレモネーゼを経て、2022年夏からパルマ・カルチョの指揮官に就任すると、先述のとおり、昨季はクラブを4シーズンぶりのセリエA復帰へと導いた。
2024年07月02日 22:00
今年初め、指導者として42歳の若さで日本を飛び出し、未知の国ベトナムの強豪ハノイFCで指揮を執ることになった岩政大樹監督。
2024年07月02日 21:27
バイエルンに所属するドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが、EURO2024準々決勝スペイン戦についての意気込みを記者会見で語った。1日、スペインメディアの『マルカ』が報じた。
キミッヒは、今大会唯一、全勝で準々決勝まで勝ち上がってきたスペイン代表と対戦することに関して、「スペイン人たちが準々決勝で我々ドイツと対戦することを喜んでいるかは分からない。一方で、もちろんドイツにとって、もっと簡単な組み合わせもあったかもしれない。けど、EURO2024で優勝のためには、スペインとの戦いを避けることは不可能だと思う」とヨーロッパの頂点に立つためには、遅かれ早かれスペインを乗り越える必要があると語った。
つづけて、「選手として、最高レベルでプレーされるこのような試合を楽しみにするのは自然なことだ」と前向きに話し、質の高い選手たちによる激突を楽しみにしていると自信をのぞかせていた。
ただ、スペインが誇る強力なウインガー、バルセロナ所属FWラミン・ヤマルとアスレティック・ビルバオ所属FWニコ・ウィリアムズには、あらためて警戒を強め、「スペインは前線に2人の優秀な選手がいる。彼らはとても興味深い存在だ。もちろん、我々はチームとして彼らを抑えるための策を持てるように努力する必要がある。間違いなく1対1の場面を何度かつくられるだろうけど、ピッチ上で何が起こるか見てみよう。どのポジションを見ても、非常に興味深い試合になるだろうね」と語っていた。
今大会はサイドバックが主戦場となっているキミッヒ。対峙が予想されるニコ・ウィリアムズとの勝負に注目が集まる。
2024年07月02日 21:06
ポルトガルメディアの『ア・ボーラ』は2日、バイエルン所属のU−20日本代表MF福井太智がレンタルでポルトガル1部のアロウカに移籍する可能性が高いと報じた。
2004年7月15日生まれで現在19歳の福井は、U−12チームからサガン鳥栖の育成組織に在籍し、2021年3月にクラブ史上最年少の16歳でトップチームデビュー。2022年3月にはプロA契約を結び、トップチームで公式戦通算14試合に出場し、2022年9月にバイエルンへの完全移籍。2023年1月よりレギオナルリーガ(4部相当)に身を置く同クラブのセカンドチームに在籍すると、今年1月にはポルティモネンセにレンタル移籍し公式戦13試合に出場し1ゴールを記録していた。
『ア・ボーラ』によれば、ポルトガル1部のアロウカが1年間のレンタル移籍で福井の獲得に近づいているとのこと。また、シーズン終了後に買い取りオプションも付帯している見込みだと報じられた。
アロウカはポルトガル北西部のアヴェイロ県アロウカを本拠地とするクラブ。2013年にクラブ史上初の1部初昇格した後、一度は降格したが、2021−22シーズンに1部復帰。2022−23シーズンは5位と躍進し、クラブ史上初となるカンファレンスリーグ予選出場権を獲得した。2023−24シーズンは惜しくも欧州カップ戦出場権獲得とはならなかったが、7位でフィニッシュしていた。
2024年07月02日 21:04
Jリーグの公式YouTubeは7月1日、ベルギー1部のクラブ・ブルージュから浦和レッズへの移籍が決まったMF本間至恩の新潟時代のプレー集を公開した。
ベルギーに渡る前は新潟で2種登録時代を含め、6シーズンに渡って活躍した本間。動画には、ドリブル突破からのスーパーゴールや巧みなボールタッチでのチャンスメイクなど、数々の美技が収められている。
【動画】「新潟以外でたくさん点取ってね」など反響! 本間至恩の圧巻プレー集
この投稿には、以下のようなコメントが寄せられた。
「ダブルタッチうま」
「新潟から応援してます!」
「至恩のプレーが日本で見れて嬉しい」
「現状を一変できる活躍を」
「香川真司の上位互換みたい」
「これで守備もバキバキにしてくれるから最高」
「中島、松尾と高いレベルでのポジション争い期待してます!」
「新潟以外でたくさん点取ってね」
非凡なテクニックを誇る23歳アタッカーは、新天地でも存在感を発揮できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年07月02日 20:42
今季のJ1で優勝争いに絡む鹿島アントラーズに、海外記者も注目している。
2024年07月02日 20:00
EURO2024は1日に決勝トーナメント1回戦が行われ、フランスがベルギーと対戦し、1-0で勝利。ベスト8進出を決めた。
前半からフランスが攻め込む時間が続き、キリアン・エムバペを中心に攻め立てるも、試合終盤まで膠着状態が続く。
その中で迎えた85分、エンゴロ・カンテのワンタッチパスを受けた途中出場のランダル・コロ・ムアニが右足を振り抜くと、相手ディフェンダーのヤン・フェルトンゲンに当たってゴールに吸い込まれ、土壇場で試合をリードする。
試合はこのまま終了し、フランスが苦しみながらも次戦に進んだ。
勝ちはしたものの、フランスは決定力不足に悩まされた。この試合センターフォワードで先発し、ゴール奪取を期待されたマルクス・テュラムだったが、放った4本のシュートは全て枠外。特に前半34分のヘディングシュートは決めておきたかった。
また、ドリブルで局面を切り開き多くのチャンスを作ったエムバペも放った4本のシュートは全て枠外。これらを含めこの試合でフランスが放ったシュート20本のうち枠内シュートはわずかに2だった。
ただ、確実にチャンスは作れており、決定力が上がれば大量得点が狙えるはずだ。シュートに行き着くまでの流れも非常に良かった。
この試合は主にエムバペの左サイドを中心とし、彼のスピードを生かしたサイド攻撃で多くのチャンスを創出。特にアタッキングサード内での突破は相手のディフェンス陣に恐怖を植え付けた。
また、それまでトップ下で先発していたアントワーヌ・グリーズマンがこの試合は右ウィングで先発。右サイドバックで先発したクンデとの連携が非常に良く、グリーズマンが中に絞って空いたサイドのスペースをクンデがオーバーラップして侵入し、クロスを上げてチャンスを演出するシーンが多かった。
しかしチャンスを多く作ったとはいえ、ビルドアップの部分でもったいないパスミスも目立った。両チームに共通することではあったが、サイドに侵入した後のラストパスの精度が良くなく、チャンスを潰してしまう場面が多々あった。このポイントは次戦、改善に注目が集まるところである。
守備は瞬発力に長けているロイス・オペンダと強靭なフィジカルを持つロメル・ルカクの2トップに対してどう対応するかに注目が集まっていたが、ウィリアン・サリバ、ダヨ・ウパメカノのセンターバックが苦労しながらもなんとか封じ込めた。
左サイドのジェレミ・ドクはクンデがカットインを阻止する場面が多く、プレーメーカーのケヴィン・デ・ブライネもエンゴロ・カンテがシャットアウト。シュート数を5本に抑える素晴らしい守備を見せた。
フランスの次戦の相手であるポルトガルも捕まえづらい選手が多いため、どのような対応をするか注目だ。
一方、ベルギーにとっては非常に苦しい試合であった。
攻撃の軸となるデ・ブライネが封じ込まれると、サイドを中心に攻めようとするが、ターゲットとなるルカクがサリバの密着マークにより仕事をさせてもらえず。
ドクらサイドプレーヤーも相手のディフェンスによって長所を活かしきれず、何度か良い形を作ってもラストパスの質が上がりきらなかった。
何より苦しかったのが交代選手を入れるタイミングがほぼなかったところだろう。
試合的には非常に拮抗していたため、1人の交代により均衡が一気に崩れるリスクがあった。そのため迂闊に交代枠を使うわけにはいかず、流れを変えられる選手の投入ができなかったことが特にベルギー側にとっては痛かった。
また、失点した後の交代選手も良くなかった。ベルギーのベンチにはPSVで今季公式戦14得点を記録し、さらなる飛躍が期待されるヨハン・バカヨコや、サイドで違いを作り出せるレアンドロ・トロサールと、同点に追いつくためのタレントが揃っていた。
ただ、ロメル・ルカクをフル出場させ、後半20分までにロイス・オペンダを交代させた決断が仇となった。
今大会は調子が上がらず、この試合でもボールタッチ数が少なかった印象のあるルカクを早めに下げ、シャルレ・デ・ケーテラーレやヨハン・バカヨコなどを投入していれば結果は違っていたかもしれない。
オペンダは前線からのプレスがかなり効いていたため、交代した後にプレスの勢いが低下。自由にパスを回されるようになってしまった。EUROの戦いは終わってしまったが、今後の立て直しに期待だ。
フランス代表、「EURO2024に出場できない6名の招集漏れスターたち」
次の準々決勝、フランスはポルトガルと対戦。
2大会前の決勝と同じカードで雪辱を果たすことができるのか。試合は日本時間の7月6日(土)午前4時にキックオフされる。
2024年07月02日 19:30
アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場で守備陣の若返りを図るようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アトレティコ・マドリードはレアル・ソシエダに所属するスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンの獲得が間近に迫っているという。以前から個人合意はされており、同選手自身も移籍を望んでいたようだ。
現在27歳のル・ノルマンはフランス生まれの左利きDF。スタッド・ブレストでプロデビューを飾った同選手は、2016年夏にレアル・ソシエダに完全移籍をすると、最初の2年間はBチームでプレイ。18-19シーズンにトップチーム昇格を果たし、これまでにクラブ公式戦通算178試合に出場、19-20シーズンにはコパ・デル・レイ優勝にも貢献していた。ル・ノルマンは23-24シーズンもラ・リーガ29試合に出場し、2ゴールを記録するなど、守備の要として活躍しており、現在開催中のEURO2024でもスペイン代表の守備陣を牽引している。
そんなル・ノルマンの新天地として濃厚となっているのがスペインの名門アトレティコ・マドリード。同氏によると、同クラブはレアル・ソシエダに移籍金3000万ポンドを支払い、ル・ノルマンを獲得したとのこと。正式な手続きは未だ残っているが、長期契約で合意に至ったようだ。
2024年07月02日 19:00
日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトとキットサプライヤーのCastoreは1日、2024-25シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。Feyenoord 2024-25 Castore Home
フェイエノールト 2024-25 Castore ホーム ユニフォーム
2024-25新ホームユニフォームは、伝統的なレッドとホワイトの半々デザインを継続。今作では差し色にブラックを用いることで、全体的に引き締まった印象を与えている。
なお、ユニフォームは7月12日の発売前のため、前面以外の詳細については不明。
背面にはクラブ創設年である1908をレタリング。この画像を見る限りでは、今作は複雑なカラーブロックデザインなのかもしれない。
デザインのテーマは、クラブとホームタウン(ロッテルダム)の誇りを体現したもの。市内にはロッテ川(デ・ロッテ)が流れ、街と水は密接な関係にある。今回のデザインはその水に触発されたもので、街の象徴である川の流れのような曲線ラインが特徴となっている。
ちなみにロッテルダムとは“ロッテ川の堤防(ダム)”という意味なのだとか。
ゴールキーパーユニフォームは、水を連想させる鮮やかなブルーを基調色に採用。
新シーズンから胸スポンサー企業は、男子用は「Euro Parcs」から「Media Markt」(ドイツに本社を置く欧州最大の家電量販チェーン店)に。女子用は「Prijsvrij Vakanties」から「QTerminals」(中東カタールのハマド港運営企業)へとそれぞれ変更となった。
上田綺世が所属!名門フェイエノールト「教えてあげたい6つのユニフォーム」
上田もビジュアルに起用された2024-25新ホームユニフォームは、7月12日にクラブ公式オンラインストアで発売となる。