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2024年07月01日 20:40
GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、「リアル闘魂スタイルズ」の野獣藤田和之(53)と悪魔仮面ケンドー・カシンが、反GLEATを掲げて団体をクビになった河上隆一と情報過多な闘争を繰り広げた。 この日はリアル闘魂スタイルズにガメラスを加え、6人タッグ戦で「バルク・オーケストラ」の河上、KAZMA SAKAMOTO、クワイエット・ストームと対戦。試合はゴング前から木原文人専属リングアナウンサーも加えた大混戦で、カシンは戦前から因縁を深めていた河上と場外戦を繰り広げた。 だが、相手のバルク・オーケストラはリーダー・河上とメンバーに溝ができている状態で、終盤に誤爆も発生。そこで流れをつかんだ藤田がKAZMAをビーストボムからの顔面蹴りで仕留め、3カウントを奪った。試合後もカシンは河上と観客席で乱闘を続け、バルコニーから転落するなど大荒れだ。 その後、カシンは「実数で(観客数を)発表してんのはここだけだよ! ノア、全日本、ドラゴンゲート、新日本もか。実数で発表していないだろ!」とよくわからない怒りをブチまける。さらに同大会に出場する闘魂スタイル中嶋勝彦については「闘魂スタイルとリアル闘魂スタイルズは全く別ものだから。それは勘違いしないでほしい」と力説した。 そして「サイモンとロジャーが来ているか。それが問題だよ。そこに新IGFがどう出るか。そこで闘魂スタイルを使えたらすごいよ。裁判とか気にしないでね」と最後まで意味不明な言葉を口走った。 一方、所属最終戦となった河上はまさかの敗北となった。先月9日の名古屋大会での電流爆破戦に大仁田厚、ヨシ・タツと組んで出場。その試合後、大仁田に「反GLEAT」としての行動を促された結果、鈴木裕之社長を電流爆破バットで爆破した。結果、団体からは1日の試合を最後に所属選手契約の解除が発表される事態に。解雇した鈴木社長が「普通、社会に行って社長を爆破したらクビでしょ」、河上は「どこの世界に社長を爆破しただけでクビになる会社があるんだよ」と話すなど、互いの主張は平行線をたどっていた。 試合後、KAZMA、ストームと決別の大乱闘を繰り広げた河上は「今日で終わりだ、コノヤロー! これで契約解除なんだろ? だったらフリーとして次の大阪に参戦してやるよ」と、相変わらずの謎理論で一方的に15日の大阪・梅田スカイビルステラホール大会への参戦を発表。さらに「河上ファイヤー隆一としてフリーで参戦してやる。もしカードを組まなかったら、有楽町のオフィスを爆破してやる!」と目を血走らせていた。
2024年07月04日 21:48
女子プロレス「スターダム」の前ワンダー王者・安納サオリ(33)が完全復活だ。
6月22日の代々木大会でセンダイガールズ(仙女)のワールド王者・岩田美香に完敗し、ベルトを失った安納は放心状態に。試合後に岩田から7月15日の仙女・後楽園ホール大会での再戦を呼びかけられたが返答せず、王座戦から無言を貫いていた。
4日の後楽園大会で安納はなつぽいと組み、仙女の岩田、愛海組と対戦。この日も浮かない表情でリングに登場した安納だったが、なつぽいの励ましで次第に闘志がよみがえると、岩田に馬乗りになりエルボーを乱れ打った。
だが、試合残り時間3分を切ったところで岩田に腕十字を決められ悶絶。ピンチに陥ったが、安納がミサイルキック、なつぽいがフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を立て続けて投下し流れを奪った。
勢いに乗った安納は得意のポテリングで岩田から3カウントを狙うも決め切れず。最後は安納が岩田の顔面を蹴り飛ばしフォールしたところで、20分時間切れドローを告げるゴングが鳴らされた。
試合後、マイクを持った安納は「岩田、なつみ(なつぽい)、みなさん、ゴメン。もう一回わがまま言っていい? 次は勝つ。岩田美香に勝つ! このスターダムのワンダーのベルトは私が取り返します!」と王座奪還を宣言した。
すると岩田から「やっと戻ってきたな、その目。安納サオリはそうでないとな。7月15日仙女の後楽園で白いベルトを戦うって覚えてるよな? ただ、もっと刺激欲しくねえか?」と仙女のワールド王座を見せつけられると、「仙女の最高峰のベルト、これもかけて2冠戦で戦うぞ」とまさかの提案をされた。
これには驚いた表情の安納だったが、ゆっくりとうなずいた。2人のやり取りを横で聞いていたなつぽいは「すごくいいと思う! だけど、7・15でこの結果がどうなろうと、このベルト、次は私の番だと思ってるから。今月末、札幌1日目でこのベルトに挑戦したいと思ってる。この気持ちはもう止められないし、誰にも邪魔させないから」と27日の札幌大会(北海道・シャトレーゼガトーキングダムサッポロ)での王座挑戦を要求した。
最後に岩田らを見送った安納は、なつぽいに小指を差し出し指切り。なつぽいとの約束を果たすべく王座奪還へ一直線だ。
2024年07月04日 20:16
女子プロレス「スターダム」は4日の東京・後楽園ホール大会で、真夏の祭典「5★STAR GP 2024」(8月10日、横浜で開幕)の追加出場者を発表した。
昨年は2ブロック制で20人の厳選メンバーで行われたが、今年は同リーグ戦初の4ブロック制を採用。各ブロック7人の全28選手が参加する。
レッドスターズAブロックは既に発表されているワールド王者・舞華、葉月、刀羅ナツコ、なつぽいに加え、小波、センダイガールズ・愛海の出場が決定。
IWGP女子王者・岩谷麻優、中野たむ、渡辺桃、AZMがエントリーしたレッドスターズBブロックには、星来芽依、飯田沙耶、JUST TAP OUTの稲葉ともかの3人が追加で発表された。
ブルースターズAブロックには、既出の安納サオリ、朱里、スターライト・キッド、ジーナに加え、コグマと「X」が出場。鈴季すず、上谷沙弥、羽南、壮麗亜美と同じブルースターズBブロックには鹿島沙希、テクラ、「XX」がエントリーした。
これで26人の出場が決定。残る2枠をかけ、出場者決定トーナメントが開催される予定だ。
準々決勝は8月28日の東京・新宿フェイス大会で行われ、各ブロック上位2人の合計8選手が激突。準決勝&決勝は同31日の東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ大会で行われる。
2024年07月04日 19:28
女子プロレス「エボリューション(エボ女)」は4日、18日東京・新木場1stRING大会のカードを発表し、全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権の開催が正式決定した。王者の魔のトリオこと諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃魔矢に、石川修司&橋本千紘&優宇の「チーム333キロ」が挑戦する。
しつこく対戦を求めてきた諏訪魔に対し、渋々石川も王座戦を受諾。石川が古巣のベルトに挑戦するのは、1月に全日本を退団して以来初となる。ただし決戦の舞台は石川がGM、諏訪魔プロデューサーを務めるエボ女のリングとなった。
なお、メインではお騒がせ女子プロレスラーことウナギ・サヤカがChiChiとシングルマッチで対戦する。エボ女のプロデューサー職強奪を狙うウナギは「これ勝ったら諏訪魔、ぜってえだからな」と予告しており、諏訪魔との対戦をかけた一戦になる。
2024年07月04日 18:26
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が3日(日本時間4日)に放送され、ラーニング・ツリークリス・ジェリコ(53)が、ザ・レスラー柴田勝頼&サモア・ジョー&フックに報復を果たした。
2024年07月04日 16:52
1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手で、ラグビー系YouTuberのノッコン寺田が3日、自身のXを更新。韓国版のBDともいわれる「FIGHTER100」の日韓戦前日会見で大乱闘が繰り広げられた動画を投稿した。
韓国の元極道戦士、キム・ジェフンとともに会見に出席したノッコン。動画では日韓選手同士が大乱闘で怒声が飛び交い、騒然となる様子が収められ、ノッコンは「コイツらマジでイラつくわ 韓国に日本人連れていったら、むちゃくちゃ罵倒してくるしむちゃくちゃしてくる なんでコイツらってこんなんやねんマジイライラしてくる」と、つづった。
その後、ノッコンのYouTubeチャンネルで公開された詳細動画では、韓国の超危険人物と紹介された“ゴボウ社長”に挑発された醤油ニキがペットボトルを投げつけて大乱闘に発展。ゴボウ社長は関係者に抱えられた醤油ニキに背後から蹴りを見舞い、さらにいざこざに。醤油ニキは「お前潰すからな」と、吐き捨てていた。韓国からは“スケバンネキ”、“コリアンハンニバル”といった異名を持つ選手が登場した。
YouTubeのコメント欄では「日本人のほうが態度悪くてほんと恥ずかしい」、「これが日本人の代表だと思われると悲しいですね」と、日本側に批判的なコメントが相次いだ。ノッコンは自身のXで「むちゃくちゃ日本が批判されてるけど、韓国のやつらがずっとニヤニヤしながら明らかに俺たちをバカにした態度してたら、そら俺らも黙ってられへんと思わへんか」と、反論していた。
2024年07月04日 16:20
頸髄完全損傷でリハビリ中の帝王・郄山善廣(57)の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」(9月3日、後楽園ホール)のメインイベントとして、鈴木みのる(56)と柴田勝頼(44=AEW)のシングルマッチが決定した。
郄山は17年5月4日のDDT大阪大会の試合中、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。プロレス界の有志による支援大会が2回開催されたが、2019年8月26日に後楽園で行われた「EMPIRE 2」を最後に、コロナ禍の影響で開催が見送られていた。
この日の会見には、郄山所属会社社長の石原真氏とみのるが出席。石原氏から「体の麻痺が以前よりよくなっているということは正直ない状態です。ですが、本人は元気です。現在も前向きにリハビリに進んでいる状況です。本人からは『頑張っている』とか、そういう言葉を使わないでくれと言われてます。普通に黙々とリハビリをやっていると伝えてくれと言われています」と郄山の現状が報告された。妻・奈津子さんの運転で外食や映画、江ノ島の海を見に行ったりしているが、長時間の外出はまだできていないという。
同大会のポスターには「帝王降臨」の文字もあるが、郄山の来場に関しては「体調(次第)じゃないですかね。本人はいつでも来たいという気持ちは常々あるのですけど、今ここでお約束はできないです」(石原氏)と説明された。
大会は全5試合とトークショーが行われる。メインでは2017年3月の新日本尼崎大会以来となるみのると柴田とのシングルマッチが実現。みのるは「メインベントに関しては、俺がぜひ郄山に見せたい試合だし、見てほしい試合だし、郄山に俺と柴田の試合を見せつけたいというのが一番大きな点かなと。郄山に『どうだ、俺元気だろ』って自慢してやろうと思います」と盟友への思いをのぞかせつつ「俺と柴田のシングルマッチをやるしかないんだろうなというちょっと運命めいた気はしてます。すげえプロレスをやらなければいけないなという」と闘志を燃やした。
5年ぶり3回目の支援大会へ向けみのるは「哀れんでほしくてこういうことを発表してるわけじゃないし、かわいそうだなと思ってほしくていろいろ言っているわけではない。みんなの声で郄山に生きる活力を与えたくてやっているので」と強調。「プロレスファン、郄山ファンの人たちに言いたいのは『俺の力で郄山を立ち上がらせてあげよう』、『俺の気持ちで郄山に生きる元気を与えてあげよう』、『郄山VSドン・フライですごい勇気をもらったからちょっと返そう』、『郄山VS小橋(建太)で感動したからちょっと返そう』、そんな気持ちでいい」と支援を呼びかけていた。
2024年07月04日 16:08
「ボクシング・10回戦」(20日、両国国技館)
WBA世界バンタム級4位のジョナサン・ロドリゲス(25)=米国=と初の10回戦で対戦するWBA7位、WBO10位の那須川天心(25)=帝拳=が4日、都内の帝拳ジムで公開練習を行い、シャドー2ラウンド、ミット打ち3ラウンド、スパーリング2ラウンドを披露した。
1月以来の試合となる天心だが、「心技体全て整えてきた自信もありますし、やるべきことを一日一日大切に作り込んできたという自負があるので、そこを今回の試合で見ていただければうれしい。一個一個できないことをできるように納得できるまでやっているので、ひたすら成長しているというの(実感)は毎日毎日ありますね。どのパンチでも当てれば倒れる、そこの精度を挙げてきたので、1、2、3(戦目)と、どんどんどんどんスタイルもパンチの質も変わってきているので、ホントにガラッと進化して、ちょっと那須川天心もうそろそろヤバいなって思ってもらえる試合になるかな」と、その間の練習の成果をアピール。
初の10回戦にも「(イメージは)できていますね。しっかりと10ラウンドやっても、これだったら12(ラウンド)行っても大丈夫じゃないって思ってもらえるような仕上がりはできています」と、適応に自信を見せた。
この日のスパーリング相手は昨年8月に西田凌佑(27)=六島=とIBF世界バンタム級王座次期挑戦者決定戦を争った現WBO3位、IBF4位のクリスチャン・ヒメネス(24)=メキシコ=。もう1人のWBCスーパーバンタム級19位のヘスス・アレチガ(24)=同=ともども天心のスパーリングパートナーを務めてきた。
天心は「めちゃくちゃ強くて、今までにない、試合以上の経験ができている。トレーナーや選手にスパーの方が試合よりずっときついよと言われていてたんですけど、今までは正直ちょっとナメてたんですけど、本当だなと。どの距離もできるので、距離感だったり間合い、プレッシャーのかけ方とかなかなか読ませてくれないところが常にあるので。いろいろ変えてやってくるので非常に勉強になります」と、強者とのスパーリングに手応え十分。
「パンチはいつもよりもらう機会も増えた気もしたんですけど、けっこう俺打たれ強いなって思いましたね」と、思わぬ収穫もあったという。
試合のテーマを「倒しに行くと倒せなくなると思っていて。全てタイミングで決まるなと思っているので。自分の世界で相手を飲み込む。テーマは『場を支配する』ですね」と設定。「全部対応できるようにというか、相手も高い世界ランカーなので、1個対応できていないところがあると穴を突かれて、そこばかり狙ってくるので、それがないように、全てツギハギがない、水の流れのようにやっていくことを意識していますね。流れですね。相手の嫌なところを突いていく。場を支配する、それに尽きるかなと思っています」と、説明を加えていた。
この日は左目下にあざを作っていた天心。スパーリングでパンチをガードした際、自分のグローブがぶつかったといい、「めちゃくちゃ重い自分のパンチをもらってしまって。顔で売ってるんで、さすがに困りますね。せっかくの顔が台無しですよね。すぐ消えると思いますけど、試合当日(まで残ったら)、最悪メークしてきれいに迎えます」と、天心節をさく裂させていた。
2024年07月04日 16:00
【ブル中野・告白(12)】1988年12月のタイ遠征の後、台湾にも遠征しました。
2024年07月04日 15:47
頸髄完全損傷でリハビリ中の帝王・郄山善廣(57)の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」(9月3日、後楽園ホール)のメインイベントとして、鈴木みのる(56)と柴田勝頼(44=AEW)のシングルマッチが決定した。
郄山は17年5月4日のDDT大阪大会の試合中、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。プロレス界の有志による支援大会が2回開催されたが、2019年8月26日に後楽園で行われた「EMPIRE 2」を最後に、コロナ禍の影響で開催が見送られていた。
この日の会見では、みのるが出席のもとメインイベントのカードが発表された。現在渡米中の柴田からは「大変光栄かつ、ようやく高山さんのために試合で協力できる機会が訪れたこと、そして日本で試合ができる場所を与えてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。タカヤマニアのメインに最もふさわしく、この日、この2人が、このリングで戦うことに意味がつまっていたと思えるような熱い戦いをしたいと思います」とコメントが寄せられた。
柴田自身も2017年4月両国大会で行われたオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後、急性硬膜下血腫と診断されて長期欠場。一時は選手生命の危機に陥ったが奇跡的な復活を遂げ現在は米国・AEWで活躍している。
「決して医学では解明できないエネルギーがプロレスのリングには存在するのです。そのエネルギーをリングの上から、郄山さんの細胞にしっかり届くようなプロレスをして、少しでもいい刺激になれるよう気合を入れて戦います。とはいえ、鈴木、柴田の2人だけで作れるものではありませんので、9月3日は一人でも多くのファンの皆様にお集まりいただければと思います。後楽園ホールを満席にして活気のある空間を一緒に作りましょう」と呼びかけた。
これを郄山も「柴田のコメントを受けて、ますます期待が高まりました。俺が嫉妬してリング上に殴りに行きたくなるような試合を期待しています」とコメントを発表。2人の戦いに期待を寄せていた。
2024年07月04日 15:02
頸髄(けいずい)完全損傷の大ケガとの不屈の闘いを続けているプロレスラー・郄山善廣(57)を支援する大会「TAKAYAMANIA(タカヤマニア)EMPIRE3」(9月3日、東京・後楽園ホール)の発表会見が4日、都内で行われた。
郄山は2017年5月4日のDDT大阪・豊中大会でのリング上の事故で負った負傷のリハビリ中で「TAKAYAMANIA」の開催は2019年8月26日の「EMPIRE2」以来5年ぶりとなる。
この日の会見では、郄山の所属事務所の石原真社長がまず郄山の現状について、「首から下が動かない体の麻痺(まひ)が以前より良くなっているということはありませんが、本人は黙々とリハビリを続けています」と報告。「本人は『1か所、何かがつながれば、すごくいい感じがする。何かが変わる感じがする。そういう体の感触だ』と言っております」と明かした。
また、郄山が介護士の資格を取った妻・奈津子さんの運転のもと「映画を観に行ったり、外食したり、海が見たいと江ノ島に行ったりしています」と映画「ゴジラ―1.0」や「アイアンクロー」を劇場に観に行ったことも報告した。
さらに会見に同席した郄山にとって盟友的存在の鈴木みのる(56)は「相変わらず口は悪いです。大体、俺と話すると、レスラーの誰かの悪口、『だから、あいつはしょっぺえんだよ』とか話してます。プロレスも動画で楽しめるようになったみたいだから」と面会した際の様子を明かした。
「俺は郄山を哀れんでほしくて、こういうことを発表してるんじゃない。みんなの声で郄山に生きる活力を与えたくてやっている。かわいそうだなでなく、俺の力で郄山に立ち上がる勇気を与えてやろう。力をもらえたのを返そうと。大体、あんなに口悪かったら、全然、かわいそうじゃないですよ。弱気な言葉は全く聞いてないですね。それが俺にとっては希望の一部になってます」と鈴木。
会見では、9月3日の「TAKAYAMANIA3」の開催詳細も発表された。
全5試合が行われ、メインイベントでは、鈴木が現在、AEW所属の柴田勝頼とシングルマッチで対戦する。特別ゲストには、武藤敬司さん、山崎一夫さん、小橋健太さん、高木三四郎という郄山さんゆかりのレスラーが参戦。武藤さん参加のトークショーも行われる。
エキシビジョンマッチ以外では、2017年のリング上で負った頭部硬膜下血腫の大ケガ以来初の日本マットでの試合となる柴田は「9月3日、 メインで鈴木選手とのシングルマッチを務めさせていただくことになりました。大変、光栄かつ郄山さんのために試合で協力できる機会が訪れたこと、そして日本で試合ができる場所を与えて下さったことに感謝の気持ちでいっぱいです。決して医学では説明できないエネルギーがプロレスのリングには存在するのです。そのエネルギーをリングの上から、郄山さんの細胞にしっかり届くようなプロレスをして、少しでもいい刺激になれるように気合を入れて戦います」とコメントを寄せた。
会見では、この柴田の言葉を受けての郄山の「柴田の言葉を受けて、ますます期待が高まりました。オレが嫉妬してリング上に殴りに行きたくなるような試合を期待しています」との言葉も紹介された。
この言葉を受け、鈴木は「5年ぶりの大会がやっと形になり、対戦カードも決まりつつある。カードは郄山の意見が反映されているんだよ。メインは俺が郄山に見せたい、見せつけたいという試合。。郄山に俺、元気だろと見せつけたいんだ」と気合たっぷり。
相手の柴田については、「柴田のいるアメリカでの対戦の話もあったけど、今回、こういう形でリングに上がることになって、運命めいた気はしています。プロレスをやらなければいけないという感じですかね」ときっぱりと言うと、「柴田は死に損なって今も生きている。この試合は『生きる』がテーマになると思う。俺はそれがテーマでリングに上がっている。俺は命ががある限り生き続けたいと思ってるし、それは柴田も一緒だと思う」と続けた。
最後に大会当日の郄山自身の参加について、石原氏は「体調次第です。本人は来たいという気持ちはありますが、お約束はできない段階です」とだけ答えていた。(中村 健吾)
2024年07月04日 12:50
全日本プロレスは4日までに13日のエディオンアリーナ大阪第2競技場で世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」斉藤ジュン&斉藤レイが宮原健斗、青柳優馬と2度目の防衛戦を行うことを発表した。
このほど都内の事務所で斉藤ブラザーズと宮原、青柳が会見。阪神タイガースの「背番号1」森下翔太外野手のユニホームを身にまとい登場した宮原は「ワイが満場一致で最高の男、宮原健斗や」と関西弁であいさつした。
さらに2019年に大阪で上演されたスポーツミュージカル「energy〜笑う筋肉〜vol.2」に出演した時に「大阪に3か月、んどったんや。というわけで大阪に縁があるんや」と明かし「斉藤ブラザースはんよ。あんたらの人気は東北、仙台だけやろ」と断じ「大阪のみんなは、ワイのことが好きやねん。7月13日、大阪でこの世界タッグベルトいただきますわ。おおきに」と宣言。たどたどしい関西弁を貫く宮原に迎え撃つ斉藤レイは「ボッコボコにぶっ倒してやるぜ」と勝利を宣言した。
宮原は、阪神のユニホームを着た理由を「ワイはプロレス長くやってって大阪に育てられた部分があるんや。自然と出るもんや。今日、朝起きたら、この格好使用と思い、わかりやすく言えば大阪への愛やね」と説明したが、青柳は「知らんわ」と切り捨てた。
その後、斉藤ブラザーズは兄のジュンが6月29日の茨城・鹿嶋大会で見つけたという北海道メロンゼリーをほおばれば、弟のレイは大好物のエビスビールを飲み干した。ジュンは青柳にゼリーの食リポを強要したが青柳は「メロンが苦手なんだ」と苦笑し代わりにコーヒーゼリーで食リポを敢行。青柳は「コーヒーをゼリーにしたって感じか。あまりのうまさにDOOM!されちまったぜ」と斉藤ブラザーズの物まねでリポートした。
終始、挑戦者組がペースを握り和やかな笑いに包まれた会見だったが、言うまでもなく宮原&青柳は、王道マットで最高の実力者。最強の挑戦者にレイは「おちゃらけてるというか油断を誘っているかもしれねぇが、油断は1ミリもねぇな。きっちりぶっ倒してやりたい」と警戒。ジュンも「隙を見せたら何をしてくるかわからないから、背中見せないようにしたいな」と気持ちを引き締めていた。
◆7・13大阪大会全対戦カード(試合順未定)
▼三冠ヘビー級選手権
王者・安齊勇馬 vs 挑戦者・諏訪魔
▼世界タッグ選手権
王者組・斉藤ジュン、斉藤レイ vs 宮原健斗、青柳優馬
▼世界ジュニアヘビー級選手権
王者・ライジングHAYATO vs 土井成樹
▼2point5女子プロレス提供タッグマッチ
スペル・デルフィン、スーパーW vs 枚方兄さん、フライング・ペンギン
▼タッグマッチ
鈴木秀樹、佐藤光留 vs 田村男児、井上凌
▼8人タッグマッチ
大森北斗、羆嵐、サイラス、ジャック・ケネディ vs 黒潮 TOKYO ジャパン、立花誠吾、吉岡世起、MUSASHI
▼タッグマッチ
本田竜輝、綾部蓮 vs 芦野祥太郎、ボディガー
2024年07月04日 12:00
プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾が主宰する「ドラディション」は4日、11月22日に後楽園ホールで「DRAGON EXPO 1978」を開催することを発表した。
2024年07月04日 11:43
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が3日(日本時間4日)に放送され、AEWインターナショナル王者のウィル・オスプレイ(31)がダニエル・ガルシア(25)の挑戦を退け防衛に成功した。
オスプレイは6月30日(同1日)に新日本プロレスとの合同興行「Forbidden Door」(ニューヨーク)でAEW世界王者のスワーブ・ストリックランドに敗戦。これを受けてこの日の大会中にドン・キャリスファミリーの脱退を申し入れた。
心機一転のオスプレイはガルシアと激闘を展開。パワーボムからスタイルズクラッシュをさく裂させて攻勢に出る。しかしヒドゥンブレード、ストームブレイカーを立て続けに阻止されると、オスカッターをキャッチされてパイルドライバーで反撃にさらされた。
するとガルシアのセコンドに付いていたMJFがダイヤのリングを渡す。ガルシアは悩んだ末に返したが、一連のやり取りで生まれたスキをオスプレイは見逃さない。走りこんでのヒドゥンブレードをクリーンヒットさせ、3カウントを奪ってみせた。
試合後はオスプレイがガルシアの健闘を称えて先に花道をあとにする。MJFもガルシアと抱擁をかわして励ましたが、何と直後に裏切りの急所攻撃を見舞う。ダイヤのリングで殴って血祭りにあげると、雪崩式パイルドライバーで完全にKOした。
極悪非道な男に戻ってしまったMJFに対し、オスプレイは怒り心頭でリングに戻ってきた。しかしMJFは悪態をつきながら退場。ガルシアが担架で運ばれていく姿が映し出され放送は終了し、オスプレイとMJFの遺恨が勃発した。
2024年07月04日 11:18
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が3日(日本時間4日)に放送され、元新日本プロレスのレインメーカーオカダ・カズチカ(36)が大暴れした。
オカダが属する「ジ・エリート」は、金網に囲まれた2つのリングで戦うチーム対抗戦「ブラッド&ガッツ」(24日=同25日、テネシー州ナッシュビル)への出場が決定している。この日の大会でマーク・ブリスコが登場しチームAEWの1人目に名乗りを上げると、ジ・エリートのジャック・ペリーが急襲。この蛮行に対しカイル・オライリーがブリスコの救出に訪れた。
しかしその背後から姿を現したのがオカダだ。オライリーをリング中央に引き寄せると問答無用のレインメーカーでKO。悠然と登場したヤングバックス(マシュー&ニコラス)がブリスコにダメ押しのEVPトリガーを浴びせ、リング上を制圧した。オカダがコンチネンタル王座、ヤングバックスがAEW世界タッグ王座、ペリーがTNT王座と、それぞれのベルトを誇示すると会場は大ブーイングに包まれた。
さらにこの日の大会ではオーエン・ハート杯トーナメントの1回戦が行われ、ジ・エリートの用意したワイルドカードとしてハングマンアダム・ペイジが復帰。ジェフ・ジャレットを下し、ジェイ・ホワイトとの準決勝に進出した。
「ブラッド&ガッツ」は5対5で行われるため、ジ・エリートは1人メンバーが足りない状態。ヤングバックスは早速5人目のメンバーとしてペイジに声をかけた。しかし過去にヤングバックスによって謹慎させられた恨みを持つペイジは「俺は子どもでも操り人形でもない。もうジ・エリートじゃないんだ」と激高して掴みかかる場面も…。人間関係は複雑化の一途をたどっており、今後の展開から目が離せなくなりそうだ。
2024年07月04日 06:12
◆新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2024」(3日、後楽園ホール)観衆1225
新日本プロレスは3日、後楽園ホールで「NEW JAPAN SOUL 2024」を開催した。
第4試合の「G1 CLIMAX 34」Bブロック出場者決定トーナメント準決勝で棚橋弘至がボルチン・オレッグと対戦。昨年まで「G1」22年連続出場の歴代最多記録を持っている棚橋だったが、オレッグのカミカゼに沈み「G1」出場を逃した。
試合後、オレッグは「本当に棚橋さん、ありがとうございました。これからも本当に頑張ります。今まで棚橋さんと矢野さんに勝ったから、絶対に次も勝たなきゃいけないし、『G1』優勝しないといけないと思う」と喜びを表した。
敗れた棚橋は、バックステージで大の字になり「夏、終わりました。マジか……。すげえ逸材だと思うよ、ボルチンは。クソォ……。『G1』、優勝する予定だったんだけど。そうか、そうだな……。クソォ……」とうめき、立ち上がると「明日から、明日から来年の『G1』の準備をしようか。俺が最速でスタート切るから」と見据えた。
この日の後楽園の結果で7・5東京武道館で行なわれるトーナメント決勝は、Aブロックがタイチvsオレッグ、BブロックがYOSHI―HASHIvsニューマンに決定した。
◆7・3後楽園全成績
▼第1試合 20分1本勝負
TAKAみちのく、○上村優也、SANADA、DOUKI(9分05秒、ダイビングクロスボディ→片エビ固め)本間朋晃●、真壁刀義、永田裕志、エル・デスペラード
▼第2試合 20分1本勝負
ティタン、高橋ヒロム、○辻陽太(5分45秒、反則)金丸義信、SHO、成田蓮●
▼第3試合 20分1本勝負
○BUSHI、ティタン、高橋ヒロム、辻陽太、鷹木信悟、内藤哲也(4分43秒、ファブル)ディック東郷●、金丸義信、SHO、高橋裕二郎、成田蓮、“キング・オブ・ダークネス”EVILグ・オブ・ダークネス”EVIL
▼第4試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場者決定トーナメント準決勝戦時間無制限1本勝負
○ボルチン・オレッグ(6分50秒、カミカゼ→エビ固め)棚橋弘至●
▼第5試合 同Aブロック出場者決定トーナメント準決勝戦時間無制限1本勝負
○カラム・ニューマン(14分38秒、オスカッター→片エビ固め)KENTA●
▼第6試合 同Bブロック出場者決定トーナメント準決勝戦時間無制限1本勝負
○タイチ(19分26秒、ブラックメフィスト→片エビ固め)TJP●
▼第7試合 同Aブロック出場者決定トーナメント準決勝戦時間無制限1本勝負
○YOSHI―HASHI(26分01秒、カルマ→片エビ固め)石井智宏●