2024年07月02日 20:30
「楽天−オリックス」(2日、はるか夢球場) 楽天は痛いミスから追加点を奪われた。 1−3で迎えた六回、1死二塁から西川の放った飛球を左翼の阿部が痛恨の落球。1死二、三塁とピンチを拡大すると、続くセデーニョに適時打を浴び、リードを広げられた。 楽天が負けて、首位・ソフトバンクが引き分け以上で自力優勝消滅となる一戦は、中盤に失点を重ね劣勢の展開となった。
2024年07月04日 23:23
○ DeNA 3 − 0 ヤクルト ●
<14回戦・横浜>
DeNAの平良拳太郎が4日、ヤクルト戦に先発し、9回113球を投げ、7被安打、5奪三振、0与四死球、無失点でプロ初の完封勝利を挙げた。
8回まで92球を投げ無失点に抑えていた平良は3−0の9回もマウンドへ。一死後、代打・青木宣親にライト前に運ばれるも、西川遥輝を右飛で2アウト。代打・山田哲人に内野安打で一、三塁とされたが、最後は宮本丈を空振り三振で締めた。
4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−ヤクルト』で解説を務めた里崎智也氏は、「素晴らしかったですよね。3ボールになった時もありましたけど、最後まで制球よく投げ切れたんじゃないですかね」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月04日 23:09
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
広島が連敗を3で止めた。新井貴浩監督は代走として出場し、二盗&三盗を決め、暴投で決勝のホームに生還した羽月隆太郎を絶賛した。以下、新井監督の主な一問一答。
◇ ◇
(テレビインタビュー)
−羽月の三盗はサインか?
「サインというよりも、彼には任せていますので。あそこは小園の代走でしたけど、出たらもう勝負をかけて羽月と決めていましたので、彼がこちらの期待に100%応えてくれました。本当に素晴らしい走塁だったと思います」
−本塁生還の一歩目も素晴らしかった。
「本当、彼の性格はとにかく前へ前へなので。迷いがなかったですね。少しでも迷いがあったらホームは帰れてなかったと思うので、本当に素晴らしい勇気のある走塁だったと思います」
−打順も入れ替えた。
「日々いろいろ考えながら組んではいるんですけど、打順もサインも含めて、昨日一昨日とすごく流れが悪い中で、今日も相手が村上投手だった。こちらも、むちゃくちゃやらないといけないと思っていましたので。どんどん攻めていったんですけど、選手がこちらのサインに応えてくれたと思います」
−立ち上がりから動きまくった。
「リスク覚悟でね。そういった中で、二回のキクの、あのプレーはもうすごかったですね。キクのあのプレーがなかったら、今日の試合、終わってたかもしれない。それぐらい素晴らしいプレーでした。本人に聞いても、『見えてなかったです』と言ってたんで。本当素晴らしい、あのキクのプレーというのがあったので、今日こういう試合になったと思います」
(ペン囲み)
−四回に代打・松山
「もうどんどん攻めていく、起用にしてもそうだし、すべての面でリスク覚悟でどんどんいかないとね。ある程度、めちゃくちゃやらないと。いい意味でね。でも、選手が本当それに応えてくれたと思います」
−羽月は日頃から準備をしていた結果。
「しっかり彼も準備しているのを知っていますし、本当に勇気いると思うんですよね。際際を戦っているので。アウトになる恐怖もあると思いますし、そういう中でいろんなものと戦いながらスタートを切ってくれるので、本当になくてはならない存在ですよね。それは全部が全部100%はないんですから、失敗しても攻めていけよと言ってますから」
2024年07月04日 23:07
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
試合序盤から盗塁、エンドランと足技を絡めた積極采配で連敗を3で止め、7月初勝利を挙げた広島・新井監督が意外なところでファンの注目を集めている。
相手の暴投で1点を勝ち越してなお2死二、三塁から、堂林が左翼線に2点適時二塁打を放った場面。スポーツナビの一球速報では「スライダー、ガッツポーズ(新井監督)、ランナー二塁」と表示される異例の展開となっていた。
SNSでは「ガッツポーズ」がトレンド入り。ファンの間では「堂林のガッツポーズじゃなくてそっちねwww」「これはスポナビの勝ち」「スポナビに座布団1枚!」「最高におもろい」「珍しいパターン」「初めて見たような」といった反響を集めている。
2024年07月04日 22:48
ロッテ3―1日本ハム(パ・リーグ=4日)――ロッテが継投で逃げ切り、3カード連続の勝ち越し。
2024年07月04日 22:43
DeNA3―0ヤクルト(セ・リーグ=4日)――DeNAの平良がプロ初の完封勝利。
打線は二回に内野ゴロの間に先制し、六回に牧の適時二塁打、八回には佐野が適時打を放った。ヤクルトは拙攻が響いた。
◇
広島7―5阪神(セ・リーグ=4日)――広島が連敗を3で止めた。同点の八回、暴投で勝ち越し、堂林の2点打などで突き放した。阪神は九回に大山のソロなどで2点を返す粘りを見せたが、及ばず。
2024年07月04日 22:38
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
広島・新井監督が初回先頭で右前打を放った秋山に初球での二盗を指示し、その後もエンドランを何度も仕掛け、1点を追った序盤の四回で代打の切り札・松山を投入するなど、「無茶苦茶やらないと勝てないと思った」と振り返った一戦。
勝負を決めたのは八回に代走で投入された羽月の足だった。先頭で小園が出塁すると、指揮官はすかさず代走・羽月を告げた。1死後に二盗を決めると、野間の四球を挟んで、これまた初球に三盗を決め、石井の暴投で決勝のホームを陥れ、一挙4得点の流れを呼び込んだ。
羽月はお立ち台で「昨日、一昨日と悔しい負け方をしていたので、事を起こして勝ちたいなと思っていました」と代走で投入された場面を振り返り、二盗を決めたシーンについては「無心で走ってセーフになった瞬間、でかぁーっと思いました」と話し、スタンドを笑いに導いた。
2死二、三塁から2点二塁打を放った堂林は「羽月さんのおかげです。羽月さんの二盗、三盗で勇気を持つことができました。ありがとうございます」と、9歳年下の羽月を「さん付け」で呼んで活躍を称賛すると同時に、球場を盛り上げていた。
2024年07月04日 22:31
○ 広島 7 − 5 阪神 ●
<13回戦・マツダスタジアム>
広島は同点で迎えた8回裏に一挙4得点。連敗を「3」で止め、再び貯金を「7」とした。
先発のアドゥワは1点リードで迎えた2回、先頭からの連続四球で一死二、三塁のピンチを招くと、8番・小幡に左前適時打を許し同点。さらに、続く相手投手の9番・村上にも左前適時打を浴び逆転を許した。なおも一死一、三塁で1番・近本には中犠飛を許し3失点目。その後、4回裏の攻撃で代打を送られ、4回5安打3失点の内容で降板した。
打線は2点を追う4回、4番・坂倉、5番・野間の連打などで一死二、三塁とし、阪神先発・村上の暴投で三塁走者の坂倉が生還。1点差に迫った5回は3番・小園の左翼線二塁打などで一死二、三塁とし、坂倉の遊ゴロの間に三走・矢野が同点ホームを踏んだ。
3−3で迎えた8回は先頭の小園が右前打で出塁し、新井監督はすかさず代走・羽月を投入。足のスペシャリストは一死一塁で二盗を成功させると、さらに一死一、二塁となった直後に今度は三盗を決めてチャンス拡大。そのあと二死満塁となり、阪神3番手・石井の初球が暴投となる間に逆転となるホームに滑り込んだ。
羽月の積極走塁で勝ち越し点を奪ったあとも、8番・堂林の左越え2点適時二塁打などで3点を追加。リリーフ陣は2番手・矢崎が2イニングを無失点に抑えるなど攻撃陣の逆転劇を呼び込み、5番手の島内が今季6勝目(5敗)を手にした。
泥まみれのユニホーム姿でお立ち台に上がった羽月は、立て続けに成功させた二盗と三盗について「昨日、一昨日と悔しい思いをしていたので、何とか事を起こそうと思っていた。体が勝手に動いたという感じですね」とコメント。暴投での決勝生還については「いいピッチャーなので簡単には打てないですし、低めに投げてくるのは分っていたので準備はしていました」と胸を張った。
2024年07月04日 22:24
「DeNA3−0ヤクルト」(4日、横浜スタジアム)
DeNA・三浦大輔監督はプロ初完封をマークした先発の平良について「よくやってくれた。
2024年07月04日 22:21
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
勇猛果敢な“足攻”で敵をかく乱し、勝利をもぎ取るというのが広島の勝ちパターンの一つ。この日の試合では八回1死一、二塁から、阪神・石井の代わりばなに二走・羽月が初球三盗を決め、そこから一挙4得点して試合を決めた。
デイリースポーツ評論家・佐藤義則氏は、羽月の足に対し無警戒だったことは否めないとしながらも、石井−梅野のバッテリーのあり方には一定の理解を示した。
◇ ◇
石井は初球、羽月に盗塁を許し、その後、2死満塁と拡大したピンチの結果、勝ち越し点は石井の暴投だった。バッテリーがばたついていたようにも見えるだろう。
しかし、この投手交代の場面、私が投手コーチだったら石井には「初球、直球でヒットだけは気をつけよう」と声をかける。
そうなれば相手は勢いづき、投手交代に後手のイメージを与えてしまうからだ。
その初球、石井は変化球を外角低めに外した。ここで二走・羽月が盗塁を決め一、三塁。梅野の三塁送球がわずかにワンバウンドしたが、ストライク送球であればとか、直球を要求していればという見方はあるにせよ、バッテリーの球種選択は間違っていない。
少なくとも打者・石原に対しての攻め方は合格点だ。
ただ、羽月はああした盗塁をよくやってくるだけに、無警戒の印象は残るし、それを防ぐことができれば4失点はなかった可能性もある。
この盗塁を防ぐ手だてとして、もちろんバッテリーの警戒度を高める必要はあるが、例えばショートの小幡が石井に注意喚起を促すということがあってもいい。その声は羽月にも聞こえるはずで、わずかでも躊躇させられるかもしれない。
また、防御をバッテリー任せにしないことも、チームとして考えていきたい。
2024年07月04日 22:10
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
3連敗中だった広島・新井監督が初回から動きに動きまくって連敗を止めた。
初回先頭の秋山が出塁すると、次打者・矢野の初球に二盗。阪神・梅野の悪送球も重なって無死三塁として矢野が先制の右前適時打と好スタートを切った。
二回にアドゥワが3点を失って逆転を許したが、四回に村上の暴投で1点差に詰め寄ると、2死一、三塁の場面で代打の切り札・松山を投入。惜しくも空振り三振に終わって同点に追いつくことはできなかったが、指揮官の執念はナインに確実に伝わった。
五回1死二、三塁から坂倉の遊ゴロ間に同点に追いつくと、八回先頭で小園が出塁すると、すかさず代走・羽月を投入。すると羽月は1死から二盗。野間の四球を挟んで3番手・石井がマウンドに上がると、また初球に三盗。そして右腕の暴投で好スタートを切り、決勝のホームを陥れた。
新井監督は羽月の走塁に関して「彼に任せてるんで。こちらの期待に100%応えてくれました」と最大限の称賛の言葉を寄せた。
この日は序盤から足を絡めて攻撃を仕掛け続けた。指揮官は「連敗中でしたし、村上投手はいい投手なので、こちらも無茶苦茶やらないと勝てないと思った。こちらのサインに選手が応えてくれました」と笑顔で振り返った。
また、逆転された二回2死一、二塁の場面で、二塁後方に飛んだ前川の打球を懸命の背走から最後はジャンプして捕球した菊池のミラクルキャッチについて、「二回のキクのプレーがなかったら、今日の試合は終わってたかもしれない。素晴らしいプレーでした。本人も『見えてなかった』と言ってたので」と逆転勝利を引き寄せたプレーを絶賛した。
2024年07月04日 21:57
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
初回に先制を許しながら、二回に小幡、村上の適時打と近本の犠飛で逆転した。だが、序盤から足技を仕掛けてきた広島に同点の八回、代走・羽月に二盗、三盗、そして石井の暴投で決勝の生還を許すという負け方で3連勝を逃し、首位・広島とのゲームは3に開いた。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
−八回の羽月の三盗が痛かった。
「けん制もせえへんねんから。初球あれだけやられてるのに、けん制もせえへんもん」
−相手も絶対に負けられないという戦いに見えた。
「前と一緒やんか。初球、秋山にホームラン打たれて。同じことやんか。初球、初球って」
−二回に逆転したが。
「いやいや、次1点取らんとやられるでって、もう三回から言っとったよ。何の細工もないもんな。やられるパターンや。こんなもん。見とったら分かるやろ。1点取らんかったら、やられるでって。三回に言うたわ、三回に」
2024年07月04日 21:49
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
阪神は同点の八回に広島の代走・羽月に二盗、三盗を決められた揚げ句、最後は石井の暴投で決勝のホームを奪われた。
2024年07月04日 21:34
「ソフトバンク0−4西武」(4日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクは今季6度目の完封負け。連勝は4で止まり、対西武はホーム8戦目で初黒星を喫した。また、ソフトバンクは勝てば両リーグ最速50勝到達だったが、お預けとなった。
またしても西武ルーキー左腕の武内に封じ込まれた。七回までは二塁を踏めず、八回に9番・広瀬のポテンヒットが幸運な二塁打となりようやくチャンスを作ったものの後続を抑えられた。
これで今季3度対戦して2度土をつけられ、計24イニングで1点しか奪えていない。小久保監督も「ルーキーとは思えないピッチャー。バテていても、味方のエラーの後も、広瀬のツーベースの後も崩れない。今年のルーキーでは断トツじゃないですか」と脱帽だった。
先発の大関は調子が上がらない中でも6回2失点と粘ったが、援護に恵まれずに今季初黒星(5勝)を喫した。
2024年07月04日 21:31
「日本ハム1−3ロッテ」(4日、エスコンフィールド)
日本ハムが2位ロッテに連敗。中日との交流戦で勝ち越して以来、5カード連続勝ち越しなしで、1カ月前の6月4日の最大貯金9から急失速。4月15日以来80日ぶりとなる今季ワーストタイの借金「1」となった。
試合後、新庄監督は「打てそうで打てなかったですね」と振り返ったが、借金については「開幕して1敗しただけ。全然大丈夫。これからこれから。関係ない関係ない。これから行きますよ。(オリックスが上がってきているが)逆に楽しみますよ」と、前を向いた。
先発の上原は粘りの投球で四回まで無失点。だが、1点リードの五回2死走者なしから藤原、高部、小川の3連打で2点を失い逆転を許すと、六回には安田の適時二塁打で追加点を許した。5回1/3を10安打3失点。今季0勝4敗となった。
打線は初回、レイエスの左翼線二塁打などで1死二、三塁とし、4番・郡司がきっちり二ゴロを放って1点を先制。二回以降はロッテ先発・西野の丁寧な投球の前に沈黙した。
2024年07月04日 21:26
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
広島が連敗を3で止めた。同点の八回2死満塁から、石井の暴投で勝ち越し点を奪い、さらに堂林の2点二塁打、代打・二俣の中前適時打で一挙4点を奪った。
この回先頭の小園が右前打を放つと、新井監督は代走・羽月を投入。その羽月は1死から二盗を決めると、野間の四球を挟んで三盗を決めるなど、足で阪神バッテリーを揺さぶり、相手の暴投で奪った決勝点も羽月の足が生きる形となった。
打線は阪神先発・村上の初回から攻め立てた。先頭秋山が右前打を放つと、すぐさま二盗。梅野の悪送球が重なり、無死三塁とすると矢野の右前打で先制に成功した。
2点ビハインドの四回には暴投で1点を奪うと、五回は1死二、三塁から、今季4度目の4番に入った坂倉の遊ゴロで同点に追いついた。
先発のアドゥワは制球に苦しむ場面が目立った。二回に先頭から2者連続で四球を与え、ピンチを招くと、小幡に同点の左前適時打。続く村上にも左前適時打を許すと、近本には中犠飛を浴び、この回3失点。結局、今季最短タイの4回5安打3失点で降板。自身最多に並ぶ6勝目はお預けとなったが、その後の5イニングを矢崎、塹江、森浦、島内、黒原、栗林がつないだ。