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2026年04月20日 18:54
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」2日目(19日=日本時間20日)は、ネバダ州ラスベガスのアレジアントスタジアムに5万5255人の大観衆を集め、激闘の連続となった。 男子インターコンチネンタル(IC)王座をかけた6WAYラダー王座戦は、王者ペンタ、殿堂者レイ・ミステリオ、ドラゴン・リー、JDマクダナに21歳のジェボン・エバンス、怪力ルセフが激突。驚異の大技が飛び交い、超絶の攻防が繰り広げられた。 ペンタがラダー上でJDにメキシカンデストロイヤーをさく裂させれば、エバンスはコーナーから飛んでラダー上のルセフにOGカッターだ。JDがリーにラダー上からスパニッシュフライを放つと、リーはミステリオにAJスタイルズから継承したスタイルズクラッシュをくらわせた。空前の名勝負は、ペンタがエバンスをメキシカンデストロイヤーで打ちつけてKO。ラダーを上がってベルトを奪取し、IC王座防衛に成功した。 祭典初出場の新星トリック・ウィリアムズは、サミ・ゼインの持つ男子US王座に挑戦。ベテランから得意技のフルコースを浴びたが、とどめのヘルヴァキックの体勢に入るとウィリアムズのセコンドで人気ラッパーのリル・ヨッティが介入。ロープにゼインの顔面を打ちつけた。最後はウィリアムズがカウンターのトリックショット(ジャンピングニー)でゼインをフォールし、メイン王座初戴冠を果たした。試合後は観客席最前列の両親とハグし、意外な好青年ぶりを披露。大会後のポストショーでは、交際中の前WWE女子タッグ王者ラッシュ・レジェンドとダンスしてアツアツぶりも見せつけた。 フィン・ベイラーは化身の「デーモン」となって、無法集団「ザ・ジャッジメント・デイ」の仲間だったドミニク・ミステリオとストリートマッチで遺恨決着戦。最強の悪魔を相手にドミニクも健闘したものの、デーモンはイス攻撃からテーブル上に載せた殿堂者ミステリオの息子に、クー・デ・グラ(ダイビングフットスタンプ)をぶち込み3カウントを奪った。 2月末にAEWから移籍してきた呪いの変人ダンハウゼンは、昨年12月に引退したレジェンド、ジョン・シナとリング上で初対面。6人のミニハウゼンを引き連れ、ザ・ミズ&キッド・ウィルソンともみ合いに。倒れたミズに呪いをかけると、シナの得意技ファイブナックルシャッフルを決め、やんやの歓声を浴びた。目の前で繰り広げられる摩か不思議な光景に、シナも「いやあ、ホントにすごかったねえ。引退生活、最高だよ」と苦笑い。加わらなくてよかった…の表情だった。 「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて中継された。
2026年04月20日 20:10
新日本プロレス20日の後楽園大会で、東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフアロン(30)が極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のドン・ファレ(44)に屈辱の一本を取られた。
「NEW JAPAN CUP」の1回戦でファレに敗れたウルフは、5月3日福岡大会でのリマッチに臨む。この日はボルチン・オレッグ、矢野通と組んで、H.O.Tのファレ、成田蓮、ディック東郷組と激突した。
ファレと対峙したウルフはラリアート、エルボードロップを連続で発射。しかし、170キロの巨体を持ち上げることができず、ボディースラムは不発。逆にショルダータックルで倒されてしまった。
その後も一進一退の攻防は続いたが、最後は矢野が東郷をスクールボーイで丸め込んで3カウント。ウルフのチームは勝利した。試合後のリングで矢野は、ファレと成田にリンチを受ける。ウルフはボルチンとともに救出に入るが、ファレからサモアンドロップでマットに叩きつけられ一本。グロッギー状態でリングを後にした。
バックステージでウルフは「こんな屈辱初めてだよ。柔道家はな、投げられるイコール死ぬと一緒なんだよ。あんだけ大見栄張っときながら、こんなざまの自分が許せねえよ。この借りはぜってえ返すからな」とリベンジを誓っていた。
一方のファレは「一本だから1000万持ってこいコラ!」とインターネットテレビ「ABEMA」で11日に放送された「ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円」企画になぞらえ、日本語で挑発していた。
2026年04月20日 20:06
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月2日、東京ドーム)
4団体統一王者の井上尚弥(33)=大橋=が20日、横浜市の所属ジムで公開練習を行った。元世界3階級制覇王者でWBA・WBC・WBO同級1位の中谷潤人(28)=M・T=とのドリームマッチまで12日。「(対戦呼びかけから)長かったようで早い1年だった。残り2週間を切って、非常に楽しみ。心身ともにいい状態」と心境を明かし、「対策も最終段階で、どんな入り方、どんな戦い方もできる準備ができている。(中谷戦への)イメージはすごく高まっている」と絶対的な自信をにじませた。
井上は32勝(27KO)無敗、中谷も32勝(24KO)無敗で、ともにパウンド・フォー・パウンド入りしている同士の日本人頂上決戦。既にチケットは完売し、国内のボクシング興行では史上最多となる約5万5000人を動員することも確実となっているが、井上は「重圧は毎試合乗り越えて32戦やってきているので、今に始まったことでもないので気にしていない。ただ、こういった大一番で負けられない気持ちは非常に強い」と力を込めた。
歴史的一戦に臨む井上について、大橋ジムの大橋秀行会長は「生き生きと楽しそうにやっている。決闘に向かうというより、ゲームをやるような、楽しみにしている感じ。接していて、悲壮感がない。大舞台で注目もされるが、(重圧を感じている様子は)全くない」と明かした。また、どちらが先に主導権を握るかが大きなカギになるが、「1ラウンドが見ものですね。(序盤から)動きますね。俺は(中谷が)どうやって出てくるか、9割方わかっているけど。予測はついています」と、不敵に笑った。
一方、中谷陣営から視察に訪れたM・Tジムの村野健会長は「調子が良さそうですね」と井上の印象を明かし、「いろんなことを想定しているんだなと感じた。1ラウンド目から集中して取り組んでいかないといけない。いろんな作戦もあるが、実際に対峙(たいじ)して感じ取れる状態から動き出すことがお互いにあるかな」と話すにとどめた。
2026年04月20日 18:54
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」2日目(19日=日本時間20日)は、ネバダ州ラスベガスのアレジアントスタジアムに5万5255人の大観衆を集め、激闘の連続となった。
男子インターコンチネンタル(IC)王座をかけた6WAYラダー王座戦は、王者ペンタ、殿堂者レイ・ミステリオ、ドラゴン・リー、JDマクダナに21歳のジェボン・エバンス、怪力ルセフが激突。驚異の大技が飛び交い、超絶の攻防が繰り広げられた。
ペンタがラダー上でJDにメキシカンデストロイヤーをさく裂させれば、エバンスはコーナーから飛んでラダー上のルセフにOGカッターだ。JDがリーにラダー上からスパニッシュフライを放つと、リーはミステリオにAJスタイルズから継承したスタイルズクラッシュをくらわせた。空前の名勝負は、ペンタがエバンスをメキシカンデストロイヤーで打ちつけてKO。ラダーを上がってベルトを奪取し、IC王座防衛に成功した。
祭典初出場の新星トリック・ウィリアムズは、サミ・ゼインの持つ男子US王座に挑戦。ベテランから得意技のフルコースを浴びたが、とどめのヘルヴァキックの体勢に入るとウィリアムズのセコンドで人気ラッパーのリル・ヨッティが介入。ロープにゼインの顔面を打ちつけた。最後はウィリアムズがカウンターのトリックショット(ジャンピングニー)でゼインをフォールし、メイン王座初戴冠を果たした。試合後は観客席最前列の両親とハグし、意外な好青年ぶりを披露。大会後のポストショーでは、交際中の前WWE女子タッグ王者ラッシュ・レジェンドとダンスしてアツアツぶりも見せつけた。
フィン・ベイラーは化身の「デーモン」となって、無法集団「ザ・ジャッジメント・デイ」の仲間だったドミニク・ミステリオとストリートマッチで遺恨決着戦。最強の悪魔を相手にドミニクも健闘したものの、デーモンはイス攻撃からテーブル上に載せた殿堂者ミステリオの息子に、クー・デ・グラ(ダイビングフットスタンプ)をぶち込み3カウントを奪った。
2月末にAEWから移籍してきた呪いの変人ダンハウゼンは、昨年12月に引退したレジェンド、ジョン・シナとリング上で初対面。6人のミニハウゼンを引き連れ、ザ・ミズ&キッド・ウィルソンともみ合いに。倒れたミズに呪いをかけると、シナの得意技ファイブナックルシャッフルを決め、やんやの歓声を浴びた。目の前で繰り広げられる摩か不思議な光景に、シナも「いやあ、ホントにすごかったねえ。引退生活、最高だよ」と苦笑い。加わらなくてよかった…の表情だった。
「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて中継された。
2026年04月20日 18:19
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月2日、東京ドーム)
4団体統一王者の井上尚弥(33)=大橋=が20日、横浜市の所属ジムで公開練習を行った。
2026年04月20日 18:13
ブレイキングダウンで注目を集めた飯田将成が20日、インスタグラムを更新。2000万超のネックレスを購入したことを明かした。
飯田は「オリジナルのネックレスが欲しくて、背中の鷹をモチーフにしたネックレスを制作してたけど、やっと完成しました!」と、写真付きで紹介。首と手首にダイヤが輝いており、「ダイヤとラボダイヤを勧められて一緒に購入したら2000万超えた笑 40歳の節目に自分へのご褒美ってことでいっか笑」とつづった。
衝撃の値段にフォロワーからも反響を集め、「凄い!」、「しびれるお値段!」、「素敵すぎます」、「えぐい」、「2000万の男」、「似合ってます」などの声が寄せられている。
飯田はブレイキングダウンで注目を集め、インスタグラムのフォロワー数も25万人超。岐阜県内で七輪焼肉「豚ホルモンとんとん」を経営している。
2026年04月20日 13:37
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」2日目(19日=日本時間20日、ネバダ州ラスベガス・アレジアントスタジアム)、メインの世界ヘビー王座戦は、OTCローマン・レインズ(40)が30分超えの壮絶な死闘の末に王者CMパンク(47)を破り、2年ぶりに最高峰王座を手にした。
1月のロイヤルランブル戦で優勝し、祭典での最高峰王座挑戦権を得た。パンクとは昨年の祭典でセス・ロリンズを加えた3WAY戦で激闘を繰り広げており、迷わず反骨のカリスマを標的とした。パンクからは得意のマイク爆弾を仕掛けられたが、前回ロウでは互いにリスペクトを示し、真っ向勝負を誓い合っていた。
戦前の予想通り、序盤から激しい攻防を展開。レインズはエプロンでロープ上段から宙づりになったパンクに、鉄階段を打ちつけ額を割った。さらに豪快なパワーボムで実況席に叩きつける。リング内ではパンクの必殺技GTSを仕掛けるが、パンクは意地で回避してハイキックからおきて破りのスーパーマンパンチ。さらにOTCの証し、ウラファラを首にかけてスピアーを見舞った。
だがレインズはギロチンチョークで捕獲して絞め上げる。パンクのアナコンダバイスもギロチンで切り返し、47歳の王者からスタミナを奪っていく。それでも海千山千のパンクはしたたかだ。右腕のテーピングを丸めてレインズに投げつけると、レフェリーが拾い上げた。ゴミをスタッフに渡そうと背を向けたところで、パンクはまさかのローブロー。すかさずレインズを担ぎ上げてGTSでヒザをぶち込んだ。レインズがカウント2でクリアすると、場外の実況席上にレインズを載せて、コーナーポスト上段からエルボードロップを敢行。OTCを実況席ごと破壊してみせた。
祭典の大トリは30分を超える死闘となり、5万5255人の大観衆から「これぞ名勝負!」のチャントが上がった。勝負をかけたパンクはリング内でGTSを発射。さらに連発を狙ってレインズを担ぎ上げるも、スタミナを消耗したのか力尽きて、前のめりに崩れ落ちる。めぐってきた好機に、OTCはスピアーを連発。こん身のタックルをパンクのボディーに突き刺して33分58秒、3カウントとベルトを奪った。
最高峰王座は2年前の祭典「レッスルマニア40」で、コーディ・ローデスに敗れて統一WWE王座から陥落して以来となる。前回は極悪軍「ザ・ブラッドライン」を率いて1316日の超長期政権を築き上げたが、防衛戦を数か月に1回しか行わなかったことで批判を受けた。
ところが、大会後のポストショーに出演したレインズは「パートタイムみたいな状況? 俺たちが直してやるよ。お前らちゃんと空けとけよ。この夏中、ずっと俺のケツを見ることになるからな」と表明。今後はフルタイムで参戦することを予告した。ブロック・レスナーに圧勝した新怪物オバ・フェミとの対決にも意欲を見せるOTCは、再びWWEをけん引する。
「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて放送された。
2026年04月20日 13:35
DDTと新日本プロレスは20日に都内で会見を開き、6月8日に東京・後楽園ホールでスーパー・ササダンゴ・マシン(48=DDT)と矢野通(47=新日本)の「一面対抗戦パート2」として「5対5勝ち抜き団体戦」を開催することを発表した。
ササダンゴと矢野は昨年6月に後楽園で局地的な「一面対抗戦」を開催。しかし試合が進むごとに両団体を巡るキーパーソンたちが続々と登場すると、最後はわだかまりがとけて大団円。2時間6分32秒両者リングアウト引き分けで幕を閉じた。
そしてこの日、2度目の一面対抗戦として今回はスポーツマンシップに則った5対5勝ち抜き団体戦の実施が決定。ササダンゴ軍と矢野軍がそれぞれ結成されて、両軍の威信をかけて対決する。
会見に出席したササダンゴは昨年の対抗戦を経て「矢野選手だけでなく新日本プロレスに強いリスペクトを持つようになりました」と心境を告白。「今回、スポーツマンシップという一面において新日本プロレスさんと改めて向き合えたらと思います」と闘志を燃やした。
対する矢野も「よく考えると面ってどこまでも広げられるんですね。新日本にある、僕が出せる一面、DDTのササダンゴさんが出せる一面…リスペクトとスポーツマンシップ、あとはフェアプレー、日大出身なので。日大魂を背負ってですね、新日本プロレスを背負って戦いたいと思います」と闘志満々だ。
5対5勝ち抜き戦となるともはや「一面」ではなく「全面」対抗戦ではないかという疑念もある。ササダンゴは「私はあくまでも一面対抗戦であるとと強調したい部分もありますが、今回はどうやらDDTも総力戦で行く覚悟ではあります」とアッサリ告白。
矢野も「やっぱり対抗戦と名をつけるからには(前回の試合で)決着をつけるべきというかつけたかったので。それもあって、今回このリングに立とうという気持ちもあるので。本隊の選手の力を借りて戦いたいと思います」と団体の威信をかけて必勝を誓った。
各チームのメンバー構成に関しては矢野が「本隊の選手のなかでバラエティに富んだ、どんな相手が来てもできる選手。その辺を考えて、柔と剛を取り入れていきたいなと思います」と明言。ササダンゴは「私個人は特にユニットに所属していないので、逆に個人の関係性のなかで、友達中心になるのかもしれませんが後輩もたくさんいますので、いろいろな人に声をかけながら対応できるのではないかと思います。まだ時間はありますのでいいメンバーを揃えていきたい」と意気込んだ。
その一方でルールやレフェリー問題など、細かい問題に関しては「すり合わせが必要です」(矢野)「まず今日は(対抗戦を)やるんだということをお伝えしたかったので」(ササダンゴ)と今後の話し合いで決まっていく見込み。あくまで各チーム5人ずつの構成でシングルマッチ形式とは限らず、臨機応変に詳細を煮詰めていくという。
2026年04月20日 11:03
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」2日目(19日=日本時間20日、ネバダ州ラスベガス・アレジアントスタジアム)、ジーニアス・オブ・ザ・スカイことイヨ・スカイが、タッグチーム「リヨ」の盟友リア・リプリーの救援でサプライズ登場を果たした。
2026年04月20日 09:36
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」2日目(19日=日本時間20日、ネバダ州ラスベガス)、ビーストブロック・レスナー(48)とルーラー(支配者)オバ・フェミ(27)の新旧怪物対決は、新怪物が圧勝。敗れたレスナーは引退を示唆した。
プロレス最高峰のWWEとIWGP、総合格闘技のUFCでヘビー級王座を手にした史上唯一の男と、ナイジェリア出身でデビューからわずか3年半足らずで祭典出場まで上り詰めた新世代の支配者。前哨戦ではオバが圧倒したこともあって、アレジアントスタジアムに集まった大観衆は新怪物への声援一色だ。
ロックアップからレスナーはショルダーアタック、ラリアートで突進するが、オバには通じない。逆に強烈なラリアートを浴びて、ビーストが場外にエスケープする。体中から異様なオーラを発するオバも、経験豊富なレスナーから場外にひきずり落とされ、コーナーポストに背中から打ちつけられた。さらに鉄階段へと激突させられた。
何とかペースを引き戻したレスナーは、得意のスープレックスシティーに持ち込み、オバの巨体をジャーマンで3度も投げ捨てた。だがこれも新怪物には効かない。バックエルボーで4発目のジャーマンを防ぐと、コーナーにビーストを押し込み、ランニング式のエルボーを連発してみせた。
レスナーは3発目をかわして、必殺のF5でマットに打ちつける。完全に決まったが、オバは何とダウンしない。すぐさま立ち上がって豪快なチョークスラムだ。続けて胸を叩く独特のポーズから、フォールフロムグレーズ(高角度シットダウンパワーボム)でレスナーを叩きつけた。怒とうのラッシュで一気に3カウントを奪った。
わずか4分45秒でビーストに圧勝。2014年の「レッスルマニア30」で怪人ジ・アンダーテイカーの祭典連勝記録を「21」で止めたレスナーを、5分足らずで仕留めてみせた。偉業を成し遂げたオバ自身も驚いた表情で、両手を広げて大の字にダウンしたレスナーを見つめた。27歳の新怪物が48歳のビーストから「真の支配者」の座を奪った。
片やレスナーはオバ退場後にリング上に座り込むと、感極まった表情でオープンフィンガーグローブとシューズを脱いで、リング中央に並べた。これはプロレスラーにとって「引退」の合図だ。さらにデビュー時から代理人とセコンドを務めてきたポール・ヘイマンに両腕で「×」をつくると、抱擁をかわした。続けてグローブとシューズに日本式の座礼。生中継したABEMAの日本語実況も「今ビーストの中に、一つの区切りというのものがつけられたのでしょうか」と指摘した。
苦楽をともにしたヘイマンが号泣する中、観客もレスナーの多大な功績にスタンディングオベーションと「サンキュー、レスナー!」のチャントを送った。故アントニオ猪木さんからも高く評価されたビースト伝説は、新怪物登場によって終えんを迎えた。
2026年04月20日 06:00
ミスター・プロレス天龍源一郎(76)が、旗揚げから16年を経た天龍プロジェクト(天プロ)を総括。19日の新木場大会で初防衛に成功したインターナショナルジュニアヘビー級王者の矢野啓太(38)には暴走専務諏訪魔(49)をぶつけるプランを披露した。
2010年4月に旗揚げした天プロは、この日16周年を迎えた。取材に応じた天龍は「苦しかったことしかないけど、それでも選手がリングの中で己を発揮して、汗かいてコメントしてるのを見ると、打算は吹っ飛んで良かったなと思える」と、これまでの歩みを振り返る。
その上で「今の人はプロレスラーを名乗ってるだけで満足してるヤツが多いから、そこは違うということを第一に言いたい。リングで光ってこそ初めて存在価値があることを、十二分に自覚してほしい」とさらなる飛躍を望んでいた。
この日は団体最高峰王者の矢野が本田アユムを下し、初防衛に成功。天龍は「矢野はだんだん己のポジションをつかみ始めてる」とエールを送る。その上で、クラシカルなレスリングを得意とする矢野に「もっと矢野の試合の組み立て方をぶっ壊す選手と戦わせたいというのが俺の本音」とキッパリ。V2戦の対戦相手の候補として諏訪魔の名前を挙げた。
天龍は「アマレスをやってる懐がどのぐらいあるのかが知りたい。でも、諏訪魔は怖がって出てこないから、そこが問題だ。女子を使ってないで、お前が出てくるんだよ!」と投げかける。
諏訪魔がけん引する団体「エボリューション」は、主力の退団が相次ぐ苦境に立たされているが「大変ぶっているだけだよ。諏訪魔はそういうのが得意だから」と断言。果たして実現は…。
2026年04月20日 05:01
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月2日、東京ドーム)
元世界3階級制覇王者の中谷潤人(28)=M・T=が19日、1カ月間の米ロサンゼルス合宿を終えて羽田空港に帰国した。4団体統一王者の井上尚弥(33)=大橋=との大一番まで残り2週間を切ったが、「バッチリ仕上がった。今までにないくらい好調で、いい合宿を積めた。残りは(国内で)集中してやり切るだけ」と手応えを示した。
モンスター戦に向けて専門誌のインタビューでは「ぶっ倒す」と語り、それを見た尚弥もSNSで好意的に反応。真意について「毎試合そうだが、倒すというファイターの心は持っている。しっかり(試合でも)アクションとして残していきたい」とうなずいた。
国内ボクシング興行として史上最多の約5万5000人の観衆を集めることが明らかになったが「皆さんを満足させたい」と発奮。米国でも空港で声をかけられるなどエールをもらう機会が多かったという。海外ブックメーカーでは井上勝利が優位となっている。「いろんな意見があって当然。5月2日、しっかり見返すだけ」。ほほ笑みの中にも静かに燃える闘志をにじませた。
2026年04月20日 05:01
「プロレス・新日本」(19日、後楽園ホール)
東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフアロン(30)が6人タッグマッチで悪徳集団ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)のドン・ファレへの怒りを増幅させた。
2026年04月20日 05:00
大相撲の雷親方(元小結垣添)、長男の垣添玄空(はるく、18)が19日、東京都墨田区の雷部屋で入門会見を行った。夏場所(5月10日初日、両国国技館)の新弟子検査を受け、垣添をしこ名でデビューを目指す。
特にスポーツ経験はなかったが、強豪の埼玉栄高入学後に相撲を開始し、団体戦メンバーとして昨夏の高校総体3位、昨年秋の国民スポーツ大会で埼玉県の準優勝に貢献するまでに成長。180センチ、115キロ、動きの良さが特徴で「気合を入れて全力を出し切りたい。目標は朝青龍。花火のような力士になりたい」と思い描いた。
母でおかみさんの栄美さんは3度の女子相撲日本一に輝き、埼玉栄高1年の妹・星空(せいら)さんも相撲に取り組む。母からは出し投げを教わったといい「母からもアドバイスをもらえて環境に恵まれている。本当に自分次第」と先を見据えた。
2026年04月20日 05:00
新日本プロレス5月4日福岡大会でIWGPヘビー級王者のカラム・ニューマン(23)に挑戦する鷹木信悟(43)が、最高峰王座奪回後の青写真を明かした。鷹木はベルトをかけて戦いたい相手の筆頭に、後藤洋央紀(46)を指名。今年1月に結婚を発表したスターダム・なつぽいとのキューピッドとなっていた荒武者を相手に、自身の変化と成長を証明するつもりだ。
鷹木はシリーズ開幕戦となった19日後楽園大会の8人タッグ前哨戦でカラムと激突。ショルダータックルで王者を吹き飛ばすなど、ハツラツとした動きでチームの勝利に貢献し決戦に弾みをつけた。
カラムは4日両国大会で辻陽太を撃破し、同王座の最年少戴冠記録を更新した超新星だ。キャリア22年目のベテランは「世代交代は確実に進んでると実感はしている。でもそういう中で俺たちベテランはおとなしくしてていいのか、むしろ逆だろって。全盛期でいられる時間は彼らより圧倒的に短いんだから、今やらないでいつやるんだって気持ちだよ」と闘志を燃やす。「20歳差だからね。普通の競技ならあり得ないよな。ただ、彼が経験していない20年が俺にはあるわけだから。そういう人間力でぶつかっていきたいなと。まだまだ心技体は向上してる自信があるからね」と胸を張った。
両国決戦での挑戦表明時には「守るべき家族ができた。次はIWGPをいただくぞ」と宣言。昨年6月大阪城ホール大会以来となる最高峰王座戦が決まると、なつぽいからは「負けないで」とエールを送られた。決戦当日、スターダムは熊本大会のため試合後に福岡まで駆けつける可能性もあるという。「『勝って』よりも『負けないで』の方が、なんか力になるよね。仮に会場に来るなら近くで見られると気になるから、こっそり遠くから見ててほしいかな」と愛妻の前でのベルト奪取を誓う。
さらに鷹木は「もちろん陽太とはタイトルをかけていずれやりたいし、両国のリングで久々に会った(ウィル)オスプレイも気になるけど…。俺の中では、この1年間で変わった姿を最も体感させたい相手は後藤洋央紀なんだよ」と秘める思いを明かす。昨年6月大阪城ホール大会で後藤に敗れた直後には「諦めなくても、きっといい奥さん見つかるよ」と余計な世話を焼かれたが、実際はこれが後押しとなってなつぽいにプロポーズできたという側面もある。「当時はズッコケたけど、あのマイクのおかげで独身生活にピリオドを打てたので。守るべきものができて、本当の意味で変わった俺の姿をアイツに見せてやりたい。後藤を倒してベルトはある、ユニットもある、家族もいるという完成形を見せたいね」と目を輝かせた。
くしくも福岡決戦の次のビッグマッチは、運命の地・大阪城ホール(6月14日)だ。あらゆる面で1年前から進化した鷹木が、再びIWGPの4文字を手に入れる。
2026年04月20日 05:00
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」初日(18日=日本時間19日、ネバダ州ラスベガス・アレジアントスタジアム)で、毒蛇ランディ・オートンを破り、統一WWE王座を防衛したコーディ・ローデス(40)の状態を懸念する声が上がっている。
オートンが味方だった元NFLスター選手のパット・マカフィーに裏切りのRKOを決めた後、コーディが毒蛇をクロスローズで葬った。団体のエースがベルトを守ったことで大団円となるはずだったが、試合後に毒蛇はコーディを急襲。ベルト攻撃から、問答無用のパントキックで王者の顔面を蹴り上げてKOした。そのままオートンへの大ブーイングの中で終了となった。
毒蛇らしい非情の攻撃だったが、大会後のポストショーで映し出された試合直後のコーディは、まぶたが無残に腫れ上がり左目が開かない状態。続いて控室で医療スタッフから治療を受けているところが生中継された。その際にはコーディの左目の上にパントキックでくらったシューズの跡がくっきり残っており、まぶたは青黒く変色。顔面にパンチを被弾してKOされた、試合後のボクサーのようだった。
ポストショー司会のジョー・テシトーレ氏は「コーディの左目を見てください。凄惨なタイトルマッチだった」と心配げ。解説のピーター・ローゼンバーグ氏はコーディが今後3日間、「脳震とうプロトコル」に従って治療を受けることになると指摘した。
オートンはレジェンドキラー時代に引退したレジェンドや、ステファニー・マクマホンら女性の頭も無差別に蹴り飛ばして名を上げてきた。一方でパントキックは「危険すぎる」と問題になり、一時は団体から使用を禁止されていたいわくつきの技だ。それだけにコーディのダメージは大きく、今後に影響が残る可能性もある。コーディは昨年の祭典「レッスルマニア41」でジョン・シナにベルトを奪われたが、今年もまさかのバッドエンドとなった。
「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて中継された。