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2026年06月30日 04:16
現地6月29日、北中米ワールドカップ・ノックアウトステージのラウンド32で日本代表はブラジル代表と対戦し、惜しくも1−2で敗れ去った。 ボール支配で劣勢を強いられた日本だったがチャンスを与えず、逆に29分、パスカットから豪快にドリブルを敢行した佐野海舟が狙いすましたミドルシュートをねじ込んだ。1−0でハーフタイムを迎えると、後半はギアを上げてきたブラジルに攻め込まれる。56分、ガブリエウのクロスからカゼミーロにヘッドで決められて同点。その後も押し込まれる時間帯が続いて凌いでいたが、90+6分にマルティネッリに決勝点を奪われた。 韓国メディア『Best Eleven』は日本の健闘を称えた。「あの王国ブラジルでさえ日本に追い詰められた。佐野の先制点で大金星の夢を抱かせたが、その後2点を決められ、日本のワールドカップはベスト32で幕を閉じた」と伝え、「敗れたとはいえ、日本のパフォーマンスは特筆に値するものだった」と続けた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 08:12
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表と対戦。佐野海舟のゴールで先制しながらも、試合終盤に逆転を許し、1-2で惜敗し、大会を去ることになった。
大会終了後、南野拓実は自身のインスタグラムを更新。チームへの思いと悔しさを綴った。
「この場に立てなかった仲間の分も、気持ちを背負って戦ってくれたチームでした。望んでいた結果には届かなかったですが、この悔しさを胸にまた自分達のチームに戻って成長して行ければと思います」
南野自身もまた、「この場に立てなかった仲間」の一人だ。森保ジャパンの主力としてワールドカップ出場を目指していた31歳は、昨年12月のモナコでの公式戦で左膝前十字靱帯を断裂。手術を受けたものの、本大会までの復帰は間に合わず、無念のメンバー外となっていた。
それでもチームを離れずに大会期間中はサポート役として代表に帯同。自らが立つはずだったワールドカップの舞台を仲間たちとともに戦い続け、ピッチの外から選手たちに寄り添い続けた。
さらに南野は、世界中から寄せられた声援にも感謝を示している。
「現地まで足を運んで応援してくれたサポーターの皆さんや、日本からエールを送ってくれた皆さんありがとうございました」
南野が今大会で痛感した悔しさと、その経験は彼のキャリアにとって決して無駄にはならないはずだ。
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2026年07月01日 08:00
日本代表は30日、FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)ブラジル代表戦から一夜明け、今大会最後の取材対応を行った。
日本代表は佐野海舟のゴールで先制するも、後半に2失点を喫して逆転負け。優勝を目標に掲げた今大会、結果はベスト32となった。鎌田大地は試合後のフラッシュインタビューで「優勝を狙えるような国になるには、もっと選手のクオリティだったり、まだまだ足りない部分があるなと思います。僕たちが日本サッカーをもっと盛り上げて良くして、日本にとってこのスポーツが国技になるくらいにならないと、やっぱり取れないなということは実感しています」と発言した。この発言の真意について問われた鎌田は、日本とサッカー強豪国との違いとして、競技を取り巻く文化や土台の差を挙げた。
「日本は本当に良くも悪くもいろんなスポーツが人気。その時の主要な大きな大会で活躍していると、そこに注目がいきます。バラエティ、俳優業、アイドル……。いろいろな文化がある中で、ブラジルやアルゼンチンのように優勝を目指す国は、本当にサッカーが一番になっている。もっと下を見ると、本当にアスリート能力のある選手はみんなサッカーをやって、その中で競っている。日本は良くも悪くもいろいろなスポーツに散っているので、そういう意味ではまず土台の部分でも違うと思います」
一方で、その差は日本代表が世界で結果を残し続けることで少しずつ埋められるとの考えも示す。「根本的にまだまだ歴史の部分では違うと思います。ただ、自分たちが世界で日本サッカーの価値を高めることによって、そこを少しずつでも変えられると思う。自分たちがいい結果を残していれば、将来的にはもっと変わっていくと思います」。
「本当にピッチでそれを証明したかったし、できる自信もありました。だからこそ、結果を残せなかったことは、すごくもったいない大会になってしまったなと思います」。悔しさをにじませながらも、日本サッカーの価値を世界で高めていくことの重要性を改めて口にした。
【動画】ブラジルを追い詰めるも、後半ATに悲劇…
2026年07月01日 07:54
現地6月30日に開催された北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、日本と同じF組を戦い、3位で通過したスウェーデン代表が優勝候補のフランス代表と対戦した。
序盤からゲームの主導権を握られたスウェーデンは45分にキリアン・エムバペにゴールを許して先制点を献上。その8分後にはブラッドレー・バルコラに追加点を奪われる。74分にもエムバペにネットを揺らされて、0−3の敗戦を喫した。
この結果、前日にブラジルに1−2の逆転負けを喫したF組2位の日本、PK戦の末にモロッコに敗れたF組1位のオランダに続いて、スウェーデンもラウンド32での敗退が決定した。
これでF組は全滅。SNS上では以下のような声があがっている。
「まじで無理ゲーだったんじゃね」
「最後の砦だったスウェーデンも…」
「F組全滅」
「つくづくクジ運最悪だったんだな」
「ほんとの死の組だったのか」
「F組ガチ不憫だろ」
「最速で全チーム敗退」
「地獄だわな…」
開幕前から“死の組”との見方もされていたF組勢にとって、厳しい結果となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 07:50
2026年6月30日(日本時間7月1日)、ブラジル戦翌日に取材へ応じた長友佑都が、自身に向けられる世間の批判について率直な思いを語った。
2026年07月01日 07:35
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で、最多優勝国のブラジルとヒューストンで対戦。1−2で逆転負けを喫し、敗退が決定した。
その翌日、全4試合に先発出場した鎌田大地が日本代表の宿舎で取材対応。注目の去就に言及した。
所属するクリスタル・パレスとの契約が満了を迎えたなか、今後のキャリアについて直撃すると、「基本的にはプレミアに残りたいとは思ってるんで、基本的にはパレスに残りたいと思っている」と答えた。
「正直、パレス以上のプライオリティのチームは、本当に世界的に見ても本当にトップチームでしかないので、ヨーロッパ(リーグ)も出られて、プレミアリーグで、街もロンドンで家族も全て慣れた環境で、というのを考えると、なかなかパレス以上のクラブは正直ないので」
29歳のMFは、「なので、僕自身はプレミアリーグでやるというのが、今はチャンピオンズリーグで優勝を狙うのと同じぐらいのプライオリティはあるので。まあ、まだわからないですけど、基本的にはそう考えてます」と続けた。
契約延長をしての残留が希望のようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 07:33
日本代表は北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でブラジル代表に1-2で敗れ、ベスト16進出はならなかった。しかし、先制点を挙げたMF佐野海舟が世界に強烈なインパクトを残した。
米メディア『Heavy』は試合後、「佐野海舟とは何者だ? 日本のヒーローが劇的なワールドカップゴールでブラジルを驚かせる」との見出しで特集記事を掲載。優勝候補ブラジルを相手に決めた佐野の先制ゴールと、そのキャリアにスポットライトを当てている。
佐野は28分、ブラジルのダニーロのボールロストからチャンスを得ると、自らこぼれ球を回収。カゼミーロをかわし、GKアリソンの反応を許さない右足シュートをゴール左隅へと突き刺した。この一撃について『Heavy』は、「日本が決めるとは予想されていなかったタイプのゴール」であり、「試合の流れを一変させた」と絶賛している。
試合は最終的にブラジルが逆転勝利を収め、日本は決勝トーナメント1回戦で姿を消すことになった。しかし、『Heavy』は敗戦にもかかわらず、佐野のパフォーマンスが大会屈指のインパクトを残したと評価。「解説者やソーシャルメディア上のファンは、このゴールを即座にワールドクラスと称賛した」と伝えており、世界的な注目を集めたことを強調した。
さらに同メディアは佐野のプレイスタイルについても詳しく紹介。岡山県出身の25歳は、2025-26シーズンのブンデスリーガではマインツで運動量、プレッシング、走行距離でチームトップクラスの数字を記録しており、『Heavy』は佐野を「しばしばエンゴロ・カンテとも比較される存在だと紹介。ブラジル戦で決めた代表初ゴールによって、その評価はさらに高まったと分析している。
日本がブラジルから先制点!
佐野海舟がインターセプトからそのまま持ち込み、圧巻のフィニッシュ
FIFAワールドカップ ラウンド32
ブラジル×日本
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2026年07月01日 07:11
ブラジルとの激闘から一夜明けた6月30日(日本時間7月1日)、長友佑都が囲み取材に応じ、自身の今後について胸中を明かした。
去就について問われると、「今、先のビジョンはなくて。4年間燃え続けていた炎は消えている状態なので。今すぐに答えを出すと言われたら辞めるんだろうなという勢いなので。だからそこは冷静に、ゆっくりと休みながら、自分の心と会話して先のことは決めたいです」と話し、現時点では結論を出さず、時間をかけて判断する考えを示した。
日本代表での歩みに「自分にできることはやったのでもう悔いはない」と語る一方で、あまりにも早すぎる大会の終幕には複雑な思いを抱いている。
「情けないというか、4年間このために費やしてきて、こんな簡単に、こんな早く終わらせてしまうのは非常に情けない。4年間に後悔はないんだけど、その4年間が重すぎて。なんとも言えない感情になりましたね。この一瞬のためにやってきたこの4年間があっけなく終わってしまう部分に関して、複雑な思いになりましたね」
さらに、「またワールドカップに戻りたいか」と問われると、「今は思えないです」と即答した。
「戻るというのは4年後にぱっと戻れるわけじゃないんでね。この苦しい4年間の歩みがあるんで。それを思うと今は思えないですね。ただそのときに何らかの形で、どんな形になるか分かんないけど、日本サッカーに貢献できるのであれば、それは自分がいただいた5大会の経験なんで、日本サッカーに還元したいという気持ちはありますね」
現役続行か引退かについては白紙の状態だが、日本サッカーへの貢献という思いは変わらない。5大会連続でワールドカップに出場したレジェンドが、どのような決断を下すのか注目される。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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2026年07月01日 07:00
日本代表は北中米ワールドカップの決勝トーナメント・ラウンド32でブラジルと対戦。
2026年07月01日 06:54
日本代表は30日、FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)ブラジル代表戦から一夜明け、今大会最後の取材対応を行った。
日本代表は佐野海舟のゴールで先制するも、後半に2失点を喫して逆転負け。後半アディショナルタイム、途中出場の田中碧は自陣で一度はボールを奪取するも、その後のプレーがつながらず、一連の流れから決勝点を献上。試合後は大粒の涙を流し、試合後のミックスゾーン(取材対応エリア)でも目をはらしながら現れ、取材には応じなかった。
一夜明け、田中は「悔しいし申し訳ないというのはずっとあります。それは昨日だろうが、今日だろうが、この先ずっと変わらないと思います。シンプルに自分の力がまだまだ足りなかったというだけだと思う。もっともっとやらないといけないですし、シンプルに力が足りなかった」と振り返った。
前回大会では“三笘の1ミリ”からスペイン代表撃破につながる決勝弾。今大会は第2節のチュニジア代表戦、第3節のスウェーデン代表戦で出色のプレーを見せた。現在27歳、2030年大会への期待も高まるが「今は4年後ああだこうだという気持ちではないですが、ワールドカップで感じた悔しさは、やっぱりワールドカップでしか晴らせない。やっぱりワールドカップは特別な舞台だと思うので、またそこでプレーできるように4年後を目指すというより、毎日毎日(ワールドカップ)優勝できるようなプレーヤーとしての実力が付けられるかどうか。まずはそこに自分は全力で向き合いたいです。ワールドカップどうこうというより、本当に世界のトップオブトップと肩を並べられるような選手、それに値するようなプレーヤーになれるように成長したい」と決意を語った。
【動画】ブラジルを追い詰めるも、後半ATに悲劇…
2026年07月01日 06:40
[北中米W杯ラウンド32]日本 1−2 ブラジル/6月29日/ヒューストン・スタジアム
現地6月29日に開催された北中米ワールドカップのラウンド32で、日本代表は南米の強豪ブラジルと対戦。29分に佐野海舟のゴールで先制したものの、1−1で迎えた後半アディショナルタイム5分に失点し、またしても決勝トーナメント初勝利を逃した。
試合後の取材エリアでは、先に日本代表の選手が通り、その後にブラジル側が現れた。
当然ながら、ほとんどの選手がノリノリだった。ダメ元でネイマールに話を訊こうと、手を出して止めようとしたが、まさかのハイタッチをされてしまった。
「そんなつもりはなかったのに...」
思わず困惑してしまった。
出番はなかったものの、ブラジルのスターは、満面の笑みを見せていた。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 06:37
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32でブラジル代表と対戦し、1−2で逆転負け。道半ば、敗退となった。
試合終了間際の決勝ゴールでブラジルが勝ち切った激闘には、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長も熱い視線を送った。
試合後、自身のインスタグラムを更新したインファンティーノ会長は、「ヒューストンで開催されたワールドカップのノックアウトステージ、なんと素晴らしい試合だったか! 過去5度の優勝を誇るブラジル代表が、日本代表を相手に試合終盤で見事な逆転劇を演じ、ベスト16進出を決めた!」と投稿。劇的な決着となった一戦を称えた。
さらに、「ブラジルはラウンド32での素晴らしい勝利、本当におめでとう!決勝に値するような名勝負だった。日本は非常に印象的な戦いぶりを見せた。今大会での活躍を大いに誇りに思うべきだ」と、日本代表の健闘にも惜しみない賛辞を送っている。
最後には、「ヒューストンの満員の観客がこの素晴らしい一戦をさらに盛り上げ、ワールドカップが世界最高の大会であることを改めて証明しました」と締めくくり、熱戦を演出したスタジアムの雰囲気にも言及。惜しくも敗れた日本だったが、その戦いぶりはFIFA会長にも強い印象を残したようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月01日 06:33
ボンテンポ記者は「外国人監督にも問題がある」と指摘する。
2026年07月01日 05:52
日本代表にとって、W杯の決勝トーナメントでの“初勝利”をかけたブラジル戦。前半はゲームプランが機能していた。ブラジルにボールを握られながらも粘り強く守り、ボールを奪えば素早く攻撃へ転じる。そして29分、佐野海舟の先制点でリードを奪う。優勝候補を相手に、狙い通りの展開へ持ち込んだと言っていい。
しかし、後半は流れが変わった。ブラジルは攻撃の形を修正し、エースのヴィニシウス・ジュニオールを左サイドに張らせて幅を使った攻撃を増やす。日本が彼にダブルチームで行く分、左サイドバックのドグラス・サントスをインサイドから押し上げて、シンプルにクロスを送り込む形を徹底する。
それまで耐えていた日本は徐々に自陣へ押し込まれる。66分、森保一監督は堂安律、中村敬斗に代えて、菅原由勢と鈴木淳之介を投入。両ウイングバックを同時に交代させる決断を下した。
結果だけを見れば、この交代策は試合の流れを変えられなかった。終盤、自陣でのミスから勝ち越し点を許した。ただ、この交代策は単なる「失敗した采配」と片付けられるものではない。
森保監督は交代の意図について「ブラジルはシンプルにサイド突破、サイドからクロスということで戦術的にもより明確なことをしてきた。その意図を止め、かつ自分たちの流れに持っていくためにカードを切った」と説明した。
外目には“ウイングバックのサイドバック化”という消極的な采配にも映ってしまうのは、森保監督の意図していた守備からの攻撃が機能しなかったためだ。森保監督は両ウイングバックに新たな運動量を加え、ブラジルのサイド攻撃を抑えながら、日本も攻撃へ出ていく流れを取り戻そうとした。
ハーフタイムには失点しないことを前提に、守備だけの守備にならず、そこから攻撃につなげることを選手たちに求めたという。森保ジャパンが4年間、積み上げてきた「良い守備から、良い攻撃へ」という考え方を最後まで貫こうとしていたのだ。
しかし、ブラジルの修正に対して日本が組織として対応し切れなかった。途中交代した堂安律は「ヴィニシウスが中に入らず、サイドに張るようになった。ダブルチームをかけると空いたボランチを使われたし、ムキになってドリブルするのではなく、試合を作ってきた」と振り返った。
サイドを警戒すれば中央を使われ、中央を締めれば再び外からクロスを送られる。ブラジルは日本の守備の動きを見ながら攻撃の出口を選び続けた。ウイングバックをフレッシュな選手に替えただけでは、この変化を止め切ることはできなかった。
そこで明確な課題として浮き彫りになったのが「守備から攻撃への質」だ。試合後、指揮官は「守備から攻撃に移る最初のパス、そのための動き、トランジションをもっと早くしなければならない」と繰り返した。
ボールを奪っても、ブラジルのプレッシャーをかわす一本目のパスがつながらず、すぐに押し返される。その結果、自陣で守る時間が長くなり、交代で運動量を補っても守備の負担そのものを減らすことはできなかった。
森保監督は「一度プレスを回避できれば、組織でも個人でも攻撃を組み立てられる時間帯はあった」と振り返る一方、その回数をもっと増やさなければ、世界のトップとは互角に戦えないと分析している。
さらに、この試合では選手層も小さくない要素だった。もちろん主力を担ってきた南野拓実と三笘薫の負傷による不在、さらに大会直前の遠藤航の離脱は痛かったが、ただ、そこは分かったうえで、この26人のメンバーを選んだわけで、言い訳にはならない。
森保監督の采配をより難しくさせたのは、大会中の久保建英の負傷だ。そのため、本来はゲームチェンジャーとして最も流れを変えられる伊東純也をスタートから使わざるをえなかった。
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2026年07月01日 05:40
王国を倒すには及ばなかったが、たびたびのビッグセーブは称賛を集めた。
北中米ワールドカップのラウンド32で、日本代表はブラジル代表に1−2で逆転負けした。佐野海舟のゴールで先制したが、後半に戦術を変更したセレソンに2失点し、涙をのんでいる。
決勝点は95分のガブリエウ・マルチネッリだったが、それまでも日本は何度もピンチを迎えた。特に輝きを見せたヴィニシウス・ジュニオールの決定機には、失点を覚悟したファンも多かっただろう。
だが、そこで圧巻のセーブを見せたのが守護神の鈴木彩艶だ。GK大国イタリアで2年戦ってきたパルマの守護神は、大会を通じて評価をさらに高めてきた。
パルマ専門サイト『Parma Live』は、試合を終えて「スズキのワールドカップでの冒険は今夜で終わった。だが、パルマの守護神は堂々と大会に別れを告げている。むしろ、とんでもないセーブで世界最強クラスにゴールを許さなかった」と報じている。
「58分、ヴィニシウスが決定的なシュートを放った場面だ。決まるのは確実と思われたが、日本人守護神が許さなかった。鋭い反応で左に飛び、ボールに触れたことでポストに当たったのだ。まさに怪物級のセーブで、彼は世界にその力を示した」
「残念だったのは、アディショナルタイムにマルチネッリがシュートした際に、2度目の快挙にはならなかったことだ。このときもスズキは触れたが、ボールがゴールに吸い込まれるのを阻むには至らなかった」
同メディアは「ザイオンと日本にとって、本当に残念な結果だ」と締めくくっている。
「今夜も日本は素晴らしい才能と組織を見せた。ハジメ・モリヤスのチームはブラジルのような巨人を相手に堂々と渡り合い、後半アディショナルタイムまでセレソンをやきもきさせたのだ。だが、この結果でスズキと日本のワールドカップの素晴らしさが損なわれることはないだろう」
世界の舞台で大きなインパクトを残した。この夏の去就も注目されている鈴木だけに、進展があるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月01日 04:50
現地6月29日、北中米ワールドカップ・ノックアウトステージのラウンド32で日本代表はブラジル代表と対戦し、1−2で惜しくも敗れ去った。
ゲーム序盤からボール支配で劣勢を強いられた日本ながら王国にチャンスは与えず、逆に29分、パスカットから電撃ドリブルで中央を切り裂いた佐野海舟が豪快なミドルショットをねじ込んで先制に成功する。しかし後半はギアを上げてきたブラジルに攻め込まれる時間帯が続き、56分にガブリエウの左足クロスからカゼミーロにヘッドで決められて同点。その後も耐え凌ぐばかりの展開となり、90+6分にマルティネッリに決勝点を奪われ、最後の最後で力尽きた。
タイムアップの瞬間、ピッチに崩れ落ちた日本代表戦士たち。なかでも決勝点につながるボールロストをしてしまった田中碧は仰向けにピッチに倒れ込み、シャツで顔を隠したまま立ち上がれない。長友佑都が声をかけて起こそうとするなか、歓喜の輪を作るセレソンの中から外れ、ひとりの選手が歩み寄ってきた。ほかでもない、稀代のスーパースターでいまだエースナンバーの10を背負うネイマールだ。
34歳のカリスマは、ようやく立ち上がろうとした田中の頭を撫でながら優しくなにかを語りかけ、長友とも固い握手と抱擁を交わした。その後もマテウス・クーニャをはじめ、複数のブラジル代表選手が田中の肩を叩いたり、抱き寄せたりして、励ましの言葉を投げかけてくれたのだ。
この感動的な場面を目撃したファンからはSNSやネット上に書き込みが続々。「ネイマールがまじで優しすぎたわ」「なんか嬉しくて涙でそうだった」「人柄が滲むよ」「ブラジル人たちの器の大きさよ」「気遣いまでワールドクラス」「今回のセレソンにネイマールがいて良かった!」「やっぱいるだけで神」「これぞワールドカップの真髄よ」などなど、枚挙に暇がないほどだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台