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2026年07月10日 05:00
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(20日、両国国技館) WBO世界スーパーフライ級王座決定戦に臨む同級3位で元世界2階級制覇王者の寺地拳四朗(BMB)が9日、練習拠点を置く東京都練馬区の三迫ジムで公開練習を行った。同級4位イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)戦を前に、一回り太くなった腕でシャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちを1ラウンドずつ敢行。大きな破壊音を響かせ「スーパーフライ級の体になった。体負けしないのは大きい」と手応えを示した。 昨年7月にWBC・WBA世界フライ級王座から陥落。年末にはサウジアラビアで当時IBF世界スーパーフライ級王者ウィリバリド・ガルシア(メキシコ)に挑戦予定だったが、相手のドタキャンで涙をのんだ。1年ぶりの再起戦で仕切り直しの3階級制覇が懸かるが「無理にKOを狙うのではなく勝つことを(第一に)考えて、チャンスがあれば倒しにいく」と冷静に語った。
2026年07月10日 07:05
新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 36」が11日(日本時間・12日)に米シカゴのNOW Arenaで開幕する。
今年はAブロック10名、Bブロック10名。合計20名が出場。各ブロック上位2名が8月15日の両国国技館での決勝トーナメントに進出し8月16日の両国国技館での決勝戦で最強戦士が決まる。
今年1・4東京ドームでデビューした柔道金メダルのNEVER無差別級王者・ウルフアロンは初出場でのG1制覇への偉業に挑む。大会目前にウルフはスポーツ報知の取材に応じ、G1へかける思いを明かした。(取材・構成 福留 崇広)
―1・4東京ドームでのデビュー戦から半年。今、プロレスをどう感じていますか?
「プロレスは面白いですね。自分が今までやってきた柔道とは、違った思考回路を持たないとやっていけないので。僕は、自分のやりたい事に対しての探究心は高い方だと思っているので、そういう意味で面白いです」
―違った思考回路とは、どういう意味ですか?
「今までだったら勝つことだけにフォーカスしてやってきましたけど、プロレスって勝つのはもちろん、大事ですけど、それ以上に見ているみなさんが見て感動したり、見ている人が自分の人生に落とし込める試合をするジャンルだと思います。人って何事も自分ごとに落とし込めないと僕は、応援できないと思うんです。この人の試合があるから自分も頑張れる…そういう気持ちを与えているのがプロレスだと思うんです。だからこそ1年間に100試合以上もやっていると思っています」
―見ている人が共感するジャンルということですか?
「僕の考えですが、トップアスリートはどちらかというと神格化されてて、共感というところは少し低いんじゃないかなって思っています。見た人が『すげぇな』っていう見られ方はするけど思いますが…例えば、メジャーで活躍するような野球選手は、一般の方々からすれば別次元の選手ですよね?でも、そういった選手に共感する人間ってあんまりいないと思うんです。試合を見るのが好きとかすげぇなって思ったり、そういう憧れはあると思います。それは柔道選手もしかりで。僭越(せんえつ)ですが、僕自身で言えば、見ている方々に『ウルフアロン、柔道、強いな』って思ってもらえました。だけど、共感って意外と少なかったんですね。すげぇなって思ってもらえるという意味では、それでも見方としてはうれしいんですけど、プロレスは人間的な弱い部分も全部さらけ出して、それでいてこの人が頑張っているから私も頑張る、俺も頑張るってなるものだと思うんです。だから、プロレスって人生を表現するジャンルなんです」
―デビューから半年でNEVER無差別級王座も奪取しました。見ている人に「共感」を与える戦いはできている手応えはありますか?
「そこには、まだ達していません。そこにたどり着くには、まずは自分の思い描く試合をやれるようになってからかなと思ってます。もっともっと、やりたいこと、やれることを学ばないといけません。デビューから無我夢中で突っ走ってきて今は、そこに向かう次の段階に入ってきたのかな…とは思っています」
―そのために必要なものは何でしょうか?
「すべてですね。キャリアもまだ半年ですし、それでも、デビューして半年でやれることは自分なりに精いっぱいやってきたと思っています。ただ、共感という意味では、やっぱり、人は、人間の喜怒哀楽が見えた時に自分ごとに落とし込めると思います。自分は、そこは試合の中で見せきれていません。特に弱い部分、哀しみだったりがそうですね。ただ、楽しくプロレスをやっています」
―デビュー前とデビューしてから「プロレス」についての考え方、とらえ方は変わりましたか?
「武道は、試合の中で感情をあまり出してはいけない側面があるんですね。それは良さでもあるし価値のあるものです。だけど、(東海)大学の時に見たプロレスでこっちの価値もいいなと思ったんですね。だからこそ柔道で結果を出してプロレスをやりたい、その道に進みたいと思いました。その時に、プロレスってすごいなと思いました。会場であれだけの観客が手拍子して、応援して、コールして、それでも立ち上がって、対戦相手を倒すことだけに集中するレスラー像って…社会の縮図でもありますよねプロレスって」
―はい。
「みんな会社とかで上司に嫌なこと言われたり、下からはいろんな意見を言われたり、プレッシャーもあるけど、でも自分のやるべきことをやらなきゃいけない。そこに対しての感情はあるけど、それでも俺はやっていくんだっていう…生きていく上で必要な力をプロレスっていうのは試合を通して見ている側に伝えていけるものなんじゃないかって思います。相手の技を受けて受けて受けて…それでも俺は勝つんだ、と。だから、よけるのは違うんです。柔道では、どっちかっていうと僕は、相手にいい組み手をさせずに自分の間合いでずっと勝負するっていう…それが柔道の戦い方でした。でもプロレスは何なら相手の技を受けきって、受けきってやるよ、と。受けきった上で俺はお前より強いんだ、と。プロレスの勝負…丸め込みとかもありますけど、勝負っていうのは本当に強いって証明できる勝負なんです。そこが面白いと実感しています」
―肉体だけでなく心も含めて本当の強さのリングで証明するということですね。
「例えば、チョップも互いに一発ずつやり合っていきますよね。よけようと思ったらいつでもよけられる。だけど、何でよけないのかというと、お前のチョップ食らったところで俺は倒れねぇぞ、と。そういう折れない心を見せていけることがプロレスの価値なんじゃないかなと思っています。それはデビューする前よりもデビューしてから今の方が余計に思っています」
―そして、「G1」が始まります。
「昨年、練習生として見させていただいて、シングルマッチをあれだけの短いスパンでやっていくっていうのは、強さも必要だけど、体の頑丈さ、プラス気持ちの部分でも強くないと、心・技・体、全部兼ね備えていないと戦い抜くことはできないと思いました」
―過酷なリーグ戦です。
「だけど、今の僕は、このG1に出ないと成長はないなと思っていたので、1年目でG1に出るのは価値があることだと思っていますし、これから成長するための大会です」
―対戦が楽しみな相手はいますか?
「成田(蓮)以外は全部楽しみですよ。成田は何回もやっているし真っ向勝負してこないじゃないですか。この前(6・23後楽園ホール)、YOSHI―HASHIさんと(G1出場者決定戦で)試合して1対1の力をぶつけあってかなりキツイ試合になりましたけど楽しかった。そういう試合ができる相手との戦いが楽しみです」
―終盤にカラム・ニューマン(8・11津)、ザック・セイバーJr.(8・13後楽園)とIWGP王座を獲得した歴代王者と連戦が待っています。
「カラムは汚いことはしてくるけど、H.O.Tほどめちゃくちゃしてはこない。ただ、あれはやめてほしいですね。唾かけるの。あれは汚い」
―ザックはリーグ戦最終戦です。
「ザックは(7・2所沢での8人タッグマッチ)で初めて対戦したんですが、僕の知らない引き出しを出してくるレスラーでした。戦っていて僕も忘れていた引き出しをザックが引き出してくれそうな気がしましたね。それは、柔道時代にあった技術で今、プロレスには持ち込んでいないようなものを、あの人の動きを受ける中で、あっ…こっからイケるなって勝手に僕の奥底にあった引き出しを開けてくれる…それを感じたんです。それがうれしかったです。なので、このG1で、いろんな選手と戦ってみんな戦い方違うから僕に対しての気づきを与えてくれる気がします」
―一方でIWGP王者の辻陽太選手は「ウルフアロンが決勝トーナメントまで勝ち上がることは想定していない」と断じていました。
「そのコメントには、勝負の世界に絶対はない。自分の物差しだけで測るななって言いたいですね」
―最後に初出場の「G1」での目標を聞かせてください。
「まずは、リーグ戦を戦い抜くことです。レスラーとしてステップアップするためにG1の戦いは必要だと思うので、全員のレスラーの力を肌で実感して自分の糧にしたい。そうすれば自ずと結果はついてくる。真っ向勝負のプロレスでギャフンと言わせたいですね」
◆「G1」大会規定
・20選手がA・B、2つのブロックにわかれてリーグ戦を行う。
・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。
・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。
・リーグ戦で1位と2位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。
・1位と2位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。
◆出場選手
▼Aブロック
・KONOSUKE TAKESHITA
・ボルチン・オレッグ
・辻陽太
・鷹木信悟
・ジェイク・リー
・SANADA
・後藤洋央紀
・グレート‐O‐カーン
・Yuto―Ice
・大岩陵平
▼Bブロック
・海野翔太
・上村優也
・ドリラ・モロニー
・ザック・セイバーJr.
・カラム・ニューマン
・成田蓮
・ゲイブ・キッド
・HENARE
・ウルフアロン
・OSKAR
◆ウルフアロンの公式戦
▼11日(シカゴ)HENARE
▼19日(北海きたえーる)海野翔太
▼22日(新潟・アオーレ長岡)ゲイブ・キッド
▼26日(EBARA WAVE アリーナおおた)OSKAR
▼29日(大阪・大和大学 大和アリーナ)Yuto―Ice
▼31日(香川・高松市総合体育館・第1競技場)上村優也
▼8月2日(福岡国際センター)ドリラ・モロニー
▼8日(横浜武道館)成田蓮
▼11日(三重・日硝ハイウエーアリーナ)カラム・ニューマン
▼13日(後楽園ホール)ザック・セイバーJr.
2026年07月10日 05:00
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(20日、両国国技館)
WBO世界スーパーフライ級王座決定戦に臨む同級3位で元世界2階級制覇王者の寺地拳四朗(BMB)が9日、練習拠点を置く東京都練馬区の三迫ジムで公開練習を行った。同級4位イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)戦を前に、一回り太くなった腕でシャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちを1ラウンドずつ敢行。大きな破壊音を響かせ「スーパーフライ級の体になった。体負けしないのは大きい」と手応えを示した。
昨年7月にWBC・WBA世界フライ級王座から陥落。年末にはサウジアラビアで当時IBF世界スーパーフライ級王者ウィリバリド・ガルシア(メキシコ)に挑戦予定だったが、相手のドタキャンで涙をのんだ。1年ぶりの再起戦で仕切り直しの3階級制覇が懸かるが「無理にKOを狙うのではなく勝つことを(第一に)考えて、チャンスがあれば倒しにいく」と冷静に語った。
2026年07月09日 19:21
格闘家・皇治が9日、自身のXに新規投稿。レスリング女子のレジェンド、吉田沙保里さんと組み合った動画を投稿し、「次戦に向けて霊長類最強さおりんに教えてもろた。見た目可愛らしい女の子やのに組んだらやっぱりエグいやん。」とつづった。
動画では2人が組み合った後の皇治が「女ちゃうわ」と言うと、吉田さんが「女や〜!」と返答。すると、皇治が「そのへんの青木真也とかよりもすごいもん」と続けると、吉田さんが「やめて、炎上するから〜!」と返答して爆笑するやり取りがあった。
ファンからは「オモロ」「さおりんの声が乙女!」「ご教授うらやましい」などと反応があった。
2026年07月09日 18:27
東京女子プロレス真夏のシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」(20日、静岡・アクトシティ浜松で開幕)の組み合わせ抽選会が9日に都内で行われ、前年度王者の渡辺未詩(26)が堂々の連覇を誓った。
2026年07月09日 17:56
新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦「G1クライマックス36」が11日(日本時間12日)の米シカゴ大会で開幕する。今月4日に来年7月の引退試合を最後に現役を退くことを発表した本間朋晃(49)が9日、東京スポーツ新聞社西部支社(九州スポーツ)を訪れ、自身にとって特別な舞台である夏の祭典への思いを語った。
本間は2014年から16年まで3年連続でG1に出場。15年には石井智宏から悲願のG1初勝利を挙げ、それまで続いていた17連敗に終止符を打った。そんな本間にとってG1は今も特別な存在だ。「僕は第1回大会からずっと見ていますが、G1はすべてのプロレスラーにとって憧れの大会。レスラーとしての魂が揺さぶられる舞台です」と熱を込めた。
現役最後の夏を迎える今年はリングの外から大会を見守る立場となるが、その熱量は変わらない。IWGP世界ヘビー級王者・辻陽太を中心に、ベテラン勢や外国人勢も入り乱れる戦国時代と分析し、「誰が世界最高峰なのかを決める闘いであることに変わりはない。本当に誰が優勝してもおかしくないメンバーばかり」と混戦を予想。「今は本当に混沌とした時代。きっかけ一つで勢力図がどう変わるか分からないし、誰もがチャンスを握っている横一線の状態」と現在の新日本マットを表現した。
その中で注目選手として名前を挙げたのが、東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフアロンだ。本間は「オリンピック金メダリスト」という肩書が必要ないほど、一人前のプロレスラーになってきていると成長ぶりを高く評価し、「今回のG1でさらに化ける可能性がある」と太鼓判を押した。
自身は出場しない今年のG1だが、「一人のファンとしても今からとても楽しみにしている。非常に熱い、魂のぶつかり合いになると思う」と開幕を心待ちにしていた。
2026年07月09日 17:44
東京女子プロレス真夏のシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」(20日、静岡・アクトシティ浜松で開幕)の組み合わせ抽選会が9日、都内で行われた。
同トーナメントで3年連続ベスト4入りを果たしている荒井優希(28)は、初戦(20日、同所)で18歳の風城ハル(18)と激突することが決定した。「手を伸ばしてつかみ取って後悔のない夏を行きます」と元気いっぱいに宣戦布告する風城に、「キラキラ10代すぎてまぶしい」と押され気味。それでも「この好きに突き進んでいる感じがハルの魅力で、私もそこが大好き。この試合で致死量のキラキラを浴びつつ、荒井ももっとキラキラしたい」と真っ向から受けて立つ構えを見せた。
さらに「ハルを見てると荒井は大人になっちゃった、落ち着いちゃったんだなと感じる。だからこの若さと触れ合って、若さをたくさんもらって私が先に進みたいと思います」と勝利を宣言した。
この試合の勝者は、2回戦(30日、東京・新宿フェイス)で中島翔子(34)と対戦する。東京女子旗揚げメンバーの先輩に対し、荒井は「若さを私は得て行くんですけど、中島さんには渡しません」と笑いながら年齢いじり。これにカチンときた中島から「なんだ、やんのか」とすごまれ、現場は一触即発の空気に包まれた。
トーナメント開幕前に山下実優とのプリンセス・オブ・プリンセス王座V4戦(18日・東京後楽園ホール)を控えている荒井。中島から「今はベルトを持ってるけど、このときは持ってるのかな?」と揺さぶりを受けるも「持ってます」とキッパリはねのけた。団体トップタイトル王者の誇りを持って、悲願の初優勝を狙う。
2026年07月09日 17:40
K−1元3階級制覇王者で、4月29日に引退試合を行った武尊(34)が9日、インスタグラムを更新。「引退してから日課にしてる筋トレ 1日忙しくて身体動かす時間なくても家帰ってちょっとでも筋トレすると気持ちが安定する。心にも身体にも本当に運動って大事」とつづり、現役時代さながらの鍛え上げられた上半身を披露した。
引退から2カ月以上が経過したが、分厚い胸板と見事に割れた腹筋にはファンから驚きの声が上がった。「相変わらず仕上がってる」「まだ現役やん 試合やっちゃって」「やはり復帰した方がいいのでは」「バッキバキに鍛えられた体とハニーフェイスのギャップにやられます」「綺麗なカラダやなあ」「えぐい」「永遠のスーパースターですね」などと反響があった。
2026年07月09日 13:35
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が8日(日本時間9日)に放送され、ケニー・オメガ(42)がAEW世界王者MJF(30)を撃破し、約4年8か月ぶりに同王座に輝いた。
2026年07月09日 11:17
米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(フロリダ州クリアウォーター)が8日(日本時間9日)に放送され、AEWインターナショナル王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=31)が、カイル・フレッチャー(27)に敗れ、王座から陥落した。
5月のPPV大会で抗争を続けるオカダ・カズチカから同王座を奪取したが、試合後フレッチャーに襲われ、極悪軍団「ドン・キャリス・ファミリー」を追放された。この日はベルトをかけ、タッグパートナーでもあったフレッチャーを迎撃。序盤に王者は場外で水の入ったペットボトルを奪い、自身の頭からぶっかけて雄たけびを上げる。さらにどこかで見たような水噴きパフォーマンスも披露して、実況席のドン・キャリスを挑発してみせた。
続けてフレッチャーにこん身のエルボーを見舞うも、かわされ鉄柱に誤爆し右ヒジを痛めてしまう。フレッチャーには途端に右ヒジを狙われ、大きなダメージを負った。それでもエプロンで変型ツームストーンドライバーからジャーマンの連係技を見せ、会場を沸かせる。コーナーでの攻防も制し、豪快なラストライドでマットに打ちつけた。
ペースを取り戻した竹下はコーナーでワガママ発射の体勢に入るが、場外からドン・キャリスが介入。竹下の右脚を叩いて意識を引きつける。すかさずフレッチャーがハイキックをぶち込んだ。とどめの垂直落下式ブレーンバスターを仕掛けるも、竹下はこれを切り返して必殺のレイジングファイヤーをさく裂させた。勝負あった…とみられたが、竹下は右ヒジの痛みでカバーが遅れ、3カウントを奪えない。
最大の勝機を逃すと、フレッチャーに右ヒジへ強烈な蹴りを叩き込まれる。垂直落下式ブレーンバスターこそカウント2ではね返すが、最後はコーナー上段で、雪崩式ブレーンバスターでターンバックルに頭を打ちつけられる離れ業をくらい、フォール負け。王座在位46日でベルトを手放した。試合後は花道で動けなくなり、オレンジ・キャシディ、ミスティコら仲間から介抱された。
11日(同12日)からは新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」に昨年覇者として参戦。開幕戦(イリノイ州シカゴ)ではIWGPヘビー級王者の辻陽太と激突するが勢いをつけられず、連覇へ向けても手痛い黒星となった。
2026年07月09日 06:00
女子プロレス「スターダム」のブラック・ピーチ渡辺桃(26)が「5★STAR GP」(18日、大田区で開幕)を前に上谷沙弥(29)の弱体化を糾弾した。
昨年覇者としてブルースターズBブロックにエントリーした渡辺は、6月の代々木大会で長期欠場から復帰。8日の後楽園大会でも4WAYタッグ戦で大暴れし健在ぶりを見せつけた。取材に応じると「連覇は史上初になるから私も目指しているところだ。優勝したら大会のルールも変えてやろうかな」とフューチャー以外のシングル王座経験者と、過去大会の覇者だけの祭典への変更をぶち上げ。「今は弱いヤツが多すぎるんだよ。連覇したらそのぐらいの権力あるだろ」と不敵にほほ笑んだ。
同じブロックには極悪軍「H.A.T.E.(ヘイト)」の同門、上谷も名を連ねる。2人は渡辺の復帰戦での誤爆負けをきっかけに対立を深めているが、渡辺は敗北の理由を自身に帰した上谷の弱体化を指摘。「(4月の横浜アリーナで)ベルト(ワールド王座)を取られて、負けた相手(玖麗さやか)も防衛1回しかできてない。じゃあお前が弱いんじゃないの?って言いたいね」と糾弾した。
さらには王座陥落で上谷本来の心の弱さが露呈したことを主張。「横アリで負けて心が弱くなったんじゃない? QQ(クイーンズ・クエスト)の時よりもメンタル強くなったと思ってたんだけど、結局はな…」と肩を落とした。それでも「本当に弱くなったかどうかは、戦ってみないとわからない」とも吐露。公式戦(8月3日、後楽園)に向け「ここだけは負けられない。簡単に私に負けるようなヤツにはなっていてほしくねーな」と照準を絞った。遺恨はどのような結末を迎えるのか。
2026年07月09日 06:00
ノアの拳王(41)が、とにかく面倒くさい。18日のインテックス大阪大会でGHCナショナル王者の丸藤正道に挑戦するが、加えてサイバーファイトの役員職までかけることを求めたのだ。
拳王が丸藤に前代未聞の要求をしたのは5日の後楽園大会だ。前哨戦後に「本気でトップを取ろうと思ってやっている」として副社長の座をかけるよう求めた。8日、取材に応じた拳王は意図を「会社の内部に食い込むには平社員じゃなくて副社長という肩書が必要だと思ったんだよね。これからは自分のことだけじゃなくて会社のこと、プロレス界のことを考えてやっていこうと思った」と説明。きっかけを「今年に入って調子が良くないから」と団体の勢いが昨年より鈍くなったと感じたからと明かした。
その上で「丸藤君なんて名前だけ副社長だ。自分から何も行動を起こさず、役員報酬だけもらえればいいっていう考えなんだろう」と王者を糾弾。「俺が副社長になったら役員報酬は全て返上する。会社を動かすには何かしら犠牲にしないといけない。これは丸藤君にはできないことだろ」と、してやったりの表情を浮かべた。
とらぬタヌキの皮算用…ではなくマニフェストの発表は続く。自称・次期副社長は「この状況の中で後楽園ホールで月3回(興行を行う)なんて、マイナスプロモーションだと思う」と力説。現状でも空席が目立つほどではないが「売り上げは上がっても、空席があることがイメージとしてマイナスだ。プロレスにおいて一番の演出は超満員のお客さんなんだよ。だから(興行数を)減らしてでも超満員になるようにするべき」と引き算の経営で将来の利益を得るべきと演説した。
そんなミスターめんどくさいの本領を発揮している拳王はこの日の新宿大会で行われた時間差バトルロイヤルに出場し観客を沸かせた。王座戦が近づくとともに、この人のやっかいさは増していきそうだ…。
2026年07月09日 05:00
「ボクシング・WBA世界バンタム級王座決定戦」(20日、両国国技館)
WBA世界バンタム級王座決定戦に臨む元WBC世界フライ級王者で同級2位の比嘉大吾(30)=志成=が8日、東京都目黒区の所属ジムで練習を公開した。
2026年07月09日 05:00
新日本プロレスは8日、都内で真夏の祭典「G1クライマックス」(11日、米シカゴで開幕)の会見を開いた。
2連覇を狙うKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)は米国からリモート出席し「楽しみなのはYuto−Ice」と初出場の“喧嘩(けんか)屋”を挙げ「見てると血が騒ぐ。いうても(大阪)西成生まれ、西成育ちなので喧嘩したいなら買う」と舌なめずり。
また、初出場のウルフアロンは「僕の強さを確固たるものにしたい。バチバチの戦いをしたい」と腕をぶした。
2026年07月09日 05:00
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(11日、米シカゴで開幕)に初出場するNEVER無差別級王者のウルフアロン(30)が8日、初優勝へのキーポイントを明かした。デビュー年での最高峰リーグ戦となるが、出場するからには頂点しか見ていない。リーグ戦9試合、決勝トーナメントも含め計11試合を戦い抜くためのヒントとなるのがあの敏腕策士の戦法だ。
出場者決定戦から勝ち上がりBブロックにエントリーされたウルフはこの日、全体記者会見に出席。「たくさんの選手たちとシングルマッチを行って、僕自身の強さというものを確固たるものにしたいと思っています」と意気込んだ。
ルーキーイヤーでのG1出場は2000年大会の鈴木健三以来、実に26年ぶりの快挙で注目を集めている。当時の健三は4戦全敗に終わりG1の壁に跳ね返された。だがウルフは取材に「僕はもう自分の明るい未来が見えてますので。初出場というのはあまり考えすぎなくてもいいのかなという感じもします。26年ぶりと周りからは言われますけど、やれることをやるだけです」と自信をのぞかせた。
さらにウルフは個人的にG1で印象に残っている試合として、矢野通と柴田勝頼の戦いを挙げた。「毎回矢野さんが丸め込んで瞬殺するというのが、意外と印象に残ってますね。リーグ戦で9回試合が行われるなかで何が大事かって、いかに他の試合にむけて体力を温存するのかも必要な要素だと思っているので。もちろん真っ向勝負でバチバチで勝てればこの上ないですけど、早く決められるのであればそこを狙いにいくというのも一つの強さの象徴なのかなと思います」。
策士としてG1でも数々の金星を挙げた矢野は、15年の公式戦では4分1秒、翌16年のG1ではわずか1分5秒で実力者の柴田から勝ち点をかすめ取っている。ウルフとはスタイルが違うものの、短期決着の有効性は長期間のリーグ戦では疑いようもない。「後先考えすぎるのもよくないかもしれないけど、9試合あることはたぶんずっと頭の中にあるので。相手のスキがあれば狙っていきたいですね。まずはいま持っているフィニッシュの精度を上げていくところなのかなと思いますが、それがもしも通用しなかったらやれることを想定はしておきたいですね」と、硬軟織り交ぜ秒殺狙いの戦法に切り替える可能性も視野に入れた。
G1を制すれば団体最高峰のIWGPヘビー級王座(現王者は辻陽太)への挑戦も確実となる。「まだそこまで意識はしてないですね。目の前の一戦一戦に集中したいです」と語るにとどまったが、スーパールーキーは本気で後藤洋央紀の持つ最速キャリア優勝記録(5年1か月)の大幅更新を狙っている。
2026年07月09日 00:07
女子プロレス「スターダム」8日の後楽園大会でゴッデス・オブ・スターダム王者の「02lie」ことAZM(23)、天咲光由(24)組が、挑戦者「杯 High Mate(ハイハイメイト)」の舞華、HANAKO組を破りV2に成功した。
飲み仲間でもある2組の攻防は、両者一歩も譲らぬ激戦となった。試合が動いたのは15分過ぎ。王者組はドロップキックの同時発射で攻勢に出るも、AZMは舞華から、天咲はHANAKOから、鏡写しのような動きで同時にブレーンバスターを食らう。さらにリングに孤立した天咲がHANAKOから豪快な首投げで飛ばされてしまう。
それでも天咲は起死回生のスイング式DDTを決めて逆転。ラリアートで粘るHANAKOに天聖(ダブルアーム式変型フェース・バスター)をさく裂させた。AZMが敵軍を分断している間に、最後は雪崩式の天聖で天咲がHANAKOから3カウント。激闘に終止符を打った。
試合後マイクを握った天咲は「このゴッデスのベルトは防衛するたび、持つ日数が増えるたび自分自身が、02lineがレベルアップしてるような気がしてならへん。もっともっとレベルアップしたかったらまた挑戦してきてください」と呼びかけた。HANAKOからは「当たり前やそんなん。あんたらから取るまで、そのゴッデスのベルトを諦めへんからな。天咲、5★STARで覚えとけよ」と夏の祭典でのリベンジを予告された。
ここでHANAKOから「ここに勝つ気でビール買っててん。今回負けて悔しいけど、良かったら一緒に乾杯せえへんか」と祝杯のプレゼント。この日スターダムラストマッチとなったジーナも含め、5人でコップを天に掲げた。一気飲みしたHANAKOに負けじとAZMもコップを空に。最後はAZMが観客と一緒に「乾杯」し、大会を締めていた。