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「優勝」という目標には遠く及ばなかった日本代表。能動的に戦えない時点でベスト8も難しかった【識者コラム】

2026年08月01日 18:36

 森保一監督が率いた日本代表は、北中米ワールドカップで「優勝」を目標に戦って、ベスト32で敗退した。目標には遠く及ばなかった。その点で、「失敗した」というのが厳然たる事実である。  にもかかわらず、ねぎらう声が多い。感情論のところで、「よく頑張った」というのが日本人らしく、批判精神の方がかえって批判を受ける。 「W杯優勝?そんなのあくまで目安だった。いつか、きっとできる!」  そんな調子である。  しかし、国を背負い、国同士が戦うW杯は、「やってみなければわからない」とおっとり刀で挑む舞台ではない。もっとスケールが大きく、それでいて緻密で、伝統や歴史の重みが引力のように支配する。グループステージの1、2試合の結果は覆るが、それから先は総合力が問われる。  筆者はサッカーダイジェストの予想で、グループステージの勝ち負け引き分け、ベスト32に敗退まですべて的中させた。それは、様々な構図から導き出した答えだった。優勝など、そもそもあり得なかったのである。  しかし、熱くなった一部の国民は「優勝を目標にして当然だろ!水を差すな」と論理性を保てない。だからこそ、メディアは日本サッカーの力を推し量り、彼我の戦力を比較し、プレーモデルの真価を見極め、その戦いがどこまで辿り着けるか。その答えを論理的にはじき出さなければならない。     日本人は平時では冷静だが、戦いでは「自分たちの力を最大化」し、敵を「最小化」するところがある。ラウンド16以降の試合を見たら、「日本最強論」がどれだけ荒唐無稽だったかわかる。「くじ運がよかったら優勝できる」など最たるものだ。  それは太平洋戦争で、日本がミッドウェー、ガダルカナル、インパールでコテンパンに叩かれた後も戦果を喧伝し、強さを妄信する愚かさにも似ている。  戦略的に命令系統が破綻し、作戦を徹底できず、誤った方向に進んでも引くことができない。合理性よりも組織内の融和、調和だけが重視され、根拠のない信念で「うまくいかないのでは」という疑念を排除する。火力で圧倒的に劣る相手に白兵戦を挑み、現場の精神性を恃みとするのは、日本人の「戦う」メンタリティに潜む根源的な問題だ。  勝てるはずもない戦力差を無視した戦いは、「夢を売り物」に楽しめるかもしれないが、どこにもたどり着かない。  森保ジャパンは能動的に戦うことなどできなかった。その時点で、戦略的にベスト8も難しかったのである。ベスト8に入った国々は、常に攻める手立てを持っていた。たとえばブラジル戦は戦術的に4バックに変えるなど、柔軟さも幅もなかった。けが人の多さはエクスキューズにならない。攻撃力のある選手にウイングバックをやらせるというシステムも最悪の発想だった。  森保監督の続投が決まった。半年限定とはいえ、9年目になる。 文●小宮良之 【著者プロフィール】こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月に『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たし、2020年12月には新作『氷上のフェニックス』が上梓された。 「すごい額だったんで」日本代表主力が衝撃告白!3月にまさかの“サウジ移籍”を決断→反対された人物を明かす「絶対にやめて」  

  • サッカー
  • 「10分間で満足なら…」トッテナム史上最高額で加入――逸材MFはなぜ2年連続17位のチームへ? セリエA復帰計画は頓挫「不可能だった」

    2026年08月01日 19:21
     サンドロ・トナーリが、ニューカッスルからトッテナムに移籍した理由を明かした。英メディア『talkSPORT』がプレシーズンツアー先のシドニーでの発言を伝えている。  現在26歳のイタリア代表MFは、2023年7月に母国のミランからニューカッスルに加入。同年10月に賭博違反で10か月の出場停止処分を受け、ニューカッスル1年目は公式戦12試合の出場に留まったが、復帰して以降は重要戦力を担い、直近の2025-26シーズンは53試合に出場した。  そして迎えた今夏、アーセナルやマンチェスター・シティからの関心も報じられたなか、トッテナム史上最高額の1億ポンド(約215億円)でノースロンドンに活躍の場を移した。  なぜ、2年連続でプレミアリーグ17位のチームを新天地に選んだのか。トナーリは同胞のロベルト・デ・ゼルビ監督が提示したプロジェクトを挙げ、次のように語った。 「第一印象が本当に良かった。10分間の話で満足できるなら、それだけで十分だ。全てが完璧なんだ。監督はイタリア人のロベルトで、面識があった。ロベルトは自分の仕事、つまりフットボールを本当に大切にしている。彼は『このプロジェクトは厳しいものになるだろうが、私にとっても、君にとっても、街にとっても完璧なものになる。我々は最高のシーズンの一つを築ける。なぜなら、素晴らしい選手たちが揃っているからだ。ただ多くの努力を注ぐ必要があるだけだ』と言った。  トッテナムと話し合った結果、このチームと契約すると決めた。彼らは100%の情熱と、100%の真剣さで話してくれた。この街のため、フットボール以外の私生活や家族のため...まあ、それは10%くらいかな。ロベルトとディレクターが、この契約の決め手となった。妻や家族と2分ほど話し、『おそらく僕のキャリアの中で最高の決断の一つになるだろう』と言ったんだ。妻は『この決断は100%あなた次第よ』と言ってくれた。僕たちの人生だから、彼女と話し合いたかったんだ」    トナーリはまた、セリエA復帰を希望していた事実も明かした。 「イタリアに戻ると決めていたが、金銭的な面で不可能だった。イングランドが僕たちの解決策となり、僕にとって、僕のキャリアにとって、フットボールにとって、幸せにとって、家族にとって、最善の解決策を見つけた。2つのチームと話し合ったが、10分か15分ほどで、トッテナムが次の所属先になるだろうと理解した」  信頼するデ・ゼルビ監督のもと、トナーリは復権を期す名門でキャリアハイを更新できるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】トッテナム新MFトナーリが早速決めた!チェルシー相手に奪った鮮烈弾

  • 「イタリアに戻るつもりだったが、金銭面の問題で実現しなかった」 ビッグクラブが注目したMFトナーリ、トッテナムを選んだ最大の決め手は……

    2026年08月01日 19:00
    今夏ニューカッスルからトッテナムへ移籍したイタリア代表MFサンドロ・トナーリは、トッテナムを選んだ理由を明かした。 現在26歳のトナーリは今夏の去就が大きな注目を集め、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどが注視していたが、イタリア代表MFは最終的にトッテナムを選択。 トッテナムは総額1億ポンドを費やし、ビッグディールを成立させたが、トナーリがトッテナムを選んだのには指揮官のロベルト・デ・ゼルビの存在が大きかったという。現在オーストラリアでプレシーズンツアー中のトナーリは英『TalkSPORT』に次のように話している。 「第一印象は本当に素晴らしかった。10分ほど話をしただけで『ここに来たい』と思えた。それだけですべてが完璧だったよ。監督はイタリア人のロベルト(・デ・ゼルビ)だった。以前から知っていたし、彼が仕事やサッカーにどれほど情熱を注いでいるかも分かっていた」 「彼は『簡単なプロジェクトではない。でも、私にとっても君にとっても、この街にとっても最高のものになる。素晴らしい選手たちがそろっているし、あとは全員でハードワークするだけだ』と話してくれた。トッテナムと話し合いを進めた末、このクラブに加入することを決めたよ」 「クラブの人たちは100%の情熱と100%の真剣さで私に向き合ってくれた。この街や、家族とのサッカー以外の生活ももちろん魅力だったけど、それは決断の10%くらいかな。移籍を決断する決め手になったのは、ロベルトとスポーツディレクターだった」 「妻や家族とは2分ほど話しただけで、『これはキャリアの中でも最高の決断の一つになるはずだ』と伝えた。妻は『この決断は100%あなたが決めていいことよ』と言ってくれた。これは家族全員に関わる人生だから、彼女にもきちんと話しておきたかったんだ」 以前に英紙『The Guardian』が報じていたように、デ・ゼルビのプレゼンがトナーリの心を動かしたことは間違いないようだ。また同選手は、当初、母国であるイタリアへの復帰を考えていたことも明かした。 「私たちはイタリアへ戻るつもりだった。でも、金銭面の問題でそれは実現できなかった。そこでイングランドが私たちにとっての選択肢となり、自分のキャリア、サッカー、幸せ、そして家族にとっても最高の選択肢をイングランドで見つけることができた。2つのクラブと話をしたけれど、10〜15分ほど話した時点で、『次にプレイするのはトッテナムだ』と確信したんだ」 2024−25シーズンにはELで優勝を果たしたトッテナムだが、ここ2シーズン、プレミアでは17位と低迷中。さらに昨シーズンは最終節まで残留争いに巻き込まれるなど、批判の多いシーズンを送った。 昨シーズン終盤に指揮官に就任したデ・ゼルビのもと、今夏は大型補強を積極的に行うトッテナム。トナーリはこの改革の中心を担う存在として活躍が期待されるが、デ・ゼルビ率いるトッテナムでどんなプレイを見せてくれるだろうか、楽しみだ。

  • イプスウィッチ、今夏のアタッカー補強は前田大然のみならず? 元ブライトン10番の獲得に動く

    2026年08月01日 18:57
     イプスウィッチが、ストラスブールに所属するパラグアイ代表FWフリオ・エンシソの獲得に向けた動きを強めているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が8月1日に報じた。  2025−26シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)を2位で終えたイプスウィッチは、2年ぶりのプレミアリーグ復帰を決めた。わずか1年での降格を強いられた2024−25シーズンの二の舞を避けるべく、今夏は積極補強を敢行。トゥールーズからブラジル人FWエメルソン、レスターからガーナ代表FWアブドゥル・ファタウ・イサハク、そしてセルティックから日本代表FW前田大然を獲得するなど、攻撃陣を中心に着実な戦力強化に動いてきた。  だが、イプスウィッチはさらなるアタッカー強化を模索しているようだ。今回の報道によると、パラグアイ代表の中心選手として、FIFAワールドカップ2026の全5試合に先発出場したエンシソ獲得に向けて動いている模様。かつてブライトンで背番号10を託された22歳のアタッカーは、2025−26シーズン開幕直後にストラスブールへ完全移籍すると、同シーズンの公式戦通算で42試合出場12ゴール9アシストを記録。攻撃陣の中心として輝きを放っていた。  そんなエンシソは、ブライトンで継続的な出番を手にできていなかった2024−25シーズン、冬の移籍市場でイプスウィッチへレンタル移籍加入し、13試合出場2ゴール3アシストをマークした。当時はチームを降格の危機から救うことはできず、シーズン終了後には保有元のブライトンへ戻ることとなっていたが、今回、イプスウィッチは完全移籍でのエンシソ獲得を熱望しているという。  新たにイプスウィッチを率いるガリー・オニール監督は、2025−26シーズン後半戦にストラスブールを指揮しており、エンシソと共に戦った経験がある。同監督が獲得を望んでいるだけでなく、エンシソ自身もイプスウィッチ“復帰”に非常に前向きな姿勢を示しているとのこと。現在は交渉の最中と報じられているが、関係者の多くが前向きな姿勢であることを考慮すると、移籍の成立まで多くの時間は必要なさそうだ。  果たして、攻撃陣の強化に邁進するイプスウィッチは、前田だけでなく、エンシソをも迎え入れることとなるか。今後の動向に注目が集まっている。

  • 「優勝」という目標には遠く及ばなかった日本代表。能動的に戦えない時点でベスト8も難しかった【識者コラム】

    2026年08月01日 18:36
     森保一監督が率いた日本代表は、北中米ワールドカップで「優勝」を目標に戦って、ベスト32で敗退した。

  • 静岡学園の全選手が巻いたテービング。そこに込められた意味――主将も離脱。幼い頃から共に戦ってきたCBが提案をした【インハイ初優勝の舞台裏】

    2026年08月01日 18:36
    [総体決勝]静岡学園 2−1 近大附/8月1日/Jヴィレッジスタジアム  静岡学園がインターハイ(全国高校総体)を初制覇した。静岡勢の優勝は、1996年に当時2年生の小野伸二を擁した清水商(現・清水桜が丘)が果たして以来、実に30年ぶりだ。  サッカー王国に久々の栄冠をもたらした静岡学園の今大会を振り返ると、決して平坦な道ではなかった。大会直前にエースでトップ下を務める10番のMF松永悠輝(3年)が負傷し、ボランチで頭角を現していたMF杉ノ原芽生(2年)も怪我で離脱。さらには「流れを変えられる」と川口修監督が期待していたFW杉山泰斗(2年)も戦列を離れ、大会に登録できる28人中3人が起用できない状況で大会を迎えた。  初戦となった大分との2回戦。ここでもアクシデントが起こり、絶対的支柱のMF足立羽琉(キャプテン/3年)が前半に負傷。今季絶望の大怪我を負い、8−0で勝利しながらもチームに重たい空気が漂った。    それでも一戦一戦をタフに戦い、決勝に進出。4試合を戦ったチームはさらに怪我人が増え、左ウイングバックのポジションで高精度のクロスを連発していたMF小田切颯佑(3年)も大津との準決勝で負傷。決勝には出場できなくなった。「満身創痍だよね」と川口監督も苦笑いするほど。想定外の状況で8月1日の決勝を迎えた。  破竹の勢いで勝ち上がってきた近大附に対し、静岡学園は幸先よく19分にMF泉新(3年)のゴールで先制点を奪う。その後、30分にロングスローの流れから近大附のDF藤川澄生(キャプテン/3年)にゴールを奪われたが、粘り強く攻撃を繰り出して、後半アディショナルタイムに決勝点をもぎ取る。途中出場のMF加藤煌清(3年)の右CKから、FW沢井翼(3年)が単騎でネットを揺らし、ラストプレーで優勝を決めた。  試合後、歓喜に沸いた静岡学園イレブン。川口監督を胴上げし、決勝だけスタンドで観戦していた松永も一緒に記念撮影に入った。  色んなことが起こった今夏のインターハイ。危機を乗り越えての優勝とあって、喜びは格別だ。選手たちは笑顔を見せるなかで、誰よりも特別な想いを抱えていた選手がいる。3バックの一角で奮戦したDF保延昭良(3年)だ。  主将の足立とは小学校2年生の頃に川崎フロンターレのスクールで出会ってから、親交を深めてきた。10番の松永も中学時代から顔見知り。同じ神奈川出身の仲間と奇遇にも、高校でチームメイトになったのは運命だろう。  そうした縁で高校に入ってからも仲が良く、特に最も付き合いが長い足立とはプライベートも含めて多くの時間を過ごしてきた。  そんなキャプテンが大事なインターハイの初戦で負傷。アクシデントが起こった瞬間、保延に動揺が走った。 「大分戦の前半は結構泣きそうだった。試合中だし、せっかくこの舞台に立てたからという気持ちでなんとか切り替えられたけど...」  チーム全員の心がざわつく出来事で、誰よりも保延は気持ちを揺さぶられた。だからこそ、「彼の分まで戦う。その気持ちは僕が一番強かった」。    足立は試合後に病院に直行。翌日には慌ただしく宿舎を出たため、直接話す機会はなかった。そのため、保延は3回戦以降、試合前後にキャプテンとメッセージのやり取りをし、「頑張って」という言葉に勇気をもらいながらピッチに立ってきた。    負傷後、足立は監督との電話で号泣していたというが、仲間とのやり取りでそうした様子を一切見せなかった。SNSでも明るく励まし、弱っている姿を微塵も感じさせない振る舞いでチームを鼓舞。「笑顔のスタンプとか写真を送ってきたので本当に強い」(保延)。そんな姿を見たら、選手たちはやらないわけにはいかない。劣勢になったり、ミスが続けば、ピッチ内では「足立が見ているぞ!」という声が飛んだという。  足立の想いも含め、怪我人続出のチームが一つにまとまるために保延は仲間たちにある提案をする。鹿島学園との3回戦から全選手が手首にテーピングをし、怪我で離脱した3年生の想いを刻むために、足立の7番と松永の10番を書いて試合に臨もうということだった。  不運にも準決勝で小田桐が負傷。決勝は6番の文字もそこに加わった。仲間の怪我がチームを団結させたのは間違いない。  足立に優勝を届けた試合後、保延の表情は安堵感に溢れていた。だが、これで終わりではない。夏冬連覇という次の目標に向かって、静岡学園は王者として走り出す。キャプテンと共に戦った“最後の夏”で得た確かな自信と最高の結果を胸に、新たなスタートを切る。 取材・文●松尾祐希(サッカーライター) 「ガチ天才すぎる」「世界に見つかってしまう…」日本の未来を担う逸材が魅せた、リバプール撃破に導く“衝撃ゴラッソ”にSNS驚嘆「将来、代表で見たい!」

  • PSG、リヴァプールも狙ったアクリウシェ獲得へ! 約91億円でモナコとクラブ間合意

    2026年08月01日 18:30
    パリ・サンジェルマン(PSG)が、モナコに所属するフランス代表FWマグネス・アクリウシェ(24)の獲得に迫っているようだ。 モナコ生え抜きのアクリウシェは2021年にトップチーム昇格を果たすと、創造性あふれるプレイやリンクマンとしての役割を得意とするアタッカー。昨季はリーグ・アン31試合に出場し、6ゴール7アシストを記録していた。 そんなアクリウシェにはリヴァプールも関心を示していたなかで、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、PSGが移籍金5000万ユーロ(約90億8000万円)でモナコとクラブ間合意に達したようだ。 また、アクリウシェも2031年夏までの契約でPSGと個人合意に至っており、来週中にもメディカルチェックを受診するとのこと。なお、フランス代表FWブラッドリー・バルコラに退団の可能性が取り沙汰されているPSGは、アヤックスに所属するベルギー代表FWミカ・ゴッツにも関心を示しており、アタッカー確保に尽力している。

  • クロップ氏の後任決定…ロジャー・シュミット氏がレッドブルサッカー部門の責任者に就任、Jリーグの活動も継続

    2026年08月01日 18:23
     レッドブル・グループは7月31日、ドイツ人指導者のロジャー・シュミット氏が、グローバルサッカー部門の責任者に就任することを発表した。同氏は2026年10月1日から新たな職務に就き、引き続きJリーグのグローバルフットボールアドバイザーも兼任することが併せて明らかにされている。  レッドブル・グループのグローバルサッカー部門は、ライプツィヒ、ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノ、RB大宮アルディージャなど、グループ傘下クラブの競技面における戦略を統括する部門。スポーツディレクターへの助言、傘下クラブ間でのフットボール哲学の共有、選手の発掘・育成、指導者の育成などを担い、各クラブの日常業務には直接関与せず、中長期的な発展を担う役割を果たしている。シュミット氏はフロリアン・ショルツ氏とともにグローバル体制を率い、自身は競技部門を統括する。  同ポストについては、2025年1月、かつてドルトムントやリヴァプールを率いたユルゲン・クロップ氏が就任したことでも大きな話題を集めた。クロップ氏は約1年半にわたってレッドブルの国際的なクラブネットワークを統括したものの、7月にドイツ代表監督への就任が決定したことを受けて退任。後任には、2012年から2014年までザルツブルクを率いた経験を持ち、レバークーゼン、PSV、ベンフィカなど欧州の名門クラブでも実績を残してきたシュミット氏が選出された。  レッドブル・グループのグローバルサッカー部門の責任者に就任するに際して、シュミット氏は同社を通して、次のようにコメントを発表している。 「この新たな挑戦に心からワクワクしており、レッドブル・ファミリーに戻れることを誇りに思います。レッドブルのグローバルなサッカー事業は、まさにユニークで野心的であり、若き才能を育成しつつ最高レベルで成功を収めるという明確な哲学に基づいて構築されています。まさにこの組み合わせこそが、私にとってこの機会をこれほどまでにエキサイティングなものにしているのです」 「10月の着任を心待ちにしています。各クラブを支える人々と出会い、チームと共に働き始め、ポートフォリオ全体の継続的な発展に貢献できることを楽しみにしています。基盤は極めて強固で、可能性は計り知れません。関係するすべての方々と共に、レッドブル・サッカーの成功物語の新たな章を築き上げていくことに、私は大きな意欲を抱いています」  同時に、同社のCEOを務めるオリバー・ミンツラフ氏も、次のような言葉でシュミット氏の着任に期待を寄せた。 「ロジャー・シュミット氏をレッドブルに再び迎え入れることができ、大変嬉しく思います。彼の豊富な経験、サッカーに関する深い専門知識、そして当社の哲学に対する明確な理解は、当社のグローバルサッカーポートフォリオの競技面の方向性を定めるにふさわしい資質です。彼はこれまでのキャリアを通じて、若手選手の育成とキャリアアップに貢献したことで広く評価されてきました。アグレッシブなプレスとスピードのある攻撃を基盤とした、大胆かつハイインテンシティなスタイルで知られるシュミット氏の哲学は、当社のサッカーのDNAとも一致しています」 「卓越した若手才能のための道を切り拓きつつ、当社のクラブが最高レベルで競争力を維持し続けることは、常にレッドブル・サッカーの中核を成してきました。新たなリーダーシップチームが緊密に連携することで、我々はサッカーポートフォリオをさらに進化させ、クラブ間の連携を強化し続けられると確信しています」  一方、シュミット氏は2025年10月からJリーグの初代グローバルフットボールアドバイザーを務めている。同プロジェクトは、世界基準のフットボール哲学や育成・指導メソッドをJリーグ全体へ還元し、日本サッカーの競技力向上および人材育成を目指すことを目的としてスタート。Year1では、指導者教育、各クラブのスポーツディレクターとの知見共有、アカデミー世代への直接指導等を通じて、世界基準の知見や考え方を日本サッカー界へ「共有」することに重点が置かれた。 1 2 次へ

  • 「オーストラリアの観戦文化を日本へお届けしたい」FC東京が大手食品企業『パティース・フード・グループ』とユニホームパートナー契約を締結

    2026年08月01日 18:22
     2026年8月1日、FC東京はボルシア・ドルトムントとの国際親善試合を前に、オーストラリアの大手食品企業『パティース・フード・グループ』と新たにユニホームパートナー(プレミアムパートナー)契約を締結したと発表した。

  • 2026年度のバロンドールは誰の手に? 英紙が挙げた5人の候補者はロドリ、メッシ、ヤマル、ムバッペ、ケイン

    2026年08月01日 18:00
    2026年は10月にロンドンでの開催が予定されているバロンドールの授賞式。 クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシがそれぞれレアル・マドリードとバルセロナに所属していた時期は実質的に彼らどちらかに与えられる賞だったが、ここ2年はマンチェスター・シティのロドリ、パリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレが獲得するなど、多くの可能性を秘めた賞となっている。 『TheGuardian』ではバロンドールの発表まで残り数か月となった現時点で、今年の受賞者を予想した。 名前が挙がったのは、ロドリ、メッシ、ラミン・ヤマル、キリアン・ムバッペ、ハリー・ケインの5人。 直近のW杯では彼らが所属する4か国がそれぞれ準決勝まで進み、決勝はロドリのスペイン対メッシのアルゼンチンに。勝ったのはスペインで、ロドリには大会MVPが与えられた。 敗れたフランスとイングランドは3位決定戦で激突。4-6と計10ゴールが生まれる乱打戦となり、試合には敗れたもののムバッペが単独で二桁得点に乗せてゴールデンブーツに輝いた。 W杯では1ゴールのみに終わったヤマルだが、所属するバルセロナでは19歳にして10番を背負い別格のパフォーマンスを披露している。昨季は公式戦45試合で24ゴール18アシスト、古巣の先輩であるメッシを彷彿とさせる圧倒ぶりだ。 候補に挙がるだけあって各選手はそれぞれのチームで素晴らしいパフォーマンスを披露している。 バロンドールはW杯だけでなく、昨季のクラブでのパフォーマンスも評価の基準の1つだが、2026年で最も優れた選手は誰になるのだろうか。

  • 「彼の価値はゴールやアシストでは測れない」ビッグクラブ注目の日本代表ボランチにイタリア名門も関心!「現代サッカーでますます求められている特徴を持つ」

    2026年08月01日 17:42
     ワールドカップでインパクトを残した日本代表の佐野海舟は、プレミアリーグの数々のビッグクラブとの関連が注目されている。  関心が取り沙汰されているクラブのひとつが名門ミランだ。昨季はセリエAで5位にとどまり、チャンピオンズリーグ出場権(CL)を獲得できず。この夏はルベン・アモリム監督を招へいし、新シーズンで復権を目指す。  地元メディア『Calcio style』は7月31日、佐野について「伝統的なレジスタというより、守備と組み立てのバランスを保証できるモダンなMF」と表現。「強みは安定したパフォーマンスにあり、ボール奪還でアグレッシブ。試合を通じてアップテンポを支えることができる」と報じた。 「ミランにとっては、典型的なレジスタとは違う解決策となる。守備陣を保護し、プレスを支え、非保持時の仕事でより創造的な選手たちを自由にさせられる選手だ。また、機動力や守備局面での読みに長けることから、トランジションでスペースをすぐに埋めることもできる。現代サッカーでますます求められている特徴だ」 「ダブルボランチでも3センターでも対応でき、どちらでも主な貢献は変わらない。インテンシティとボール奪取、最終ラインの前でのカバーリングだ。より組み立てるタイプと組ませることもできる。攻守両面でそれぞれの役割分担をより明確にできるだろう。ポイントは、サノの価値はゴールやアシストで測れないこと。チームに安定性をもたらせることにあるのだ。試合を通じて中盤をコンパクトに保つことは、個人のスタッツ以上に重要となる」    ただ、前述のとおり、佐野にはイングランドの多くのクラブが関心を寄せている。同メディアも「日本代表にはリバプール、アーセナル、トッテナム、ニューカッスルも注目している」と続けた。 「ミランにとって、プレミア勢との競争は、何よりも取引をより難しくさせる要因。中盤のバランス、インテンシティ、堅実さを高める方針から、ミランが獲得に向けて本腰を入れていくのか注目だ」  しかし、佐野本人は先日、日本から欧州に戻る際、CLやプレミアリーグといったハイレベルな環境でプレーしたいとの希望を口にしている。現状のミランには当てはまらないだけに、移籍実現の可能性は高くないと言えるだろう。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 「すごい額だったんで」日本代表主力が衝撃告白!3月にまさかの“サウジ移籍”を決断→反対された人物を明かす「絶対にやめて」  

  • チェルシーは移籍金を“74億〜85億円”に設定? プレミアクラブによる争奪戦予想される23歳FWデラップの去就はどうなる

    2026年08月01日 17:30
    チェルシーは今夏の去就が注目されている23歳FWリアム・デラップの移籍金を設定したようだ。英『The i Paper』が報じている。 マンチェスター・シティを2024年夏に退団し、イプスウィッチへ完全移籍を遂げたデラップ。すると、プレミアリーグ37試合で12ゴール2アシストを記録するなど一気にブレイク。翌年にはチェルシーへのステップアップを果たした。 しかし、チェルシーでは公式戦47試合で3ゴール5アシストと期待されていたような活躍を見せられず。シャビ・アロンソ新体制でデラップは構想外と見られており、今夏わずか1年で売却候補に名を連ねているとされている。 エヴァートン、リーズ、ニューカッスル、ブライトン、フラムなど多くのプレミアクラブがデラップの獲得に興味を持っていると噂されているなか、チェルシーは同選手を3500万ポンドから4000万ポンド(約74億円から85億円)と評価しているようだ。 チェルシーにはジョアン・ペドロがいるだけではなく、活躍期待されるエマニュエル・エメガ、さらにブライトンから昨季プレミアで13ゴールのベテラン、ダニー・ウェルベックの加入も迫っている。 デラップはニコラス・ジャクソンやマルク・ギウと共に新天地を探す必要があると見られているが、わずか1年でチェルシーを去るのか、今夏の去就に注目したい。

  • クロップでも今のドイツ代表を上へ導くのは難しい? ワールドクラスのタレントがいないと厳しい評価も「彼は今いる選手たちでやり繰りしないと」

    2026年08月01日 17:00
    2026W杯ではベスト32でパラグアイ代表にPK戦で敗れ、またも屈辱を味わうことになったドイツ代表。

  • 「まじで美人すぎる!」至宝ヤマルの超キュートな恋人が公開した“怒涛の大胆コーデ”に脚光!「どれ着ても綺麗です」「いちゃいちゃが凄い」

    2026年08月01日 16:40
     北中米ワールドカップで母国スペインを優勝へ導いたFWラミン・ヤマルの恋人で、インルエンサー&モデルのイネス・ガルシアさんが公式インスタグラムを更新。ヤマルと休暇を過ごしている南仏の高級リゾート地、サン=トロペから複数の画像を紹介し、ファンの喝采を浴びている。  ヤマルよりふたつ年上の21歳は「サン=トロペで、たくさんのコーデを楽しんでいるわ」と記して、夏まっさかりのなかで大胆なファッションを続々と公開。清楚な白ワンピ姿、タンクトップにタイトミニスカを合わせたもの、さらにはノースリーブのシースルードレスやブラチラに白ワイシャツを羽織ったバージョンなど、怒涛のごとくバリエーション豊かな出で立ちを披露した。    もちろん、ヤマルもちょこちょこ登場しており、イネスさんとソファでいちゃついたり、トレーニングをイネスさんが見守ったり、一緒にグルメを満喫したりと盛りだくさんの内容だ。ヤマルは「僕の愛する彼女と初めての旅行!!!」と嬉しそうにメッセージを書き込んだ。  投稿をチェックしたファン&フォロワーからは称える声が続出。「まじで美人すぎる」「どれ着ても綺麗ですね」「めちゃくちゃスタイル良い」「ふたりのいちゃいちゃが凄いわ」「ゴージャスなカップルだな」「ヤマルが羨ましい」「お姉さんと弟みたい」などなど、コメント欄は活況を呈している。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】え? そこまで…ヤマルの超美人彼女が公開した“大胆すぎる夏ファッション集”をチェック!

  • ゴメス負傷でディフェンスラインに不安抱えるリヴァプール ミランに所属する28歳イングランド人DF獲得へ接触開始

    2026年08月01日 16:30
    今夏元ボーンマス指揮官アンドニ・イラオラを新監督に迎え、新たなチーム作りを行うリヴァプール。 しかし、現在新生リヴァプールはディフェンスラインに不安を抱えており、特にジョー・ゴメスが負傷したことでCBの人員不足が指摘されている。フィルジル・ファン・ダイク、ジョヴァンニ・レオーニとジェレミー・ジャケの3人でシーズン開幕を迎える可能性もあるなか、イタリアメディア『TUTTOmercatoWEB』によると、リヴァプールはACミランのイングランド代表DFフィカヨ・トモリをターゲットに挙げているという。 現在28歳のトモリはチェルシーの下部組織出身の選手で、2016年にトップチームに昇格。その後は武者修行のレンタル移籍を繰り返すも、フランク・ランパード体制で復帰を果たした。 その後、トモリは2021年冬にミランへレンタル移籍を果たし、スクデット獲得に貢献。シーズン終了後には完全移籍に移行し、ミランではここまで公式戦214試合に出場している。 ミランとの現行契約が残り1年を迎えたことで、同選手は今夏の去就が注目を集めているなか、同メディアによると、リヴァプールが最初のアプローチを行った模様。まだ初期段階で交渉が進んでいるわけではないが、経験豊富な選手をリヴァプールは探していて、トモリはイラオラの補強リストに名を連ねたようだ。 トモリにはコヴェントリーとニューカッスルも注視しており、プレミアリーグへの復帰も噂されている。しかし、ミランは主力選手を簡単に手放す気はないという姿勢で、獲得は簡単ではないとのこと。 リヴァプールはウインガーの獲得にも熱心だと考えられているが、CBの補強にも動くのか、注目だ。

  • 新たなCBは先読みの天才? 総額55億円でボーンマスに移籍濃厚なアントニオ・シウバとは何者か

    2026年08月01日 16:00
    プレミアリーグのボーンマスがCBの獲得に近づいている。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ベンフィカのアントニオ・シウバ獲得で合意に達したようだ。移籍金は2500万ユーロ+500万ユーロ(約55億円)のボーナスが付く契約で、今後数日でのメディカルチェックが予定されている。 シウバはベンフィカアカデミー出身の22歳で、2022年のトップチーム昇格後すでに183試合に出場している逸材だ。25-26シーズンは公式戦41試合に出場して1ゴール1アシストを記録した。 『Sky Sports』ではベンフィカのユース時代にシウバを指導したジョアン・ヌーノ・フォンセカ氏がボーンマスは素晴らしい選手を手に入れたと、新天地での活躍に期待を寄せている。 「アントニオは素晴らしい人物で、指導しやすい選手だった。彼は注意深く、ベンフィカでは我々の指示をすべて受け入れてくれた。彼はとても成熟していて、チームに大きな影響を与えるプレイヤーだった」 「彼にフィードバックを与えると、彼はすぐにそれを試合で活用する。彼の強みは先を読む能力だ。試合の流れを読むことに長けており、次に何が起こるのか理解している」 近年の躍進を支えたアンドニ・イラオラ監督がチームを去り、マルコ・ローゼ体制で新シーズンに臨むボーンマス。ここ数年は上位クラブを脅かす中堅という立ち位置だったが、シウバ等の新戦力を加えた来季のボーンマスはどのようなチームとなっているのだろうか。