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2021年08月01日 08:54
エンゼルス・大谷翔平投手(27)の次回登板が白紙となった。当初は1日(日本時間2日)の本拠地アスレチックス戦となっていたが、28日(29日)のロッキーズ戦の試合中にベンチに飛び込んだファウルが右手親指に直撃。マドン監督は31日(日本時間8月1日)に「良くなってはきている」と話したが、しばらく様子を見る方針だ。大谷は31日のアスレチックス戦にはDHで出場。試合前にキャッチボールをする姿は前日に続き、見られなかった。
2024年04月26日 11:40
ハムの育成・柳川大晟が筒香を空振り三振、一飛に仕留める
日本ハムの育成・柳川大晟投手が衝撃投球を見せて話題を呼んでいる。25日のイースタン・リーグDeNA戦(鎌ケ谷)に先発し、日本球界に復帰した筒香嘉智外野手に対して155キロで空振り三振を奪った。ファンもその投球に衝撃を受けたようで「とんでもない投手になる」「すごい球投げるね」と声をあげている。
20歳右腕は4回を投げて1安打6奪三振1失点の好投。注目の筒香に対しては第1打席は速球で押し、最後は155キロで空振り三振を奪った。第2打席は148キロで一飛。日米通算223本塁打を誇るスラッガーを抑え込んだ。
九州国際大付高から2021年育成ドラフト3位で入団した20歳。191センチ、92キロの恵まれた体格から角度ある速球を投げ込む。昨年は2軍で13登板、1勝1セーブ、防御率1.72。今季は6登板で2勝1敗、防御率4.30の成績を残している。
近年、日本ハムは若手投手の台頭が目立つ。柳川と同期で育成1位入団の福島蓮投手は3月に支配下契約を勝ち取り、4月17日のソフトバンク戦で5回を2失点。インパクトを残した。
SNSには「キレッキレのストレート」「力感ないのに球の伸びえぐすぎ」「ストレートエグすぎ」「将来の守護神候補」「期待しかない」「どんだけ下から凄い投手出てくるねん」「ハムの未来明るいな」「ハム投手陣がエグすぎる」「投手のプロスペクト多すぎ」とコメントが並ぶ。20歳が今後どんな成長曲線を描くか注目だ。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 11:12
日本ハムは26日、加藤貴之投手が認定NPO法人「人と動物の共生センター」へ寄付することが決まったと発表した。
加藤は球団公式ホームページを通じて「今シーズンから、認定NPO法人『人と動物の共生センター』への寄付を通じて、動物保護の支援活動をすることになりました。僕自身もペットを飼っていますが、殺処分や災害時の迷子犬などの問題があると知って、どうしたら人も動物も幸せになれるのか?と考えることがありました。そんな中で、この団体の『人も動物も共に幸せになれる社会を目指す』という理念に深く共感し、また、代表の方が獣医さんであることにも飼い主として親近感を抱いたため、寄付先とさせていただきました。これから毎シーズン継続して支援できるよう、しっかり結果を残していきたいと思います」とコメントした。
加藤は今季ここまで4試合・24回1/3を投げ、1勝3敗、防御率2.96。前回登板のロッテ戦では完封勝利で今季初勝利を挙げている。
2024年04月26日 11:10
ド軍は「日本管材センター」と複数年のパートナーシップ契約を結んだ
ドジャースは25日(日本時間26日)、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」(本社・東京都)と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。本拠地ドジャースタジアムや、アリゾナ州グレンデールのキャンプ地で広告を掲出する。ドジャースには今季、大谷翔平投手、山本由伸投手が加入しており、相次いで日本企業が進出している。
ドジャースのロン・ローゼンCMO(チーフマーケティングオフィサー)は「私たちのグロバール・パートナーに加わって頂き、喜びと敬意を示したい。日本管財センターはいくつかの主要分野で卓越したビジネスを展開しています。この契約によって、両ブランドの国際的な知名度を高める機会となるでしょう」とコメントした。
日本企業のドジャースへの進出が止まらない。ドジャースは航空会社のANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIRE、医薬品メーカーの興和、100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業と契約を締結している。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シャイキン記者は自身のX(旧ツイッター)に「シーズンがスタートしてから、ドジャースはおおよそ週に1回のペースで日本企業とのスポンサー契約を発表している」と綴っている。
一連の動きにファンは興味津々。「まだまだ続きそう」「大谷効果ですな」「円安だからかなり高額になるだろうけど、それだけ効果が見込めるのね」「大谷の年俸すぐ回収出来そうだな」「日本企業の名前が海外で広がる良い機会ですね」とSNSにはコメントが並んだ。大谷と10年総額7億ドル(約1090億円)、山本由伸投手と12年総額3億2500万ドル(約506億円)で契約を結んだドジャース。今後も日本企業の進出は続いていきそうだ。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 10:52
ガーディアンズ傘下3Aコロンバス戦に登板
メッツ傘下3Aシラキュースの藤浪晋太郎投手は25日(日本時間26日)、ガーディアンズ傘下3Aコロンバス戦に登板。
2024年04月26日 10:00
○ 巨人 3 − 2 中日 ●
<6回戦・東京ドーム>
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏が、巨人・萩尾匡也について言及した。
『6番・中堅』でスタメン出場した萩尾は0−0の2回二死走者なしの第1打席、柳裕也が3ボール2ストライクから投じた6球目のスライダーを見極め、四球を選ぶ。
この四球に山本昌氏は「萩尾選手は初球からガンガン振ってくる選手なんですけど、カウントが進んでいってボール球を選べるので、こういうところが今使ってもらっている理由ですよね」と語った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 10:00
チーム1の快足と評された元DeNA投手の田村丈氏(31)は、野球普及活動のため多くの元プロ野球選手らとタッグを組む。一般社団法人「アスリートプロ」を設立し、プロ野球選手のセカンドキャリアをサポート。同チームに所属していた山本武白志氏(26)や元阪神の松田遼馬氏(30)、竹安大知氏(29)らが所属する。野球で切り開いた人生。次は野球で恩返ししていく。
選手生活を終えて次の人生を考えた時、頭に浮かんだのは野球への恩返しだった。元DeNAの田村さんは一般社団法人「アスリートプロ」の代表として野球普及、プロ野球選手のセカンドキャリアサポートに励む。
田村さんは2015年にDeNAの入団テストを受け、同年ドラフトの育成3位で入団。150キロ前後の直球を武器に2軍で結果を残すと、18年7月26日に支配下登録を果たした。同日に1軍登録され、8月1日の巨人戦(横浜)でデビューを果たしたが、1回を2失点。チャンスで結果を残せず、2軍で再調整することになった。
育成からはい上がり、期待されていたが制球面が課題となった。投手として苦悩した中、50メートル走5秒6と当時チームトップといわれた脚力に、遠投110メートル超の強肩など身体能力の高さもあり、チームから野手転向を示唆された。だが、転向することなく19年に引退を決断。1軍での登板はデビュー戦の1試合のみとなったが「後悔はなかったです」と4年間のプロ野球人生に幕を閉じた。
引退後はDeNAのジュニアスクールのコーチに就任も、身体能力の高さを知る社会人アメリカンフットボールリーグのイコールワン福岡SUNS(現PLEIADES福岡)から声がかかり、22年に選手として加入。「転向した時からアメフトは長くはできないと思っていました」と23年の8月に現在、代表を務める「アスリートプロ」を立ち上げ、同年12月にアメフト選手を引退した。
「プロ野球選手としての経験は多くの人に伝えないといけない。若くして引退した選手は僕の他にもたくさんいる。その選手らに再び野球の熱を持ってもらいたいのと、子どもたちに伝える場所を提供したいという思いがあった」
野球普及へ。アメフト時代に拠点としていた九州を中心に、元選手らに声をかけた。ほとんどの人が本業との兼任だ。プロゴルファーを目指す元DeNAの山本武白志氏や元ソフトバンクで同球団の野球振興部スタッフを務める高橋純平氏、元阪神の竹安氏は熊本ゴールデンラークスのコーチを務める。
野球教室だけでなく、走り方教室なども開催。6月には野球を始めるきっかけになればと、Tボール教室も行う予定。「全国でやりたいなというのはあります」と田村氏。次世代育成へ、奮闘していく。(デイリースポーツ・井上慎也)
◇田村 丈(たむら・じょう)1992年11月20日生まれ、31歳。兵庫県出身。現役時代は右投げ右打ちの投手。関大北陽、関学大を経て2015年度育成ドラフト3位でDeNA入団。18年7月に支配下登録。19年10月に戦力外通告を受け現役引退。NPB通算1試合で勝敗なし、防御率18・00。
2024年04月26日 09:59
韓国メディア「スポーツ京郷」は、ベーブ・ルースと比較して絶賛した
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
バットが止まらないドジャースの大谷翔平に、韓国でも衝撃が走っている。25日(日本時間26日)に敵地で行われたナショナルズ戦では4-0で10試合ぶりの無安打に終わったが、それでも打率.358。24日(同25日)には3本の二塁打を放っており、韓国メディア「スポーツ京郷」は、「ヒットの半分以上が『長打』、恐ろしい大谷のパワー…現代版『打撃の帝王』」との見出しで報じた。
24日(同25日)の試合では、初回1死の第1打席で打球速度115.6マイル(約186キロ)の痛烈二塁打を放ち、続くスミスの中前適時打で先制。8回1死二塁の第5打席で再び右中間へ、適時二塁打を放った。さらに9回2死一、三塁の第6打席では左中間フェンスを直撃する3本目の適時二塁打。6打数3安打2打点だった。
日米だけでなく韓国での注目度も高い大谷。同メディアは「恐ろしいのはヒット全体で占める『長打』の割合が半分をはるかに超えるということだ。大谷が単にボールに当てるためのスイングをしているのではないという意味だ」と指摘した。ここまで39安打で長打は21。「重要なのはヒットの質だ。ホームランはなかったが、ヒット3つがすべて二塁打だった。打球速度もすごかった」などと分析している。
また今後、気候が暖かくなるにつれてさらに成績を伸ばすのではないかと予想。根拠として、昨季までの月別の本塁打で6月に最も多い43本、7月に31本、8月に28本と続いていることを挙げている。今季は右肘手術の影響で打者専念となるが、同じ二刀流として比較されることも多いベーブ・ルースのニックネームだった「打撃の帝王」という言葉が「ぴったり合う」と絶賛している。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 09:50
顔面付近のライナーに「カオ、ダイジョウブ?」
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャース・山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦で6回無失点の好投を見せ、メジャー2勝目を挙げた。
2024年04月26日 09:50
◆ 勝ち試合の9回に登板
「今のところはしっかりいい感じなんじゃないかなと思います」。
ロッテの鈴木昭汰は開幕から10試合・10回を投げ、イニング数を大きく上回る15奪三振、3ホールド、1セーブ、防御率0.00と抜群の安定感を誇る。
「2対0で登板したその前にも同点で投げたりしていたので、そんなに気持ちの変化はなかったです。ただ、クローザーという部分においては昂る気持ちもありました」と、4月17日の西武戦では2−0の9回、クローザーの役割を託された。
「8回、9回っぽい感じはあったんですけど、“今日はクローザーで行くから”とは言われていなかった。ただ、自分の中では準備ができていましたね」。
ブルペンの電話が鳴り、勝ち試合の9回を投げるとなったときにスイッチのようなものは入ったのだろうかーー。
「スイッチも入りますし、自主トレで松井さんとやらせてもらって、あの人もクローザーですし、いつかこういうところで投げたいと思っていたので、すごい自分的に昂るものはありましたね。そのせいで球が高めに浮いたんですけどね(笑)」。
先頭の外崎修汰にセンター前に運ばれたが、アギラーを三塁ゴロ、中村剛也を遊ゴロ、最後は山村崇嘉のライトフェンス際の打球を愛斗がフェンスにぶつかりながらキャッチし試合を締め、プロ初セーブをマークした。
◆ ストレート
鈴木は昨年「ストレートの強さとインコースをテーマ」に投げ、夏場以降は「最後の方、形ができたというのは来季(2024年)に向けては良かった」と一軍で結果を出し、自主トレでは松井裕樹と行い「野球に対する考え方、栄養面、野球に関わる全てのことを教わってきた」と充実の時間を過ごした。
今季はストレートの強さをかなり感じるが、本人の中では納得のいくボールを開幕してからも投げられているのだろうかーー。
「投げられているんですけど、投げミスとかはゼロではないので、それを減らしたりとか、日々成長しないといけないと思うし、これを続けていかないとダメだと思う」。
取り組んできたことを“継続”している中で、自信は深めているのだろうかーー。
「そうですね、自信になってるかと言ったらわからないですけど、やってきたことが間違っていなかったなというのは思えたので、それがピッチングにも現れているんじゃないかなと思います」。
では自身の中で去年と今年で何が一番変わったと考えているのだろうかーー。
「真っ直ぐの制球力じゃないですね」とキッパリ。「真っ直ぐの強さも結構上がりましたね」と続けた。ストレートの強さに関しては昨年の夏場以降から継続して強さを感じるが本人は「自分の中ではかかりがいい感じ」と、昨年からもう1段階上がったとのこと。
開幕直後の取材で「本当にチームで一番投げたいです」と話した中で、ここまでチームトップの10試合に登板。「(連投も)全然いけますね。投げさせてくれって感じです(笑)」とアピール。「やることは変わらず、しっかり目の前の試合を1試合1試合全力で投げたいと思います」。自信を深める背番号47は、マリーンズのブルペンに欠かせない存在になりつつある。
取材・文=岩下雄太
2024年04月26日 09:33
○ カブス 3−1 アストロズ ●
<現地時間4月25日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが逆転勝利でアストロズをスイープ。2年目の有望株ピート・クロー・アームストロング外野手(22)が決勝2ランを放った。
1点先制を許したカブスは初回、無死満塁の絶好機を作るも、4番マイケル・ブッシュ、5番ダンズビー・スワンソンが連続三振。さらに6番ニック・マドリガルが中直に倒れ、チャンスを逃すと、以降も得点を挙げることが出来ず、5回を終えた。
しかし6回裏、同点に追いつき、なおも一死一塁という状況で8番クロー・アームストロングが右翼スタンドへMLB初安打となる決勝2ラン。デビューイヤーの昨季を14打数無安打で終わっていた有望株の“7か月越し”のキャリア初安打がチームに勝利をもたらした。
カブスは現在、鈴木誠也とコディ・ベリンジャーという主力打者2人が負傷者リストに入っている状況。クロー・アームストロングはベリンジャーと入れ替わりで昇格し、この試合が今季初のスタメン出場。起用に応える大仕事を果たした。
カブスは3連勝で地区首位ブリュワーズまで0.5ゲーム差。次カードは敵地で吉田正尚擁するレッドソックスとの日本人対決となり、日本時間4月27日の初戦には今永昇太が先発登板する。
2024年04月26日 09:25
バッテリーを組んだバーンズ「速球が一番重要な球種だと思う」
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャース・山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦に先発し、今季2勝目を挙げた。6回を投げ4安打7奪三振無失点。バッテリーを組んだオースティン・バーンズ捕手は「私が見てきたなかで、今まで一番の投球をしていた」と絶賛した。
この日、初回にオリックス時代のチームメート、メネセスから最初の三振を奪った。3回、4回には得点圏に走者を背負ったが無失点に抑えた。97球を投げ70球のストライクを投げ込んだ。
米メディアの取材に応じたバーンズは、「カーブは素晴らしい、スプリットも追い込んだら有効だけど、速球が一番重要な球種だと思う」とコメント。「いいところに投げていたし、速球も対応しないといけないから、打者はタイミングが合っていなかった」と分析した。
韓国で行われた3月のパドレス戦では1回5失点でKO。45.00だった防御率は2勝目の試合後、3.54まで改善された。バーンズは「ブルペンで速球を受けたとき、今日はいい投球をしてくれると思った。よりキレがあった。試合でもいい速球を投げ切っていたと思う」と予感があったことを明かした。
5回にはロサリオの打球速度104.8マイル(約168.7キロ)のライナーが山本の顔面付近に飛んだ場面も。「あっという間の出来事だったね。銃砲のようだった」「彼のグラブは薄いから、痛かっただろうね。ゾッとする瞬間だったよ」と苦笑いしていた。(Full-Count編集部)
2024年04月26日 09:15
ウィル・スミスも目を見張る打棒「ボールに触れれば、ロケットのように飛ぶ」
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャースのウィル・スミス捕手が大谷翔平投手を絶賛した。
2024年04月26日 09:00
○ 巨人 3 − 2 中日 ●
<6回戦・東京ドーム>
中日の岡林勇希が25日の巨人戦で適時二塁打を放った。
岡林は22年に最多安打を獲得し、22年と23年にはベストナインを獲得した若きヒットメーカーだが、今季は故障によりファームスタート。昇格してからも試合前まで打率.111と苦しんでいた。この日は『1番・右翼』で先発出場し、0−0の5回一死二塁の第3打席、菅野智之が2ボール2ストライクから投じた5球目のストレートをライトフェンス直撃の二塁打を放った。
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏は、「素晴らしいバッティング。インコース真っ直ぐ振りまけなかった。ひたちなかで山粼伊織選手に対して岡林選手が振り遅れていたので、調子が上がらないなと感じだったんですけど、菅野投手のインコースのストレートをあれだけ叩けるというのはキッカケを作れるのではないですかね」と今後に期待を寄せた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月26日 08:48
○ ロッキーズ 10−9 パドレス ●
<現地時間4月25日 クアーズ・フィールド>
サンディエゴ・パドレスが5点リードをひっくり返され逆転負け。松井裕樹投手(28)は4番手として登板し、2失点を喫した。
序盤は3回までに両チーム4点ずつを取り合う展開となったが、パドレスは4回表、ザンダー・ボガーツの適時二塁打とジェーク・クロネンワースの犠飛で2点を勝ち越し。7回表にはジュリクソン・プロファーが2号2ランを放つなど、最大5点のリードを奪った。
7回裏、一死走者無しから松井裕樹がリリーフ登板。僅か6球で3番マクマーンを三振、4番ディアスを遊ゴロに仕留め、回跨ぎで8回裏も続投。先頭打者を遊ゴロに打ち取ったものの、そこから二塁打と四球を許し、走者を溜めたところで5番手ワンディ・ペラルタへ交代。しかし、ペラルタが誤算となった。本塁打含む3安打、1四球で同点に追いつかれ、さらに逆転の走者を三塁に置いて降板。6番手ステファン・コレックがディアスに適時二塁打を浴び、この回一挙6失点で決勝点を献上した。
パドレスは痛恨の逆転負けを喫し、同地区最下位ロッキーズとの4連戦を2勝2敗。地区首位ドジャースとの差が2.5ゲームに広がった一方で、同率3位のダイヤモンドバックス、ジャイアンツとの差は1ゲームとなっている。次カードから本拠地へ戻り、東地区2位のフィリーズと3連戦を行う。
この試合の松井裕樹は1回0/3を投げて1安打、1四球、1奪三振、2失点という内容。今季ここまで14試合に登板し、防御率2.77をマークしている。
2024年04月26日 08:43
5回に169キロのライナーが顔面付近に…マウンドでロバーツ監督に「死ぬところだったと」
■ドジャース 2ー1 ナショナルズ(日本時間26日・ワシントンDC)
ドジャース・山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地・ナショナルズ戦で6回4安打無失点の好投を見せ、メジャー2勝目を挙げた。試合中には顔面付近にライナーが飛びヒヤリとしながら好捕する場面も。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「彼は『もう少しで死ぬところだった』と、言っていた。(その発言は)とても面白いと思ったよ」といたずらっぽく笑った。
この日、初回2死でオリックス時代のチームメート、メネセスから最初の三振を奪うと、3回、4回は二塁打を許し、ピンチを作る場面もあったが、後続を断った。90球を投げストライクは72球。「速球を両隅に投げていたので、効果的だった。制球は素晴らしかった。ストライク先行で、0-1のカウントが多かった。三振もたくさん奪っていたし、長いイニング投げてくれた」と指揮官は大絶賛だった。
これで2試合連続のクオリティスタート(6回以上で自責3位内)。ロバーツ監督は「結果はご覧の通りだ」「彼がチームに加わってから、一番の先発だったと思う。この2登板、素晴らしい投球を見せている」と続けた。
5回先頭ではロサリオの放った打球速度104.8マイル(約168.7キロ)のライナーが顔面付近に飛んだ。山本は顔を避けながら、グラブを差し出しキャッチ。ヒヤリとした場面だったが、心配し駆け寄ったロバーツ監督へジョークを飛ばした。「登板中に冗談を言えるのはいいことだと思う。いいリセットができたんじゃないかな」と成長を実感していた。
オリックス時代には3度のゴールデングラブ賞に輝いた実績の持ち主。「とても驚いた。反応力が求められるプレーだ。彼は素晴らしい守備力の持ち主だ。キャッチできたことは、大変よかったと思う」と称賛をやめなかった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)