2024年06月21日 13:44
プロファー、大谷、アラエス、オズナと実力者が6厘差にひしめきあう ドジャースの大谷翔平投手が、リーグ打率トップまであと少しに迫っている。20日(日本時間21日)に敵地で行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、21号ソロを含む3打数1安打1打点2四球。打率.318とし、パドレスのジュリクソン・プロファー外野手の.321に次ぐ、リーグ2位につけている。 左腕のタイ・ブラック投手と対戦。4球目に真ん中へ入ってきたシンカーを捉えた。バックスクリーンへの打球に中堅手がジャンプするも届かず。打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離427フィート(約130.1メートル)。打者天国のクアーズフィールドでリーグ単独トップを奪い返し、敵地を沸かせた。 ドジャースの試合後の時点では、プロファーと同じくパドレスのルイス・アラエス内野手に次ぐ3位だった。しかし、アラエスは20日(同21日)に本拠地で行われたブルワーズ戦で、4打数無安打1四球。打率.315まで落とし、大谷とブレーブスのマルセル・オズナ外野手に抜かれて4位に転落している。 また、プロファーは無安打で迎えた7回の第4打席。1死一塁から放った打球は左直と思われたが、左翼手のイエリッチが打球を見失って適時二塁打となった。5打数無安打なら大谷が首位打者に浮上していたがお預け。トップのプロファーから4位のアラエスまで、実力者が7厘差にひしめく大混戦となっている。(Full-Count編集部)
2024年06月27日 21:53
○ DeNA 5x − 4 巨人 ●
<10回戦・横浜スタジアム>
DeNAの平良拳太郎が27日の巨人戦に先発し、5回1失点に抑えた。
右肩の違和感で3月30日の広島戦以来の先発となった平良は、0−0の2回に大城卓三に先制の本塁打を打たれ、3回以降も毎回走者を背負う投球も5回・86球、7被安打、4奪三振、1失点に抑えた。
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた山粼武司氏は、平良の投球について「久々の一軍登板ということなので、十分いいピッチングができたと思います。ここから上積みをしてくると思いますから、まずは自分の役目を果たしたかなと思います」と振り返った。
また、山粼氏は「コントロールという部分に関しては良いものを持っていますよね。ベイスターズは先発ピッチャーに関しては欲しいですから、1枚戻ってきてくれたというところでは監督が少しホッとしたと思いますね」と評価した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月27日 21:50
○ DeNA 5x − 4 巨人 ●
<10回戦・横浜スタジアム>
巨人が4−4の10回にケラーが宮粼敏郎に本塁打を浴びサヨナラ負けを喫した。
巨人は3点を追う8回に岡本和真の第13号2ランなどで同点に追いついたが、4−4の10回に登板したケラーが宮粼に一発を浴びサヨナラ負け。
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた山粼武司氏は、「ストライク先行じゃないというのが怖い。11個四球あるのが怖いと言ったこと的中しちゃいましたよね」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月27日 21:45
○ DeNA 5x − 4 巨人 ●
<10回戦・横浜スタジアム>
DeNAが宮粼敏郎の本塁打で、今季初のサヨナラ勝ちを収めた。
宮崎は4−4の10回一死走者なしで迎えた第5打席、ケラーが2ボール1ストライクから投じたスライダーを左中間スタンドへ飛び込む第6号サヨナラソロとなった。
27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた山粼武司氏は、「高めの変化球を打ったんですよね。さすが宮粼。高めの変化球を張ってましたよね。低めより高めという形で待っていたんでしょうね。打った瞬間でしたから」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年06月27日 21:40
「阪神8−1中日」(27日、甲子園球場)
阪神が快勝した。
2024年06月27日 21:37
「DeNA5−4巨人」(27日、横浜スタジアム)
巨人は十回にサヨナラ負け。勝率5割となり、4位に転落した。
十回は1死からケラーが宮崎にサヨナラ被弾。打たれた瞬間、マウンドで頭を抱え、痛恨被弾を悔しがった。
打線は強烈な一発で幸先のいいスタートを切っていた。二回。大城卓が、相手先発・平良のスライダーを完璧に捉え右翼スタンドにたたき込む2号ソロ。3戦連続一塁でスタメン出場した昨季の正捕手が先制点をもたらした。ただ打線は結果的には平良を打ちあぐねてしまった。右腕が降板する五回まで7安打を放ちながら拙攻もあり、得点は大城卓の一発による1点のみだった。
チームとしてはピンチを迎えていた。スランプに陥った坂本の出場選手登録抹消を26日に抹消したため、チームの大黒柱が不在という状況になった。攻撃力を上げるため本来は捕手の大城卓を、この夜まで3戦連続で一塁手として起用して急場をしのぐ、ベンチの思惑もあった。
打線は1−4の八回に奮起した。無死二塁からヘルナンデスが、ウィックから鮮やかに中前適時打を放って1点を奪い、勢いがついた。なおも無死一塁。ここで主砲・岡本和が、左翼スタンドに豪快な13号2ランをたたき込んで試合を振り出しに戻した。
先発した井上は4回を5安打3失点で降板した。立ち上がりから売り物のストレートが走らず苦しみ、毎回走者を出した。1点リードの三回には桑原に左中間スタンドにソロを浴びて同点とされた。四回には佐野に右越えの2ランを打たれて勝ち越しを許した。五回の攻撃で代打を送られ左腕はマウンドから降りた。
2024年06月27日 21:36
「DeNA5−4巨人」(27日、横浜スタジアム)
DeNAは十回に宮崎の本塁打でサヨナラ勝ち。3位浮上となった。
十回1死。宮崎がケラーの変化球を仕留め、左翼席へ劇的弾。この試合3安打猛打賞となる一発で、今季チーム初のサヨナラ勝利となった。
試合は1点の先制を許したが、三回に桑原が今季1号の同点ソロ。四回、1死一塁から佐野の2ランで勝ち越した。五回にもオースティンの適時二塁打で1点を加えリードを広げた。
右肩痛から約3カ月ぶりに1軍のマウンドに立った先発の平良は、5回1失点。勝ち投手の権利を得て降板した。勝利はお預けとなったが、役割を果たした。
六回以降は中川虎、坂本と継投。八回、4番手・ウィックが先頭の吉川の二塁打でピンチを招くと、続くヘルナンデスに中前打を浴び、中堅・桑原がファンブルする間に1失点。なおも岡本和に2ランを浴び、同点に追い付かれた。
嫌な展開となったが、九回は森原、十回は京山が抑えて勝利を呼び込んだ。
ヒーローの宮崎は「風のおかげです。最高の一打になって良かったです。まだまだチームに迷惑かけていることがたくさんありますが、貢献できるよう一日一日頑張っていきたい」と笑みを浮かべた。
2024年06月27日 21:04
「広島4−3ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)
ヤクルトが痛恨の逆転サヨナラ負け。同一カード3連敗を喫した。
1点リードの九回は守護神・田口が登板したが、先頭上本に安打を許し、犠打で1死二塁。堂林は三振に仕留めたが、石原に13球粘られて四球を与えた。ここで坂倉には左前へ運ばれ、山崎のダイビングキャッチは届かず。ボールが転々とする間に2者が生還した。
2024年06月27日 21:00
「広島4−3ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)
広島が逆転サヨナラ勝ちで3連勝を飾った。
2024年06月27日 20:49
「阪神8−1中日」(27日、甲子園球場)
阪神が快勝。9日・西武戦以来13試合ぶりとなる2桁12安打で、引き分けを含めた連敗を「2」で止め、岡田監督がNPB史上20人目となる監督通算700勝を挙げた。
近本が今季初めてスタメンを外れる中、打線が目覚めた。両軍無得点の七回無死一、三塁の好機で、大山の左前適時打で先制。さらに前川が右翼線へ適時二塁打、佐藤輝が左前2点適時打と3連続適時打で一挙4点を奪った。
八回には森下があと少しで本塁打の左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち1点を追加。続く大山が四球を選び満塁とすると、前川が中堅手の頭上を越える2打席連続の適時二塁打でさらに2点を追加した。なおも無死二、三塁では佐藤輝が犠飛を放ち、8点目を奪った。前川、佐藤輝がともに2安打3打点と活躍した。
雨天中止によるローテ再編で、初めての木曜日登板となった先発の村上は2桁11奪三振の力投。九回に失点し、今季初の完封勝利は逃したが、4月30日以来、約2カ月ぶり白星となる3勝目を挙げた。
2024年06月27日 20:43
昨季の韓国リーグMVP、フェッディから25号先頭打者弾を放った
【MLB】ドジャース 4ー0 Wソックス(日本時間27日・シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手が、逆輸入投手を2日連続で粉砕した。26日(日本時間27日)に敵地で行われたホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、25号先頭打者弾。昨季の韓国プロ野球(KBO)MVPからの一発だった。
韓国では20勝6敗、209奪三振、防御率2.00で投手3冠、シーズンMVPに輝いたエリック・フェッディ投手。今季からメジャー再挑戦し、試合前の時点で5勝2敗、防御率3.05だった。外角カットボールを捉え、右中間へ豪快弾。打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)だった。
大谷は前日25日(同26日)の同戦では、クリス・フレクセン投手から24号ソロ。フレクセンも2020年に韓国でプレーした経験を持ち、2日連続で韓国からの逆輸入投手から先頭打者弾を放った。この結果を韓国メディアも伝えている。
「スターニュース」は、「KBOのMVP相手に10試合連続打点と爆発」などの見出しで掲載。また、「日刊スポーツ」は「KBOリーグMVPではメジャーMVPに勝てなかった」「大谷はすでに前日にも『KBOリーグ出身』を叩いた」と報じた。(Full-Count編集部)
2024年06月27日 20:33
「阪神−中日」(27日、甲子園球場)
中日の4番手、田島慎二投手が炎上。ひとつのアウトも取れず降板した。
4点ビハインドの八回から登板し、島田、中野、森下の3連打で1失点。さらに無死二、三塁から大山に四球を与え、前川には中越え2点二塁打を打たれた。ここで立浪監督が交代を告げた。
15年には64試合に登板するなど、中日のブルペンを支えてきた右腕。今季はファームで19試合に登板し、防御率0・96。6月22日に出場選手登録され、この日が今季初登板だったが、厳しい結果となった。
2024年06月27日 20:12
「阪神−中日」(27日、甲子園球場)
阪神が膠着状態を破った。
2024年06月27日 20:11
MLB公式サイトはナ・リーグMVPは大谷とハーパーの一騎打ちと予想
ドジャース・大谷翔平投手は移籍1年目で2021年&2023年に続く、通算3度目のMVP受賞となるか。シーズンを折り返したところで、リーグ8冠と打ちまくる大谷の載冠を阻むとすれば誰だろう。MLB公式サイトは、やはりMVPに2度輝いているブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)をあげている。
ナ・リーグの“MVPレース”について、記事は「ひどく見慣れたものになりつつある」と指摘する。レッドソックス時代の2018年に受賞しているムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)は、今月16日(日本時間17日)の本拠地・ロイヤルズ戦で左手に死球を受けて骨折。数か月欠場することになった。その結果、「MVPを既に2度受賞している2人が有力候補に見える」とし、大谷とハーパーの名前を挙げた
26日(同27日)終了時点で大谷は打率.322、25本塁打、OPS1.045などリーグ8冠。打点も3差3位で、3冠王も視界にとらえている。一方、2015年と2021年にMVPに輝いたハーパーも打率.305(リーグ4位)、20本塁打(同3位)、OPS.987(同2位)など、ほとんどの部門で上位。2019年オフにフィリーズと13年総額3億3000万ドル(約530億円)で契約した31歳が今後成績で、大谷を逆転する可能性もある。
記事はエリー・デラクルーズ内野手(レッズ)らが今後台頭する可能性もあるとした上で、「現時点ではこの2選手(大谷とハーパー)が群を抜いているようだ」と解説している。
MVPに3度以上輝いた選手で米野球殿堂入りしていないのは4人。マイク・トラウト外野手(エンゼルス)と、アルバート・プホルスはまだ資格がなく、他には薬物問題で一部の投票者が難色を示しているとされるバリー・ボンズとアレックス・ロドリゲスだけだ。同じような問題が生じなければ、3度目のMVPは「(米野球殿堂博物館がある)クーパーズタウンに直行するチケットとなる。手にするのはどちらだろうか」と占っている。(Full-Count編集部)
2024年06月27日 20:01
「広島−ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)
広島の名手、菊池涼介内野手にまさかのミスが出た。
1点リードの七回、1死から武岡の鋭いゴロをトンネル。ボールは外野へ転がり、菊池に失策が記録された。まさかの光景に球場は騒然となった。
めったに見られない菊池のトンネルに、中継で実況が「珍しいプレーが出ました」と言えば、解説の前田智徳氏も解説。雨によるグラウンドの状態に触れ、「跳ねて、跳ねて、(最後に)跳ねない。菊池が足が揃って。神経を使ったと思いますね」としていた。
SNSは「菊池ってエラーはしてもトンネルだけは見た事ないんじゃが」、「世にも珍しい菊池のトンネル」、「雨のマツダは守備しにくい」、「滅多にないもの見た」と驚きの声が上がっていた。
この日は五回に勝ち越しの5号ソロを放っていたが、持ち味の守備で痛恨のミスとなった。
2024年06月27日 19:38
楽天のドラフト6位ルーキー・中島大輔外野手(青学大)が、初の1軍昇格へアピールを続けている。
3月のオープン戦では一時1軍に帯同するも、開幕を2軍で迎えた。ファームではここまで58試合に出場し打率・291、1本塁打、10盗塁という成績を残している。「調子自体はいいです」と話した中島。その要因としては「(環境に)体が慣れてきた。毎日試合があると、思うように体が動かないのが課題だった。今は疲れている中でも動かせるようになった。一つステップを上がって調子も安定してきた」とプロの環境へ徐々に適応できてきたという。
試合と練習を終えると、夜は1軍戦もかかさずチェック。特に同じ左打ちの外野手で主軸を担う小郷、辰己に注目。「直接会って話せないですけど、打席で何を考えているのか自分も見て学んで、吸収している。追いつきたいですし追い越したいですね」と語った。
投手と野手は違えど、同期の古謝や松田はすでに1軍デビューを飾っている。中島は「今はやるべきことがあるので、焦りはない」と前置きしつつ「(1軍に)呼ばれてもいい自信はあります。現段階ではいい感じですけど、もっと上を目指したい」と力を込めた。