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2026年06月25日 10:00
チェルシーが、コモに所属するU-21スペイン代表DFハコボ・ラモン(21)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『AS』が報じた。 今季はシーズン中に2度指揮官交代を敢行するなど低迷し、最終的にボトムハーフとなる10位でフィニッシュしたチェルシー。新シーズンからシャビ・アロンソ氏が指揮を執ることが決まっており、今夏にセンターバックの補強を目指しているとみられている。 そのターゲットの1人になっているのが、ハコボだという。レアル・マドリード下部組織出身のハコボは昨夏にコモへ加入すると、空中戦やフィジカルの強さを武器に今季はセリエA32試合に出場し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献していた。 ただ、獲得候補を複数リストアップしているチェルシーは現時点で関心を示している段階にとどまっているとのこと。一方で、同選手はセスク・ファブレガス監督が率いるコモでのプレイに満足しており、なによりCL出場を楽しみにしているようだ。 また、ハコボには古巣であるレアル・マドリードが保有権50%を所持しているほか、安価な買い戻しオプションを保持。今夏の買い戻しを検討していたが、センターバックの層が十分であることもあり、その決定は延期されているという。
2026年06月25日 11:36
スコットランド代表は現地6月24日、北中米ワールドカップのC組3節でブラジル代表と対戦。0−3で完敗した。
開始7分、自陣ペナルティエリア内でのボールロストからヴィニシウス・ジュニオールに先制点を浴びると、45+3分にもヴィニシウスに被弾。さらに後半に入って60分にマテウス・クーニャにもう1点を加えられた。
スコットランドは初戦でハイチを1−0で下すも、その後に連敗。勝点3に留まり、ブラジル、モロッコに次いでC組3位で終わった。ただ、参加が48か国に増え、ラウンド32が新設された今大会からは、3位でも12グループの中で上から8番目までに入れば、グループステージを突破できる。
敗退が決まったわけではないものの、主将のアンドリュー・ロバートソンは浮かない表情だ。英衛星放送『Sky Sports』によれば、新シーズンからはトッテナムでプレーする32歳のDFは、こう語った。
「悔しい。ミスを犯してしまった。試合の立ち上がりは良かったし、ボールも上手くキープできていた。相手に偽りの安心感を与えられてしまった。ボールを持つ時間がもっとあると思い込んでいた。今のところ、ただただ悔しいという気持ちだ。こうした強豪相手には、我々が犯したようなミスは許されない。ほぼ全てのミスに対して罰せられた。0−3で敗れるのは到底許容できる結果ではない。責任は我々自身にある」
ロバートソンはそして「これからの数日間は、本当に辛いものになるだろう」と口にした。とにかく、他グループの動向を見守り、吉報を待つしかない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】スコットランドDFが痛すぎるミス→ヴィニシウスが冷静フィニッシュ
2026年06月25日 11:01
6月26日(金)日本時間8時〜、FIFAワールドカップ2026 グループステージ第3節スウェーデン代表戦が行われる。会場はダラス・スタジアム(アメリカ・ダラス)。試合の模様はNHK総合、BSプレミアム4Kで全国生中継、NHK ONEとDAZNでライブ配信される。
日本代表はここまで1勝1分けの勝ち点4。首位に立つオランダ代表とは直接対決で2−2のドロー、得失点差でも並んでいるが、総得点で上回られている状況だ。仮にオランダ、日本がグループステージ最終節でともに勝利した場合、得失点差や総得点で順位が決まる可能性が高い。「1位通過を目指したい気持ちはありますけど、大量得点を狙ってバランスを崩して、バラバラになることの方がリスクになる」と森保一監督。他会場の経過や結果は選手たちには伝えず、目の前のスウェーデン戦にフォーカスする方針だ。
対するスウェーデンはここまで1勝1敗の勝ち点3で3位。初戦はチュニジアに5-1と快勝したが、続くオランダ戦は1-5で大敗。日本戦に勝利すれば自力での決勝トーナメント進出が決まるだけに、もう一度気を引き締め直してくるはず。一筋縄ではいかない相手に対し、どう向かっていくのか。渡辺剛はスウェーデン戦のポイントとして「焦れないこと」「我慢すること」を挙げた。
「前回の試合は大敗していますけど、少なからず自信を持っていると思います。そういうところで僕たちが焦れずに相手のやりたいことをやらせない。その我慢比べというか、焦れたところを刺すのが僕たちのサッカーだと思いますし、今は強豪国に対してそれが一番刺さっています。焦れないことですね。僕たちは自分たちの形を持っていますし、どんな展開でも自分たちを信じて我慢することは大事かなと思います」
中3日で迎える決勝トーナメント1回戦を見据えがちだが、まだ何も決まったわけではない。オランダ戦の劇的ドロー、チュニジア戦の4発快勝。招集メンバー26名のうち22名が出場し、ワンチームとなってここまでバトンをつないできただけに、先を見すぎて目の前の一戦を落とすことになれば本末転倒だ。「最初から自分たちができることをやって、いい守備からいい攻撃ができれば、どのみち勝ち点につながっていく」(伊東純也)。“最高の景色”を見るために、まずは目の前のスウェーデン戦に全力を注ぐ。
日本代表vsスウェーデン代表 日本のスタメンは?
GKは鈴木彩艶。最終ラインは渡辺剛、谷口彰悟、伊藤洋輝とし、初戦のオランダ戦のメンバーに戻すと予想した。ここまで2試合連続でフルタイム出場の伊藤は温存する可能性もある。中盤は佐野海舟と鎌田大地のコンビ。ウイングバックは右に菅原由勢、左に中村敬斗。前線はシャドーに堂安律と前田大然、1トップにチュニジア戦で2得点の上田綺世と予想した。ボランチの田中碧を継続起用し、左シャドーに鎌田大地、左ウイングバックに前田大然を配置するパターン。堂安を右ウイングバックに据え、チュニジア戦に続き伊東純也を先発起用するパターンなども考えられ、攻撃陣のバリエーションは実に多彩だ。
「この試合に勝つためのベストメンバーで臨みたい」と森保監督。「今は1試合目から2試合目で変えても(※4名を変更)結果を出して、みんながいいパフォーマンスができています。誰が出てもやれるという部分はある」とキャプテンの板倉滉が自信を示す通り、日本代表の選手層は非常に厚い。今や誰がベストメンバーなのかも一概には言えないほどで、先発メンバーの予想は非常に難しくなってきたが、メンバー総取っ替えのような大幅な変更は敢行せず、チュニジア戦から3〜5名程度を入れ替えると予想した。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
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2026年06月25日 10:58
日本代表は現地6月25日、北中米ワールドカップのグループステージ第3節で、スウェーデンと対戦する。
21歳のFW塩貝健人はスウェーデンの印象については、「まあ、大して知らないですけど、どんなもんか見るぐらいですかね。別にわからないです」とあっけらかんとしていた。
ヴォルフスブルクの同僚であるマティアス・スバンベリは、チュニジア戦でゴールを決めている。「(意識は)特にしていない」と話しつつも、実力は認めているようだ。
「いい選手なのはわかっているし、本当にああいう選手がいるんで、力のある選手がベンチからも出てくると思うし、本当に全然、油断していい相手じゃないかなと」
チュニジア戦ではピッチに立てなかった新星は、オランダ戦に続く出番を得られるか。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のチュニジア戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!8人が7点以上の高評価!最高点は2G1Aの18番
2026年06月25日 10:51
日本代表は北中米ワールドカップのグループステージ初戦で強豪オランダと2−2のドローに持ち込むと、続くチュニジアには4−0で大勝。
2026年06月25日 10:27
この男の覚醒こそ、日本が頂点を目ざすうえで欠かせない。
事前キャンプ地のモンテレイから現地取材を続けてきたなかで、ひときわ期待を抱かせる存在が鈴木唯人だ。
どんな局面でも物怖じせず、自分のリズムを崩さない。肝の据わった受け答えからも、そのメンタルの強さが伝わってくる。このアタッカーが新たな“ブースト”となれば、日本は間違いなく上位進出に近づく。今大会のキーマンになり得る存在と言っていい。
グループステージ最終戦のスウェーデン戦を前に、鈴木は力強く意気込みを語った。
「この前の試合よりも難しい展開になるはずです。良い相手なんでね。もうちょいちゃんとした試合になると思います。良い選手はいますが、5バックなのに意外にスペースがあったり。それよりも自分のプレーを出すのが重要だと考えています」
途中出場したチュニジア戦では、初めてワールドカップの舞台に立ち、その空気を肌で感じた。その経験が、大きな自信につながったという。
「正直、鎖骨骨折から復帰してからは、自分でも納得できるコンディションではありませんでした。でも、この前の試合に少し出させてもらって吹っ切れた感覚がありました。より自信を取り戻せた感じもあるので、次はいつもどおり僕らしくプレーできるかなという感覚ではあります」
持ち前の推進力に加え、全盛期の香川真司を彷彿とさせる鋭い高速ターンで攻撃に違いを生み出せるか。
鈴木が覚醒したとき、日本代表は本気で世界一を狙えるチームになる。そんな期待を抱かせるだけのポテンシャルを、この24歳は確かに秘めている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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2026年06月25日 10:20
国際サッカー連盟(FIFA)がペナルティキック方式による勝敗決定(PK戦)に関するルール改正を検討しているようだ。
現在、延長戦でも勝敗がつかなかった場合にPK戦を実施する場合、開始前に2回のコイントスが行われ、最初のコイントスでどちらのサイドのゴールを使用するか、2回目で蹴る順番を決めている。
イギリス紙『The Athletic』によれば、FIFAはコイントスの回数を2回から1回に減らし、コイントスの勝者が使用するゴールか順番のどちらかを先に決め、敗者が残った方について決める方式への変更を計画しているという。
FIFAがルール改正をめざしている理由は、公平性の確保にあるようだ。現行方式ではどちらかのチームが2回ともコイントスに勝った場合、そのチームにとって非常に有利な状態でPK戦に臨むことができる。実際、今年5月末に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝ではパリ・サンジェルマンが2回ともコイントスで勝ち、自チームサポーターのいるゴールで先に蹴るという状況に持ち込んで優勝を勝ち取っている。
FIFAは今回のルール改正を国際サッカー評議会(IFAB)に議案として提出し、IFABでの会議で承認されれば、現在開催中の北中米ワールドカップの決勝トーナメントから適用される可能性があるという。
2026年06月25日 10:00
チェルシーが、コモに所属するU-21スペイン代表DFハコボ・ラモン(21)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『AS』が報じた。
今季はシーズン中に2度指揮官交代を敢行するなど低迷し、最終的にボトムハーフとなる10位でフィニッシュしたチェルシー。新シーズンからシャビ・アロンソ氏が指揮を執ることが決まっており、今夏にセンターバックの補強を目指しているとみられている。
そのターゲットの1人になっているのが、ハコボだという。レアル・マドリード下部組織出身のハコボは昨夏にコモへ加入すると、空中戦やフィジカルの強さを武器に今季はセリエA32試合に出場し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献していた。
ただ、獲得候補を複数リストアップしているチェルシーは現時点で関心を示している段階にとどまっているとのこと。一方で、同選手はセスク・ファブレガス監督が率いるコモでのプレイに満足しており、なによりCL出場を楽しみにしているようだ。
また、ハコボには古巣であるレアル・マドリードが保有権50%を所持しているほか、安価な買い戻しオプションを保持。今夏の買い戻しを検討していたが、センターバックの層が十分であることもあり、その決定は延期されているという。
2026年06月25日 09:54
本田圭佑が自身のXを更新。
2026年06月25日 09:45
現地6月24日に北中米ワールドカップのグループC最終節が行なわれ、順位が確定。1位はブラジル(勝点7/得失点6)、2位はモロッコ(勝点7/得失点3)、3位はスコットランド(勝点3)、4位はハイチ(勝点0)となった。
日本、オランダ、スウェーデン、チュニジアのいるF組の1位はC組の2位、F組の2位はC組の1位とラウンド32で対戦する。そのため、森保ジャパンは現状の2位のままグループステージを終えればブラジル、スウェーデンと戦う最終節でオランダをかわし、首位で通過した場合は、モロッコと当たることとなった。
この状況を受け、日本のファンから様々な声が上がっている。
「ブラジル調子上がってきてそうだなー」
「ブラジルよりモロッコに当たった方がマシな気がする」
「やっぱりどっちも嫌だなぁ」
「組み合わせくじ運悪すぎる」
「相手国からしても日本が不気味な存在で嫌がってんのかなぁ」
「運命の分かれ道、スウェーデン戦が鍵だな」
「1位突破してモンテレイに帰ろう」
「別に何処でも構わんよー倒すだけだわ」
「誰でも来い!」
また、日本代表のレジェンドで今大会の解説を務めている本田圭佑もXを更新。「ブラジルとモロッコの両方を横目で観戦してたけど、結論どっちでも大変なので、1位とか2位とか意識せずに、とにかくスウェーデン戦で勝利を」とメッセージを発信した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】「豪華すぎる」カフー、ロベカル、リバウド…ブラジル戦観戦の“W杯優勝経験者”たち!
2026年06月25日 09:36
スコットランド代表は現地6月24日、北中米ワールドカップのグループステージ(C組)第3節でブラジル代表と対戦。0−3の完敗を喫した。
開始早々に痛恨のミスを犯す。7分、ビルドアップの際に自陣ペナルティエリア内でスコット・マッケンナが縦パスを試みるも、ラヤンにカットされる。そのこぼれ球をヴィニシウス・ジュニオールに拾われ、右足のシュートを流し込まれた。
失点に絡んだミススコットランドのファンは怒り。SNS上では、「理解できない」「ジョークだろ。完全に自滅した」「恥ずかしい」「衝撃だ」「酷すぎる。何をやっているんだ」「見ていられなかった」といった声があがっている。
試合の流れを大きく変えてしまった失態にファンは嘆いている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】スコットランドDFが痛すぎるミス→ヴィニシウスが冷静フィニッシュ
2026年06月25日 09:02
現地6月24日に北中米ワールドカップのグループC最終節が行なわれ、順位が確定した。
1位でフィニッシュしたのは、24年ぶり6度の優勝を目指すブラジル(勝点7)。初戦でモロッコと1−1で引き分けた後、ハイチとスコットランドに3−0で大勝した。勝点はモロッコと同じ7だが、得失点は最多の6でトップ通過した。
2位は前回ベスト4のモロッコ(勝点7)。ブラジル戦を経て、スコットランドを1−0、ハイチを4−2で破り、きっちりと勝点を積み上げたものの、得失点でブラジルを3下回った。
3位は28年ぶりにW杯に帰ってきたスコットランド(勝点3)。初戦でハイチを1−0で下すも、以降はモロッコに0−1、ブラジルに0−3で敗れた。ただ、参加が48か国に増え、新たにラウンド32が設けられた今大会からは、3位でも12グループ中、上から8番目までに入れば、決勝トーナメントに進める。
4位は13大会ぶり2回目の出場のハイチ(勝点0)。1節、2節と続けて落とし、1試合を残して最下位での敗退が決まっていた。最終節では待望の今大会初得点を含む2ゴールを挙げ、モロッコを苦しめたものの、2−4で逆転負けを喫した。
なお、C組の1位は、オランダ、日本、スウェーデン、チュニジアがいるF組の2位、C組の2位はF組の1位と対戦する。
森保ジャパンはもし現状の2位のままグループステージを終えれば、決勝トーナメント1回戦の相手はブラジルとなる。スウェーデンと戦う最終節でオランダをかわし、首位で通過した場合は、モロッコと当たる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】とんでもないぞ!ハイチFWの衝撃ゴラッソ
2026年06月25日 09:02
現地6月24日に開催された北中米ワールドカップのグループステージ(C組)第3節で、ブラジル代表がスコットランド代表と対戦した。
2026年06月25日 08:42
北中米W杯のグループF最終節で、スウェーデン代表は森保一監督が率いる日本代表と対戦する。試合前日の現地6月24日に行なわれた会見で、グレアム・ポッター監督が、かつての教え子に言及した。
過去にブライトンで指揮を執ったポッター監督は、同クラブでわずかな期間ながら三笘薫とも共闘。今大会は怪我の影響で代表メンバーから漏れた29歳アタッカーに関して、その不在の影響などを問われると、まず選手としての実力を評価した。
「正直な答えとして、クオリティは非常に高いので、どのチームも彼を恋しく思うでしょう。どのチームも欲しがるはずです。それは確信しています。彼との経験はポジティブなものしかありません。ワン・オン・ワンでできることは信じられないほどです。そして、現代サッカーでは難しい、ダイナミックな突破口を与えてくれます。守備陣を抜き去り、守備組織を破壊する能力は重要です」
それだけの選手を今回の森保ジャパンは欠くことになったが、ポッター監督は「日本チームを見ると、解決策を見つけていると言えます」と分析する。
「もちろん、選手のタイプは少し違いますが、それでも解決策です。そして、それが感心するところです。日本は集団としてそれを見つけられる。長い間、一緒にやってきたと認識できるチームです。非常に強い集団的な理解を持っています。我々は個人について考えますが、これはチームゲームであり、日本はそれをうまく実践しています」
三笘の不在で改めて浮かび上がった日本代表の強みを認めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!
2026年06月25日 08:34
「あれだけ能力が高ければ楽しいだろうな」
スウェーデン戦前日の全体練習後、囲み取材に応じた小川航基は、スウェーデンの強力2トップ、アレクサンデル・イサク(リバプール)とヴィクトル・ヨケレス(アーセナル)について問われると、思わず本音を漏らした。
「あの身長とあのバネ、強さと高さ、上手さがあれば楽しいだろうな(笑)」
世界屈指のストライカーに対する率直な感想だ。同じFWとして、その能力の高さに舌を巻いたのだろう。
もっとも、それは決して“憧れ”ではない。
「数字を残すところでは負けていないと思う。僕はスピードがめちゃくちゃあるかというとそうではないし、ないものをあれくらい伸ばせと言われても無理。でもFWはやっぱり得点数で評価されるべきです」
世界トップクラスのストライカーと自分を比較しても、小川が譲れないのはゴールという結果だ。
「何度も言っていますが、ゴールですね。僕にはそれしかない。自分の得点がチームを助ける。ゴールこそ最高の助けだと思っているので、ゴールしかないですね」
スウェーデン戦では、イサクやヨケレスという世界屈指のストライカーを相手に、小川はゴールで自身の価値を証明できるか。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
【画像】日本代表のチュニジア戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!8人が7点以上の高評価!最高点は2G1Aの18番
2026年06月25日 08:31
日本代表の道筋が決まる重要な節目、FIFAワールドカップ2026 グループステージ第3節のスウェーデン代表戦が迫ってきた。
オランダ代表、チュニジア代表を相手に1勝1分けの勝ち点4を確保。グループFの2位につけている日本代表は、目下1位〜3位まで全ての可能性がある状況だ。1位・2位の場合はラウンド32がブラジル代表かモロッコ代表と非常に厳しい戦いが予想されるが、1位通過の方がその後と対戦相手がやや楽とも言われている。仮に3位通過になれば、一発目からフランス代表との激突が濃厚。その行方はスウェーデン戦次第ということになる。
こうした中、森保一監督は23日の練習前ミーティングで「あくまで勝って1位通過を狙う」と宣言。改めて選手たちの目線を統一したという。その指揮官の言葉に呼応し、誰よりも強く勝利にこだわっているのが、エースナンバー10番を着ける堂安律である。
2018年9月に第1次森保ジャパンがスタートした頃、堂安は“エゴイストの塊”のような選手だった。森保監督も「『自分が自分が』を押し出すのは悪いことじゃない」と語り、その鼻息の荒さを買っていたが、あまりにも度が過ぎるのはチームにとってマイナスだ。カタール大会に向けたアジア最終予選では、伊東純也の台頭によって出場機会が減少。感情の整理がつかずに苦しんでいたが、指揮官は若きレフティを外すという大鉈をを振るったこともあった。
そんな紆余曲折を経て、迎えたカタール大会。堂安の立ち位置は“ジョーカー”。途中から出てきてゴールを奪い、勝利を引き寄せるという重要な役割だった。本人もそこに集中。ドイツ代表、スペイン代表戦で歴史的逆転勝利につながる一撃をお見舞いしたが、本音の部分では「次は絶対的な主軸としてフル稼働したい」という強い気持ちがあったのではないか。
第2次森保ジャパンでの堂安は大黒柱に君臨したが、右ウイングバックが主戦場になったことで、守備のハードワークを強く求められる状況が増していった。その結果、今大会に向けたアジア最終予選ではアタッカー陣の中で唯一のノーゴール。今大会に入ってからもまだ得点がない。その複雑な胸中を大先輩・長友佑都は代弁した。
「律は10番で、前の選手たちがこれだけ得点を取っている中、彼も点を取りたいはずなんですよ。でも、DFかのようにあれだけ体を張ってディフェンスをして、忠誠心を持ってチームのためにやっている。その姿を見て、僕らもすごく勇気づけられるんですよ。エゴとか自分だけのことを考えず、チームのために徹して戦っている姿を見て、自分もああいうプレーをしたいなと思う。絶対にいつかチャンスのボールがこぼれてくるし、彼が全て持っていく。それが堂安律なんです」
39歳の大ベテランも太鼓判を押すほど、堂安が献身性を強く押し出ようになったのは一体なぜなのか。23日のナッシュビルでの練習後にそれを問うと、本人はこう語気を強めた。
「日本代表として他の国に負けるという辛さを今まで経験してきましたけど、本当に負けたくない。目の前で相手が喜んでいる姿がどうしても気に食わない。やっぱり全ての試合に勝ちたいですし、どんな強豪国であれ、有名選手であれ、僕らが勝って喜び、ウィナーとしてピッチを去りたいという思いが、この3年半で特に強く芽生えてきた。勝利にこれほどまでに飢えていることは、今までの人生にはなかったので、今はとにかく勝ちたいです」と背番号10は強調。「ワールドカップはエゴを出す大会じゃないので、それがしたいやつは大会が終わってからしれくれって思います」とまで言い放ったのである。
まさにフォア・ザ・チーム精神の申し子となった堂安。彼は今、献身性や犠牲心を示しつつも、ヒーローになるという“新たな10番像”を築き上げようとしている。「いつか自分にはゴールのチャンスが転がってくる」という手ごたえもあるようだ。であれば、その本領をスウェーデン戦で遺憾無く発揮するしかない。それは日本代表を取り巻くすべての人が願っていること。「僕自身も得点を取れるという確信がなぜかあるので、全く心配していません」と言い切る堂安がワールドカップ通算3点目を奪ってくれれば、日本代表は1位通過に大きく近づくはずだ。
今後の過密日程を踏まえ、森保監督は伊東をベンチに回し、堂安を右シャドーで先発起用する可能性もゼロではない。そうなれば、左足シュートがゴールネットを揺らす確率も上がる。「自分の良さは得点」と口癖のように言う堂安が真の絶対的10番へと飛躍を遂げるためにも、とにかく早く1点を取ってほしい。日本中がその瞬間を待ちわびているに違いない。
取材・文=元川悦子