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2026年07月08日 09:00
高校野球シーズン限定でカープの選手に高校時代を振り返ってもらう新企画がスタート。第1回は、茨城県の霞ケ浦高校で3年間を過ごした遠藤淳志投手(27)。今季、リリーフとして新境地を切り開いている右腕の原点に迫った。 中学時代は軟式野球部に所属し、全く無名の投手だった。そんな右腕に声をかけたのが茨城の名門・霞ケ浦だった。プロへの道を切り開いた3年間。充実の期間かと思われたが、遠藤は意外にも高校時代を振り返り、「あまり良い思い出はないですね…」と苦笑いを浮かべた。 入寮後、本格的な集団生活が始まった。朝は6時に起床し、すぐさま着替えてグラウンドへ直行。朝一番からポール間走10本を含むハードなランメニューが課され、授業が終われば20時ごろまで練習。高校1年時の夏にチームは甲子園に出場するも、遠藤はベンチ外で、「一塁側のアルプススタンドでファウルボール捕ってました」。憧れの場所をスタンドから見つめながら、静かに闘志を燃やしていた。 今でも記憶に焼き付いているのが、通称「3・2・1」と呼ばれるランニングメニュー。学校付近に広がるどこまでも続く田んぼ道で短い休憩を挟みながら、3キロ、2キロ、1キロの順で走るメニューを数セット繰り返す。2年の冬には、後日インフルエンザと判明するほどの高熱と体調不良に襲われながらも、執念で食らいついた。「もちろん体力もついたんですけど、一番はメンタルが鍛えられましたね」。己の限界と向き合う孤独な道路で、折れない心が培われた。 そんな過酷な日々の中にも、高校生らしい青春の1ページがあった。「今だから言えるんですけど」と明かしたのが、夜の体育館を貸し切って行ったバレーボール。「ネットも自分たちで組み立てて遊んでました」と本気の遊びでリフレッシュ。仲間たちと笑い合った時間が最高の息抜きとなっていた。 最も深く胸に刻まれている試合がある。3年夏の茨城大会決勝・土浦日大との一戦だ。甲子園への切符をかけた大一番は、延長十五回までもつれる激闘。遠藤は投手と一塁を何度も交代しながら、腕を振り続けたが最後は決勝点を献上し、9−10で敗戦。試合後は「10月ぐらいまで肩が痛かったです」と数カ月痛みに悩まされるほどの死闘だった。 高校時代は聖地のマウンドに届かなかったが、後悔はない。「本当にたくさんのことを学んだ3年間でしたね。霞ケ浦でよかったと思います」と遠藤。取材中は高校時代を思い出しながら何度も「懐かしいな〜」と笑みを浮かべた。今季は中継ぎとしてフル回転中。高校時代の3年間が礎となっていることは間違いない。
2026年07月09日 12:53
ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(24)が現地時間8日、本拠地でのロッキーズ戦に先発登板。6回3失点という投球で勝敗付かずに降板した。
中5日で同地区戦に臨んだ佐々木は初回、先頭打者マッカーシーを初球で中飛に打ち取ると、2番モニアクは3球三振に斬るなどわずか6球で三者凡退の好スタート。その裏に打線は相手の暴投で先制点を挙げ、カイル・タッカーの2点適時打でいきなり3点を援護した。
しかし直後の2回表、一死から5番カロスに高め99.2マイル(約159.6キロ)のフォーシームを振り抜かれ、8号ソロを被弾。二死とした後にも7番ジュリエンへのスプリットが高めに浮き、3号ソロを浴びた。続く3回表には先頭打者を四球で歩かせると、自身の暴投も絡んで一死三塁。2番モニアクの中犠飛で3対3の同点に追い付かれた。
4回表にも無死二、三塁とピンチを招いたが、後続を連続三振に仕留めるなど勝ち越し点は与えず。5・6回は2イニング連続で三者凡退に抑え、同点のまま降板した。6回78球を投げて4被安打、1四球、5奪三振、3失点。直近7登板続けて白星つかず、防御率5.33となっている。
2026年07月09日 12:40
限定オフィシャルドリンク全6種類を販売
ロッテは、10日から8月9日のホームゲームで開催する夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK 2026 supported by クーリッシュ」において、株式会社ロッテの飲むアイス「クーリッシュ」とコラボレーションした限定オフィシャルドリンク全6種類を販売すると8日に発表した。
今回登場する限定ドリンクは、アルコール入りフローズン飲料「クーリッシュ フローズンサワー」を使用したアルコールドリンク3種類と、飲むアイス「クーリッシュ バニラ」を使用したノンアルコールドリンク3種類の全6種類用意される。
アルコールドリンクは、「クーリッシュ フローズンサワー」のシャリシャリとした食感を生かした一杯。ブラックシトラスやバイオレット、バタフライピーなどを使用した鮮やかなカラーリングと、グレープフルーツやレモンの爽やかな酸味、ミントの清涼感が特徴で、「クーリッシュ フローズンサワー」が混ざり合うことで味わいの変化も楽しめる。
ノンアルコールドリンクは、「クーリッシュ バニラ」を使用したデザート感覚のドリンク。ソーダやマンゴー、チャイミルクなど個性豊かなベースと合わせることで、バニラ感が加わり、見た目にも楽しい一杯に仕上げた。
ノンアルコールドリンク3種類はZOZOマリンスタジアム外周グルメエリアの外周オフィシャルドリンクブースで販売し、アルコールドリンク3種類の販売店舗は決まり次第発表される。暑い夏にぴったりの爽快感と見た目の華やかさを兼ね備えた、「BLACK SUMMER WEEK 2026 supported by クーリッシュ」限定オフィシャルドリンクだ。(Full-Count編集部)
2026年07月09日 12:05
初回に3点先制も…失った権利に球場騒然
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
ドジャースのアレックス・コール外野手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に先発出場。初回の打席でABSチャレンジに2度失敗し、ドジャースは早くも権利を失った。三振に終わったコールに一部ファンからはブーイングも起こった。
3点を先制し、なおも2死一、二塁のチャンスでコールが打席に立った。1ボールからの2球目、外角高めの速球がストライク判定されるとABSチャレンジを要求。しかし球審の判定は変わらず、続く外角低めの変化球も見送ったが判定はストライク。もう一度ABSチャレンジを試みたが、ここでも判定は覆らず、2球連続で失敗に終わり権利が消失した。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めたエリック・キャロス氏は「Oh,no……No,no,no,no……」と嘆きの言葉を漏らした。1回目のABSチャレンジには理解を示したが「(この場面で)2回チャレンジをするなんて(普通は)できませんよ。正しかろうが、間違っていようが、2回目のチャレンジをしてはダメですね」と、コールの判断に厳しい指摘を送った。
結果的にコールは空振り三振に終わり、ドジャースの攻撃は終了。初回から3点を奪ったが、後味の悪い終わり方に、ドジャースタジアムのファンは不満気味。コールにブーイングするファンも見られ、どよめきとともに初回の先制劇は幕を閉じた。(Full-Count編集部)
2026年07月09日 12:04
ロッテは9日、7月20日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、17時00分試合開始)で、ロッテ「クーリッシュ」と「爽」の2ブランドのTVCMに出演する星街すいせいさんと初音ミクさんが、当日のファーストピッチセレモニーに登場することになったと発表した。
2026年07月09日 12:00
ロッテは、7月20日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)でバーチャルアイドルの星街すいせいとバーチャルシンガーの初音ミクがファーストピッチセレモニーに登場すると9日、発表した。
当日は株式会社ロッテの冠協賛試合「冷たくて青い、夏が来た。クーリッシュ&爽DAY」として開催。ロッテの「クーリッシュ」と「爽」の2ブランドのTVCMに出演する2人がファーストピッチセレモニーを務めることとなった。当日は星街すいせいがセレモニアルピッチを実施。初音ミクはビジョンから応援する。
星街すいせいは「なんとこの度、千葉ロッテマリーンズさんの試合で始球式を務めさせていただくことになりました!まさかスタジアムのマウンドに立てる日が来るなんて…!剛速球を目指してがんばります!!球場を全力で盛り上げますので、一緒に応援よろしくお願いします!」とコメントした。
2026年07月09日 11:24
「高校野球・神奈川大会2回戦、横浜7−0湘南工大付」(9日、サーティーフォー保土ケ谷球場)
6年連続夏の甲子園を目指す横浜がコールド勝ちで初戦突破。だがプロ注目右腕・織田翔希投手が先発するも、初回に打球直撃のアクシデントで緊急降板した。試合後、村田監督は「アクシデントがあったので無事を祈るばかりです」と語り、試合中に病院へ向かったことを明かした。
一回2死、打者・江藤の打球が左足付近を直撃。懸命に捕球し一塁へ送球したが(記録は投手強襲内野安打)、その後、激痛に表情をゆがめてベンチへ下がった。ベンチ裏でアイシング治療を行い、医務室へ向かった右腕。だがマウンドに戻ることはできず、投手交代が告げられた。スタンドはざわついた。
織田は立ち上がり空振り三振、投ゴロに仕留めて簡単に2死を奪っていた。直球の最速は151キロをマークするなど、しっかりと立ち上がったかに見られただけに不運なアクシデントとなった。
試合後の整列に姿はなく「今病院に行ってます。(結果は)まだ、これからですね」と指揮官。「足首のところですね」と患部を明かした。
試合はエースの緊急降板がありながらも、投手陣が7回完封リレー。「1球で降板とかそういうところを想定してやっていたので」と村田監督。「織田というのは軸のピッチャーなので。そこがいなくなってどうするかというのはやってきたので。みんなでカバーしながらやるしかない」と語った。
2026年07月09日 11:05
株式会社西武ライオンズおよび埼玉西武ライオンズ選手会は9日、6月24日(水)にベネズエラで発生した地震による被災者への支援として、株式会社西武ライオンズならびに選手会で50万円ずつ、合計100万円を、公益財団法人日本ユニセフ協会を通じて寄付したと発表した。
埼玉西武ライオンズには、これまでアレックス・カブレラ氏やエルネスト・メヒア氏をはじめとする複数のベネズエラ出身選手やスタッフが在籍し、同国とは野球を通じて深い繋がりがある。共に野球界を盛り上げてきた仲間として、被害にあわれた方の支援および被災地の復旧、復興に役立ててもらうため寄付した。
2026年07月09日 10:44
● オリオールズ 7−9 カブス ○
<現地時間7月8日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>
シカゴ・カブスが両軍合計9本塁打の一戦に競り勝って3連勝。
2026年07月09日 10:30
大谷は初回に20号先頭打者アーチを放ち、通算300号を達成
【MLB】ロッキーズ 4ー3 ドジャース(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がメジャー通算300本塁打の偉業を達成した試合で、グラウンドに現れた“ゲスト”が話題となっている。瞬く間に拡散された予想外の珍客の登場に対し、米ファンからは「最高にかわいい」と目を奪われたようだ。
この日の試合は、大谷が初回に20号先頭打者アーチをかけ、メジャー通算300号本塁打を放つ歴史的な一戦だった。試合自体はドジャースがリードしていたものの、8回に守備の乱れから3点を奪われ、3-4でロッキーズに痛恨の逆転負けを喫した。
話題が集まったのは試合前のことだった。米紙「ニューヨーク・ポスト」のマイケル・デュアルテ記者が「ショウヘイ・オオタニも形無し!?」と題して寄稿した記事は、ドジャースタジアムに現れた2匹の赤ちゃんアライグマだった。
外野フェンス沿いのウォーニングトラックに、赤ちゃんアライグマのコンビが身を潜めている姿が中継映像で捉えられていた。デュアルテ記者は「ドジャースタジアムで魔法のような瞬間が訪れた。この日、フィールドで最も注目を集めたスターは、ユニフォームすら着ていなかった」と評し、あまりの可愛さが「オオタニのホームラン級のスピードでTikTokやインスタグラム、X上に波及した」と伝えている。
実際、米メディア「ジョムボーイ・メディア」の公式Xなどで映像が取り上げられると、ファンは歓喜の声をあげた。
「ドジャース史上最高にかわいいファンだね!」
「オーマイゴッド、可愛すぎるでしょ」
「やっぱり誰だってショウヘイを見たいんだよ」
「あらかわいい。そのままスタジアムに居座らせてあげてよ」
「誰か我が家に送ってほしい。私が引き取るよ」
「こんな小さな命が紛れ込むなんて」
「キュート!」といった声が相次いだ。(Full-Count編集部)
2026年07月09日 09:44
「4番・指名打者」で先発出場
【MLB】オリオールズ ー カブス(日本時間9日・ボルティモア)
カブス・鈴木誠也外野手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたオリオールズ戦に「4番・指名打者」で先発出場。7回の得点機で5試合ぶりとなる今季14号を放った。豪快3ランに敵地は騒然となった。
7回2死満塁で迎えた鈴木の第4打席、相手投手の暴投で1点を追加すると、5球目の変化球を捉えた。力強く引っ張った打球は速度101.1マイル(約162.7キロ)、飛距離401フィート(約122.2メートル)、角度31度でスタンドに着弾。この試合の初安打は、リードを広げる一発となった。
鈴木は1日(同2日)のパドレス戦で3ランを放ち、メジャー通算100号を達成。日本人選手の100本塁打は、大谷翔平投手(298本)、松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に次ぐ偉業。右打者では初の快挙となった。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝、ベネズエラ戦で右膝を負傷。開幕には間に合わなかったが、4月10日(同11日)に復帰し活躍を続けてきた。試合前時点で75試合に出場して打率.260、13本塁打、42打点、OPS.784の成績を残していた。(Full-Count編集部)
2026年07月09日 09:16
デトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダー投手(43)は現地時間8日、今季限りで現役引退することを発表した。古巣復帰した今季はわずか1登板にとどまり、4月4日から負傷者リストに入っている。
バーランダーは2004年のドラフトでタイガースから全体2位指名を受け、翌2005年にMLBデビュー。2006年に17勝を挙げて新人王に選ばれると、2011年には24勝5敗、防御率2.40、250奪三振と圧倒的な成績で投手3冠に輝き、サイ・ヤング賞とMVPを獲得。2017年途中までの在籍13シーズンで183勝を挙げ、2度のア・リーグ制覇に導いた。
その後アストロズにトレード移籍し、2度のワールドシリーズ制覇に貢献。2019・2022年とサイ・ヤング賞に2度輝いた。メッツやジャイアンツを経て、今季から単年契約でタイガースに復帰。最多勝4度、最多奪三振5度の実績を誇り、現役最多の通算266勝、3554奪三振をマークしている。
この引退表明を受け、現地14日に行われるオールスターゲームにMLBコミッショナー推薦の「レジェンド枠」で参加することが決定。4年ぶり、通算10度目の選出となった。
2026年07月09日 09:16
「高校野球・神奈川大会2回戦、横浜7−0湘南工大付」(9日、サーティーフォー保土ケ谷球場)
横浜のプロ注目右腕・織田翔希投手が先発するも、初回に打球直撃のアクシデントで緊急降板した。
2026年07月09日 09:00
「広島4−3ヤクルト」(8日、マツダスタジアム)
粘る広島が九回、2死満塁から代打のモンテロが星から四球を選び、サヨナラ勝ちを収めた。ヤクルトに2度先行されながらいずれも追いつき、最後はひっくり返した広島だが、デイリースポーツ評論家の横山竜士氏は鈴木健矢投手(28)に注目。先発・玉村のアクシデント降板で急きょリリーフし、4回1/3を1安打、1四球の無失点で切り抜けた投球内容を絶賛した。
◇ ◇
玉村の突然の降板で二回途中からマウンドに上った鈴木は本当によく投げた。
救援投手にはそれぞれ役割というものがある。彼の場合はロングリリーフにも備えて初回からブルペンに入り、試合展開によっては延長十二回まで出番を待つという幅広いものだ。
どこで投げるか分からないという意味では、出番が想定されるクローザーやセットアッパーよりも難しい立場にあると言ってもいい。
試合開始から待機しているとはいえ当然準備はしていない。そのためにどうしても事態が発生してから肩を作ることになる。
こういうアクシデントのケースでは(審判から)“マウンドで何球投げてもいいから早く出るよう”促されるのだが、そう言われてもなかなか“気持ち”の部分も含めてゲームに入っていけないもの。それだけに立派だった。
テンポよく投げ、自分の球速帯で速く見せたり遅く見せたり、緩急をつける投球術をもっているのが鈴木の特長。これを十分に生かした投球だった。
下手投げの投手は少ないし、広島もそうだ。日本ハムから現役ドラフトで入ってきた彼を指導するのは私も含めて難しいと感じていた。そんな中で彼は独特の感覚を頼りに自分を磨いていた。
今季は先発に回ったこともあるし、ショートやロングの役目も担うユーティリティで貴重な存在となっている。
この試合の先発が左腕の玉村。ヤクルトベンチが右打者を並べてきていたことが逆に有利に働いたかもしれないが、リリーフで4回1/3を投げたということは1人で2、3人分の仕事をしたとも言える。
連戦の途中でもあり、ベンチにとっては助かったはず。結果サヨナラ勝ちとなったが、鈴木の好投があったからこそ。1点リードされている状況での早期登板。地味なところで大きな仕事をしましたね。
2026年07月09日 09:00
ロッテの立松由宇は4月終了時点で打率.113だったが、5月以降は打率.328(58−19)と状態を上げている。
ルーキーイヤーの昨季は7月に都内の病院で両股関節の関節鏡視下股関節唇形成術を行い、同年6月29日の巨人二軍戦を最後に一、二軍ともに出場がなく、シーズンを終えた。
今年の春季キャンプは石垣島組でスタート。2月22日のチェコ代表との親善試合では捕手でスタメン出場し、2−2の2回一死二塁で谷村剛が1ストライクから2球目を空振り、捕手が弾く間に三塁へ。さらに捕手が三塁悪送球した間に生還した。「常にワンバウンドの軌道のイメージをしながら考えてやっていて、それが反応できたのは良かったと思います」と振り返った。
ファーム開幕戦となった3月14日の日本ハム二軍戦、『9番・一塁』でスタメン出場すると、5回の第2打席に今季初安打となる適時打を放ち、幸先の良いスタートを切った。しかし、この安打を最後に26打席連続安打がなく、3月25日のヤクルト二軍戦後には打率.048まで落ち込んだ。
4月25日の取材では「調子が悪い、色々試している中で、ボール球に手を出していくと、どんどん調子を崩していく。結果は出ていないですけど、今はそこよりは自分の打ち方、手術した後の体に対してどういうスイングが合っているのか模索している感じですね」と試行錯誤していたことを明かしている。
4月まではなかなか安打が出なかったが、4月23日の楽天二軍戦では、「怪我開けて、徐々に上がってきたというか、慣れてきて力も入るようになってきたので、粘りが出てきたなという感じはしますね」と、0−6の8回無死二塁の第4打席、九谷瑠が1ボールから投じた外角の143キロストレートを逆らわずにレフト前に運ぶ安打が良かった。
5月に入ってからは14日のヤクルト二軍戦、今季初本塁打を含む3安打3打点、8−0の5回一死走者なしの第3打席、佐藤琢磨に対し2球で追い込まれるも、ボールを見極め、ファウルで3ボール2ストライクから7球目のストレートを見送り四球を選んだ。
5月30日の広島二軍戦から6月4日の楽天二軍戦にかけて4試合連続安打、そのうち2試合はマルチ安打と調子を上げ、5月は14試合に出場して打率.333、1本塁打、2打点をマーク。
守ってもスタメンマスクを被った5月14日のヤクルト二軍戦、5月16日の楽天二軍戦は2試合連続完封勝利に導いた。「キャッチャーをやる時はデータを見てしっかり準備をして、ピッチャーとの会話もして、取り組んだ結果がつながっているかなと思います」と自己分析した。
話を打撃に戻ると、6月も月間打率.281、2本塁打、5打点とアピールした。6月23日の中日二軍戦、3−5の4回一死走者なしの第2打席、涌井秀章が投じた初球の135キロスライダーを左中間に破る二塁打、7月1日のオイシックス戦、8−5の9回一死二、三塁の第3打席、又吉克樹が投じた初球のカットボールを左中間を破る2点適時三塁打と、“逆方向”への安打が素晴らしかった。
立松本人も「逆方向を意識して打席に立っています」と話し、「最近はホームランも出始めて、左中間意識で打席に入るので、ボールに向かっていく意識のまま打てているのはすごくいいなと思います」と意識したことが打席内で出せている。
股関節手術後の打撃について7月4日の取材で改めて確認すると、「徐々に動かし方が良くなってきたというか、3月、4月の時に比べたら、ハマっていない部分がハマりつつあるのかなという感じがあります」と一定の手応えを掴む。
守備も今季は捕手、ファーストに加え、レフト、ライトと外野での出場も増えている。「外野はほぼ守ったことがないので、ちょっと難しいと思うんですけど、その分、バッティングで5月、6月はトータル3割近く打っているので、そこを活かしていければいいかなと思います」と前を向いた。
打撃の状態は春先に比べ、明らかに上向いている。「まずはバッティング。必死にバッティングで結果を残せるように頑張りたいと思います」。いつ一軍から声がかかってもいいようにバッティングでアピールしていく。
取材・文=岩下雄太
2026年07月09日 08:32
● ジャイアンツ 0−10 ブルージェイズ ○
<現地時間7月8日 オラクル・パーク>
トロント・ブルージェイズが完勝し、2カードぶりの勝ち越し。岡本和真内野手(30)は「6番・三塁」でフル出場し、21号本塁打含むマルチ安打の活躍を収めた。
初回に1点を先制し、なおも一死満塁の好機で迎えた第1打席。5年連続2桁勝利のエース右腕ウェブと対戦すると、カウント1-0から外角のシンカーを弾き返し、右翼フェンスの最上部に直撃。打球はグラウンドに跳ね返ったが、審判団によって本塁打が認められ、渡米後初のグランドスラムとなった。
岡本は8回表の第4打席でも中前安打を放って5打数2安打、4打点、1三振という内容。今カードは2本塁打含む3試合連続安打を記録し、今季成績を打率.237、21本塁打、59打点、OPS.776としている。
ブルージェイズは先発右腕ディラン・シースが8回終了時までノーヒットに封じ、11三振を奪う好投。9回の先頭打者に安打を浴びて快挙達成を逃したものの、118球の熱投で今季6勝目をマークした。9回表には3番ブラディミール・ゲレーロJr.と4番ジョージ・スプリンガーの2者連続本塁打が飛び出すなど投打噛み合い、借金を「5」に減らした。