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2026年07月19日 10:00
【昭和〜平成スター列伝】藤波辰爾が7月1日から6日にかけて、6選手を引き連れ悲願のネパール遠征を行った。藤波は2015年にネパールの大会に出場予定だったが、同年4月に発生したネパール地震の影響で遠征が中止になっていた。 4日にカトマンズで試合を行い、超満員札止めの560人の観衆を集めた。日本とネパールのプロレス交流は大成功だったようだ。 さて、現在72歳でレジェンドと言われる藤波が、新日本プロレスの現状改革を訴えアントニオ猪木に“初めて”反抗したのは1988年4月22日の沖縄・奥武山体育館だった。 藤波は「ベイダーとシングルでやらせてください」と訴え、「やれるのかお前本当に!」と猪木にビンタを食らうや、「やりますよ」と張り返した。そして、ハサミで前髪を切り始める。後に「飛龍革命」と呼ばれるやりとりの末、大阪でビッグバン・ベイダーと特別試合を行い、リングアウトで勝利した。5月8日、有明コロシアムではIWGPヘビー級王座をかけベイダーとの連戦に臨んだ。 試合の数日前、藤波は「潰されるか、体制が変わっていくか、二つに一つしかない」と悲壮な決意を語っていた。結果、藤波は反則勝ちながらベイダーを破り2代目の王者に輝いた。本紙は2面でこの試合を報じた。 「この日の藤波は大きく見えた。張り手には張り手のお返し。ドロップキック一発で、岩のようなベイダーを場外に吹っ飛ばした。ヘッドバットにも耐え抜いた。パンチにもひるまなかった。何発タックルをくったことか。消えかかる意識をなんとか奮い立たせ立ち上がった。(中略)」 「ロープ越しに藤波が飛んだ。回転エビ固め。あわててロープをつかんだベイダーだが、体はすでにバランスを崩していた。レフェリーがもがくベイダーの左手を蹴った。ベイダーがとっくに“死に体”だったからだ。左手の支えを失ったベイダーの両肩がマットについた。カウントが入る。辛うじてフォールは免れたが、ベイダーは錯乱。レフェリーは藤波の“助っ人”と、藤波にいいように扱われ動転していたベイダーが勝手に思い込んでしまった。レフェリーを突き飛ばすベイダー。ふた回りも体の小さい藤波に恐怖を味わわされたうえでの反則負けだった」(抜粋) ところで、藤波とベイダーといえば89年6月22日、長野・佐久大会での“事故”が知られる。バックドロップをめぐる攻防で腰を痛め、長期欠場に追い込まれた。翌90年9月30日の横浜アリーナで約1年3か月ぶりに越中詩郎を相手に、5分間のエキシビションマッチで復帰を果たす。 藤波夫人の伽織さんは「ウィリーっていう名前の愛犬が主人の腰を治して、代わりに逝った」と衝撃的な秘話を語った。ペットが飼い主の心身の不調や厄災を肩代わりしてくれる存在であると語られることがあるが、実体験したことを教えてくれた。 料理が得意で「藤波家の食卓」でフードコーディネーターとしても活躍する伽織夫人。藤波は間違いなく伽織夫人に支えられ、プロレスに没頭できている。 (敬称略)
2026年07月19日 16:17
全日本プロレス19日の後楽園大会で、アジアタッグ王者の「アツハヤ」青柳亮生(26)、ライジングHAYATO(27)組が、安齊勇馬(27)、小藤将太(25)の挑戦を退け、初防衛を果たした。
試合は攻守が目まぐるしく入れ替わるハイスピードな攻防となった。場外戦でも両軍は華麗な飛び技を披露して、会場を沸かせた。HAYATOは客席から、安齊、小藤両者にダイビングボディーアタックを決め、圧倒した。
対する挑戦者組・小藤はHAYATOにドロップキックを連発し、卍固めで締め上げた。さらにシド・ヴィシャス(ライオンサルト)は自爆させ、安齊が援護のジャーマンで追い込んだ。小藤は亮生にスタイルズクラッシュを決め、HAYATOにも狙った。
しかし、スタイルズクラッシュを丸め込んだHAYATOが形成逆転。人でなしドライバーで小藤を叩きつけ、最後はトドメのシド・ヴィシャスで貫禄の3カウントを奪った。
激闘を制したHAYATOは、挑戦者組へ「なかなか強かったけど、アツハヤの敵じゃないよ。いつでもリベンジしていいから、期待して待ってるよ」と健闘をたたえた。
また、亮生は、開幕を控えるジュニアヘビー級選手によるシングルリーグ戦「ゼンニチJr.フェスティバル2026」を見据え「アツハヤが優勝決定戦を戦うことは間違いないでしょう。正々堂々とやりましょう」とHAYATOと握手を交わし、チャンピオンとしての自信をのぞかせていた。
2026年07月19日 15:38
全日本プロレス19日の後楽園大会で、世界タッグ王者の「斉藤ブラザーズ」斉藤ジュン、斉藤レイ(ともに39)が、関本大介、真霜拳號組の挑戦を下し、初防衛に成功した。
試合は、パワーがぶつかり合う、激しい展開となった。場外乱闘も繰り広げ、ジュンは関本を、レイは真霜をそれぞれ痛めつけた。リングに戻ると、ジュンは真霜をブレーンバスターでぶん投げ、片足で踏みつけて屈辱的なフォールも見せた。
対する挑戦者組からも、パワーとテクニックを駆使した攻撃に苦しめられた。ジュンは関本から強烈なエルボー、ブレーンバスターの猛攻にあい、さらには飛びついてのボディーアタックを決められた。斉藤ブラザーズの合体技・フォールアウト(雪崩式チョークスラム、パワーボム)も阻止され、関本はレイを真霜もろとも眉山で投げ飛ばされてしまった。
しかし王者組は意地を見せた。レイが真霜へのビンタでアシストし、ジュンがラリアートをさく裂。最後は八木山サイクロンで真霜を沈め、激闘に終止符を打った。
試合後、ジュンは「オレとレイは生まれてからタッグだ。リングで負けることはないが、またやれるのを楽しみにしてるぜ」と挑戦者組に言葉をかけた。そして、関本と真霜をリングに呼び、4人でアイスを頬張り、健闘をたたえ合った。
また、次期挑戦者にはザイオン&オデッセイを逆指名。8月29日大田区大会でのV2戦が決定的となった。
2026年07月19日 15:29
新生ゼロワンで伝統のシングルリーグ戦「火祭り2026」が18日、東京・新木場1stRINGで行われ、Aブロックの石川修司(50)が世界ヘビー級王者の松永準也(30)を破り3勝目。1試合を残し勝ち点7の単独トップに立ち、優勝決定戦(8月7日、東京・後楽園ホール)進出に前進した。
19分59秒の激闘を制し、ジャイアントスラムで世界王者に勝利。「火祭り」初参戦で、ここまで無敗の快進撃を続けている。試合後の石川は「いい選手とわかっていたけど、ギリギリ戦って勝てた。このギリギリが楽しいし、苦しいが混ざっている。これが『火祭り』だと思うし、そこで戦った、勝った喜びがデカいんで」と安堵の表情だった。
残るは26日浦安大会の黒潮ジャパンTOKYO戦で、「イケメン! ちょっと苦手な部類だが、俺が勝ってエボリューションのリングで諏訪魔vsイケメンをノーギャラで組む」と宣言。優勝決定戦進出とともに、新たな野望を掲げた。Aブロックは1試合残しで7点の石川を、25日横浜大会の長井隆之介戦と26日浦安大会の松永戦を残す田中将斗が勝ち点5で追う展開となり事実上、2人のマッチレースとなった。
一方、Bブロックは残り1試合で勝ち点5の橋本大地、土肥こうじを、残り2試合で勝ち点4の中嶋勝彦が追っている。
2026年07月19日 14:57
新日本プロレスは9月18日に北海道・新千歳空港内で興行を開催することを発表した。
2026年07月19日 14:50
◆全日本プロレス「サマーアクションシリーズ2026」(19日、後楽園ホール)観衆1510(札止め)
全日本プロレスは19日、後楽園ホールで「サマーアクションシリーズ2026」を開催した。
前売り券が立見も含め全席完売した沸騰大会。メインイベントの世界タッグ選手権で王者組・斉藤ジュン、斉藤レイが真霜拳號、関本大介と初防衛戦を行った。
4人のパワーが真っ向からぶつかり合った灼熱の肉弾戦は、斉藤ブラザーズがコーナーポスト最上段からの合体技「八木山サイクロン」でジュンが真霜を沈めベルトを守った。
試合後のリングでレイが「世界タッグ防衛したぞ!」と絶叫。ジュンも「俺とレイは生まれてからのタッグ屋だ。リングで負けることはない」と胸を張った。
続けてレイが「アイスの時間だ!」と高らかに告げると「ガリガリ君」ソーダを持ち出した。これに挑戦者組にも「アイス分けてやろう」と呼び掛けると関本、さらに躊躇しながらも真霜もリングに上がり、ガリガリ君を手にした。
ここで関本がアイスをマットに落とすハプニングがあったが、4人でアイスを掲げ「乾杯」し「みんなで食べるアイスは美味しいな!」とレイはご満悦だった。
完食するとレイは「次の挑戦者、逆指名してやる」と切り出すと「俺たち斉藤ブラザーズが戦ってないタッグチーム…ザイオン&オデッセィだ!」と指名し「場所は大田区。全日本、真夏のビッグマッチだ!」と8・29大田区総合体育館でのV2戦を王者権限で決めると「早くビールが飲みたいぜ」と水道橋の雑踏に紛れ込んだ。
◆7・19後楽園ホール全成績
▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・〇斉藤ジュン、斉藤レイ(19分00 八木山サイクロン→片エビ固め)挑戦者組・真霜拳號●、関本大介
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・青柳亮生、〇ライジングHAYATO(24分20秒 シド・ヴィシャス→片エビ固め)挑戦者組・安齊勇馬、小藤将太●
▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負
〇綾部蓮、本田竜輝(12分13秒 ドラゴンスープレックスホールド)宮原健斗●、羆嵐
▼タッグマッチ 30分1本勝負
〇諏訪魔、鈴木秀樹(15分53秒 バックドロップ→体固め)潮粼豪●、青胗優馬
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
〇田村男児、大森北斗、立花誠吾、レオン・デ・オロ(9分10秒 パワーボム→エビ固め)”ミスター斉藤”土井成樹●、MUSASHI、吉岡世起、青木優也
▼シングルマッチ 20分1本勝負
〇芦野祥太郎(5分55秒 アンクルロック)矢野安崇●
2026年07月19日 14:06
◆全日本プロレス「サマーアクションシリーズ2026」(19日、後楽園ホール)
全日本プロレスは19日、後楽園ホールで「サマーアクションシリーズ2026」を開催した。
前売り券が立見も含め全席完売した沸騰大会。アジアタッグ選手権で王者組・青柳亮生、ライジングHAYATOが安齊勇馬、小藤将太と初防衛戦を行った。
息をつかせぬ目まぐるしい攻防は、場外乱戦へ発展。HAYATOが小藤にダイブを決め優勢に立てば、リング上では唯一、ヘビー級の安齊がジャンピニングニーパッドで王者を追い込んだ。
小藤もブレンバスターなどで逆襲に出るなど4人が持てる技のすべてを出し尽くした熱戦にホールは、歓声が途切れない興奮のるつぼと化した。最後はHAYATOがシド・ヴィシャスで小藤を沈め初防衛に成功した。
マイクを持ったHAYATOは「安齊勇馬、小藤将太、なかなか強かったけどアツハヤの敵じゃないよ。いつどんな時、どんな場所でもリベンジしていいから期待して待ってる」と投げかけた。
続いてマイクを手にした亮生はこの日、8・9後楽園で開幕するジュニアヘビー級選手によるシングルリーグ戦「ゼンニチJr.フェスティバル2026」の対戦カードが決定したことに触れ、Bブロックにエントリーし初戦の8・9で大森北斗と対戦するが「全日本プロレスヘビー級…カッコイイ、デカイ、強い…そんな中で悲しいことに夢打ち砕かれ、悲しいことにジュニアヘビー級だったら結果が残せるんじゃないかな?そんな淡い夢を抱いた大森選手と戦います」とリングを下り放送席でゲスト解説する大森北斗に迫った。
握手を求めると大森が反応せずリングに戻った亮生は、Aブロックで参戦するパートナーのHAYATOと優勝決定戦で対戦することをアピールし大きな拍手と歓声を浴びていた。
2026年07月19日 13:47
全日本プロレス19日の後楽園大会で、諏訪魔(49)が、火花を散らす潮崎豪(44)から屈辱を跳ね返す勝利を挙げた。
諏訪魔と潮崎を巡っては「チャンピオン・カーニバル(CC)」へ潮崎が、11年ぶりに出場したことがきっかけで因縁が再燃していた。この日、諏訪魔は鈴木秀樹と組んで、潮崎、青柳優馬組とタッグマッチで激突。諏訪魔と潮崎は、序盤から激しくぶつかりあった。場外でも潮崎を鉄柵に投げ飛ばし、客席の看板に顔面を打ち付けるなど、力の限り痛めつけた。リングに戻っても、諏訪魔は強烈なラリアートをお見舞いし、フロントスープレックスでぶん投げた。
反撃に転じた潮崎からは、強烈な逆水平チョップ、さらにはゴーフラッシャーの猛攻を受けた。しかし、諏訪魔も鈴木の援護を受けてダブルドロップキックで応戦。最後は強烈なラリアートからバックドロップをさく裂させ、3カウントを奪った。
試合後にマイクを握った諏訪魔は「潮崎、オレはお前がここにいるから戻ってきたんだ」と潮崎とのシングルを要求。潮崎もこれを快諾し、8月29日大田区大会での一騎打ちが決定的となった。
2026年07月19日 12:50
◆全日本プロレス「サマーアクションシリーズ2026」(19日、後楽園ホール)
全日本プロレスは19日、後楽園ホールで「サマーアクションシリーズ2026」を開催した。
2026年07月19日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】7月17日は1988年(昭和63年)にプエルトリコで不慮の死を遂げた超獣ブルーザー・ブロディの命日だった(享年42)。
その年の8月29日、全日本プロレスの日本武道館大会でブロディを偲ぶメモリアル・セレモニーが行われ、盟友スタン・ハンセンらが献花した。ブロディとハンセンのコンビは、ミラクル・パワーコンビと呼ばれ最強タッグコンビの名をほしいままにした。
81年(昭和56年)12月13日、新日本プロレスのシリーズを終えたハンセンが、全日プロの蔵前国技館大会に電撃登場。翌82年からブロディとのタッグが結成され、暮れの「世界最強タッグ決定リーグ戦」で大旋風を巻き起こした。最終戦ではドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンクのザ・ファンクスと対戦。ハンセンのウエスタンラリアートにレフェリーのジョー樋口が巻き込まれて反則負けを取られ、準優勝に終わった。
翌83年春に行われた「10万ドル争奪世界最強タッグリマッチ」(ハンセン&ブロディ組、ファンクス、ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田組の3チームが2回総当たり)で反則、リングアウト絡みもあったが、4戦全勝で優勝した。
暮れの最強タッグリーグは最終戦で鶴田&天龍源一郎組と対戦。ハンセンが天龍をラリアートで葬り、得点で勝り見事優勝を果たした。
ブロディが新日プロに移籍してコンビは解消されたが、87年4月にブロディが全日プロにカムバックすると、まさかの初対決が実現する。ハンセンはテリー・ゴディとタッグを組み、ブロディのパートナーはジミー・スヌーカ。同年11月22日、最強タッグリーグ戦の後楽園ホールがその舞台となった。
スタートはハンセンとスヌーカだったが、館内からはブロディコールが湧き起こる。ブロディはタッチを求めてリングインした。
2人の激突はまさにド迫力。ブロディがハンセンをロープに振り、超獣キック。これをかわしたハンセンがロープに飛んでラリアートで左腕を振る。今度はブロディがかわして体当たりで両者がダウン。館内は2人への歓声が大爆発した。
その後、ハンセンはゴディとダブルのエルボーバットをブロディに決め、顔面キックで反撃するブロディ。
両軍リングアウトで17分14秒、引き分けに終わったが、超満員2550人(※当時の発表)の観衆は2人の攻防を堪能したようだ。
渕正信が当時を振り返った。
「オレはそのころマッチメーク的なこともやってたから、馬場さんとたびたび話をした。そろそろハンセンとブロディがタッグマッチかシングルでやる方向で。もう頂点を2人で達成していたからね」
「いきなりシングルというのはあれだから、天龍、ハンセン組対鶴田、ブロディ組はどうか、とかね。もちろん天龍さん、鶴田さんにも話してた。鶴田、ブロディ組が最強タッグで優勝して、その後リベンジ戦ではハンセン、天龍組がやり返すとか、そういう展開になれば、それこそ昔のファンクスVS(アブドーラ・ザ)ブッチャー、(ザ)シークのような、すごい試合になったんじゃないかな」
「ブロディは鶴田さんに対しては最大級の評価をしてたからね。天龍さんに対してもね。『鶴田ほどスタミナはないけど、これからいいライバルになっていく』みたいなことは言ってたよ。結局、ブロディが亡くなったために実現はしなかったけども」
「昔、そういう話を馬場さんや鶴田さんとしたんだって、こうして今話してても何か夢物語みたいな感じだな」。そう言って渕はブロディを偲んだ(敬称略)。
2026年07月19日 10:00
【昭和〜平成スター列伝】藤波辰爾が7月1日から6日にかけて、6選手を引き連れ悲願のネパール遠征を行った。藤波は2015年にネパールの大会に出場予定だったが、同年4月に発生したネパール地震の影響で遠征が中止になっていた。
4日にカトマンズで試合を行い、超満員札止めの560人の観衆を集めた。日本とネパールのプロレス交流は大成功だったようだ。
さて、現在72歳でレジェンドと言われる藤波が、新日本プロレスの現状改革を訴えアントニオ猪木に“初めて”反抗したのは1988年4月22日の沖縄・奥武山体育館だった。
藤波は「ベイダーとシングルでやらせてください」と訴え、「やれるのかお前本当に!」と猪木にビンタを食らうや、「やりますよ」と張り返した。そして、ハサミで前髪を切り始める。後に「飛龍革命」と呼ばれるやりとりの末、大阪でビッグバン・ベイダーと特別試合を行い、リングアウトで勝利した。5月8日、有明コロシアムではIWGPヘビー級王座をかけベイダーとの連戦に臨んだ。
試合の数日前、藤波は「潰されるか、体制が変わっていくか、二つに一つしかない」と悲壮な決意を語っていた。結果、藤波は反則勝ちながらベイダーを破り2代目の王者に輝いた。本紙は2面でこの試合を報じた。
「この日の藤波は大きく見えた。張り手には張り手のお返し。ドロップキック一発で、岩のようなベイダーを場外に吹っ飛ばした。ヘッドバットにも耐え抜いた。パンチにもひるまなかった。何発タックルをくったことか。消えかかる意識をなんとか奮い立たせ立ち上がった。(中略)」
「ロープ越しに藤波が飛んだ。回転エビ固め。あわててロープをつかんだベイダーだが、体はすでにバランスを崩していた。レフェリーがもがくベイダーの左手を蹴った。ベイダーがとっくに“死に体”だったからだ。左手の支えを失ったベイダーの両肩がマットについた。カウントが入る。辛うじてフォールは免れたが、ベイダーは錯乱。レフェリーは藤波の“助っ人”と、藤波にいいように扱われ動転していたベイダーが勝手に思い込んでしまった。レフェリーを突き飛ばすベイダー。ふた回りも体の小さい藤波に恐怖を味わわされたうえでの反則負けだった」(抜粋)
ところで、藤波とベイダーといえば89年6月22日、長野・佐久大会での“事故”が知られる。バックドロップをめぐる攻防で腰を痛め、長期欠場に追い込まれた。翌90年9月30日の横浜アリーナで約1年3か月ぶりに越中詩郎を相手に、5分間のエキシビションマッチで復帰を果たす。
藤波夫人の伽織さんは「ウィリーっていう名前の愛犬が主人の腰を治して、代わりに逝った」と衝撃的な秘話を語った。ペットが飼い主の心身の不調や厄災を肩代わりしてくれる存在であると語られることがあるが、実体験したことを教えてくれた。
料理が得意で「藤波家の食卓」でフードコーディネーターとしても活躍する伽織夫人。藤波は間違いなく伽織夫人に支えられ、プロレスに没頭できている。
(敬称略)
2026年07月19日 08:02
◆プロレスリング・ノア「SUMMER EPIC 2026」(18日、インテックス大阪 5号館)観衆2088
プロレスリング・ノアは18日、インテックス大阪 5号館で「SUMMER EPIC 2026」を開催した。
メインイベントでGHCヘビー級王者・シェイン・ヘイストがOZAWAを破り3度目の防衛に成功した。
今大会の第4試合で内藤哲也が清宮海斗とのGHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦に勝利しヘイストへの挑戦が決定。大会後にノアは、8・9後楽園ホール大会でヘイストが内藤と4度目の防衛戦を行うことを発表した。
バックステージでヘイストは「内藤が出てくるとは思わなかったけど、今日の試合、清宮を相手にタイトルマッチ級の素晴らしい戦いをしてみせたと思う。崇高なる王座を持つ俺には崇高さの気持ちがある。だから、あなたは俺の挑戦を受けてくれなかったが、俺はあなたの挑戦を受けるよ。それは今日、清宮を倒したあなたをリスペクトしているから。清宮と戦えることを期待していたからガッカリだけど、お前との戦いはまた今度にお預けだ。それよりも内藤、復讐するつもりか? 復讐できるならやってみろ。この俺からベルトを獲り上げられるならやってみろ」と宣言した。
清宮を破った試合後に内藤は「俺の思うプロレスリング・ノアの先頭、ど真ん中に勝ってしまったんだ。この先、行くところはもう決まってるでしょ。GHCヘビー級王座かな。まあ、そこに俺は照準を絞って、これからもこのプロレスリング・ノアのリングで戦っていきますよ」とGHC初奪取を予告した。
一方、ヘイストに敗れたOZAWAは「ああ、救えなかった。プロレスリング・ノアファンのお客様、この泥舟をシェインの魔の手から救えませんでした。何? 次のGHCのベルトをかけた試合、内藤哲也vsシェイン・ヘイスト? ふざけんな! そんな一昔前の新日本プロレスみたいなカードでNOAHのベルト懸けやがって。救えなかったクソー! プロレスリング・ノアに今、非常ベルが鳴っております」と自らの敗北を棚上げにして勝手に警鐘を鳴らしていた。
◆7・18大阪全成績
▼GHCヘビー級選手権試合
〇王者・シェイン・ヘイスト(17分52秒 ボムバレーデス→片エビ固め)挑戦者・OZAWA●
▼GHCナショナル選手権試合
〇王者・丸藤正道(12分39秒 不知火→エビ固め)挑戦者・拳王●
▼GHCタッグ選手権試合
王者組・〇征矢学、飯野雄貴(10分25秒 情熱IS→片エビ固め)挑戦者組・マサ北宮●、杉浦貴
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
〇王者・Eita(12分50秒 Numero Uno)挑戦者・BUSHI●
▼GHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦 シングルマッチ
〇内藤哲也(15分05秒
コリエンド式首固め)清宮海斗●
▼N‐1出場者決定ラダーマッチ
〇アルファ・ウルフ(10分38秒 出場権利書獲得による)タダスケ、政岡純、小田嶋大樹、AMAKUSA、キッド・ライコス1号、キッド・ライコス2号
▼SMACK THE BEAST シングルマッチ 5分一本勝負
〇Yoshiki Inamura(4分37秒 ビーストボム→エビ固め)藤田和之●
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
王者組・〇ドラゴン・ベイン、アレハンドロ(11分03秒 サンタマリア→エビ固め)JACKY KAMEI●、Riiita
▼ダークマッチ‐2 タッグマッチ
〇遠藤哲哉、HAYATA(5分55秒 神の右膝→体固め)RYUSEI●、ブラックめんそーれ
▼ダークマッチ‐1 8人タッグマッチ
〇小峠篤司、モハメド ヨネ、Hi69、大原はじめ(4分26秒 コウモリ吊り落とし→片エビ固め)稲畑勝巳、小柳勇斗、鶴屋浩斗、郄橋碧●
2026年07月19日 07:35
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 36」(18日、北海道立総合体育センター 北海きたえーる)観衆2555
新日本プロレスは18日、札幌市の北海道立総合体育センター 北海きたえーるで「G1 CLIMAX 36」を開催した。
2026年07月19日 07:35
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 36」(18日、北海道立総合体育センター 北海きたえーる)観衆2555
新日本プロレスは18日、札幌市の北海道立総合体育センター 北海きたえーるで「G1 CLIMAX 36」を開催した。
第1試合前に8・15両国国技館で引退する天山広吉が登場した。
ゲスト解説者として放送席でマイクを握り「一つだけ自分のほうから発表させていただきたいことがありますので聞いてください」と切り出し「来月8月15日、東京・両国国技館におきまして引退試合をすることに決定しています。私にとってタッグで組んだり、時にはシングルで戦ったりした生涯のライバルである小島聡選手とシングルマッチをやってやりたいと思います」と引退試合を小島聡と一騎打ちすることを発表した。
続けて「最後の最後までみなさん、応援していただいて感謝しております。本当に引退まで残り1カ月切りました。しっかりと練習して、最高の試合できるようにさせていただきますので、最後も試合の応援、よろしくお願いいたします!」とメッセージを送った。
この発表を受け新日本プロレスは、天山の引退試合に小島聡とのシングルマッチが決まったことを正式発表。試合は5分1本勝負で行われる。
◆7・18札幌全成績
▼第1試合 20分1本勝負
松本達哉、〇ウルフアロン(5分14秒 逆エビ固め)中原大誠●、矢野通
▼第2試合 20分1本勝負
ディック東郷、〇成田蓮(6分34秒 マジックキラー→体固め)ゼイン・ジェイ●、カラム・ニューマン
▼第3試合 20分1本勝負
〇ハートリー・ジャクソン、ザック・セイバーJr.(7分56秒 デスバレーボム→体固め)安田優虎●、上村優也
▼第4試合 『G1 CLIMAX 36』Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇ドリラ・モロニー(2勝=4点)(15分46秒 ドリラキラー→片エビ固め)ゲイブ・キッド(1勝1敗=2点)
▼第5試合 同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇グレート‐O‐カーン(1勝1敗=2点)(11分10秒 リングアウト)SANADA(2敗=0点)
▼第6試合 同 30分1本勝負
〇KONOSUKE TAKESHITA(1勝1敗=2点)(8分51秒 レイジングファイヤー→体固め)ジェイク・リー(1勝1敗=2点)
▼第7試合 同 30分1本勝負
〇ボルチン・オレッグ(1勝1敗=2点)(15分01秒 レフェリーストップ)Yuto‐Ice(1勝1敗=2点)
▼第8試合 同 30分1本勝負
〇鷹木信悟(1勝1敗=2点)(16分37秒 バーニングドラゴン→体固め)大岩陵平(1勝1敗=2点)
▼第9試合 同 30分1本勝負
〇後藤洋央紀(2勝=4点)(22分35秒 後藤革命→片エビ固め)辻陽太(1勝1敗=2点)
2026年07月19日 06:00
東京女子プロレスで、12月26日をもって現役を引退する上福ゆき(33)が、団体の未来を愛あるおせっかいで気にかけている。
引退発表後初の試合となった18日の後楽園大会では、隈取、ハットリ桜と組んで、高木三四郎、今成夢人、桐生真弥組と6人タッグマッチで激突。序盤、上福は高木からは握りっぺ攻撃、今成からはエルボードロップ、ボディースラムと立て続けに攻められたが、今成をブレーンバスターで投げて反撃。隈取、ハットリもアクロバティックな動きで翻弄し、最後は上福が桐生をダイビング・フェイマサーで沈め、引退ロード初戦を白星で飾った。
試合後の取材に応じた上福は「油断できない、休めない。プレッシャーですけど、全てやりきってこそ人生だし、少しも手を抜かず、最後まで『今日が一番』を続けたいな」と心境を語った。
2025年9月には、上原わかなとのタッグでプリンセスタッグ王座を戴冠し、26年2月には同タッグで「ふたりはプリンセスMax Heartトーナメント」で優勝。名実ともに団体のトップに立った。
団体を託したい相手を問われると「やっぱり1人じゃ東京女子はつくれないから」と所属選手全員に期待を寄せた上で「しいて言うなら、エロ美人枠がいないよね」と後継者を募集している。
また、この日は15歳の新人・さとうももがデビュー。「彼氏ができそうな時も、付き合う前に私に相談しなさい。親より厳しくいくから」と姉御肌をのぞかせる。
退団後の東京女子との関わり方については未定としているが「新宿の母みたいに東京女子の母みたいなもん。泣きたい時はいつでもおいで」気にかけた。愛ある毒舌とおせっかいのかみーゆ節全開で、引退ロードを駆け抜ける。
2026年07月19日 06:00
女子プロレス「スターダム」夏の祭典「5★STAR GP 2026」が18日、大田区大会で開幕。ブルースターズBブロックの前回大会覇者・渡辺桃は、ハイスピード王者の水森由菜に勝利し、連覇へ好発進を切った。
開幕から覇者の威厳を示したい渡辺だったが、激しいラリアートを何発も浴びて苦戦を強いられた。後頭部にも厳しい一発が入りピンチに陥った。
それでも渡辺はタイガースプレックスで形勢逆転。さらに頭部へのキックも決めて水森をKO状態にすると、最後はひとでなしドライバーで3カウントを奪ってみせた。試合後、バックステージでは「私の5★STAR GPがはじまったよ。この痛みこそ、シングルマッチこそ5★STARだよな。すげー楽しいよ」と不敵な笑みを浮かべた。
続けて「このまま優勝しちゃって、史上初の2連覇、私がいただきま〜す」と宣言して引き上げようとしたところで敗れた水森が乱入。「何度だって言うよ、渡辺桃。今の私はあんたと雲泥の差かもしれないけど、今年、絶対に覆すから」と宣言された。
しかし、これに渡辺は取り合わず「私、相手にしないんで…」と言い残して控室へ。残された水森は「私、水森由菜は今年もっと輝いて強くなるから!」と絶叫していた。