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盛岡大付 無念3年連続決勝敗退 主将・柳葉一路が大粒の涙 三塁コーチ、守備時はベンチから大声で鼓舞も及ばず

2026年07月25日 12:22

 「高校野球岩手大会・決勝、花巻東5−0盛岡大付」(25日、きたぎんボールパーク)  夏は21年以来の甲子園出場を目指した盛岡大付が、宿敵・花巻東に3年連続で決勝で敗れた。  盛岡大付は二回に1点を先制されると、四回にも2点を奪われた。  打線は花巻東の左腕・萬谷堅心から三、五回に安打を放ったが、いずれも一塁走者がけん制死で好機を生かせなかった。  七回は内野安打と右前打で1死一、三塁とし、4番・高野橋纏が右飛。三塁走者の阿部琉人がタッチアップしたが、相手の好返球で本塁憤死した。  俳優・柳葉敏郎の長男で主将の柳葉一路は三塁コーチを務めた。守備時にはベンチから大声を出して仲間を鼓舞したが及ばなかった。  試合終了後は涙を浮かべ、本塁を挟んだあいさつ後は相手の主将に声を掛けた。ベンチ前で花巻東の校歌を聞くと大粒の涙がこぼれ落ちた。

  • 野球
  • 今春センバツ出場の帝京 準決勝敗退 九回魂の反撃及ばず15年ぶり夏甲子園ならず 主砲・目代は途中交代、監督「意識朦朧としていた」

    2026年07月25日 13:39
     「高校野球東東京大会・準決勝、二松学舎大付7−3帝京」(25日、神宮球場)  今春センバツ出場の帝京が敗れ、夏は2011年以来、15年ぶりの甲子園出場はならなかった。  先発の仁礼パスカルジュニアが初回に3長短打を集中されて3失点。二回も四球を与えてピンチを招き降板した。2番手の関口凱士も追加点を奪われ、3番手の岡田武大も失点を重ねた。  打線は0−5の四回に6番の蔦原悠太が左越え2ラン。しかし、相手先発の2年生左腕、川島連十を攻略しきれなかった。  2−7の九回は2死から満塁と攻め、島末明弥の適時内野安打で1点を返したが及ばなかった。  「3番・右翼」で出場した2年生主砲の目代龍之介は六回の守備から退いた。最後までベンチ最前列で声を出していたが、試合後、金田優哉監督は「もう意識朦朧としてましたんで。これ以上、無理だろうということで。今もちょっと裏で、おそらく救急車かわからないですけど運ばれそうな感じなので」と説明した。  帝京は今春センバツ1回戦で、昨夏全国制覇の沖縄尚学を4−3で撃破。15年夏以来の甲子園勝利を挙げた。

  • 奈良大会 奈良大付が2年ぶり9回目の決勝進出 2年生・川端壱心投手が7回完封で決勝導く

    2026年07月25日 13:19
     「高校野球奈良大会・準決勝 奈良大付7−0橿原学院」(25日、さとやくスタジアム)  奈良大付が序盤から攻勢をかけ、7回コールド勝ちを収め、2年ぶり9回目となる、奈良大会決勝進出を果たした。  一回、犠打や盗塁を絡めて作った一死二、三塁の好機で4番・兼平大馳(3年)の犠飛で先制すると、続く5番・角田雄星(3年)の適時打で、2点をリードする。二回にも初回同様、小技で作った好機を2番・泉岡紘平(3年)が適時内野安打。これにエラーが絡み、二回までに4点をリードする。四回には申告敬遠を含む三つの四球と二つの安打で3点を追加し、リードを7回コールド圏内の7点差に広げる。  大量の援護をもらった先発の川端壱心投手(2年)は、六回まで無失点の快投で応える。七回も先頭こそ出塁を許すも、後続を断ち切り試合終了。7回を被安打3と圧巻のピッチングで決勝へ導いた。

  • 楽天、9月6日の日本ハム戦で安斉星来さんが始球式

    2026年07月25日 12:38
     楽天は25日、9月6日の日本ハム戦で俳優の安斉星来さんが始球式を行うことになったと発表した。  同日は「BOAT RACEデー」として開催し、安斉さんはBOAT RACEのCMシリーズに出演中だ。安斉さんは当日、始球式のほか、試合前のイベントやイニング間イベントにも出演予定。 ▼ 安斉星来さん 「初めて始球式を務めさせていただきます、安斉 星来です。 野球観戦が大好きで、「いつか始球式をやってみたい」という夢があったので、このような機会をいただけて本当に嬉しく、今からとても楽しみです。 当日は、会場の皆さんと一緒に楽天イーグルスさんを盛り上げられるように精一杯頑張りますので、温かく見守っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします」

  • 花巻東 岩手初4連覇 エース萬谷堅心が仁王立ち 一塁牽制で3度刺し反撃断つ、投打で活躍 佐々木洋監督「センバツで悔しい思い。とにかく一戦必勝で」

    2026年07月25日 12:22
     「高校野球岩手大会・決勝、花巻東5−0盛岡大付」(25日、きたぎんボールパーク)  花巻東が5季連続、夏は4年連続14度目の甲子園出場を決めた。

  • 盛岡大付 無念3年連続決勝敗退 主将・柳葉一路が大粒の涙 三塁コーチ、守備時はベンチから大声で鼓舞も及ばず

    2026年07月25日 12:22
     「高校野球岩手大会・決勝、花巻東5−0盛岡大付」(25日、きたぎんボールパーク)  夏は21年以来の甲子園出場を目指した盛岡大付が、宿敵・花巻東に3年連続で決勝で敗れた。  盛岡大付は二回に1点を先制されると、四回にも2点を奪われた。  打線は花巻東の左腕・萬谷堅心から三、五回に安打を放ったが、いずれも一塁走者がけん制死で好機を生かせなかった。  七回は内野安打と右前打で1死一、三塁とし、4番・高野橋纏が右飛。三塁走者の阿部琉人がタッチアップしたが、相手の好返球で本塁憤死した。  俳優・柳葉敏郎の長男で主将の柳葉一路は三塁コーチを務めた。守備時にはベンチから大声を出して仲間を鼓舞したが及ばなかった。  試合終了後は涙を浮かべ、本塁を挟んだあいさつ後は相手の主将に声を掛けた。ベンチ前で花巻東の校歌を聞くと大粒の涙がこぼれ落ちた。

  • 滋賀大会 古豪・八幡商が15年ぶり8度目の夏の甲子園 創立140周年の節目に聖地へ 小川監督「15年長かったですけど」強豪私学の壁を乗り越え復活

    2026年07月25日 12:20
     「高校野球滋賀大会・決勝、八幡商6−2彦根総合」(25日、マイネットスタジアム皇子山)  創立140周年の八幡商が2011年以来、15年ぶり8度目となる夏の甲子園出場を決めた。  八幡商は四回に辻出が右翼へ先制2ランを放って試合の主導権を引き寄せた。直後に先頭への四球から2失点で追いつかれたが、その裏にしぶとい攻めで一挙3点を勝ち越した。  六回には連打から好機を広げ敵失でリードを4点に広げた八幡商。投げては先発の2年生・久保田が3回無失点。四回からエースの田上がリリーフし、リードを守り切った。バックも堅守で支えた。  八幡商は平成の時代に甲子園出場を重ねる強豪に。だが令和の時代に入ると、強豪私学の台頭で甲子園からは離れていた。  九回、1死一二塁のピンチを招いたが、後続を打ち取ってゲームセット。直後にマウンドには歓喜の輪ができた。スタンドからは大歓声が響き、整列後には笑顔で彦根総合の選手達と抱き合った。  優勝インタビューでは小川監督が「15年、長かったんですけどいつかチャンスはくると思ってやってきた。選手達が頑張って本当によくやってくれました」と力を込め、辻出の本塁打には「自分らしいバッティングをしてくれた」。15年ぶりに伝統の白地のユニホームが15年ぶりに甲子園に帰還することに「節目の年には必ずチャンスがくる。たくさんのOBの方が支えてくれましたし、選手達がよくやってくれました。優勝した実感はないですが、最終回も先を見ず一つ一つ丁寧にプレーしてくれた」と語った。

  • ヤンキースの25歳右腕シュリットラーが8回途中無失点12Kの快投で2桁勝利到達 防御率&奪三振でア・リーグ2冠

    2026年07月25日 12:15
     ニューヨーク・ヤンキースのキャム・シュリットラー投手(25)が現地時間24日、敵地でのフィリーズ戦に先発登板。8回途中無失点と好投し、自己最多の10勝目を挙げた。  今季2年目のシュリットラーは現地14日に行われたオールスターゲームに初選出されたものの、先発ローテーションの都合により登板を辞退。それから10日後に迎えたこの試合、球宴開催地のフィラデルフィアで圧巻の投球を見せた。  初回、1番ターナーを空振り三振に斬ると、ナ・リーグ最多本塁打の2番シュワーバーは初球で左飛に打ち取り、3番ハーパーは3球三振。そのまま打者1巡をパーフェクトに抑えると、4回表に1番ポール・ゴールドシュミットが16号先制ソロを放った。  援護を貰ったシュリットラーは4回裏に無死二塁とこの試合唯一のピンチを背負ったが、3番ハーパーにはこの試合最速の99.7マイル(約160.5キロ)を投じるなどギアを切り替えて一ゴロ。続く4番マーシュも空振り三振とし、無失点で切り抜けた。6回裏からは2イニング連続で三者凡退に片付け、今季2度目の2桁奪三振に到達した。  1点リードの8回裏、一死一、二塁と逆転のピンチを作ったところで降板したが、2番手左腕ブレント・ヘッドリックが火消しリリーフに成功。9回裏は守護神デービッド・ベドナーが締め、敵地カード初戦で完封勝利を収めた。  シュリットラーは7回1/3、99球を投げて3被安打、1死球、12奪三振、無失点の好投。昨季7月にMLBデビューを飾り、今季は22先発で10勝6敗、防御率2.07、157奪三振をマーク。防御率と奪三振の2部門でアメリカン・リーグトップに立っている。

  • 関東第一 2年生・高橋が最速150キロで“ノーノー” 夏3連覇へ「兄に優勝を持って帰りたい」 兄は24年準Vの4番

    2026年07月25日 11:46
     「高校野球東東京大会・準決勝、関東第一7−0目黒日大」(25日、神宮球場)  夏の県大会2連覇中の関東第一は高橋友朔投手(2年)が自己最速の150キロを投じるなど、“ノーノー”で目黒日大に7回コールド勝利した。

  • カブス、延長戦制して同地区3連戦を先勝 鈴木誠也は無安打も4戦連続打点 延長10回に貴重な押し出し四球

    2026年07月25日 11:41
    ● パイレーツ 2−3 カブス ○ <現地時間7月24日 PNCパーク>  シカゴ・カブスが敵地での同地区3連戦を先勝。鈴木誠也外野手(31)は「2番・右翼」でフル出場し、無安打ながら1打点で勝利に貢献した。  カブスは先発左腕マット・ボイドが7回1失点と好投。先制を許した直後の6回表に1番ピート・クローアームストロングの22号ソロで同点に追い付き、孫伍夫は両軍無得点のまま延長タイブレークに突入した。  そして延長10回表、二死一、二塁の好機で9番ダンズビー・スワンソンが中前適時打を放って勝ち越し。続く1番クローアームストロングが申告敬遠で歩かされると、続く鈴木もストレートの四球を選んで押し出し。結果的に勝負を分ける1点をもぎ取った。  鈴木は4打数無安打、1打点、1四球、1三振という内容で12試合連続出塁、4試合連続打点をマーク。今季成績は打率.267、17本塁打、54打点、OPS.828となっている。

  • “大谷超え”23号の直後…岡本和真に日本式のリスペクト 盟友ゲレーロJr.が見せた最大級の賛辞

    2026年07月25日 11:25
    レッドソックス戦の7回に中越え3ラン 【MLB】Rソックス ー Bジェイズ(日本時間25日・ボストン)  ブルージェイズの岡本和真内野手が24日(日本時間25日)、敵地でのレッドソックス戦で23号3ランを放ち、日本人選手1年目の最多本塁打記録を更新した。歴史的なアーチの直後、同僚のブラディミール・ゲレーロJr.内野手は“日本式”でスラッガーを称えた。  0-4で迎えた7回1死一、二塁の好機で、初球のシンカーを捉えて中堅最深部へ運んだ。打球速度100.9マイル(約162.3キロ)、飛距離408フィート(約124.3メートル)の豪快な一撃だった。後半戦は22打数無安打と苦しんでいたが、復活を印象付けるアーチをかけた。  この一発で2018年に大谷翔平投手(現ドジャース)がエンゼルス時代に記録した22本塁打を抜き、日本人1年目の新記録を樹立した。吉田正尚外野手の前で、メジャー史に名を刻む劇的な一発となった。  岡本がダイヤモンドを一周すると、アーニー・クレメント内野手とゲレーロJr.がホームで出迎えた。クレメントとハイタッチを交わすと、14年総額5億ドル(約819億2000万円)の契約を結ぶゲレーロJr.とは右手同士をコツンとぶつけ、その後はペコリとお辞儀。恒例行事となったセレブレーションで称えていた。(Full-Count編集部)

  • 奈良大会 準決勝で天理が7回に打線が爆発でコールド勝利 2年連続44回目の決勝進出

    2026年07月25日 11:14
     「高校野球奈良大会・準決勝、天理7−0畝傍」(25日、さとやくスタジアム)  天理が2年連続44回目の夏大会決勝進出を果たした。  天理は初回、二死一、三塁の好機で、5番・関村偉千陽(いちひ)(2年)がライト方向へ適時打を放つと、一走・金本相有(さんゆ)主将(3年)の好走塁も光り、一打で二点を先制する。  援護をもらった先発の橋本桜佑(3年)は、6回を無失点、9奪三振の快投を見せる。  すると六回の攻撃で打線が爆発。先頭の関村がこの日三安打目を放つと、エラーや暴投も絡み一挙4安打5得点。リードを7点に広げる。  七回に、二番手として登板した長尾亮太(3年)が三者凡退で7点差のため7回コールドで、天理が決勝進出を決めた。

  • ブルージェイズ・岡本和真が“大谷翔平超え”日本人ルーキー歴代最多の23号本塁打 28打席ぶり安打の直後に豪快3ラン

    2026年07月25日 11:05
     トロント・ブルージェイズの岡本和真内野手(30)が現地時間24日、敵地でのレッドソックス戦に「3番・三塁」で先発出場。

  • 1イニング3暴投と11失点の男 投球イップスを克服して再び野村克也とバッテリー〜池之上格の南海話

    2026年07月25日 11:00
     南海ホークスに池之上格というガッツマンがいた。バットを極端に短く持ち、死球大歓迎の特攻野郎。現役引退後は実直な人柄と幅広い人脈を生かしたスカウトマンとして活躍した。そのイケさんがコラム「いけのうえ」の中で自ら仕えた6人の監督を偲び感謝の言葉を捧げる。第2回は初回に引き続きプロ入り時の1軍監督だった野村克也さん。  ◇ ◇  投手として南海ホークスに入団した僕は4年目の1976年に1軍投手11人枠に入った。オープン戦の成績が阪急の戸田(善紀)さんと同じ防御率0・00だったことで認められ、開幕から当時球界でもトップクラスと言われた投手陣の仲間入りができた。  そこでリリーフの経験を積ませてもらったのだけれど、1度大きな失敗をやらかして“投球イップス”のような症状になったことがあった。忘れもしない1イニング3暴投、11失点というやつですよ。  (1976年7月25日・近鉄戦=大阪球場=の六回2死満塁でリリーフ登板。快調にゼロを並べていたが、九回に突然調子を乱して3暴投と11失点を記録。九回2死で降板するまで3回0/3、7安打、6四球だった)  六回はうまく切り抜けたんだけどね。佐々木恭介さんを右飛に打ち取って。佐々木さんは「イケは嫌やったわ。どこに来るか分からん。怖かった」と言うぐらい苦手にしていたみたい。ところが、九回がねえ。  1球目は右打者への外角低めのスライダー。ほかの2球は野村さんが普通に立ち上がれば捕れた球。球速で言えば150キロも出てないんだから。あれは野村さんの怠慢ですね(笑い)。センターを守っていた新井(宏昌)さんも言ってたなあ。「あれ普通に捕れるやん」って。  (当時の新聞には「試練を与えるため」というプレーイングマネジャーだった野村監督のコメントが載っている)  このときの様子を記したノートを読み返してみると試合後、佐藤道郎さんに飲みに連れていってもらってるんです。でも人に甘えてはいけない、酒を飲んでもピッチングは良くならないぞ、とも書いている。とにかく這い上がるんだと。  その後、1カ月の猶予をもらいながらも結果が出ず8月30日に1軍登録抹消。野村さんからは原因究明を厳しく求められた。そして腐らずにやれと。このころは肘の出し方、投げ方まで分からなくなっていたのでね。  しかし次の年に、野村監督から初めて認めてもらえたと思えるシーンがあった。1977年の8月31日、県営富山球場で行われた阪急ブレーブスとのダブルヘッダーの第2試合。  その前日、皇子山での阪急戦にリリーフして2イニングを完璧に抑えたことから、急きょ翌日の先発が決まった。たまたま金城(基泰)さんが肘の調子を悪くして、僕にお鉢が回ってきた。  その試合で一死一、二塁のピンチを招いたときだった。野村さんが内角へのシュートのサインを出してきた。フルカウントになるとシュートのサインを出すことが多い野村さんだったけど、その時のカウントは2ストライク1ボール。打席には強打者の島谷金二さん。  僕としてはシュートで打ち取るには技術的に不安があったので何度か首を振った。それでもシュートを要求され、怖かったけど腹を決めてサインどおりに投げたら見事に三塁ゴロ。藤原(満)−河埜(敬幸)−柏原(純一)へと渡るダブルプレーで、このピンチを切り抜けることができた。  すると野村さんがこちらを見てニコっと笑い、「ナイスボールや!」と言って初めて褒めてくれた。あの時は本当にうれしかった。  根拠のある配球だったんでしょう。サインに従ってよかった。ただ、シュートのサインにちょこっと僕なりに色を着けて、抜き気味のシンカー系にして投げたという感じかな。  1イニング3暴投、11失点という屈辱の登板から1年。なんとか1軍へ這い上がり、そしてまた野村監督とバッテリーを組む機会を与えてもらった。それ自体ありがたいのに、そこで好投することができたんです。  その試合は勝ち投手の権利を残したままマウンドを降りて、そのあと追いつかれたんで勝利投手にはなれなかったけど、すごく印象に残る登板になった。  この年の10月6日のシーズン最終戦、後楽園での日本ハム戦で完封したんですよ。球数90。今で言うマダックス。これがプロ2勝目。この2勝で僕の投手としての1軍実績は終わり。  でもこの完封試合に野村さんはマスクをかぶっていない。シーズンが終わる前に解任されていたんでね。だから凄く残念だった。  僕の人との出会いを振り返れば、お世話になった方というのは1度だけで終わらず、2度目があるんです。野村さんの場合は阪神監督時代にスカウト担当として呼んでもらい、仕事をさせてもらっている。  1999年にダイエーを退団してすぐにオファーがあったが、球団の事情で1年後に入団。当時「チームを変えよう」と取り組んだのが野村さんだった。選手もフロントも。そして「チームを強くするのは編成、スカウト」と語っていた。  野村さんは常々「エースと4番」を獲ってくれと言っていたが、就任直後にドラフトで1位指名したのが今の阪神監督の藤川球児。ドラフトと編成で勝つ−という球団の指針は、そのころから徐々に根づいていったように思う。  僕は野村さん以降、選手としては広瀬叔功、ドン・ブレイザー、穴吹義雄、杉浦忠、古葉竹識という6人の監督に仕えているんです。すべての監督が僕の恩人なのです。  ◆池之上格(いけのうえ・とおる)1954年5月19日、鹿児島県垂水市生まれ。72年度のドラフトで右投げ右打ちの投手として南海に3位入団し80年に野手転向。87年に大洋へ移籍した。実働16年。投手時代は2勝0敗(1完封)。打者としては570試合で15本塁打、97打点、打率・269。83年はパ・リーグ最多の16死球を獲得している。

  • ドジャース・大谷翔平、決勝犠飛&2安打で3連勝に貢献 佐々木朗希は7回1失点9Kの好投で2ヶ月ぶりの4勝目

    2026年07月25日 10:46
    ● メッツ 2−4 ドジャース ○ <現地時間7月24日 シティ・フィールド>  ロサンゼルス・ドジャースが逆転勝利を収めて3連勝。大谷翔平投手(32)は「1番・指名打者」でフル出場し、決勝の犠飛をマーク。先発登板した佐々木朗希投手(24)は7回1失点の好投で今季4勝目を挙げた。  大谷は先発左腕マナイアに対する初回の第1打席、カウント0-2から外角低めボールゾーンへのフォーシームを見送ったが、球審がストライクと判定。すぐさまABSチャレンジを要求して3球三振を免れると、続く4球目の低めカットボールを捉えて右前安打をマークした。  2ヶ月ぶりの白星を目指す佐々木は2回裏、6番ロベルトJr.に内角高め99.1マイル(約159.5キロ)のフォーシームを振り抜かれ、4号先制ソロを被弾。それでも3回裏をゼロに抑えると、直後の4回表にミゲル・ロハスの右犠飛で同点に追い付いた。  4回裏は4番リンドア、5番ベンジを連続三振に仕留め、先制弾の6番ロベルトJr.も一ゴロとしてこの試合初めての三者凡退に封じた。5回裏には二死三塁とピンチを招いたが、1番ユーイングを左飛に打ち取ってリードは与えず。6回裏は2番からの好打順を3者連続三振に捻じ伏せた。  すると7回表、ドジャース打線が一死二、三塁の好機を作ると、大谷が2番手左腕レイリーから決勝の中犠飛。8回表にはカイル・タッカーが1ヶ月ぶりの8号2ランを放ち、メッツを突き放した。  佐々木は今季最長タイの7イニングを94球で投げ切って3被安打、2四球、9奪三振、1失点という内容。現地5月23日のブリュワーズ戦以来、9登板ぶりの白星を掴み、今季成績を4勝5敗、防御率4.71としている。  大谷は5回表の第3打席、結果的に走塁死を喫したものの、右翼線への二塁打も記録。4打数2安打、1打点、1三振という内容で今季成績は打率.286、22本塁打、OPS.919となった。

  • 岡本和真が今季23号、1年目の日本人新記録 “大谷超え”に敵地騒然…吉田正尚の前で一発

    2026年07月25日 10:32
    1年目の本塁打数で2018年の大谷を超え歴代最多に 【MLB】Rソックス ー Bジェイズ(日本時間25日・ボストン)  ブルージェイズ・岡本和真内野手は24日(日本時間25日)、敵地でのレッドソックス戦に「3番・三塁」で先発出場し、7回に後半戦初アーチとなる今季23号を放った。日本人選手1年目の本塁打数では、2018年の大谷翔平投手(エンゼルス)の22本を抜き、歴代最多となった。  0-4で迎えた7回の第4打席だった。1死一、二塁の好機で右腕ワイサートが投じた初球のシンカーを振り抜いた。打球速度100.9マイル(約162.3キロ)、飛距離408フィート(約124.3メートル)、角度29度の打球がセンター最深部に届いた。  後半戦7試合で22打数無安打と苦しんでいたが、第3打席でグリーンモンスターに直撃する二塁打を放って“スランプ”を脱すると、直後に吉田正尚外野手の前で豪快なアーチをかけた。  日本人選手の1年目の本塁打数は2018年の大谷が22本で最多だったが、岡本は前半戦終了前の段階で記録に並んでいた。  岡本はメジャー1年目から活躍。試合前時点で100試合に出場して打率.224、222本塁打、62打点、出塁率.307、OPS.748の成績を残していた。数多くの打撃部門でチーム1位に立ち、主砲として存在感を発揮。なかでも6月は、7本塁打&20打点の活躍で月間最優秀新人賞に選ばれた。(Full-Count編集部)