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2024年03月29日 09:39
● レイズ 2−8 ブルージェイズ ○ <現地時間3月28日 トロピカーナ・フィールド> トロント・ブルージェイズが3本塁打、8得点の快勝で開幕戦に勝利。昨季地区2位のレイズ相手に白星を挙げ、好スタートを切った。 ブルージェイズの開幕投手ホセ・ベリオスは初回、先頭打者のディアスにソロ本塁打を被弾。いきなり先制を許したものの、以降は立て直して6回2失点。1回途中でKOされた2年前の開幕戦の雪辱を晴らした。 打線はレイズ先発エフリンに1巡目をパーフェクトに抑えられたものの、2巡目で攻略。4回表に先頭打者ジョージ・スプリンガーのソロ本塁打で同点に追いつくと、6回表に9番キャバン・ビジオのソロ本塁打で勝ち越し。さらに2番ウラジーミル・ゲレロJr.が飛距離450フィート(約137.2メートル)の一発を放つなど、この回5得点。7回表にも2点を追加し、8得点の快勝を収めた。 ブルージェイズは2020年から5シーズン続けて開幕戦に勝利。なお、菊地雄星は日本時間31日、レイズとの3戦目の先発登板を予定している。
2024年04月28日 05:58
◆ 大谷翔平が菊池雄星から強烈な適時打
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間27日のブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。ブルージェイズの先発、母校・花巻東高校の先輩である菊池雄星と3打席対戦し、適時打を放った。
初回、無死三塁で迎えた第1打席は、カウント1-2から内角のフォーシームを捉えるも、前進守備の二塁手が好捕。三塁走者動けず、二ゴロに倒れた。
2点リードの2回表、二死一、三塁の好機で迎えた第2打席は、カウント2-2から内角のフォーシームを引っ張り、一二塁間を破る右前適時打でリード拡大。この強烈な一打は打球速度119.2マイル(約191.8キロ)を記録し、自己最速、今季MLB全体での記録、さらにスタットキャスト導入以降の球団記録を更新。
4回表、一死一塁での第3打席は、カウント2-2から真ん中低めへのカーブに完全にタイミングを外され、空振り三振を喫した。
この試合の大谷と菊池の対戦成績は3打数1安打、1打点、1三振。MLB通算では、23打数7安打で打率.304、3本塁打、5打点、7三振をマークしている。なお、この試合の菊池雄星は6回を投げて9安打、3奪三振、今季ワーストの4失点という内容で降板した。
2024年04月28日 05:43
大谷の119マイル以上の打球は3本…1位はスタントンの32本
■ブルージェイズ ー ドジャース(日本時間28日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦で岩手・花巻東高の先輩、菊池雄星投手から自己最速となる119.2マイル(約191.8キロ)の右前適時打を放った。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると3本目の119マイル(191.5キロ)以上の当たりで、これはMLB3番目に多い記録だという。
2回も2死一、三塁のチャンスで迎えた第2打席で、菊池の98.2マイル(約158.0キロ)の直球を振り抜いた。火の出るような打球を右前へ運び、三塁走者が生還した。エンゼルス時代の2022年4月10日(同11日)に本拠地・アストロズ戦でホセ・ウルキディ投手から打った119.1マイル(約191.6キロ)を抜き、自己最速だった。
スタットキャストが導入された2015年以降、大谷は119マイル以上の打球を3度放っている。2位はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の6本で、32本でぶっちぎりの1位は同じヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手となっている。34歳のスタントンは2014年オフ、マーリンズと13年総額3億2500万ドル(約507億円)の契約を結び、2018年にヤンキースに移籍。近年は故障がちだが、積み重ねてきた記録は異次元だった。
大谷は23日(同24日)の敵地・ナショナルズ戦では本塁打の自己最速も更新し、118.7マイル(約191キロ)の6号を打ったばかり。また、記録更新の一打にブーイングを浴びせていた敵地も騒然となったが、“1位”に追いつくにはまだ時間がかかりそうだ。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
ゴールデンウイーク初日の甲子園が子どもたちの大歓声に包まれた。阪神・近本光司外野手(29)が五回に逆転の3号2ラン。勝利を引き寄せる一撃を右翼席に運んだ。「ゴールデンウィーク こどもまつり」として開催されている今カード。頼れる1番打者の2安打2打点の活躍でチームも連敗を阻止。貯金上積みを目指す黄金週間で絶好のスタートを切った。以下、キッズインタビューの要旨。
◇ ◇
◆糸賀陽菜さん(いとが・はな、小学6年生)
−私は阪神タイガースがきっかけで中学生になったら、野球をやろうと思います。近本選手は野球を始めたきっかけはなんですか?
近本「そうですねえ…えー物心ついた時からお父さんと兄2人がいるんですけど、みんな野球をしてたんで気付いたら野球してました。頑張ってね」
◆松井雄大くん(まつい・ゆうだい、小学6年生)
−僕は少年野球でピッチャーをしています。大事な試合で緊張したときはどうしていますか?
大竹「これは僕もうまくいかないときもあるんですけど…やっぱり前後を考えないというのを大事にしていて。“前こうやって打たれた”とか“こうやってホームラン打たれたら嫌だな”とか、そういう前後を考えずに目の前の一球をどうしようということに集中して投げれるといいかと思います。ちょっと難しいかもしれないけど(笑)」
2024年04月28日 05:01
「ウエスタン、ソフトバンク5−2阪神」(27日、タマホームスタジアム筑後)
“師匠”から改めて学びを得たマウンドだった。
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
阪神救援陣が耐えながら勝利のバトンをつないだ。2点リードの七回。先発の大竹が3連打を浴び、1死満塁の窮地となって桐敷拓馬投手が後を継いだ。
右打者の中村に対して果敢に攻めた。カウント1−1から直球を3球続け、最後は148キロで空振り三振に斬った。続く代打・青木にはフルカウントから押し出し四球を与えたが、赤羽も直球で空振り三振に仕留めた。「(得点を)越されてはいけないので腹をくくった結果」。対峙(たいじ)した3人の打者に直球を軸とした勝負を挑み、力でねじ伏せた。7試合連続無失点とし、聖地の大歓声を浴びながら堂々とベンチへ戻った。
八回は岩崎が貫禄の無失点で終えたが、2点差の九回に登板したハビー・ゲラ投手が先頭・武岡に来日初被弾。1点差に迫られた後も犠打を挟んで2安打を許し、1死一、三塁のピンチを背負ったが、代打・川端の当たりを中野が好捕。内野陣にも助けられ「いい守備をしてくれたし、勝てて良かった」と5セーブ目を喜んだ。
「八回、九回2人(岩崎、ゲラ)出したら任さないとしょうがないよ」。岡田監督も全幅の信頼を置くブルペン陣が粘り強く試合を締めくくった。
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
ようやくチャンスが巡ってきた。絶対に手放すわけにはいかない。阪神・小幡竜平内野手は静かな闘志を内に秘めながら、平常心を保っていた。「頑張りすぎて、空回りしないようにというのだけは意識しました」。4月6日・ヤクルト戦(神宮)以来、17試合ぶりの先発起用。やってきたことを信じて、バットを振った。
二回2死一、二塁。2点ビハインドの場面で1打席目を迎えた。追い込まれながら、サイスニードの変化球に食らいつく。「つなぐ意識で入った中で、結果的に点に絡んで良かった」。今季初の適時打。白球は中堅の芝生に弾み、反撃ののろしを上げた。
右人さし指を一塁ベンチへ突き出す。木浪も拍手でたたえていた。筒井外野守備走塁コーチと力強くハイタッチし、ホッとしたようにほほ笑む。「結果を出せたことが良かった」。五回は先頭で中前打を放ち、チャンスメーク。近本の逆転2ランも呼び込んだ。
昨季の6月25日、一つの転機があった。DeNA戦で相手投手はバウアー。何かのきっかけにと中野のバットで打席へ向かった。すると、7打席ぶりに安打を記録。それから、先輩の相棒を借り続けることになった。今季も継続。一番の変化は「操縦性」だ。
今オフのテーマは確実性を上げること。「間を抜く打球」を求めてきた。そのために最適なアイテム。重さやグリップ、ヘッドの走りなどが合っていた。「なじんできてる感じはあります」。もうすぐ、使用開始から1年。この日も追い込まれてから、見事なバットコントロールで運んだ。今季初のマルチ安打が進化の証しとなった。
昨季は開幕スタメンをつかみながら、木浪に定位置を奪われた。今季の開幕遊撃も木浪だった。ただ、まだシーズンは序盤。「結果を出すだけだと思っているので、(レギュラーを)取れるように頑張ります」。お立ち台にこそ上がらなかったが、陰の勝利の立役者。ここからサクセスストーリーが始まる。
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
前夜に打った一手は効果てきめんだった。阪神・岡田彰布監督が野手を集めて緊急ミーティングを行ったことを明かした。ヤクルトの先発・小川に7回2得点と封じられた26日の試合後だった。ベンチ裏でこの日の対策を授けた。
「昨日打ち取られ方が悪いからさ。今日も同じようなピッチャーでなあ。だからお前、それで言うたんよ。明日までに切り替えて、ちょっと考えろ言うて」
「配球なんかは言われへんから」と詳細な内容は伏せたが、狙い球の絞り方などで助言を授けたことを示唆。「打ち取られ方とかな、そんなんはもう、試合見とったら分かるやんか。それをやらんようにっていう。一番典型的なんは近本のホームランやったな、やっぱりな」とうなずいた。五回に飛び出した逆転の一発は、緩い球が3球続いた後の直球を仕留めたもの。「それに応えてくれたですね。今日の勝ちは大きいですね」と満足そうに笑った。
前日に3失策を犯した木浪に代えて送り出した小幡が、適時打を含む2安打を放って起用が当たった。一方でベンチに置いた木浪に対しては、試合前の練習で声をかけて談笑。精神面のケアを怠ることはなかった。
この日の勝利で13勝9敗3分けの貯金4として3、4月の勝ち越しが決まった。2度の2連敗こそあったが、3連敗を回避する勝負強さは健在。チームは着実に調子を上げている。確かな手応えを得て、4月を終えようとしている。
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
ゴールデンウイーク初日の甲子園が子どもたちの大歓声に包まれた。
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
阪神は3&4月の月間勝ち越しを決めた。岡田彰布監督は4失策の守乱で連勝が止まった前夜、試合後に野手を集めて緊急ミーティングを行ったことを明かした。以下、一問一答の要旨。
(テレビインタビュー)
−勝てた要因は。
「これはいっぱいあると思うんですけどね。ちょっと分からないけど(笑)」
−追いかける展開。最初の1点は小幡だった。
「もうそろそろね、木浪もあんまり調子良くないんでね。打つ方もね。だから、ちょうどいい機会だなあという感じで、今日は使いましたけどね」
−大竹は三回から良くなった。
「ちょっと力んでいる感じがあったんですけど、三回から持ち味の緩急をつけて投げていたので。まあでも、あのイニング(七回)はいってほしかったですけどね、最後までね」
七回1死から犠打で送り森下が期待に応えた。
「まあ、ピッチャーが代わると思っていましたけど。だからまあ右(対)右なんで、なんとかセカンド(に走者を)送っとけばね、2人(森下、大山)のどっちかがかえしてくれるかなという気はありましたけど」
(ペン囲み)
−九回1死一、三塁で川端を二直。ゲッツー態勢だったのか。
「おう、ゲッツー態勢。そんなん普通や。常識や。川端の足と(阪神の)二遊間を考えたらゲッツー取れるよ。そんなの」
−七回は相手の代打陣を考えれば桐敷。
「いやいや、向こうは青木とか川端を(代打で)出したくてしょうがないんやから。西川もまだおったからな。その前に止められたけどな。加治屋で止めれたんやけどな。右2人(サンタナ、武岡)をな」
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
徐々に自分を取り戻し、硬軟織り交ぜて強力打線を手玉に取った。阪神・大竹耕太郎投手が6回1/3を3失点で、リーグトップタイの3勝目。ヒーローインタビューでは28日が結婚記念日だと明かして、「負けられなかった」と笑った。
試合開始直後。初回先頭の塩見に初球の高め直球を捉えられて先制ソロを浴びた。二回も先頭のサンタナの右越え二塁打をきっかけに2点目を奪われると、投球を見直した。「(塩見の)初球もだし、サンタナ選手も速い変化球を打たれた。前回と同じ感じになっていたので前回以上に緩急を意識した」。20日・中日戦で二回に2失点後、岡田監督から「もっと遊んで投球しろ」と伝えられた助言が今回も生きた。
三回からはカーブやチェンジアップを交え、六回まで4イニング連続で三者凡退。七回1死はサンタナの2球目に79キロのスローボールを投じた。ファウルで苦笑いするサンタナに、3球目はこの日最速の144キロ直球を投げ込んだ。「真っすぐがいっている前提での遊び球なので」。投球の軸である直球が安定してきたからこそ、生まれた65キロ差の緩急だった。
だが、サンタナに右翼線ポテンヒットを許し、さらに連打を浴びて1死満塁で降板。マウンドに残って「よろしく」と伝えた桐敷がリードを守ると、「僕から何か贈呈したい」と最敬礼だった。
ソフトバンク時代を含めて「甲子園のデーゲーム」は通算8試合で6勝0敗となり、不敗神話も継続。実りある88球だった。
◆阪神の連続試合被本塁打なし 27日のヤクルト戦初回、大竹が塩見に本塁打を許したため、チームの記録は前日までの「15試合」でストップ。リーグ最長は1950年8月から9月にかけて中日が記録した17試合。プロ野球記録は54年、西鉄の34試合がある。
2024年04月28日 05:01
「阪神5−4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
ヤクルト・塩見泰隆外野手が初回に先頭打者初球アーチを放ち、観衆の度肝を抜いたが、直後の守備から交代。試合後の高津監督は「腰が固まったような感じになった」と説明した。
違和感は練習時から感じていたといい、今後は様子を見ながらの出場になる見込み。「相手も嫌がる1番バッター。大事にならないことを祈っていますよ」と話し、塩見本人は「そんなに大したことではないと思うので、大丈夫だと思います」と前を向いた。
2024年04月28日 05:01
「DeNA1−2巨人」(27日、横浜スタジアム)
巨人・横川凱投手が今季初先発で5回を3安打無失点に抑え、白星をつかんだ。
2024年04月28日 05:01
「ロッテ1−4楽天」(27日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天・内星龍投手が自己最長の7回を投げて1失点の好投。先発転向後初勝利を挙げた。
「ゾゾで投げる時はホップ成分ですごくいい数値が出ているので、武器である真っすぐがしっかり投げられた」と序盤からフライアウトを量産。先発での初白星には「この試合を託されている部分があるので、しっかり仕事はできたというのはよかった」と笑顔で語った。
2024年04月28日 05:01
「東京六大学野球、早大5−4明大」(27日、神宮球場)
1回戦2試合が行われ、早大が明大に先勝した。敗れた明大は今秋ドラフト目玉の宗山塁内野手(4年・広陵)が3試合連続適時打を放った。
明大の宗山が通算100安打まで残り2本とした。3点を追う五回1死一、三塁に外角カーブを中前へ運び、3戦連続となる適時打を記録。「この状況を何とかしたいという思いだけでした」という一打から、チームはこの回に一時同点に。大台は目前だが「自分の記録よりチームの勝利が大事。勝負どころでの一本、ほしいところで結果が出せれば」と主将としての自覚をにじませた。
2024年04月28日 05:01
「ロッテ1−4楽天」(27日、ZOZOマリンスタジアム)
不振にあえいでいた楽天・島内宏明外野手が試合を決めた。八回、同点に追いつき、なおも1死二、三塁の好機で右翼フェンス直撃の2点適時三塁打を放った。
これが自身今季69打席目にして初のタイムリー。「打ててなくても使ってもらって、初めて緊張した」と振り返り「安堵(あんど)感とかそういう気持ちが強かった。成長できたかな」と語った。